北本自然観察公園日記 2009年12月
【2009年12月31日(木)】
- 午前中はいい天気だったものの、午後からは北風がビュービュー吹いてきて、白いものがちらほらと・・・。一年の締めくくりの日に初雪が降りました。
- 白い花?(写真)と思って触れてみると、消えてなくなった! まさかUMA(未確認動物)と呼ばれる「ケサラン・パサラン」!?・・・そんなはずはなく、この不思議な花の正体は、綿毛についた霜。少しふれただけで解けてしまう、繊細な氷細工です。
- 今年も一年間、北本自然観察公園と自然学習センターをご利用いただき、ありがとうございました。公園日記では伝えきれないイベントや生きもの情報がたくさんありますので、ぜひ、センターに足を運んでみてください。
【2009年12月30日(水)】
- 午前中は曇り空。午後から晴れましたが最高気温は9℃どまりでした。
- センター周辺に沢山なっていたタチバナモドキ(別名ピラカンサス)やネズミモチ、ヒサカキの実がほとんどなくなっています。鳥達には、しっかり食べて元気に冬を越してほしいものです。
- 今日の写真はセンニンソウの実。仙人の白髪頭と似ていることから名が付いたといわれています。
【2009年12月29日(火)】
- 年末年始特別開館の初日。青空が広がり、センター2階からは秩父の山々がくっきりと見えました。
- 林の中で、ヤブツバキの花がほころんでいました。早速、花の蜜を求めてハナアブの仲間が訪れていました(写真)。咲いている花の少ない冬期には、ハナアブたちにとって重要な蜜源です。
- お客さまから、「今日は、子供公園の近くでアリスイがよく見られたよ。」との情報をいただきました。
【2009年12月27日(日)】
- 朝、ふれあい橋を渡っていると、林から「ドドドドドッ」とアカゲラのドラミングの音が響いていました。上空には、オオタカの飛ぶ姿も見られました。
- 今年最後の定例自然かんさつ会では、「自然の中の色さがし」をしながら園内を歩きました。クリオオアブラムシの卵の黒色、ミズキの枝の赤色、ウラギンシジミの翅の白色など、冬枯れ景色の中でも、さまざまな色合いを見つけることができました。ちなみに自然学習センターの今年一年を色でたとえると、やっぱり虹色です!
- 29日(火)から1月3日(日)までの年末年始期間中も毎日開館します。時間は、朝9時〜午後4時です。また講義室を開放して、写真展「季節のうつろい2009」を開催します(写真)。お食事や休憩等にご利用下さい(飲食物の販売はありません)。
【2009年12月26日(土)】
- 本日は『竹を切ろう「門松作り」』の3回目、最終回でした。生えている竹を切り出すところから完成まで、ボランティアの方々のおかげで、ケガもなく予定通りできました。参加の方からもボランティアの方の竹を切る技に絶賛の声が。どうもありがとうございました。
- 一足早くウメの花が咲いた!?と思わせるような、「かわいいお花」の正体は、マユミ(写真)。熟した実が4つに割れ、中の種を鳥が食べた残りの皮ですね。そのそっくり度、はなまる!
- 今日の定例自然かんさつ会のテーマは「双眼鏡を使おう!」でした。木々の葉が落ちて、カラスやメジロ、コゲラ、立派なキイロスズメバチの巣もよく観察することができました。また、湿地ではシジュウカラやウグイスなどが寄ってきて、近すぎて双眼鏡で見られないほどでした。どっちが観察されてる?
【2009年12月25日(金)】
- クリスマスカラーといえば赤と緑。シロダモやヤブコウジの赤い実と緑の葉、ノイバラの実と茎、アオゲラの羽模様などなど。探してみると意外と見つかる色なのです。
- 今日の園内管理ボランティアは、12月19日の「生きものいきいき隊」で取りきれなかったビオトープ見本園の落ち葉かきと、モウソウチク林の林床に落ちている枯れ枝などの片づけを行ないました。今年も様々な園内管理にご協力いただいたボランティアのみなさま、ありがとうございました!
- 林縁に生えているコウヤボウキの白くてふわふわとした綿毛が、今にも飛びそうです。風にのって舞い散れば、雪のように見えるかも!?
【2009年12月23日(水)】
- 今日は、連日の寒さも一休み。風もなく暖かい一日でした。
- 定例自然かんさつ会では、「生きものが残した跡」を探しました。まだしっかりと幹についているセミのぬけがら、仙人のひげのようなセンニンソウのたね、「マツボックリ」ならぬ「ヒノキボックリ」(→ヒノキの実:参加者の少年が命名)、つい気がつかずに通り過ぎてしまうようなものをじっくりと観察しました。
- 鳴き声が、火打石をたたく音に似ていることが名の由来といわれるジョウビタキ(写真)。最近、空気が乾燥してるので火に注意! と言わんばかりに園路沿いの火の用心の看板にとまっていました。
【2009年12月22日(火)】
- 八つ橋の池や園路わきに、たくさんの霜が降りました。日陰は、夕方まで溶けないほどでした。
- 今日も池には氷が張り、その上で優雅(?)にスケートをしているキセキレイ(写真)を目撃。氷の上にある木の実などを食べながら、すべるように移動していました。
- 本日から来年の2月28日ごろまで、高尾の池の浚渫(しゅんせつ)を行ないます。高尾の池の泥をとって水面を広げ、動植物のすみやすい環境を再生するために行なう作業です。作業期間中はご迷惑をおかけしますが、ご理解とご協力をお願いいたします。
【2009年12月20日(日)】
- 朝は高尾の池がほぼ全面結氷。最高気温が7℃と低く、夕方でも一部は氷が張ったままでした。
- 本日は年末の人気イベント“竹を切ろう「門松作り」”の一回目。竹林管理で伐採した竹を材料に、門松を作りました。「生えている竹を切るところからスタート?!」と、参加者はビックリしていましたが、終わりにはすてきな門松が出来あがりました(写真)。これでお正月準備はばっちり♪
- 今日の定例自然かんさつ会のテーマは「冬芽と葉痕(ようこん)」。枝先を虫眼鏡で観察しながら園内を回りました。冬芽と葉の落ちたあと(葉痕)は、いろいろな顔に見えます。無表情に見えるクズや鬼のようなハリエンジュ。「変な顔〜。ちょっと怖〜い。」などと子供たちにも大人気でした。
【2009年12月19日(土)】
- 「生きものいきいき隊」では、高尾の森の下草刈りと、ビオトープ見本園の池に溜まった落ち葉をかきだす作業を行ないました。落ち葉の中には68匹ものヤブヤンマのヤゴや、冬眠中のニホンアカガエルなどがみつかりました。もちろん、作業後は池の中に戻しました。ご協力いただいたみなさま、ありがとうございました。
- 定例自然かんさつ会では、上記のヤゴを少し拝借し、顕微鏡を使ってじっくり観察しました。ヤゴでもトンボの種類が分かることや、腹部の裏側を見ればオスとメスの違いがわかるということに、参加者のみなさんは新たな発見ができたようでした。
- 本日の写真は、「え?これが蛾!?」と疑ってしまう、チャバネフユエダシャク(フユシャクガの一種)のメスです。大きさは1cmぐらいで、メスには翅(はね)がなく、冬の夜に活動するので見つけにくいガです。
【2009年12月18日(金)】
- 最低気温は−4℃と、この冬一番の冷え込みに。高尾の池には氷が張り、ヨシ刈りをした後の湿地は霜で一面真っ白になりました。
- 「すくすくくらぶ」晩秋編の最終回。今日は土をテーマに、落ち葉の下や土の中の生きものをさがしたり、泥染め(写真)をしたりしました。晩秋編を通して、参加者の方から「身近な自然のものを使って、いろんな遊びができることに感動!」とのご感想をいただきました。
- 「ピピピ!!」けたたましい声が聞こえたので目をやると、ツミという小型のタカが鳥を捕まえた瞬間! しかし飛び立つときに獲物を落としてしまいました…。そこへ間髪入れずにやってきたのがカラス。すばやく獲物を横取りして林へ消えていきました。
【2009年12月17日(木)】
- 標柱6番付近で、ジョウビタキの「ヒィ、ヒィ」という鳴き声が聴こえたので探すと、7mくらい上の梢(こずえ)にオスを発見。低いところにいる時が多いので、見上げて観察するチャンスはなかなかありません。ラッキー♪
- 今日の写真はセンター2階から見た日の入りです。ダイヤモンド富士ならぬダイヤモンド城ヶ谷堤(桜土手)。午後4時22分でした。
【2009年12月16日(水)】
- 標柱11番の梅林で、まだ硬い梅のつぼみを見ていたら、イラガ(ガのなかま)のまゆを見つけました。白いストライプの入った黒豆といった感じです。でも殻の模様は個体ごとに違い、一つとして同じものはないそうです。いろいろ探したくなりますね。
- 標柱1番と19番の間の林縁では、シダの仲間のフユノハナワラビが見られます(写真)。冬に、胞子の付いた葉(胞子葉)を茎のようにすっと伸ばして、まるで花が咲いているように見えるのが名前の由来です。
- センター2階の窓ガラスに、鳥のぶつかった跡が残っています。さてぶつかったのは誰でしょう? ヒント:翼開長60cm弱、粉っぽい白い跡がついています。ガラス掃除をする1月中旬までは見られると思います。
【2009年12月15日(火)】
- 今朝の最低気温は1℃。木道方面では、朽ち木にたまった水が凍っていました。初氷です。
- 午前中の巡視中にたくさんの野鳥に出会いました。ツグミ、シロハラ、アカハラ、カケス、ジョウビタキ、シメ、アオジ、ゴイサギの幼鳥。他のスタッフはベニマシコにアリスイ、カワセミ、ルリビタキ、カシラダカを見たとのこと。さらにお客様からミヤマホオジロの目撃情報も寄せられ、冬鳥オンパレードの一日でした!
- エノキの根元でゴマダラチョウの幼虫を探していると、ウシカメムシが落ち葉の裏で越冬していました(写真)。探していると見つからないけれど、ふとしたときに出会える虫です。”ウシ”年もあと僅かですね。
【2009年12月13日(日)】
- 本日行なわれた北本駅伝に自然学習センターから男女各1チームが参加しました。結果は…なんと女子チームが優勝!! 男子チームも大健闘しました。応援して下さいましたボランティアの皆さま、どうもありがとうございました。”北本に自然学習センターあり”をアピールすることができました。
- 今日のいきもの講座のテーマは「冬こそ照葉樹」。”なぜ葉っぱがテカテカしているか”や神社に多い理由などをお話ししました。その後の定例自然かんさつ会では、木道方面の園路沿い30mの間に生えている木の種類と本数を調査。全部で15種類あり、そのうち9種類はシラカシをはじめとする照葉樹でした。
【2009年12月12日(土)】
- 今日は、昨日の寒さが嘘のように暖かく、最高気温は17℃でした。夕方には、薄い雲がたなびいてとてもきれいな空が見られました。
- 今日の野あそび教室のテーマは「うんとこしょ 根を見よう」でした。草原でタンポポや、クワの木の根っこを観察しました。木の根元の土の中からアブラゼミの幼虫が出てきて、見せて見せて!と大騒ぎ。最後に脚立から根に見立てた3mの極細ストローでジュースを飲んで(写真)、根が水を吸い上げる不思議さを感じてみました。
- 定例自然かんさつ会は「生きものたちの冬じたく」がテーマでした。まずは、植物のロゼット(根から出た葉が放射線状に広がる状態)の観察。英語でダンデライオン(ライオンの歯)とも呼ばれるのは、セイヨウタンポポ。キュウリのにおい!はキュウリグサなど。地面に広がった葉も、よく見ると個性的です。そして標柱2番では、コナラの木に越冬準備中の黒い集団が!クリオオアブラムシの卵やヨコヅナサシガメの幼虫の集団でした。ヒェー!と叫びにも似た声が上がり、夢にでてきそうとの感想もありました。
【2009年12月11日(金)】
- 今日は朝から一日中、冷たい雨。朝の気温は6℃あったのに、夕方には上がるどころか3℃に下がっていました。
- 「いきがい大学蕨学園交友会」のみなさんが、バードウォッチングに来園されました。人の気配が少なくなった湿地で、油断した(?)のかクイナが現れ、歩きながらエサをついばむ姿を間近で見ることができました。
- 「いきがい大学伊奈学園OB彩央会」は園内管理ボランティアの予定でしたが、雨のため中止に。気分を変えて園内を歩きながら自然観察を行ないました。タヌキのため糞やコミスジの幼虫など、管理作業ではなかなか目にする事のできないものを見ることが出来ました。
- 今日の写真は、草原で一株だけひっそりと咲いていたコスミレ。この季節に狂い咲き?
【2009年12月10日(木)】
- ポカポカ陽気!気持ちのよい青空が広がりました。バードウォッチングの方も多く、人気スポットはちょっぴり混雑。ベニマシコ、アリスイ、シメ、カワラヒワ、カシラダカ、メジロ、エナガなどが見られました。
- 午後からは8名のボランティアの方々にご協力いただいて、ニュースレターの発送作業を行いました。チームワークがよく、作業はあっという間に終了。その後は、自然施設や公園の話に花が咲きました。皆様、どうもありがとうございました。
- あずまやの天井をじっくり見ていたら、梁(はり)に無数の穴が開いているのを発見。産卵管を刺した跡だ!そう、昆虫が卵を産んだ跡でした。何者か分かるのは、来春か、種類によっては数年後・・・?!
- 今日の写真の点々は・・・マガモの群れ。ちょっとCMみたい。
【2009年12月9日(水)】
- 北里の森の前の水路が、たくさんの落ち葉で埋まってしまいました。生きものが隠れているかもしれないので慎重に引き上げると、7匹のオニヤンマのヤゴが見つかりました。ほかにもガガンボの幼虫や、モツゴ(魚)など。水路のちょっと深くなった部分にお引越ししてもらいました。
- 標柱11番付近の水路では、オナガが6〜7羽の群れで水浴びをしていました。公園内というよりは、公園周辺で見られる鳥です。
- 湿地のヨシ刈りが始まりました。今日は、あずまや〜標柱10番の間の湿地を刈りました。さっそく見にきたのは、ガビチョウでした。一番乗りが外来種でちょっと残念。しばらくの間、ご協力をお願いいたします。
【2009年12月8日(火)】
- 今日の園内管理ボランティアは、前回に引き続き、木道方面奥のウメ林のお手入れでした。作業中に、カシラダカがすぐ近くまできて偵察していました。そして明るくなった林内からは、遠くに急降下するオオタカも見ることができました。
- 昨日の強風で、木道にはイヌシデのタネが落ちていました。タネには、風に乗って遠くへ行くために羽根のような果苞(かほう)というものがついています。また標柱6、7番の道が合流するところには、落ち葉の小さな山が出来ています。これも風のしわざ?!
- ユニバーサルトイレが故障ぎみのため、昼間のみ(8:00頃〜17:00頃まで)使用可能です。夜間や休館日の使用はできません。ご迷惑をおかけしますが、ご協力をお願いいたします。(12月9日更新)
- 今日の写真は、ジョウビタキ(オス)。見て!とばかりにポーズ♪
【2009年12月6日(日)】
- 朝早く、木道方面の湿地に行くと、朝日がさしこみ”もや(水蒸気)”が立ち上がっていました。まるで今日の暖かさを予告しているようでした。
- 本日、日本野鳥の会埼玉県支部の探鳥会がありました。木道方面ではカワセミ2羽、桜土手では上空を舞うノスリ、八つ橋付近では、待望のルリビタキ(オス)に出会い、合計37種を確認できました。
- クワの枝先にキボシカミキリがいました(写真)。しかも3匹。冬には死んでしまうはずなのに。ここは長寿スポットなのか?!ちなみに標柱11番付近です。
- 夕方、八つ橋を歩くと、ヨシの中からかわいいスズメたちの声が。ここで夜を過ごすのかと思っていたら、大きいスズメが飛び出した?!いえ、クイナでした。久しぶり飛んだ姿を見ました。
【2009年12月5日(土)】
- 川越市子どもエコクラブのみなさんが来てくれました。午前中は、コミスジやゴマダラチョウの幼虫、モズのはやにえなど野生の生きものが冬を越すための工夫を観察。午後は水の中の生きもの探しと簡単な水質検査を行ないました。一滴のジュースをたらすだけで水質が悪くなる様子を見て、「これからは残さないで全部飲む」と言う子どももいました。
- 昨日の水抜き作業で、ふれあい橋と八つ橋の下の池はすっかり水がなくなりました。そして池の底にはたくさんの足跡が・・・。タヌキにアライグマ、カモ、小鳥、カメの足跡まで! 姿は見えなくても、そこには確かに生きものの存在を感じます。
- そして定例自然かんさつ会では、様々な足跡の中からタヌキとアライグマに注目(写真)。形や指の数などを観察した後、剥製を用いて顔の模様や足のつくりをじっくり見比べました。見た目がそっくりな2種類ですが、その違いを確かめることができました。
【2009年12月4日(金)】
- 「すくすくくらぶ」晩秋編3回目を行ないました。澄んだ空気の中、園内をお散歩。いくつもキノコがあったので、指で触ってみると、ぷるぷる、かちかち、ぬめぬめ・・・いろいろな感触が楽しめました。ビオトープ見本園では、水の中の生きもの探し(写真)。参加のお母さんも子どもたちも、網を使って、ヨコエビや貝の仲間などをたくさん見つけることができました。
- ヨシ刈りと耕耘を行なうため、園内の水路の堰(せき)を切り、湿地の水を抜いています。しばらくの間ご迷惑をお掛けしますが、ご理解とご協力のほどお願いいたします。
- 木道でアキアカネを見つけました。近づくとさっと飛んで、またもとの場所に戻ってきます。まだまだ元気なようですが、季節は冬。いったいいつまで姿を見ることができるのでしょうね?
【2009年12月3日(木)】
- 今日は朝から雨で、気温もほとんど上がらず寒い一日でした。
- 葉の落ちた雑木林の地面で、ジャノヒゲの小さな青い実を見つけました(写真)。青といっても深い藍色。標柱5番付近ではジャノヒゲのすぐそばにヤブコウジの赤い実もあって、茶色の林縁に彩(いろどり)を添えています。
- 枯れたヨシ原の中からカサカサと音が・・・。しばらく待ってみると、鳥がたくさん飛び出してきました。スズメ、アオジ、シジュウカラの混群です。中にはカシラダカの姿も。みんなで雨宿り中だったのかな?
【2009年12月2日(水)】
- 今日の最低気温は1.5℃と、朝は霜が降りるほどの寒さでしたが、日中は青空が広がりました。
- センターの窓に、コバネササキリのオスがいました。翅(はね)は短く、触覚がなが〜いキリギリスの仲間です。窓は暖かいのか、それとも寒くて動けないだけなのか・・・夕方までずっと同じ場所にいました。
- 園内の落葉樹はどんどん葉を落とし、コナラの葉はオレンジ色から茶色に(写真)。今年の紅葉はピークを過ぎたように感じます。
【2009年12月1日(火)】
- 朝、エドヒガン方面の木道を歩くと、木々の赤や黄色の葉が朝日に透けてキラキラきれいでした。日差しで体はポカポカですが、吸い込んだ空気の冷たさが胸にしみて心地よい感覚。木道方面の散策は午前中がお薦めです。
- 黄葉がすすみ園路にも落ち葉が積もってきました。雨上がりの今日は、踏んだ時のガサゴソという音だけでなく、葉っぱの香りも立ち上ってきました♪
- 枯れかけたクズの葉上で、コミスジの終令幼虫を見つけました(写真)。冬の間は落ち葉にとまって過ごし、春になるとエサを食べずに蛹になります。
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