北本自然観察公園日記 2026年3月
【2026年3月31日(火)】
- 強い南風が吹きました。センター前ではソメイヨシノ、標柱4番や5〜6番の林沿いではヤマザクラの桜吹雪が降り注ぎました。標柱6番では、花穂が黄緑色のイヌシデと、赤色のアカシデの両方が見られ、それぞれの落花が園路に色を添えていました(写真)。
- 強風の中でも、季節の進みを感じさせる昆虫たちに出会えました。標柱13〜14番間の杭にいたのはトラフコメツキ。春から初夏にかけて成虫が見られます。そして、標柱10番近くのノイバラでは、ヒメクロオトシブミを発見。今シーズン初確認となりました。
- ★野鳥情報★ 八ツ橋の池でカワセミが3羽も見られました。

【2026年3月30日(月)】
- 最近、湿地の奥からキジの鳴き声はよく聞こえるものの姿は見られず、悔しい思いをしていました。ところが今日は、標柱10番付近の湿地のクワの木の上にオスが1羽いて、鳴いては翼を打ち鳴らす「母衣(ほろ)打ち」を繰り返す様子が観察できました(写真)。それに対抗するように、やぶの奥からは別のオスがケーンケーン!! …鳥たちの恋のシーズンが本格化しています。センター館内では、キジを始めとした鳴き声に特徴のある鳥たちのはく製を展示中です♪
- 音の話題をもうひとつ。標柱6番の雑木林の斜面から「クックックッ」と鳴き声が聞こえてきたので、そっと近づくと、大きなアズマヒキガエルが2匹いました! 今がまさに産卵シーズン。無事に命をつないでくれることを願います。

【2026年3月29日(日)】
- 熊谷地方気象台によると、最高気温は23.4℃。センター前ではツマキチョウが見られました。なかなか止まらず、何とか写真におさめようとカメラを構えていると、あっちから、次はこっちから! と、一時いそがしい状況に。その内の1匹を狙ってパチリ(写真)。引き続き満開のソメイヨシノには、キムネクマバチやメジロがやって来てにぎやかでした♪
- 園路脇の草の上を歩くナナホシテントウやナミテントウ、キイロテントウがよく見られました。冬眠から本格的に目覚めたんだなぁ、と思いつつふれあい橋を渡っていたとき、欄干でムネアカオオクロテントウを発見しました。東南アジアなどが原産と言われていますが、春先に成虫がいるということは、冬の寒さに耐えてすっかり定着したということでしょう。

【2026年3月28日(土)】
- 「定例自然かんさつ会」は「小さなお花見・小さな昆虫」をテーマに開催。ムラサキケマンやヤハズエンドウの花、チャエダシャクの幼虫やアカハネムシの仲間を観察しました。足元をじっくり見て生きものを探していた時のこと、参加者のお子さんが「ここにガがいるよ!」と教えてくれました。でも、スタッフも含め大人たちはしばらく見つけられず。しゃがんで顔を近づけて、やっとアカスジアオリンガだと気付けました(写真)。鋭い観察眼、お見事です!
- センター前のソメイヨシノがほぼ満開になりました! 花にはセイヨウミツバチやアゲハのほか、今シーズン初確認のナナフシモドキの幼虫がやって来ていました。また、標柱4番のヤマザクラや、標柱6番のオオシマザクラは3〜5分咲きほどになりました。
- ★野鳥情報★ 八ツ橋の池の周辺でクイナとヒクイナの鳴き声が聞こえました。

【2026年3月27日(金)】
- 湿地に水が行き渡り、澄んだ水面には青空と雲がきれいに反射していました(写真)。八ツ橋の池ではヨシやガマが生長。アサザが葉をひろげ始め、水辺に緑を添えていました。
- 標柱7番〜南口を巡視中、足元を青いシジミチョウが飛んでいました。似た種類がいくつかいるため、止まるのを待って観察。後翅にオレンジ色の紋と細い突起があることから、ツバメシジミだとわかりました。他にも、翅をひろげて日光浴をするルリタテハやムラサキシジミも出会えました。青いチョウと縁のある一日でした。
- ★野鳥情報★ 標柱13番付近にキジのオスが1羽、メスが3羽いました。

【2026年3月26日(木)】
- 雨が降り続きました。野鳥や昆虫の姿は少なく、物静かな園内。ですが、標柱13番付近の水辺をしゃがんで観察すると、トゲヒシバッタのほか、体長3.5mmほどのアトモンミズギワゴミムシ(写真)が跳ねたり、走ったり。水中では、少し大きくなったニホンアカガエルのオタマジャクシがすいすい泳いでいました。
- かえる池の近くでタチヤナギの花が咲き始めました。公園内に生育するヤナギの中では、カワヤナギとともに樹高が低い種類です。今日咲いていたのは、ふさふさのおしべが目立つ雄花。ヤナギ類にはオスの木とメスの木があります。
- 予定していたニホンアカガエルの卵塊調査は、雨のため中止としました。スタッフで水辺を探した結果、新たに97個の卵塊が見つかり、累計417個になりました!

【2026年3月25日(水)】
- 今日の写真は、先月の公園日記でご紹介したゴンズイの冬芽の現在の様子です。若葉が芽吹いて、冬とは印象がガラッと変わっていました。何に見えるか、スタッフ同士で話をしたところ「筆を逆さにしたみたいだね」「おしゃれなヘアスタイルっぽい!?」と、盛り上がりました!
- 冬の鳥たちとの近づく別れを惜しみながらの巡視となりました。湿地やセンター周辺の地面をつついて旅立つ前の腹ごしらえをしていたのは、ツグミと数羽のアオジ。南口付近にはアカゲラ、駐車場の近くにはヒガラが2羽いました。

【2026年3月24日(火)】

- 「いきがい大学 彩央会」のみなさまが環境管理ボランティアに来てくださいました(写真)。スタッフと一緒に、標柱10〜11番間で増えている外来植物のセリバヒエンソウとショカツサイを抜き取り。作業後は高尾の池をぐるっとまわるコースで自然観察を行い、ダイサギやコガモやマガモなどを観察しました。ちなみに先日ご紹介したマルガモも、まだいました。ご協力ありがとうございました!
- ノイバラの葉を食べるキエダシャクの幼虫を今シーズン初確認♪ こうした小さな虫との出会いが増えるとともに、肉食の虫も増えてきた感じがします。木道沿いの水たまりにはアメンボ。かわせみ池の近くの林にはアリジゴクの巣が多数。センター前のソメイヨシノの花のひとつでは、アズチグモが姿を溶け込ませて獲物を待っていました。
- ★さくら情報★ あすまや近くのヤマザクラが開花しました!

【2026年3月23日(月)】
- 春の臨時開館! 春休みに合わせて、センターは4月12日まで毎日開館します。そんな今朝のこと。スタッフが出勤すると、正門から公園に足を踏み入れるよりも前に、鼻をくすぐるヒサカキの花の香りと、朗らかなウグイスのさえずりが出迎えてくれました。今週末にはここに、見頃を迎えたサクラの花の甘い香りと、セイヨウミツバチの羽音が加わるはずです…♪
- ふれあい橋上流側の木道の対岸を始めとした各所で、アカシデやイヌシデの雄花が垂れ下がり始めました。また、木々の展葉が背の低いものから進んでいます。かわせみ池付近の園路沿いではハナイカダ、地蔵口付近ではサンショウが鮮やかな黄緑色の葉を伸ばし、コナラの幼木は産毛をまとった小さな葉を広げていました。
- めだかのT字路の湿地(写真)には、今日もタシギが4羽。夕方にはクイナも姿を見せてくれました。

【2026年3月22日(日)】
- 春のチョウたちとの出会いが多い一日でした。公民館口付近では、今シーズン初のアゲハを確認。正門〜駐車場の歩道ではルリシジミや、園内では数の少ないトラフシジミが見られました。虎斑(とらふ)模様もさることながら、翅を開いたときの鉄紺色(写真)もまたきれい! 日光浴をしている時でないと、なかなか目にすることはできません。
- 標柱9番付近でヤブニンジンが咲き始めました。花の直径は2〜3mm。センター周辺の草地や道ばたで見られるキュウリグサ、ヤエムグラと並ぶ小さな花です。

【2026年3月21日(土)】

- 「生きものいきいき隊」で、外来植物の駆除作業を実施しました。北口付近に群生したオオアラセイトウや、強い繁殖力でひろがりつつあるセリバヒエンソウをせっせと抜き取り。作業中には、落ち葉の下からヒガシニホンアマガエルやニホンカナヘビが登場し、春の目覚めを感じる一コマもありました。今年度はこれが最終回。ご協力、ありがとうございました。また来年度もよろしくお願いします!
- 正午に近い頃、風が弱まり散策にぴったりのぽかぽか陽気に。今日はたくさんの来園者の方が、各々自然観察を楽しんでいました。センター前では、ソメイヨシノの花にセイヨウミツバチたちがやってきて「ブ〜ン…」と羽音を響かせていました。その周辺の草地では、ルリタテハやテングチョウのほか、今シーズン初確認となるヤブキリの幼虫やビロードツリアブも見られました。さらに、北口付近ではオオシマザクラが開花! 春のみどころ満載の一日でした。
- ★野鳥情報★ 高尾の池でカワセミ、アオサギ、ダイサギがハンティングをしていました。

【2026年3月20日(金)】

- 自然に親しむイベントデー「春さがしの日」の初日。雨が降ったり止んだりだったので、春仕様になった展示を見て挑戦する「館内クイズラリー」を始め、室内の催しが盛況でした。写真は「しぜん工作教室」でのひとコマ。たんぽぽの折り紙を作りました! イベントデーは日曜日までです。
- 二十四節気の「春分」を迎えた今日、センター前の草地周辺の足元でシュンラン、頭上でソメイヨシノが咲き始めました。雨滴をまとって咲く様子も味わい深いです。
- 北本総合公園で行われた「みどりとまつり」に出展しました。途中、冷たい雨に見舞われ、近くにいた来場者のみなさんと一緒にテントの下でしばし雨宿り。公園の四季のみどころをお話しながら過ごしました。雨が上がると活気が戻り、たくさんの方にセンターや公園のPRができました!

【2026年3月19日(木)】
- 標柱20番付近を巡視中、木道の下からひょっこり顔をのぞかせたのはイタチ! あわててシャッターを切りましたが、こちらに気づくと木道の上を駆け抜け、林の中へと消えて行きました(写真)。
- 標柱15番のベンチの上に止まっていたのは、ホソミイトトンボ。先月に出会ったときは茶色だった体色が、少しずつ変化し始めていました。胸部は紫色がかった藍色、尾端は淡い水色に。もう少しすれば、鮮やかな瑠璃色になり、水辺で産卵が始まります。
- ニホンアカガエルの卵塊調査の4回目を実施しました。前回の調査以降、卵塊が1個も見つかっていない状況。ボランティアのみなさまと念入りに探しましたが、結果は追加0個。累計は変わらず320個のままとなりました。湿地で産卵前のアカガエルを確認できたため、雨さえ降ればまだ期待ができそうです。

【2026年3月18日(水)】
- 野鳥との嬉しい出会いが多い日でした。ヤマガラやシジュウカラのさえずりに耳を傾けながら標柱5番付近を歩いていると、湿地から「ケーンケーン!」とキジの声。茂みの奥に目を凝らすと、じっとこちらを見ているオスがいました。一方、めだかのT字路にいたのは、タシギ、ジョウビタキ、ベニマシコ、そしてカワセミ。写真は、北里の森沿いの頭上で騒がしく鳴き交わしていたカケスの群れのうちの一羽です。いつもよりも近くで見られてラッキーでした。
- 南からソメイヨシノ開花の便りが届き始めましたね! はてさて、気になる公園のサクラの様子はというと…? あずまや近くのヤマザクラの蕾はまだ固いものの、北口のオオシマザクラは葉が伸びて間もなく展葉しそうです。センター前のソメイヨシノは、いくつかの蕾でピンク色の花びらが見え始めていました。

【2026年3月17日(火)】

- ニュースレターの春号が完成しました。躍動感あふれるカルガモの飛翔が目を引く、空色の表紙が目印です。今回もボランティアのみなさまと、県内外の施設等に向けた発送作業を行いました(写真)。普段より封入するチラシが多く作業量がありましたが、手際よく進めていただき無事完了。ご協力ありがとうございました!
- 標柱16番の草地を白いチョウが飛んでいました。止まったところを確認すると、モンキチョウのメスでした。オスはその名の通り黄色いのですが、メスは白いためモンシロチョウと間違えられがちです。脚や頭、翅の縁にピンク色が入るのが見分けるポイント。若草の中によく馴染む色合いでした。
- 先日咲き始めたコスミレは花数を増やし、標柱16番で見ごろを迎えました。また、標柱10番ではマルバスミレが開花。今シーズン初確認です。

【2026年3月15日(日)】
- 標柱20〜21番の林沿いで、ヤブツバキの花が見頃になりました。木を見渡すと、小さな穴の開いた蕾がちらほら。一つほぐして中を確かめると、1cmほどのイモムシが出てきました(写真をクリック)。これはおそらくスギタニモンキリガの幼虫。葉ではなく、ツバキ類の花の内部を食べるという変わったくらしをしています。ヤブツバキの花が終わる頃には蛹になり、成虫が羽化するのは初冬です。
- 穏やかな陽気の一日。標柱4〜5番間ではイヌザクラが芽吹き始めました。赤い芽鱗が持ち上がり、今は黄緑色の新葉とのコントラストがきれいです。

【2026年3月14日(土)】

- 野あそび教室「ぷるぷる ふわふわ♪ 春にふれよう」を開催しました(写真)。センターを出発したら、まずは草はらへ。寝ころんで全身でおひさまの暖かな光を感じたあと、やわらかな毛の生えたハルジオンの葉、細かなトゲがちくちくとしたヤエムグラなど、色んな感触を家族ごとにさがして観察しました。クワの木立では“さわらないと見つからない”生きものとして、クワエダシャクの幼虫さがしにも挑戦。木の枝にそっくりだけど、指でつつくと…あれれ! くにゃっと体が曲がります。大人も子どもも目を丸くしていました。
- 花の数と種類が増えています。センター前のカントウタンポポは10輪以上咲き、ハナアブの仲間やセイヨウミツバチが吸蜜に訪れていました。ウグイスカグラは北里の森沿いでも咲き始め。また、ふれあい橋の近くではキュウリグサの水色の花がひっそりと開花しました。
- ★野鳥情報★ 木道沿いの林にアオゲラがいました。

【2026年3月13日(金)】
- ヤナギ類が芽吹いてきました。八ツ橋の池付近には、その芽を食べるベニマシコが3羽。一方、ヒヨドリたちは芽を強く引っ張り、ぼろぼろと破片をまき散らしながらのワイルドな食べっぷりでした。
- ニホンアカガエルの卵隗調査3回目を実施しました。今朝は冬のような寒さに逆戻り。それでも新たに8個の卵隗を発見することができ、累計320個になりました。また、アライグマにひっくり返されたカゴの固定など、メンテナンスを行いました(写真)。ご協力いただいたボランティアのみなさま、ありがとうございました!
- ★野鳥情報★ 標柱6〜7番間でルリビタキが見られました。

【2026年3月12日(木)】

- ボランティアのみなさまとの園内管理作業でカントリーヘッジのお手入れをしました。あわせて、カミキリ類の産卵場所としてセンター前に設置している木積みの材も、新しいものと交換。今年もルリボシカミキリの飛来に期待です! ご協力ありがとうございました。
- 栃木県小山市でコウノトリの保全に関わるみなさんが研修のため来所。湿地エリアを中心に公園をご案内しました。産卵シーズン最盛期のニホンアカガエルの生態に触れつつ、昆虫を食べ、コウノトリに食べられる、湿地生態系のキーストーン種として重要な生きものであることを解説しました。
- 北本消防署のご協力のもと消防訓練を実施しました。実際に非常ベルを鳴らし、センターの1階、2階に利用者がいる想定でスタッフが外まで避難誘導。万が一の火災に備えました。
- ★野鳥情報★ 八ツ橋の真下にヒクイナが1羽。カゴの隙間からニホンアカガエルの卵塊をつついて食べていました。

【2026年3月11日(水)】
- 昨夜の雨と雹(ひょう)、そして朝の冷え込みで木道は白く凍りつきました(写真)。ヤエムグラやカキドオシは霜で覆われ、池には薄氷が張りましたが、それも日がさすとあっという間に消え去り、この時季らしい陽気に。標柱10番の草地をベニシジミがひらひらと舞い、ニホンカナヘビが落ち葉の間を動き回ってカサコソ。標柱9番の園路脇ではタチツボスミレが2輪開花しました。
- ニホンアカガエルの卵塊を初確認してから2週間。オタマジャクシが生まれました! めだかのT字路に設置したカゴの中から、少しずつ泳いで出てきています。
- ★野鳥情報★ 標柱16番付近の林にキクイタダキがいました。

【2026年3月10日(火)】
- 寒の戻り。朝の雨は開館前に上がり、ほどなく晴れ間が広がりましたが、陽のぬくもりよりも北風の冷たさの方が勝っていました。
- 標柱15番付近の園路脇で毎年見られるウラシマソウは「埼玉県レッドデータブック植物編 2024」で準絶滅危惧の植物。そろそろ芽生えていないかな〜と様子を見に行きました。特徴的な葉の形を頭に思い浮かべながら探しましたが、見つからず…。かわりに、半透明の細いタケノコのようなものを発見しました。えっ、もしや、これがそうなの? と調べてみると大正解! この「鞘状葉」に包まれた芽の中から、団扇形の葉、そして花が展開します。
- なみなみと水をたたえた高尾の池にダイサギがいました。双眼鏡でのぞくと、背中には柔らかそうなレース状の飾り羽が。この姿を見ると春だなあと感じます。

【2026年3月8日(日)】
- 標柱6〜7番を巡視中、園路脇のソメイヨシノの幹にトビモンオオエダシャクが止まっているのを発見しました(写真)。園内で成虫を確認したのは10年ぶりです! 幼虫は初夏に時々見られるのですが、成虫は早春の短い期間にだけ現れ、夜間に活動するためか日中の巡視ではなかなかお目にかかれません。風が冷たかった今日は、ベルベットのようなふかふかの毛が羨ましくなりました。
- ステップアップ写真講座「芽吹きと水辺風景」を開催。室内でデジタルカメラの露出やシャッタースピードの調整、偏光フィルターの活用法などを解説しました。野外実習では、ウグイスカグラの花や木々の芽吹き、ウメの花などを被写体に構図とボケ表現をチェック。さらに、湿地の水面に映り込む木々を生かした撮影法をレクチャーしました。

【2026年3月7日(土)】
- 清々しい青空に伸びゆくツクシ(写真)に、「ホ〜ホケキョ」「ケキョケキョ!」と、様々なバリエーションで繰り返しさえずるウグイス♪ すっかり春めいてきた公園です。でも、冬鳥もまだまだ種類がたくさん見られます。めだかのT字路にはジョウビタキのオス、ツグミ、タシギ。標柱10番付近にはキクイタダキとアカゲラがいました。
- 二十四節気の「啓蟄」を迎えて数日。強い風が吹きましたが、ところどころの日向では虫たちの日光浴が観察できました。センター近くにツチイナゴ、標柱16番の草はらにクビキリギス。標柱15番付近ではムラサキシジミやキタテハが翅を広げていました。

【2026年3月6日(金)】
- 少しずつ春の花が増えています。木道沿いではタネツケバナが白い花をつけ、見上げると目に入る高い木の枝先では、イヌシデの黄色い花芽とアカシデの茶褐色の花芽が目立ってきました。標柱12番のオニシバリは満開です♪
- 高尾の池に、カルガモとマガモの雑種と思われるカモ(写真手前)が一羽いました。くるんとカールした尾羽と黄色いくちばしには、マガモのオスの特徴が、顔の模様にはカルガモの特徴が現われていて、見れば見るほど不思議な感じ。通称“マルガモ”と呼ばれるこうした雑種のカモは、公園でも過去に何度か確認されています。今日はマガモと一緒に行動していました。
- ★野鳥情報★ めだかのT字路にアリスイがいました。

【2026年3月5日(木)】

- 2回目のニホンアカガエルの卵塊調査を実施しました。火曜日にまとまった雨が降ったこと、そして、昨日だけでスタッフが98個もの卵塊を確認していることから、今日は100個? それとももっと?? と期待に胸を膨らませて出発。結果として、公園全体で新たに79個が見つかりました! 予想よりは少なめでしたが、去年の同じ時期よりはずっと多く、累計203個に。ボランティアのみなさま、ご協力ありがとうございました。
- 標柱10番の草地にいた1匹のテングチョウ。素早く飛んでいるときはオレンジ色の模様が目立ちますが、ひとたび止まって翅を閉じると…あれっ? どこいった? 地面にカンペキに溶け込んでしまいます。一度見失ったあと、注意深く探して再発見! 無事に写真に収めることができました。

【2026年3月4日(水)】
- 朝まで降り続いた雨に濡れて、ひときわ緑鮮やかに見えたのはタチヒダゴケ(写真)。標柱3番付近の樹林内にある倒木の上に生えていました。丸い形をした凵iさく:胞子をつくる器官)にひだがあるのが特徴です。
- 午後になると真っ青な空が広がりました。午前中の巡視では咲いていなかったカントウタンポポがセンター前で開花! 今シーズン初確認となりました。一足早く咲いたシロバナタンポポとそろって観察できます。また、南口の周辺ではカキドオシの花も見られました。
- ★野鳥情報★ 高尾の池の近くのヨシ原から「コ、コ、コ…」とヒクイナの声が聞こえました。

【2026年3月3日(火)】
- 冷たい花散らしの雨(写真)。雨音に包まれる中、耳をすませると高尾の池から「ピリッ、ピリッ」「グェー! グェッ グェッ」とコガモやマガモの声が聞こえて来ました。カモたちの中には1羽のカイツブリ。ゆったり泳いだり、時々羽をぶるっと震わせて水滴を払ったりしていました。
- 日ごとに色を増していく緑。めだかのT字路付近では、芽生えたヨシが背を伸ばし、標柱5〜6番間のヒメカンスゲは一気に開花しました。また、林沿いのイヌシデやクマシデは、遠目から眺めるとほんのり萌黄色に。芽の色が少し変わってきていました。

【2026年3月1日(日)】
- ウグイスの初鳴きとともに3月の幕開き♪ 木道沿いではマユミが芽吹き、標柱15番付近の林沿いではヤブツバキが咲き始めました(写真)。
- 標柱10番近くの水辺から「キュククク…キュククク…」とニホンアカガエルの控えめな鳴き声が聞こえてきました。本種は、鳴き声を大きく響かせる「鳴嚢(めいのう)」をもたないため、公園で初夏に聞かれるシュレーゲルアオガエルよりも音量は小さめ。警戒心が強いこともあって、声を聞く機会はあまり多くありません。来園者のみなさんと一緒に、しばし耳をかたむけました。
- 北本市観光協会との共催事業「森林セラピーガイド養成」研修の春編を実施。新たにガイドに加入したみなさんもいらっしゃるなか、フレッシュな心持ちでスタートしました! ヤブタバコやキンミズヒキの葉の手ざわりやニワトコの香りを通して、五感を使って自然を楽しむ大切さをお伝えしました。

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