北本自然観察公園日記 2007年3月
【2007年3月31日(土)】
- 本日は、カエルツボカビ症についての講演会、定例自然かんさつ会、ノコギリ教室とイベント盛りだくさんの 一日でした。公園の近くの東光寺の境内にある国の天然記念物「石戸蒲ザクラ」も満開となり、多くの来園者で にぎわいました。
- ボーイスカウト上尾第9団カブ隊のみなさんが、団体利用でいらっしゃいました。 「植物の名前を調べる」というのがテーマ。手始めに、人物の特徴を正しく伝える推理ゲームを行った後、 実際の植物を観察しました。だんだんとコツがわかってくると、調べるのが楽しくなったようです。 今回調べたのは6種。公園には、その100倍以上の種類の植物があります。また、遊びに(調べに)来てくださいね。 お待ちしています。
- 草原には、カントウタンポポがたくさん咲いています。カントウタンポポの開花期は春だけです。 今がチャンス。ご来館のついでに草原まで足を伸ばしてみては??
【2007年3月30日(金)】
- 今朝の雨と午後からの春風で、エドヒガンザクラは見納めとなりました。ソメイヨシノは一気に5分咲き 以上となり、華やかになっています。公園内には、他にもヤマザクラやオオシマザクラが咲いています。 花や葉の色の違いをお楽しみ下さい。
- 今日の写真は、メダカ。温んできた水路で、元気に泳ぐ姿が目立つようになってきました。 ニホンアカガエルのオタマジャクシもずいぶん大きくなってきました。 一方で抱接しているペアが見られ、まだ産卵も続いています。
【2007年3月29日(木)】
- 今日も初夏を思わせる陽気でした。エドヒガンと入れ替わるように、ソメイヨシノの開花が進んでいます。 現在、3分咲き前後です。今日一日だけみても、開いている花がずいぶんと増えました。
- 今日の写真は、シロバナタンポポ。南入口近くの園路沿いで咲いています。
- ニホンミツバチの巣が復活しました。以前にも出入りがあった木のうろです。 そっと見守ってあげたいと思います。
- 先週19日から連続して確認されていたレンジャクたちは、ここ2日、確認できていません。 ついに、北の国へ帰っていったのでしょうか。また来てほしいですね。
- 暗くなってから、草むらから「ジー(ビーとも聞こえる)」の大きな鳴き声。 昨年の記憶をたどると・・・シブイロカヤキリモドキか? ひさびさに聞きました。
【2007年3月28日(水)】
- 15時の気温は、なんと21.5℃。とっても暖かいお散歩日和でした。 本日も多くの方にご来園、ご来館いただき、ありがとうございました。 今日の写真は、ふれあい橋の上流の湿地を撮影した1枚です。ヤナギの木の黄緑色が日増しに濃くなっています。
- コナラやハンノキも葉っぱが出てきました。ビオトープ見本園では、早速ドクガの幼虫も登場。 オレンジ×黒色で毛が長いのが特徴です。触らないように、気をつけましょう。
- 今日の園内巡視で見つけたチョウは10種類にのぼりました。 モンシロチョウ、スジグロシロチョウ、モンキチョウ、キチョウ、ベニシジミ、ルリシジミ、ムラサキシジミ、 テングチョウ、キタテハ、ルリタテハです。テントウムシの仲間も活発に活動していました。
【2007年3月27日(火)】
- 林縁の常緑樹、アオキが花を咲かせ始めました。写真は、雄花です。公園内にはたくさん生えていますが、 ”普通にある”だけに見過ごしがち・・・。ひとつ一つは小さいですが、よく見るとすてきな花ですね。
- エドヒガンは、ついに満開を過ぎました。シジュウカラの群れが、枝を渡るたびにはらりはらりと 花びらが舞います。(もしかして、シジュウカラたちはそれを楽しんでる!?) 今日は風も弱く、 エドヒガンの新たな見方を楽しむことができました。
【2007年3月26日(月)】
- 3月19日、22日に続く臨時開館3日目。お天気にも恵まれ、たくさんの方が満開のエドヒガンを見にいらっしゃいました。
- 雨の後のぽかぽか陽気に、生きものたちもぐんぐんと成長しています。オオジシバリやオニタビラコの 黄色い花。草はらをキジの雄が歩いていたりと、いろいろな発見があってうれしくなります。 本日の写真は、ミズキの若葉です。何ともみずみずしい!
- 湿地では、雨をきっかけに、アカガエルの卵塊がまた増えました。最初に生まれたおたまじゃくしは、 色が茶色っぽくなって、背中の黒い斑点がくっきり。土に潜っているドジョウや水面近くを泳ぐメダカ、 ヨシの芽吹きなど、生きもののエネルギーがあふれている感じです。
【2007年3月25日(日)】
- エドヒガンを楽しみにしている人間にとっては’あいにく’の、多くの生きものたちにとっては’恵み’の雨となりました。
- 公園内10番の目印近くでは、ケマルバスミレが咲き始めました。名前の通り「毛が生えた円い葉っぱのスミレ」です。 雨に濡れても、花の白色が目立っていました。今年は、なんだか株全体が小さい感じがするのが気になるところですが・・・。
- 今日の写真はきのこの仲間、ツチグリです。でもこのツチグリ、誰かに踏まれたようなのです。 中央のドーム型をしたふくらみが破けてしまっています。。。ツチグリにとっては、子孫を残すための胞子が 入っている大切な場所ですが、踏まれたことで胞子が飛んでいったなら、この個体にとっては本望?!
- キレンジャク、今日も1羽いました。これで、一週間連続して確認されたことになりました。
【2007年3月24日(土)】
- エドヒガンザクラはほぼ満開になり、見頃を迎えています。(写真:今朝撮影) 本日も多くの方で賑わいました。樹齢200年以上の迫力ある枝振りと可憐な花を、ぜひ、お早めにご覧下さい。
- お昼頃、自然学習センターの2階からイタチが観察できました。尾がふさふさで鮮やかな茶色でした。 高尾の池に続く湿地で、何かを食べている様子です。望遠鏡で見ると、口からオレンジ色をしたカエルの足が出ていました。 埼玉県では貴重になりつつあるニホンアカガエルのようです。他の場所ではなかなか見られない光景です。
【2007年3月23日(金)】
- 本日は、午前・午後とボランティアの方々にご協力をいただき、園内管理作業とアカガエル卵塊調査を実施しました。 ご協力いただいたみなさま、ありがとうございました。
- 園内管理ボランティアでは、10名の方にご協力いただき、ススキの枯れ草を刈り取る作業と、 マダケ林のお手入れを行いました。本日の写真は、作業後の草はらの様子。新芽の成長に向けて、準備が整いました。
- ススキの刈り取りの最中には、成虫のまま越冬しているクビキリギスを発見。久しぶりに、カナヘビ にも出会うことができました。午後に実施した「アカガエルの卵塊調査」では、アカガエルの抱接中のペアの他に、 アマガエルも出現。ちなみに、卵塊数は前回+30個、累計1251個となりました。
- 2〜3日で移動してしまうのでは??と思われていたレンジャクたちですが、今日もいました(キとヒの両方とも)。 園路の近くに来たり、遠くに移動したり。今日も、もりもりとヤナギを食べていました。
- エドヒガンは、ついに満開を迎えました!! なお、木道の幅が狭い場所がありますので、ご鑑賞の際は、どうぞ足もとにお気をつけください。
【2007年3月22日(木)】
- エドヒガンザクラ、やっと「七分咲き」ほどになりました。この週末が楽しみです。 気になるのは、お天気ですが・・・。
- 園内の数カ所に、木のベンチを設置しました(写真)。この冬に伐採してセンター前で乾燥させていたハリエンジュを 使用しています。
- キレンジャク2羽、本日もお出ましです。 ヤナギの木にどっかり止まって、ひたすらヤナギの花や芽を食べていました。 「ヤナギにキレンジャク、頭上のソメイヨシノにウソ、もう一度ヤナギに目を移せばベニマシコ」というぜいたくな 状況を体験できたご来園の方もいて、とてもうれしそうにご報告くださいました。ありがとうございました。
【2007年3月21日(水)】
- さあ、とっても気になるレンジャクたち。。。今日もいました〜! 赤い「ヒレンジャク」と黄色い「キレンジャク」あわせて、最大で20羽近くいたとのこと。 午前中に多くの情報をいただきました。 このところ強風続きでしたが、今日は穏やかな天気に恵まれ、久々のバードウォッチング&お散歩日和でした。
- 今日の定例自然かんさつ会は、年に一度設定できるかどうかというテーマで勝負。 「レンジャク捜索隊」です。結果は・・・残念。 あわせて、ヤブツバキが鳥のエサになっている仕組みを観察するなど、冬から春にかけての季節の移り変わりを ご紹介しました。今日の写真は、ヤブツバキの蜜を触って確かめているところです。
- ソメイヨシノの一輪目、発見しました。センター前の並木です。 一方のエドヒガンは五分咲きを超えました。今、まさに見頃を迎えています。
【2007年3月20日(火)】
- 春先の花、フサザクラが咲き始めました。公園内にある案内番号14番から少し坂を上ったところにある、 まだ葉っぱの出ていない木です。濃い赤色のおしべがポンポンのよう。花びらはありません。 「サクラ」という名前がついていても、バラ科のサクラの仲間ではないことは、花を見れば納得ですね。 元々は、山間の渓流の周辺に生えています。公園内の木は、植栽されたものです。
- センター前のクスノキの植え込み中で、シュンランが咲いています。 本日、見やすいように周囲の枯れ草を刈りました。ご来館の際に、どうぞご覧ください。
- エドヒガンは三〜五分咲きとなりました。予報では、明日から暖かくなるとのことですので、一気に開花が進むかも しれません。本日の写真は、エドヒガンのつぼみを食べているウソたち。 木の上からつぼみがぱらぱらと降ってきたら、要チェックです!
- 昨日に引き続き、レンジャク類の情報をいただきました。 最大でヒレンジャク8羽とキレンジャク数羽いたとのこと。 明日もいてくれるでしょうか???
【2007年3月19日(月)】
- エドヒガンザクラは三分咲きです。(写真:今朝撮影)花をじっくりご覧になりたい方は、ぜひ双眼鏡をご活用ください。 センターで貸し出ししております。無料です。お名前と連絡先を確認できるものをご呈示ください。
- 来館者の方より「レンジャク類がいるよ。」との情報をいただき、さっそく現場に急行。 現場に到着するも、「移動しちゃったよ〜。」とのこと。あきらめるものかと飛び去った方向へ追いかけると、、、いました!! キレンジャク2羽を確認しました。鳥たちは春の移動の時期です。公園にはどんな鳥が立ち寄ってくれるかな。。
- 本日以降4月8日まで、桜の開花に合わせて月曜日も休まず毎日開館します!皆様のお越しをお待ちしております。
【2007年3月18日(日)】
- 寒の戻りで、少し寒い一日でした。 エドヒガンザクラもゆっくりと花を咲かせています。 センターからエドヒガンまでの間の湿地では、ヨシの芽生えや元気に泳ぐオタマジャクシが見られます。 白いコブシの花(写真)も見頃を、迎えています。
- オオイヌノフグリで吸蜜するビロードツリアブを見つけました。 春先に見られる小さなアブで、長い口と毛むくじゃらな その姿は、ニュージーランドに住むキウィという鳥を彷彿とさせます。
【2007年3月17日(土)】
- 今年度最後の里山ボランティアは、ドングリの苗木の移植とシイタケのコマ打ちでした。 午後の作業は、年に一度のお楽しみ企画。ドリルと木づちの小気味よい音が響き、 あっという間に1500コマの植菌が終了しました。シイタケが出てくるのは来年の秋。ん〜楽しみですね〜♪
- イベント「里山ボランティア」は、来年度も第3土曜日に実施いたします。 引き続き、みなさまのご参加をお待ちしております!
- このところ、木道方面が熱いです。エドヒガンはもちろんなのですが、 カワセミがペアでひんぱんに確認されています。かなりラブラブのご様子。 今日も、かん高い「ピー!」という声を上げて、盛んに飛び回っていました。 この付近は、以前にもヒナをつれたカワセミが観察されている場所。今年も繁殖が期待されます。 カワセミのためにも、地面に生えている植物たちのためにも、観察は園路や木道からお願いいたします。
【2007年3月16日(金)】
- センター周辺にキジが大集合?! メスばかり4羽がまとまって、エサをとっていました。 2階の望遠鏡でもよく見えましたよ〜。
- 本日の写真はヒサカキの花。薄暗い林の中に生えているので、花が咲いても目にする機会は少ないのですが、 実はこんなにかわいい花なんです。園内の目印15番の近く、草原側に入ったところの木で撮影しました。
【2007年3月15日(木)】
- 朝、いつもの「カモのカウント」を行っていたところ、高尾の池の上を飛ぶツバメを発見しました。 今シーズン初記録です。
- 本日は、6名の方にご協力をいただき、午前中にアカガエルの卵塊数調査、午後にニュースレターの発送作業を 行いました。みなさん、いつも本当にありがとうございます。
- 写真は、卵塊を探しながら歩いているときに撮影したひとこま。調査にも参加したボランティアの方によると、 足跡の主はキセキレイ。干上がった場所に残されたおたまじゃくしを食べていたそうです。 水たまりが干上がったり、鳥やヤゴなどに食べられたりというたくさんの危険を乗り越えて、親のカエルにまで成長 するのはほんのわずか・・・厳しい世界です。
- このところの寒の戻りで、エドヒガンの開花は進んでいません。今日も「一分咲き未満」でした。
【2007年3月14日(水)】
- ひさしぶり〜! に小学校の団体利用がありました。所沢市立柳瀬小学校5年生のみなさんです。 この時期ならではのカエルや植物の観察をしました。 今回は、エドヒガンに会いに行く時間がとれなかったので(野外の時間をもっと長くすれば良かったかな?)、 ぜひまた遊びに来てくださいね。お待ちしています!
- エドヒガンは、今日もあまり開花が進みませんでした。まだ「一分咲き未満」です。 全体的には、かなりピンク色を帯びてきました。今週末〜21日の祝日頃にかけて、見頃を迎えそうです。 木の下に、たくさんのつぼみが落ちているのは鳥たちの仕業。今日もウソが・・・。
- 自然学習センターの講義室では、野生生物写真展が始まりました。力作揃いです。 公園散策においでの際は、ぜひお立ち寄りください。
【2007年3月13日(火)】
- 最近、「ベニマシコはもういなくなっちゃいましたか?」というお問い合わせをいただくことがあったのですが、 今日は大当たりでした。4羽のベニマシコが、ヤナギの芽をむしゃむしゃ。写真には何とか3羽おさまっています。
- 春らしさを感じる風景。湿地の中を流れる小川では、メダカの姿をよく見かけるようになりました。 水が温んできた証拠ですね。今日は、チョウの姿もたくさん。モンシロチョウ、スジグロシロチョウ、テングチョウ、 キチョウ・・・確実に増えてきています。
- エドヒガンは、「一分咲き未満」といったところ。木の高いところで開花が進んでいます。
【2007年3月11日(日)】
- 今日は、いきもの講座+定例自然かんさつ会がある第2日曜日です。テーマは「アカガエル」。 夜に行われる産卵のシーンなどを写真で解説した後、いざ出発。センター内で展示しているアカガエルの 成体を観察し、園内では卵塊とおたまじゃくしを探しました。 写真は、「ヒメアカネ湿地」でおたまじゃくしを見つけている参加者のみなさんです。
- 朝からの雨は昼前に上がって、午後には青空が広がりました。 天気が回復したものの、風が強くなったために、鳥の観察がしづらい一日でした。 あまりの強い風に、咲き始めのエドヒガンが気になって見に行ったところ、ウソが花芽を盛んに食べてました・・・。 ウソさんたちへ、ほどほどにお願いします。m(_ _)m
【2007年3月10日(土)】
- ★速報・エドヒガン開花情報★本日の昼過ぎに、一輪目の開花を確認しました(写真中央)。 木の高いところにあるので、双眼鏡で探してみましょう。 自然学習センターでは、双眼鏡を無料で貸し出ししております。 ぜひ、この機会にご活用ください(身分証明書をご呈示いただきます。2時間)。
- 昼間、園内で2匹同時にイタチを目撃したとの情報をいただきました。 体のサイズが違っていたそうです。イタチは、雌雄で体の大きさに差があること、この時期は繁殖期にあたることを 考えると、「ペアでいた」という可能性が高いです。園内で、子育てしてくれるといいですね。
- 午前中は、野あそび教室がありました。テーマは、「タヌキのトイレを調べてみよう」。 林の中にある「ためふん」の場所を観察したり、自動撮影装置に写ったタヌキ以外の生きものたちについて学んだ後、 みんなで紙芝居を作りました。早速、午後から館内のテレビでスライドショー上映を始めています。 どうぞご覧ください。
【2007年3月9日(金)】
- 今日の写真は、高尾の池で実施した浚渫(しゅんせつ)作業の様子です。 昨日、一昨日と泥を吸い出し、夕方からまた水を溜め始めました。 「カモたち〜、ゴメンね〜!もう終わったから戻ってきてもいいよ〜!!」
- 水を抜いた高尾の池。興味があるのは、「どんな生きものがいたのか」ですよね。 多かったのは、トウヨシノボリ、ギンブナ、ドジョウ。うれしいところでは、ドブガイ(二枚貝の仲間)。 気になっていたマルタニシは見つからず。外来種としては、カムルチー、アカミミガメ、ウシガエルを捕獲しました。
- 湿地のヤナギの芽がぐんぐん伸びてきて、植物のたちの緑色が目立つようになってきました。 地面の芽生えでわかりやすいのは、カナムグラ。茎は紫色で、最初に出る双葉はひょろりと細長いです。 その次に出てくる葉っぱを見ると、あの、茎にトゲがたくさんあるつる植物が頭に浮かびます。 湿地の地面でたくさん見つけることができますよ。
【2007年3月8日(木)】
- 寒い朝でした。湿地には氷が張り、にょっきりとした霜柱も。その後は快晴!ポカポカ!! 絶好の天気で、 園内では、たくさんのお散歩の方がいらっしゃいました。
- 鳥たちも元気。 湿地のベニマシコに北里の森のアオゲラ・コゲラたち。ウグイスも盛んにさえずっていました。 ペアで行動する鳥たちが、ずいぶん増えてきましたね♪
- 連日のボランティアDAY。今日はアカガエルの卵塊調査です。 最初にふ化したものは、目ができて、おたまじゃくしらしい形になってきました。 新しい卵を探した結果、一週間前のカウントから約60%増!! 累計1095個となりました。 ボランティアのみなさま、いつもありがとうございます。
- 気象庁から、さくら(ソメイヨシノ)の開花予想が 発表されました(外部リンク:気象庁)。 例年よりも2週間も早く咲きそうな地点があるとのことで、近隣の熊谷の予想は「例年より一週間早い3月24日」。 さて、公園内のエドヒガンザクラも例外ではありません。 そろそろカウントダウンか、といった様相です。今週末あたり???
【2007年3月7日(水)】
- 本日は、今年度17回目の園内管理ボランティアDAY。エドヒガンザクラ開花前の周辺整備として、 奥の竹林のお手入れを行いました。ご協力いただいたみなさま、ありがとうございました。
- 以前、写真のあたりには園路があったのですが、エドヒガンザクラの 根を保護するために、現在の木道に付け替えられたという経緯があります。 動植物の保護のため、観察・撮影等は木道や園路からお願いいたします(ワイドレンズがおすすめです)。 周辺には、レジャーシートを広げられるようなスペースはほとんどありません。 来園者のみなさんが、お互いに気持ちよく公園を利用できるよう、ご協力をお願いいたします。
- エドヒガンザクラのすぐわきに、コブシの大木があります。いつもエドヒガンに隠れて目立たないのですが、 同じ頃に花を咲かせます。気をつけて探してみたら、早くも白い花がほころんでいましたよ!
【2007年3月6日(火)】
- 啓蟄です。暦の上では冬ごもりをしていた虫たちが這い出す頃、とされています。 暖冬の今年は、いつになく生きものたちの動き出しが早く(冬ごもりのヒマがなく?)、私たちも驚かされる 毎日です。今日は、例年だと3月下旬頃から咲き始めるアケビの花を確認。 写真は、もう少しで咲きそうなアオキのつぼみです。
- 昨日の雨で、再度アカガエルの産卵がありました。黒いおたまじゃくしのとなりで、産みたてのばらけていない 卵がちらほら見られます。「昼近くになっても交接しているペアがいるー!」と 思ったら、抱きつかれているのはウシガエルでした。。。
【2007年3月4日(日)】
- 今日は暖かかったですね。陽気に誘われてかウグイスとシジュウカラ、ヤマガラの本格的なさえずりを聞きました。 ほかの鳥の”さえずり情報”お待ちしています。
- 今日は近くの地域の子供会の歓送迎会のお手伝いをさせて頂きました。高学年の子たちがリーダーとなり公園内を 探検して、カエルの卵などを観察しました。中学生になっても、大人になっても遊びにきてね。
- 「えー、わたくし、オニヤンマのヤゴです(写真)。アカガエルの展示用水槽の中に、落ち葉といっしょにまぎれて入っていました。 これからどうしようと、落ち葉の間をもぞもぞしていたところ、ようやく救出してもらいました。 早く小川に返してくれ…」とヤゴの気持ちを代弁してみました。
【2007年3月3日(土)】
- 本日は、今月だけ2回ある里山ボランティアの日。午前中は、エドヒガンザクラの開花時期に備えて、 仮設木道の設置と竹林の整理。午後は、2000年の冬に2000平方m皆抜した雑木林の下草を刈りました。 黄色の上着を着たスタッフが握っているのが、萌芽から育ったコナラです。けっこう大きくなってきました。 ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました。
- 公園内の目印10番の近くでは、タチツボスミレがきれいに咲いています。薄紫色のかわいらしい花です。 午後には、モンシロチョウが飛んでいるのも見かけました。
- トップページでエドヒガンザクラ開花情報のご案内を始めました。さて、今年の開花は いつ頃になるのでしょうか。楽しみです。
【2007年3月2日(金)】
- センター2階から公園の湿地を眺めると、ヤナギの木々が少し色づいてきたことに気づきます。 ヤナギの芽が育ってきた証拠です。すぐ下をのぞくと、ビオトープ見本園に生えているヤナギの枝が じっくり観察できますよ。
- そこで目をつけたのが本日の写真。ノイバラの芽吹きです。この頃は、葉っぱのまわりが、はっきりと赤く 縁取られるんですね。
- 高尾の池の浚渫を、来週8〜9日(予備日13日)に行うことになりました。7日の夕方から高尾の池の水を抜いて、堆積した泥を除去します。最近は、アオサギが堂々と歩けるくらい浅くなっていますので、少しでも水深が確保できればと思っています。作業中、来園者のみなさまには、園路の一部通行止めや機械の動作音、池への作業員の立ち入りなどによりご迷惑をおかけしますが、ご協力をお願いいたします。
【2007年3月1日(木)】
- 3月になりました。気象庁の区分でも、今日から「春」です。園内でも、すでに繁殖のシーズンに入っているモズがいい声でさえずっていました。
- 本日は、幼稚園の団体利用がありました。地元の北本中央幼稚園のみなさんです。館内が子どもたちの声でにぎやかになったのは久しぶりでした。今日は急ぎ足の見学でしたが、またみんなで遊びに来てね〜!!
- 本日から、バードカービングの作品展が始まりました。すばらしい作品が、ずらりと並んでいます。散策の合間に、ぜひセンターにお立ち寄りください。会期は、今月11日までです。
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