北本自然観察公園日記 2026年10月
【2026年10月31日(土)】
- と〜っても爽やかな陽気にウキウキ♪ 潤いあふれる雑木林ではきのこの仲間が見られました。標柱3〜4番間にはドングリキンカクキン、標柱5〜6番間にはスジチャダイゴケ。そして、ハロウィンにぴったり!? 標柱16番には、まるでシーツを被ったおばけの仮装のようなキララタケ(写真)が生えていました。
- 木の幹にハチのような昆虫が止まっていました。もこもこの黄色い毛に覆われた体に半透明の翅、そして黒い触角と脚。まるで妖精のような姿に、しばし見入ってしまいました。正体はミノウスバというガの仲間。晩秋に羽化するので冬の使者とも呼ばれます。
- ★野鳥情報★ かわせみ池付近にリュウキュウサンショウクイが1羽。園内各所にアオジがいました。

【2026年10月30日(金)】
- マガモに続いてコガモの換羽も進んでいます。オスの頭部の茶色と緑色が鮮やかになりつつある一方で、メスは変化に乏しく地味な印象だよなあ、と思っていると…。その瞬間に飛び立ったのが1羽のメス(写真)。池のまわりをぐるりと一周して再び着水するまでのあいだに、輝く緑色の「翼鏡(よくきょう:カモ類の翼にある光沢のある羽根)」を見せてくれました!
- 標柱13番近くの園路の上を素早く走るゴミムシを発見。上翅の黄色い縁どりが特徴のキベリアオゴミムシです。公園内にくらすアオゴミムシの仲間は何種類もいますが、その中でも本種は湿地環境を好む傾向が強いようです。これから土にもぐって冬眠し、次に会えるのは翌春です。

【2026年10月29日(木)】
- ぐっと冷え込み、朝の気温は10℃ほど。標柱17番の園路の上には、枯葉に止まったまま一緒に飛ばされたであろうウラギンシジミがいました。葉を拾い上げても飛ぶ様子はなく、踏まれないところに移動させました。また、標柱16番近くのエノキには、同じく近づいても動かないアキアカネやマユタテアカネ(写真)が止まっていました。
- センター前で注目の的になっていたのはジョウビタキのメス。実をたわわにつけたクサギの周辺を行ったり来たりしていました。来園者の方としばし観察していると、突然くちばしをパカッと開けて、種子らしきものを吐き出すシーンが見られました!

【2026年10月28日(水)】
- 西高東低の冬型の気圧配置。朝から晴れ渡り、桜土手からは富士山がくっきりと見えました(写真)。東京地方と近畿地方で木枯らし1号の発表があった今日は、公園でもビュービューと強く冷たい風が吹きました。湿地の上空にはミサゴ、トビ、ハシブトガラスなどの鳥たちが次々に現れましたが、みんな風に流されて、あれよあれよという間に見えなくなりました。
- 一方、雑木林の中の様子はというと…? こもれびが揺れる園路脇を、オオアオイトトンボやホソミイトトンボがゆったりと飛んでは止まってを繰り返していました。周囲の木々で風がさえぎられ、湿地とは対照的にどこか静かな雰囲気でした。

【2026年10月27日(火)】

- 園内管理作業(写真)では、標柱10番付近の園路の土留め補修と伐採木の片づけ、ベンチの修理を行いました。14名のボランティアのみなさまとスタッフとで分担して作業を進めつつ、あわせて周辺のセイタカアワダチソウの抜き取りも実施。途中、落ち葉の間から顔を出したヒバカリとの嬉しい出会いもありました♪ ご協力ありがとうございました。
- 校外学習にやってきた川越市立仙波小学校3年生の子どもたちと、めだかのT字路を歩いていた時のこと。「あっ、黄色いちょうちょがいる〜」と子どもたちが指さす方向にいたのは、な、なんとツマグロキチョウでした!! すかさず網で捕まえてみんなで観察。絶滅危惧種について考える貴重な機会となりました。

【2026年10月25日(日)】

- 小学校4〜6年生対象の連続講座「キッズ生きもの研究室」の6回目を開催しました。テーマは「生きるためのしくみ」。スルメイカの解剖を通して、生きものの体の内側のつくりを学びました。外套膜をハサミでひらき、心臓、肝臓、胃、肺は? とヒトと比較しながらじっくり観察(写真)。作業中「イカスミの袋かと思ったらでっかい肝臓だった!」「切っても血が出ないのはなんで?」など、驚きや新たな疑問の声があがりました。
- 標柱5番付近でクマシデ、標柱6番付近でイヌシデ、標柱11番付近でアカシデが茶褐色に熟した果穂を垂らしています。比べると、同じシデの仲間でも随分と形が違うのが分かります。クマシデはビールの原料となるホップに似ているのに対し、イヌシデやアカシデはタネの間に隙間があり長く垂れさがっていて、名前の由来にもなっている「紙垂(しで)」らしい姿をしています。

【2026年10月24日(土)】
- このところお天気続きだったので、生きものにとっては恵みの雨。久々にミスジマイマイやヒダリマキマイマイが現れました。雨らしい生きものとの出会いを楽しみながらの巡視中、薄暗い林から明るい湿地へと向かう標柱19番の階段を下りるときに、ひときわ存在感を放っていたのはオニドコロの実。光で中の種子が透けて見えました(写真)。
- 昨日に続き、出会った昆虫たちから季節の進みを感じました。地蔵口やセンター周辺のキヅタやアオキの葉裏では、ウラギンシジミを合わせて8匹発見! また、標柱20〜21番間の足元からは晩秋のガ、ヒメノコメエダシャクが飛び立ちました。
- ★野鳥情報★ 高尾の森の奥からアオバトの声が聞こえてきました。

【2026年10月23日(金)】
- 二十四節気の「霜降」です。熊谷地方気象台で今朝の最低気温は10.7℃。今シーズンで最も低い記録となりました。高尾の池(写真)を眺めては、朝晩の冷え込みによって深まるであろう黄葉・紅葉に期待が高まるこのごろです。
- 無数の虫の音が重なり溶けあっていた夏が過ぎ、樹上のキンヒバリも、草やぶのクサヒバリもササキリも、聞き分け、そして数えられるくらいになりました。また、マグワやウメの樹皮ではジョロウグモの卵塊、草地ではオオカマキリの卵鞘をいくつか発見。昆虫たちの冬越しの準備が始まっています。
- ★野鳥情報★ めだかのT字路付近にジョウビタキのオスがいました。

【2026年10月22日(木)】
- かわせみ池近くのクヌギの枝に、頭の周りや体の側面から毛を生やしたケムシがいました。一見、有毒なカレハガ類の幼虫を思わせる姿ですが、タカサゴツマキシャチホコという毒のないケムシです(写真)。園内では近い種類のツマキシャチホコ、ムクツマキシャチホコなどが見られますが、その中で最も数の少ない珍しい種類です。
- 風の強い一日でした。標柱16番の揺れる葉裏にキタキチョウがじっと止まっていました。また、アキアカネやオオハナアブは草の上で休憩。普段は活発に飛んでいて観察が難しい昆虫たちを間近で見ることが出来ました。
- ★野鳥情報★ 来園者の方から、標柱5番付近の湿地でヒクイナの鳴き声の情報をいただきました。

【2026年10月21日(水)】

- 加須市立大利根東小学校から1・2年生のみなさんが生活科の校外学習に来園。秋さがしをテーマに、綿毛がこぼれ落ち始めたガマの穂や、卵を産む直前の大きなお腹のジョロウグモを観察しました。写真は、ステンドグラスのようなウワミズザクラの黄葉をくぐり抜けて林を進む1年生です。
- めだかのT字路付近のワタラセツリフネソウに、ベニスズメの幼虫がいました。頭側に並んだ眼状紋(がんじょうもん)が特徴です。天敵を驚かせる役割があるのでしょうが、スタッフにはアニメのキャラクターのようなうるうるした目に思えました。また、標柱3〜4番のムラサキシキブには、背景によくなじむ体色のシモフリスズメの幼虫もいました。

【2026年10月20日(火)】
- 八ツ橋の池に浮かぶコガモを数えていると、1羽だけ黒っぽい頭のカモが混ざっていました。キンクロハジロのオスでした!(写真) 園内ではたまにしか見られないカモで、2019年12月以来の嬉しい出会いです。また、高尾の池には換羽を終えたマガモのオスがいました。
- 秋も深まり、湿地全体が黄色を帯びてきました。そのなかで、ひときわ目をひくアキノウナギツカミの草紅葉。葉だけでなく、茎全体が鮮やかな紅色になっていました。めだかのT字路や八ツ橋の池で楽しめます。
- ★野鳥情報★ 正門付近でオオムシクイの声が聞こえてきました。また、来園者の方からツツドリの情報をいただきました。

【2026年10月18日(日)】

- 自然に親しむイベントデー「どんぐりの日」の最終日。今日も青空が広がり、たくさんの方がイベントに参加してくれました。「どんぐりスタンプラリー」(写真)は11月中旬頃まで続きます♪
- 「定例自然かんさつ会」中にセンターの壁で見つけたのは、ツマジロエダシャクという4cmほどのガ。ピシッ! と広げた翅がかっこいいと好評でした。幼虫はクスノキの葉を食草としていて、クスノキが植えられているセンターの周辺で時々見つかります。
- センター標柱2番付近でキヅタが開花しました。標柱3番にあるヤツデは同じウコギ科で、ボール状に小花をたくさんつける様子は似ていますが、こちらはまだ蕾。花が少なくなってくるこれからの時期は、昆虫たちにとって貴重な蜜源になります。

【2026年10月17日(土)】

- 「生きものいきいき隊」で、高尾の森の伐採地のアズマネザサ刈りを行いました。かつてアカネスミレが生育していたエリアです。中学生〜大学生を含む総勢21名の参加者のみなさんと一緒に、大きく生長したセンダンもあわせて伐採。すっきりしてきたなあと作業の成果を感じていた終盤、渡り途中のアサギマダラが姿を現し、明るくなった雑木林の中を悠々と飛翔してくれました♪ ご協力ありがとうございました(写真)。
- お昼過ぎ、来園者の方から「ジョウビタキがいる」と情報をいただき、センターを飛び出しました。すると…ソメイヨシノの枝の間にメスが1羽! 今シーズン初確認です。

【2026年10月16日(金)】

- 清水建設株式会社のみなさんが研修のため来園。標柱15番のオギ原に侵入していた外来植物、セイタカアワダチソウの抜き取り作業を実施しました(写真)。種子ができる前、今の花の状態で根っこから抜くことで拡大を抑制。作業中には、オオトリノフンダマシを始めとした草地にくらす生きものを観察し、実際の管理作業と里山の生物多様性との繋がりを実感していただきました。
- めだかのT字路では今年もノブドウの実が薄紫色、水色、群青色などに色付いてきれいです。あずまや近くではコマユミが種子をのぞかせていました。
- ★野鳥情報★ 湿地の上空にノスリが1羽。また、来園者の方からシマアジの情報をいただきました!

【2026年10月15日(木)】
- 日暮れが早くなりました。写真は16時半頃にめだかのT字路から撮影した夕日です。徐々に夜が長くなることが名前の由来ともいわれる旧暦の「長月(ながつき)」は、まさに今の時期にあたります。秋の夜長を楽しむ季節の到来です。今夜は三日月、次の満月は26日だそうですよ!
- かわせみ池の近くでチシオタケを発見。広葉樹の朽木から生えます。館内で展示中の「きのこギャラリー」では、本種を含む秋に観察できる12種類のきのこを、スタッフ手書きの解説文と合わせて写真で紹介中。ぜひ、お出かけ前にチェックしてみてください♪ ちなみに、先日の公園日記で紹介したオオゴムタケもまだ見られました。
- ★野鳥情報★ 高尾の池のコガモが20羽を越えました!

【2026年10月14日(水)】

- ふじみ野市立上野台小学校3年生のみなさんが校外学習で来園しました(写真)。朝は青空が見えていましたが、曇りから小雨と短時間に変化しました。野外散策中に冷たい風が吹いてくると、さっきまで飛び回っていたキタテハやアキアカネが草や枝に止まって休んでくれて、その様子を観察できました。理科で習う昆虫たちの体のつくりに加え、行動についても学べる良い機会になりました。
- 標柱5〜6番の林沿いの各所でコウヤボウキの花が見ごろ。今シーズンもクチナガガガンボの仲間が吸蜜に集まるようになりました。今日は特に数が多く、花という花に数匹ずつやってきていました。
- ★野鳥情報★ あちらこちらでモズの高鳴きが聞こえました。

【2026年10月13日(火)】
- 午後に雲がひろがり、ほんの一時雨が降りました。林沿いで空を見上げると、灰色の背景にジョロウグモたちのシルエット。標柱20番の近くでは、アズチグモを捕らえたオナガグモも見られました。自分の糸を渡ってきた他のクモを捕食する習性があり、長い脚で糸を巻きつけていました(写真)。
- 標柱5番ではヤマノイモが黄葉し始めていました。ガマズミの赤色とのコラボレーションが目をひきます。一方、標柱4〜5番のカラスウリの葉は白くなっていて、正体はトホシテントウの幼虫が葉をかじった痕でした。
- ★野鳥情報★ 標柱6番でキビタキのオスに出会えました。

【2026年10月12日(月)】
- 昨日は雲がほぼなく快晴! という感じでしたが、今日はひつじ雲が広がり、それがなんとも言えない秋らしさを醸し出していました(写真)。巡視中、高尾の池のヨシ原から現れたのはバン。くちばしから額にかけての「額板(がくばん)」とよばれる赤い部分が印象的な鳥ですが、非繁殖期、そして若い個体はそれが目立たないため、まるで別の種類のようです。
- 地蔵口のサンショウの実が割れて、中から黒い種子が顔を出していました。サンショウの特徴といえばその芳香! 写真を撮ろうと腕を伸ばして葉に触れただけでも、ツンとした香りが漂ってきました。ちなみに、調味料として使われる粉山椒は種子ではなく、その周りの果皮を乾燥させてすりつぶしたものです。

【2026年10月11日(日)】
- 金色のススキの穂がしな垂れる標柱16番の草はらで、トビイロスズメの幼虫を見つけました。一年に一回、秋にマメ科の植物に現れます。クズがもしゃもしゃと密に生い茂る中、周囲の葉を食べつくしたようで、そこだけぽっかりと空間があいて目立っていました。本来はカンペキに風景に溶け込むはずなのですが…。まさに食欲の秋、ですね!
- どんぐりの木には落葉樹と常緑樹があります。常緑樹のどんぐりは広く「シイの実」や「カシの実」と呼ばれ、公園内で見られるのは主にスダジイとシラカシ。下から見たとき、葉裏が白っぽいならシラカシ、茶褐色ならスダジイです。標柱17番はそんな薄暗い常緑樹の林ですが決して単調ではなく、見上げると色合いは様々で興味深いです(写真)。
- ★野鳥情報★ 園内各所でカケスの鳴き声が聞こえました。

【2026年10月10日(土)】

- 自然に親しむイベントデー「どんぐりの日」の初日は、お天気に恵まれました。暑くも寒くもなくカラッと晴れ渡り、まさに野外散策日和! 写真は「定例自然かんさつ会」でのひとコマです。どんぐりはもちろん、アケビやカラスウリなどの草木の実の観察を通して、秋の恵みを感じました♪ 室内で一息つける休憩所や、館内クイズラリーも盛況! 各イベントは「スポーツの日」までの連休と、来週末にも開催します。
- あっちで1匹、こっちで1匹…。巡視中、なんと23匹ものシュレーゲルアオガエルに出会いました! 今年、おたまじゃくしからカエルになったばかりの若々しい個体から、貫禄のある成体までさまざま。冬眠に向けて移動が活発になり、出会いやすい時季です。

【2026年10月9日(金)】
- 草木の枯れ色が増して、景色が秋らしくなってきました(写真)。標柱3番付近ではムラサキシキブの実が紫色に。また、標柱19番〜かわせみ池間の湿地では、タコノアシの茎が赤くなり、実も染まりつつあります。茹でダコのような真っ赤な紅葉が見られるまであと少しです。
- 標柱4〜5番間のフジカンゾウが豆のさやをたくさんぶら下げていました。ヌスビトハギと近い種類ですが、花もさやも大きく見ごたえあり! くっつき虫である点も同じで、細かなフック状の白い毛が肉眼でも観察できました。
- ★野鳥情報★ センターの上をキセキレイが鳴きながら飛んで行きました。

【2026年10月8日(木)】
- 八ツ橋の池に浮かぶ枯れたヨシの葉の上に、イトトンボの仲間が止まっていました。よくいるアジアイトトンボかと思いましたが、なんだか違和感…。撮影して調べると、公園内では初確認となるアオモンイトトンボでした(写真)。沿岸部に多いトンボで、埼玉県では1976年に越谷市で発見されて以降、東部低地を中心に記録が増えていました。今後の動向に注目です。
- 朝は肌寒く感じられましたが、日中は気温が上がり過ごしやすい一日でした。二十四節気の寒露(かんろ)。秋がぐっと深まる季節です。標柱1〜2番や19番では、枝葉がついたケヤキの実が落ち始め、道端に積もっていました。
- ★野鳥情報★ 高尾の池にバンがいました。

【2026年10月7日(水)】
- 標柱2番付近の石壁に枯葉がついていると思ったら、正体は体長5cmほどのガ。モコモコの脚や短い触角が特徴的なコウモリガでした(写真)。前翅と後翅の大きさやつくりがほとんど同じであることなど、チョウやガの仲間では原始的な形を保つ生きた化石です。成虫は9〜10月頃に羽化するのですが、じっと休んでいる日中に見つけるのは至難の業。たまたま人工物にいてくれたからこそのラッキーな出会いでした。
- 強い風にざわめく木々。雑木林の風下になっていた標柱10番の草地では、無数のウスバキトンボや、群れに混じって飛ぶアキアカネが見られました。また、高尾の池を眺めていると、ヨシの陰で休んでいたコガモやカルガモが出てきました。

【2026年10月6日(火)】

- 公園から一番近い小学校、北本市立石戸小学校3年生のみなさんが来所(写真)。テーマは「学区内の自然」。ワタラセツリフネソウの花と実や、毒針をもたないモンスズメバチのオスを捕まえて観察しました。最後に感想を聞いたところ「最初はスズメバチとかいやだなと思ったけど、話を聞いて、生きものに良いとか悪いとかの区別はないんだなあと思った」と話してくれて、スタッフはちょっと感動。また来てね!
- 見た瞬間に「で、でかい!」と声が出ました。かわせみ池近くの斜面の朽木から、ひとつ、ふたつ、みっつ生えていたのはオオゴムタケ。これまで公園で見つかったものは大きくても直径4�pほど、図鑑には『直径4〜7�p』と書いてあるのですが…。今日見つけたのは何と10�p越えの特大サイズ! この秋の長雨のおかげでしょうか。

【2026年10月4日(日)】
- 曇りがちな涼しい一日でしたが、日が差すと「今のうち!」と言わんばかりに生きものたちが姿を現しました。木道沿いの湿地ではイチモンジセセリやイチモンジチョウ、ホシホウジャクが花から花へ。園路脇の草やぶではガの幼虫を食べるニホンカナヘビや、朽木の下から出てきたエンマコオロギに出会えました。
- 標柱16番の草はらで日光浴をしていたのはヒメウラナミジャノメ。ジャノメチョウの仲間によく見られる「ビークマーク」と呼ばれるついばみ痕がありました。翅をひらいていると、閉じている時よりも左右対称なのがよくわかりました(写真)。
- ★野鳥情報★ かわせみ池の上空をハヤブサが飛んでいました。

【2026年10月3日(土)】
- 久々に秋晴れの週末でした! 写真は青空を映す高尾の池です。
- センターから出発して八ツ橋を渡り始めると、右側にピンク色の花が一面に咲いています。全て同じに見えますが、じつは2種類の花が咲いているのです。手すりを正面に見て右側がミゾソバ、左側がアキノウナギツカミです。どちらも同じような環境に生育し、花もそっくりなのですが…。唯一違うのは葉の形。ミゾソバは別名ウシノヒタイとも呼ばれるように、葉が幅広いのが特徴です。
- 桜土手でヨモギハムシを見つけました。全身が藍色の金属光沢をもつハムシです。春先によく見るコガタルリハムシに色合いは似ていますが、こちらの方がひとまわりほど大きく、1�pくらいです。その名の通りヨモギの葉を食べています。

【2026年10月2日(金)】

- ボランティアのみなさまとの園内管理作業(写真)で、八ツ橋の池のヨシ刈りと標柱2〜3番間の湿地周辺の草刈りをしました。作業中、カヤネズミの古巣を3つ発見! 出会う機会はなかなかありませんが、こうしてフィールドサインによって生息が確認できると嬉しくなります。一時、雨に降られましたが、手分けをして無事完了。ご協力ありがとうございました。
- 標柱5〜6番間の園路脇でヒナツチガキを見つけました。外皮が開いてお花のような形になる前は、ふわもこの茶色の毛に覆われたま〜るい形です♪
- ★野鳥情報★ 高尾の池にハシビロガモが4羽いました! 日に日にカモの種類が増えています。

【2026年10月1日(木)】
- 標柱20〜21番間を巡視中、カナムグラの葉の上にガの翅が1枚ありました。透けた窓のような模様が特徴のスカシカギバのものです。幼虫はシラカシの葉で見つかりますが、成虫は夜行性のため、めったに出会えません。翅だけでしたが、手に取り光に透かして観察することができました(写真)。
- 10月の始まりは快晴! 標柱16番の草はらの上空を3羽の猛禽が飛んでいました。2羽のトビと、あと1羽は異なるシルエット。写真を撮って確認するとミサゴでした。トビたちに追いかけられながらも旋回して上昇していきました。
- ★野鳥情報★ 高尾の池にマガモが1羽いました。今シーズン初確認です。

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