北本自然観察公園日記 2010年10月
【2010年10月31日(日)】
- どんよりとした曇り空の一日。湿地ではクイナやカワセミが鳴き交わし、林ではカケスやヒヨドリがけたたましく鳴いていてにぎやかでした。さらに高尾の池では、3羽のバンがミゾソバの実をついばみ合う姿が見られました。
- 北本市立中央保育所つばめ組のみなさんが交流会で遊びに来てくれました。秋の植物のタネを探したり、飛ぶタネの工作をして遊びました。写真は、風で運ばれるイヌシデのタネをみんなで見ているところです。また家族で来てくださいね♪
- ☆野鳥情報☆ 高尾の池で1羽のヒドリガモが確認されました。今年初飛来です。また、ツグミの目撃情報(今期初)もありました。
【2010年10月30日(土)】
- 台風接近! 終日雨が降り続きました。スタッフは園内を回り、水路の確認や補修作業を行ないました。今日の写真は、ふれあい橋からの一枚です。
- 最近、湿地のT字路付近はスズメのお宿となっています♪ 園路を歩くと、ヨシ原から30羽ほどの群れがいくつも飛び出します。あっちにいったり、こっちにいったり。楽しくてついつい、歩き回ってしまいます。スズメさん、おじゃましました。
- 悪天候により、参加者が2人だった定例自然かんさつ会は、ちょっとマニアックなテーマ「頭骨標本づくり」を行ないました。 少しお肉が残ったアナグマやアカネズミの頭骨を鍋で煮たのち、細かい肉片を取り除き、歯やアゴを整えて完成! 意外と夢中になる作業でした。
【2010年10月29日(金)】
- 日中は陽がさしたものの、空気は冷たかったです。八つ橋の手すりの上は暖かいのか、アキアカネなどが6匹も並んでとまっていました。
- 高尾の池にやってきているコガモのオスたち、羽根の色が生え変わってきました。きれいな色になってメスにアピールするためです。「へんてこなカモがいる!?」と思ったら、それは婚活の準備をしているオスのカモかも。
- ☆野鳥情報☆一夜堤の近くで、カッコウの仲間を確認(写真)。若鳥なので確定はできませんが、ホトトギスではないかと思われます。北里の森では、ジョウビタキのオスを見たとの情報をいただきました。
【2010年10月28日(木)】
- 暦の七十二候で「小雨時々降る」の今日は、時々ではなく朝から冷たい雨が降り続きました。猛暑の記憶も覚めぬうちに、秋から冬へと季節が移り変わっていくようです。
- 「すくすくくらぶ」の秋編第2回。今日は木や草のタネをテーマに、くっつくタネや飛ぶタネをさがしたり(写真)、ドングリ笛をつくったりしました。また、ドングリを食べてみようということで、煎ったスダジイの実を試食しました。参加者の皆さん初体験というその味は、「ほんのり甘くて、おいしー! 」
- かたばみ俳句会のみなさんが来館されました。普段目を向けていないチョウの幼虫やさなぎなど、新たな発見をして俳句づくりに臨んでいらっしゃいました。
- ☆野鳥情報☆標柱10番の上空でトビが2羽、標柱13番近くでキジのオスがいました。
【2010年10月27日(水)】
- 木枯らし1号が吹いて、公園でも最低気温が9℃と一気に冷え込みました。葉っぱや木の実だけでなく枯れ枝もたくさん飛ばされたので、樹上にひっかかった枝を払い落としながらの巡視になりました。
- 北本市くらし安全課や北本消防署など防災関係者立会いのもと、非常災害用の設備の点検を行いました(写真)。使わないことが一番ですが、いざ! という時に備えて、スタッフ一同気を引き締めて手順を再確認しました。
- あずまや周辺ではコマユミの実が、園内各所ではシロダモの実が赤くなってきました。
【2010年10月26日(火)】
- 本日の園内管理ボランティア作業では、標柱10番付近の杭や土留め板を補強して、崩れた路肩を直しました。今回は13名と多くの方のご協力があり、順調に作業を完了することができました(写真)。ありがとうございました。
- もうすぐハロウィン! スーパーマーケットや街角でオレンジ色のお化けカボチャを見かける時期がやってきました。園内ではハロウィンカラーのカラスウリの実やウリハムシ、ヒイロタケ(キノコ)が目を楽しませてくれます。他にもあるかな〜? ぜひみなさんも公園でハロウィンにちなんだ色探しをしてみてね♪
- 八ツ橋の池にヨシガモが1羽いました。公園では珍しいカモです。今シーズン初確認です。
【2010年10月24日(日)】
- 幸手と宮代のボーイスカウトのみなさんが、なんと27キロの道のりを自転車で来てくれました! かなりエコ♪ 野外活動では、さまざまな虫を捕まえて生きものの多様性を感じてもらったり、外来種のセイタカアワダチソウ抜いてもらったりしながら、今、自然界に起こっている問題について考えてもらいました。
- 巡視中に、あずまや近くでタヌキに遭遇(写真)。目が合ったので、すぐ逃げるかと思いきや、数歩こちらに近づいてくるではありませんか! さらに耳をかいたりして、リラックスモード!? 最後に茂みへ入っていき「キューン」と一声。スタッフの方が緊張してしまった出会いでした。
- ☆野鳥情報☆標柱3番付近でキビタキのメス、あずまや付近でシメとアオジの情報がありました。高尾の池では、カワセミが2羽見られました。
【2010年10月23日(土)】
- 久しぶりに朝から青空。木道方面ではムラサキシジミやウラギンシジミ、キタテハなど多くのチョウが葉の上で日光浴をしていました。公園全域では13種類のチョウを確認できました。
- 本日のキッズ生きもの研究室のテーマは「土の中の生きものしらべ」。野外でミミズ、セミの幼虫など土の中でくらす生きものをさがしたり(写真)、室内で土の中の小さな生きものを顕微鏡を使って観察しました。肉眼では小さな粒に見えていたものが、拡大すると毛むくじゃらの虫だったりして、感嘆の声が起こっていました。いろいろな生きもののはたらきで土ができ、私たちの暮らしともつながっていることを学んで、まとめとしました。
- 北里の森沿いで、キクの仲間のコウヤボウキが咲き始めました。一夜堤の手前では、花の形が似ているオケラが一株だけ咲いています。
【2010年10月22日(金)】
- ふじみ野市立福岡小学校3年生のみなさんが公園の生きもの観察に来園しました。大豆の原種であるツルマメを紹介すると「食べたい!」との声があがりました。生きものスケッチでは、生きものの特徴や生態などいろいろな質問をしながら真剣に描いてくれました。また遊びに来てくださいね。
- とうとうマガモがまとまって、高尾の池にやってきました(写真)! しかも、オスが繁殖羽に変わっていてキレイです。さらに木道方面では、キビタキの情報がありました♪
- 数日前、「タコノアシはいつ紅葉しますか?」と来園の方に質問されました。 ちょうど今が見ごろ、 真っ赤です!湿地のT字路で見られます。
【2010年10月21日(木)】
- 埼玉大学工学部環境共生学科3年生のみなさんが、環境共生設計演習という授業の現地実習で来園しました。公園が持つ課題について説明した後、実際に現場を案内しました。各ポイントでの説明に、みなさんメモを取ったり、質問をしたりと真剣に取り組んでいました。
- 小雨が降り、肌寒い一日。吐く息がたまに白くてビックリでした。朝晩冷え込むぶん、日に日に園内の「色」が変わっています。スズメウリの実は緑から白へ、アキノウナギツカミの葉は真っ赤に衣替え中です♪
- 木道方面で、カケスが「ジェージェー」と盛んに鳴いていました。センターにいても聞こえてくるほどでした。
【2010年10月20日(水)】
- 済生会鴻巣病院の患者さんと職員のみなさんが、生活技能訓練の一環として来園しました。シジュウカラの鳴き声を聞いたり、葉っぱの匂いをかいだりと、公園内の様々な生きものを五感を使って観察し、公園の自然を楽しんでもらいました。
- 桜土手近くで、野菊の仲間シロヨメナが咲いています。名前のとおり花は白色。園内ではここだけです。紫色のカントウヨメナは、一夜堤付近など園内の各所で咲いています。
- センター裏の湿地などから、鋭いクイナの鳴き声。今シーズン初確認です。
- 今日の写真はイシミカワの実。つややかな水色が目を引きます。
【2010年10月19日(火)】
- 朝夕の冷え込みを感じるようになってきました。昼間は盛んに飛んでいたキチョウやヤマトシジミ、イチモンジセセリなども、夕方には早々に葉っぱの裏に身を隠していました。
- 北本市立栄小学校2年生のみんなが来てくれました。ピンク色のキノコや、青色のサワフタギなど秋ならではのいろんな色をさがしたり、くっつくタネ(イノコズチ)やはじけるタネ(ツリフネソウ)で遊びました。曇り空の下でしたが、色づいてきた園内をゆっくり歩いて秋の自然とふれあいました(写真)。
- あずまや付近でムラサキシキブの実が淡い紫色になってきました。今年は少し実のつきが少ないようです。
【2010年10月17日(日)】
- 暑くもなく寒くもなく、散策にちょうどよい陽気でした。湿地や林縁では、ツルマメ(写真)やイノコズチが黄色や赤に色づき始めました。
- ボーイスカウト春日部第9団カブ隊のみんなが来てくれました。五感を使った自然観察ではイネ科のカゼクサと綱引き! みんな顔を真っ赤にしながら引っぱって、植物の根っこの力を実感しました。他にもフクラスズメの幼虫や、はじけるツリフネソウの種など、いろんな生きものに触わって感じて、大盛り上がりでした。
- 定例自然かんさつ会のテーマは「植物のタネ」でした。動物にくっついて運ばれる、自分ではじけてタネを飛ばす、タネに翼をもつなど、さまざまな工夫をしたタネを観察しました。
【2010年10月16日(土)】
- 「生きものいきいき隊」では、主にビオトープ見本園の整備を行ないました。増えすぎたコセンダングサやニガイチゴなどを引き抜き、さらに、園路側に生えている外来種のセイタカアワダチソウを除去しました。おかげさまで観察がしやすくなりました。参加の皆さん、ありがとうございました。
- 定例自然かんさつ会は「土の中の生きもの」がテーマ。林の土をとってきて、室内でじっくり生きものさがし。1〜2mmの小さなトビムシや、ムカデや陸貝などたくさん見つかりました。
- センター前で、トノサマバッタがアスファルトのわずかな隙間に産卵(写真)!? 来年の春に孵化するかどうか注目です。
【2010年10月15日(金)】
- 上尾市立大石小学校の2年生が総勢180名で来園しました。クラス別に館内や園内を見てまわり、いろんな生きものを観察。カワセミを見たラッキーなクラスもありました。一番盛り上がったのは虫さがし。バッタはもちろん、チョウやカマキリ、絶滅危惧種のクツワムシまでつかまえた子もいました。元気いっぱいの子どもたちで、スタッフにとっても楽しいひと時でした。また来てね!
- 標柱5番付近の林から「キョッ! キョッ! キョッ!・・・」と大きな声がして、赤いお腹がチラッと見えました。アカゲラ発見! よく耳を澄ますと別の場所からもアカゲラの声が。2羽で、盛んに鳴き交わしていました。
【2010年10月14日(木)】
- 自然の中で子どもと過ごすための講座「すくすくくらぶ」の秋編がはじまりました。五感を使った、秋の自然の楽しみ方を伝えていきます。今日は園内を散策しながら、ツユクサの花やヨウシュヤマゴボウの実でお絵かきをしたり(写真)、ブルブルと体を揺らしているフクラスズメ(蛾)の幼虫をおっかなびっくり触ってみたりしました。
- イベントのほかに、団体利用が2件ありました。川島町立三保谷小学校1・2年生のみなさん、いきがい大学東松山学園のみなさんが来所しました。センター内と公園をまわりながら、秋を感じる生きものたちをご紹介しました。次回は、ご家族と一緒にどうぞ♪ お待ちしております!
- 西部公民館方面の東入口付近で、ホトトギスのお食事シーンに遭遇! 極太のイモムシを、ガッツリ食べてました。
【2010年10月13日(水)】
- まだ夏っぽい日差しが残る園路。しかし、吹き抜ける風はだいぶ涼しくなってきました。木道方面では、シンジュの黄色く色づいた葉が、ハラハラと舞っていました。
- 久喜市高齢者大学のみなさんが現地研修で来園されました。テーマは、タイムリーな「生物多様性」についてです。園内散策では湿地の管理と生きものの関係についてお話しました。湿地では泳ぐメダカを指差しながら、懐かしさに声をあげる方もいました(写真)。次回はご家族と一緒に遊びにきてくださいね。
- 湿地のT字路と標柱13番の間では、ママコノシリヌグイに代わってアキノウナギツカミが見ごろとなっています。
【2010年10月11日(月)】
- 朝からスカッと良い天気♪ 空が映った池も青かったです(写真)。八ツ橋上空ではオオタカが上昇気流にのって旋回、高尾の池ではシマヘビがスイスイと泳いでいました。
- 定例自然かんさつ会は「五感を使って自然観察」をテーマに湿地を一周しました。キチョウのさなぎを見たり、ヨシに触れて、サワサワすれ合う音を聞いたり、ヒメジソの香りをかいだり・・・最後はみんなで深呼吸。体で秋を感じました。
- 来館者の方に「ミミズクがいるよ」と教えていただきました。鳥ではなく体長は2cmほどの昆虫です。鳥のミミズクと同じく耳のような角を持っていて、カメムシの仲間とは思えない姿です!
【2010年10月10日(日)】
- 本日のいきもの講座は、「公園にすむネズミたち」をテーマに行いました。「ネズミってどんな動物?」「公園にはどんなネズミがいる?」などを、スライドショーで紹介。続く定例自然かんさつ会では、ヨシ原や草原、森林などをめぐって、それぞれの環境にすむネズミをはく製や写真で解説し、森林では、事前に許可をとって捕獲したアカネズミをじっくり観察。最後にみんなで見守りながら、アカネズミを森の中へ放しました(写真)。
- 今、園内にはガマズミやアオハダなど赤い実が数種類ありますが、その中でもツルツルピカピカできれいな実が標柱6番付近のハダカホオズキ。いくつか色づき始めました♪
- 標柱7番付近を通りかかったとき、イタチが園路を横切りました! 約1か月ぶりの目撃です。
【2010年10月9日(土)】
- 野あそび教室のテーマは「カマキリを探そう!」でした。雨にもかかわらず湿地近くでは、たくさんのカマキリが見つかりました。じっくり観察したあとは、“紙ずもう”ならぬ“カマずもう”で勝負! 本物そっくりに作られたカマキリ力士たちが白熱した闘いを繰り広げました(写真)!!
- 定例自然かんさつ会のテーマは「生きものの同定にチャレンジ!」。 コバネイナゴ、カネタタキ、セスジツユムシ、ミスジマイマイやヒダリマキマイマイは順調に同定できました。しかし難しかったのは、蛾の仲間、ベニスジヒメシャク・・・の仲間というところまで、がんばって調べました。
- あずまや〜標柱5番でメナモミが咲き始めました。たくさん咲いていて、見ごたえあります。
【2010年10月8日(金)】
- 園内を巡視中に2ヶ所でヒバカリというヘビに出会いました。1匹はミミズサイズで小さく、もう1匹は30pほどの大人サイズでした。暑さが収まってきたこの季節、人間同様ヘビも活動的です♪
- さまざまな虫の声が響いてくる中、木道わきでお食事中のササキリを発見。イヌビエのタネを丸かじりです(写真)!
- お客さんからタヌキの写真を見せていただきました。今朝、高尾の池の周辺にいたようで、早くもフワフワの冬毛に変わっていました。
【2010年10月7日(木)】
- さわやかな青空。吉見町立東第二小学校1、2年生が生活科体験で来園しました。「秋の自然のうつりかわりを知ろう」をテーマに、この秋二回のうちの一回目の活動をしました。センター二階から公園内を見渡して、木々の色をスケッチ(写真)。草原では虫とりをしました。来月にはどんな秋を発見できるかな?
- 今、八ツ橋周辺のヨシの穂には、小さくて斑紋のないテントウムシがいます。その名はムモンチャイロテントウ。埼玉県では、生息環境となる湿地の減少により準絶滅危惧に指定されています。
【2010年10月6日(水)】
- 巡視中、ウグイスとスズメの混ざったような鳴き声や、「ギーギー、キィーキィー」という鳴き声が聞こえてきました。「モズだ!」と思って探すと、タチヤナギの木のてっぺんにいるのを発見! しかも3本の木にそれぞれ1羽ずつ。飛んでいる個体を含めると、この近くだけで4羽もいました。
- 午後に実施した園内管理ボランティアには14名もの方にご協力いただき、マダケ林の整備を行ないました。タケを切って倒す人と枝を払って適当な長さに切る人に分担し、順調に作業を進めることができました。ありがとうございました。
- 標柱14番付近でカラスウリが色付き始めました(写真)。茂みの緑色の中にオレンジ色が目立っています。
- 本日から駐車場の緑化舗装工事が始まりました。工事に伴い、11月中旬まで駐車場の一部が使用できません。しばらくの間ご迷惑をお掛けしますが、積極的に公共交通を利用していただくなど、ご協力をお願いいたします。
【2010年10月5日(火)】
- 秋の生きものを観察しに、ふじみ野市立西小学校3年生のみんなが来てくれました。危険な生きものの説明では、実際にソメイヨシノの幹にいたアオイラガの幼虫を観察。「怖い」という声に混じって「かわいい!」との声が。公園探検中には雨がパラパラ降ってしまいましたが、子どもたちは「雨、気持ちいい〜!」と言いながら元気に探検していました。
- 草加市の自然環境レポーターの皆さんが、知識の向上を目的とした自然観察教室で来所しました(写真)。ツリフネソウやヤマジノホトトギスなど今が旬の草花から、空中に浮く松葉のようなオナガグモ、カヤネズミの巣まで、見逃しそうな生きものにも注目してもらいました。違う季節にもまたお越し下さい♪
- ヨシ、チカラシバ、メヒシバ、オヒシバなど、園内のいたるところでイネ科の植物が穂を出しています。十五夜には間に合わなかったススキの穂もやっと出ました!
【2010年10月3日(日)】
- 川口市からジャスコチアーズクラブが来園しました。みな、スタッフ顔負けの虫とり上手。帽子や素手でチョウやバッタをつかまえていました。午後からはモウソウチク林まで竹を切りに行き、竹ぽっくりを作りました。竹を運ぶのも、ノコギリで切るのもみんなで協力して、満足のいく作品ができあがりました♪
- 日本野鳥の会埼玉県支部の探鳥会がありました。確認種数は29種(うちシマアジは参考記録)。ヤマガラ、ウグイス、カワセミなどの小鳥たちに加えて、荒川付近ではトビ、オオタカ、チョウゲンボウ、ツミなどが見られました。
- 今日の定例自然かんさつ会は「秋の花と虫」をテーマに行いました。林縁にひっそりと咲くヤマジノホトトギスの花を観察。さらにじっくり見てみると、ルリタテハの幼虫がつぼみをむしゃむしゃ。お食事中でした。
- 今日の写真はヘビのベビー! アオダイショウの幼蛇です。
【2010年10月2日(土)】
- 今日はポカポカのとっても良い天気。湿地では季節外れのシュレーゲルアオガエルの鳴き声が聞こえてきました。
- 特別講座「Let's try! 英語で自然かんさつ」では、マルセロ・アルバレンガ先生を講師にお招きし、様々な秋の生きものを観察しました。午前の部(小学生対象)で一番盛り上がったのは、草原での虫とり。grass hopper(バッタ)やdragon fly(トンボ)を捕まえて、みんなで発音しました。写真は、午後の部(中学生以上対象)でBull-headed Shrike(モズ)を観察している様子です。
- 定例自然かんさつ会では、最近増え始めたキノコを観察。傘や柄の形や色をじっくり見ながらスケッチしました。特に、傘が開く前のテングタケは卵型をしていて、「かわいらしい♪」と本日一番の人気を集めました。でも、有毒なので、決して食べたりしないでくださいね!
【2010年10月1日(金)】
- 三芳町立唐沢小学校の3年生が遠足で来園し、「秋の自然と親しむ」をテーマに公園内を探険しました(写真)。秋のさわやかな青空のもと、草むらで見つけたバッタやカマキリ、クモなどにみんな大はしゃぎ。午後は飛ぶタネの模型をつくり、誰が遠くまで飛ばせるか競争して、1日楽しんでいただきました。
- 巡視中、ふと園路沿いのカラムシの辺りに目をやると、風もなく虫がいるわけでもないのに、花粉が煙のように立ち上っていました。雄しべが開花の時に急に伸びて、花粉を飛ばすそうです。花は小さくてわかりにくいですが、ひっそりと花盛りです。
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