北本自然観察公園日記 2023年2月
【2023年2月28日(火)】
- 明日のセンター再開館に向けて、受付回りや館内展示を中心にスタッフ全員で準備を進めました(写真)。公園を散策しながら生きもの探しが楽しめる「春めぐりスタンプラリー」もスタートします♪ みなさまのご来館を心よりお待ちしております。
- 巡視中、小鳥の混群に出会いました。シジュウカラやメジロ、コゲラが木々の枝を飛び移りながら、にぎやかな声を聞かせてくれました。さらに今シーズン初のウグイスのさえずりも確認! センター裏の草やぶや、標柱6番〜7番のササやぶでよく鳴いていました。また、八ツ橋の池と高尾の池ではカワセミが何度も鳴きながら行ったり来たりしていました。
【2023年2月26日(日)】
- 北本市西部公民館で開催された「西部地域コミュニティまつり」に出展しました♪ 3月1日の再開館後のイベントをPR! アイキャッチとして入口に展示した、タヌキとキツネの剥製に「生きているのかと思った!」と驚く方が多かったです(写真)。今日一部のみ展示を行った写真展「北本自然観察公園・季節のうつろい」は、再開館初日からセンター2階で開催します。ぜひお立ち寄りください。
- 一夜堤付近の上空を見上げると、イヌシデの花芽がだいぶ大きくなってきました。すぐ近くにはアカシデもあります。よく似ている植物ですが、明らかに違いが判るのが、花の時期。黄緑色のイヌシデに対して、アカシデはオレンジ色の花をつけます。もうすぐその花が見られるようになります。
【2023年2月25日(土)】
- 標柱10番の梅林のウメが八分咲きを超えて、満開に近づいています。休憩にもぴったりのぽかぽかスポット。みなさん、スマホやカメラを向けて青空をバックに撮影したり、花に顔を近づけて甘い香りをかいだりと、思い思いに楽しんでいました(写真)。
- 昨晩の雨がきっかけとなったのか、巡視中、ニホンアカガエルの卵塊を今シーズン初確認しました! ただ、記念すべき1つ目の卵塊があるのは園路から見えにくい場所…。じっくりと観察するには、もう少し数が増えてからの方が良さそうです。次の雨がまちどおしい♪
【2023年2月23日(木)】
- クマシデの冬芽を見ていたら、ぺたりと張り付いているクモを発見(写真)。そっと写真をとろうと枝を引き寄せたら、活発に動き始めました。そして糸を伝って宙づりに。ヒメグモの仲間でしょうか。もう活動のスイッチが入ったようでした。
- 標柱15番近くで、白いフワフワしたものが飛んでいました。地面に落ちたところを見てみると、正体は綿毛がついたテイカカズラのタネ。本種は12月〜1月頃に実が熟してタネが出てきます。この近くにテイカカズラは無いので、標柱5番付近の株から風にのってきたのでしょう。
【2023年2月22日(水)】
- ボランティアのみなさまとの園内管理作業で、園路のメンテナンスを行いました。土留め柵の補修と同時に茂ったアズマネザサを刈り、狭くなっていた園路の拡幅を行いました(写真)。ご協力ありがとうございました!
- 子供公園口の近くの草はらでチョウがひらひら。近づいてよく見ると…モンキチョウでした! 3月頃から成虫が羽化しますが、ずいぶんと早い登場。まだ寒いのか、ちょっと飛んだら葉っぱに止まって日向ぼっこ…を繰り返していました。
【2023年2月21日(火)】
- 強い北風が吹き、青空を流れる雲がみるみるうちに過ぎて行きました(写真)。茂みの中では、寒さに耐え忍ぶようにふっくらと丸くなったキジバトの姿。頭上では、風に飛ばされまいと揺れる枝にしがみつくカシラダカが見られました。
- 巡視中、標柱7番付近でウスベニスジナミシャクを見つけました。主に夜に活動しますが、昼間でも飛んでいたり木の幹に止まっていたりと目にすることの多いガです。年に一度、早春にだけ羽化します。
- 倒木のおそれがある木が園路沿いにあるため、標柱9番〜10番を通行止めにしています。来園者のみなさまにはご不便をおかけしますが、ご協力をお願いします。
【2023年2月19日(日)】
- 標柱20番近くは、早くも芽吹きの緑に覆われ始めています。湿地ではクサヨシが目立ってきており、園路脇ではヤエムグラ、カナムグラ、ノビルがにょきにょき(写真)。足元へ目を向けるのが楽しくなってきています。
- 園内各所でエナガの「チュリチュリ」という鳴き声が響いていました。群れになって木々の枝から枝へ飛び回っている姿がなんともキュート♪ さらにコケとクモの糸(?)をくわえている個体も確認できました。ぼちぼち巣作りの季節。もし見かけたら、遠くから見守ってくださいね。
【2023年2月18日(土)】
- 生きものいきいき隊のテーマは「高尾の森の落ち葉かき」(写真)。全員で協力して作業をしつつ、茂っていた常緑樹の刈り取りも同時に行いました。林床の管理は雑木林の生物多様性保全において大切な作業です。すっきりとした林床からどんな植物が生えてくるか楽しみ♪ ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。
- お日さまぽかぽかの一日。シジュウカラ、ヤマガラ、ホオジロのさえずりが園内各所から聞こえてきました。そして、標柱21番で出会ったのはウグイス! まさか…もう「ホ〜ホケキョ」が…と思って待っていたのですが、聞こえてきたのは「ジャッジャッ」という地鳴き。こちらは流石にまだでした〜。
【2023年2月17日(金)】
- 日差しが暖かい陽気に。こんな日は昆虫が動き出しているかな? と思いさがしてみました。標柱10番付近の草はらでは、ナナホシテントウやクロウリハムシを発見。ガサッと音がした方を見ると、そこには大きなツチイナゴが!(写真) 久しぶりの再会に嬉しくなりました。
- 標柱17番近くの枯れ木にアラゲキクラゲが生えています。雨が降っていないので乾いてゆがんでしまっていますが、その姿がなんだか口をパクパク動かしておしゃべりしているようにも見えます。
【2023年2月16日(木)】
- 園路に垂れたアズマネザサの刈り取りをしていると、割れた茎の中に複数の黒い影が。見ていると、中から1cmほどのコガシラコバネナガカメムシたちが出てきました(写真)。このように、ササやタケの茎の中で過ごしているため、普段はなかなか姿を見かけません。学名「ヤポニクス」は「日本の」という意味ですが、実は中国が原産と考えられている外来種。しばらくすると、また茎の中へと戻っていきました。
- 巡視中、目の前に数羽のアオジがひょこっと出てきました。少し遅れてルリビタキのメスも登場。ロープ柵の上でゆらゆらしていたかと思うと、地面に降りてアオジと一緒に食べ物さがし。すぐ近くを来園者が通ってもお構いなし、といった様子でした。
【2023年2月15日(水)】
- 澄み渡った青空。桜土手からは秩父連山が見渡せました(写真)。採掘で山肌が露わになった武甲山は、雪が白く残った右斜面と、木々に覆われた左斜面のコントラストが際立っていました。
- 主に経験者を対象とした「ウィークデー・バードウォッチング」の最終回でした。時折強い風が吹く中でしたが、標柱2番近くの湿地では、ジョウビタキ、ツグミ、そして3羽のタシギがひとところで観察できました♪
- 日当たりのよいビオトープ見本園で、いち早くカントウタンポポが開花しました。日本を代表する在来のタンポポですが、近年、外来のセイヨウタンポポとの雑種化が問題になっています。雑種化は、カントウタンポポにセイヨウタンポポの花粉がつくことで起こり、逆はありません。公園内でもセンター周辺で雑種が目立つようになってきました。
【2023年2月14日(火)】
- 標柱6番付近の北里の森の中にあるエドヒガン。倒れてしまった木と比べるとまだまだひよっこですが、それでもずっと見上げていると首が痛くなるくらいの高さです。樹皮には不規則に走る縦の亀裂があります(写真)。こうして縦に割れ目が入るのは、サクラの仲間ではエドヒガンだけに見られる特徴です。
- 三寒四温。暖かさと寒さを交互に繰り返しながら徐々に春へと近づいていきます。湿地ではミナミメダカの群れが元気いっぱい、縦横無尽に泳ぎまわっていました。
【2023年2月12日(日)】
- 標柱12番の園路沿いにある杭で、クロテンフユシャクのオスを見つけました(写真)。2月に入る頃に羽化し、冬尺蛾の仲間としては中盤から後半にかけて見られる種類です。ウスバフユシャクとよく似ていますが、その名の通り黒点の模様がくっきりしているのと、外横線(がいおうせん)が翅の先端付近で「く」の字に折れ曲がることが見分けるポイントです。
- 桜土手では残雪の下に春の七草のひとつ、ハコベの葉がびっしり生えていました。ハコベには在来種のミドリハコベと外来種のコハコベがあり、花が咲いてみないと、どちらかわかりません。どちらのハコベか答えがわかるのは、春になってからです。
【2023年2月11日(土)】
- 昨日の雪が残った園内。標柱16番の草はらでは、ノウサギの足跡が草はらを横切るように続いていました(写真)。後ろ足が左右同時に地面つくので、横並びの足跡ができるのが特徴。普段はなかなか出会えない動物も、痕跡を通して存在を知ることが出来ます。
- 標柱13番付近の湿地を眺めていると、水面で動く小さな甲虫を発見。枯れ草につかまらせて見ると、黄金に輝く希少種、フトネクイハムシでした。動きは鈍く、冬眠から覚めたばかりなのでしょう。厳しい冬を乗り越えて、今年も出会えたことに嬉しくなりました。
【2023年2月10日(金)】
- 数日前の陽気から一変、園内は白銀の世界に(写真)。静かで寂しいなあ、と思いながら巡視をしていると、枝でじっと丸くなっているツグミを発見。湿地のヨシの隙間からはクイナがひょっこり顔をのぞかせ、冬に生きる野鳥たちのたくましさを感じました。
- センター周辺や駐車場、雪がとけにくい八ツ橋の上などの雪かきをしました。足元が滑りやすくなっている場所があります。散策の際には頭上からの落雪にもご注意ください。
【2023年2月9日(木)】
- まだ朝は氷が張っていためだかのT字路付近。午後、氷がとけた頃に行ってみると、水の中で小さなコミズムシの仲間(写真)がせわしなく泳ぎ回っていました。大きさは5oほど。タガメやミズカマキリ同様、水生のカメムシ類です。もう交尾をしているものもいて、真夏と同じような活動をしていました。
- センター前の草地にスズメノヤリの葉が出ていました。普通に歩いていたら見過ごしてしまうような小さな植物。でも、つやのある葉、それと緑色からえんじ色へのグラデーションは、室内を装飾する観葉植物のような趣があります。
【2023年2月8日(水)】
- 野鳥との思いがけない出会いの連続でした。朝、センター1階の窓から見える木積みの上にキジのオスが1羽とまっていました(写真)。人が近づいても窓越しなら安心なのか、逃げる素振りも見せず威風堂々といった様子。さらに巡視中、八ツ橋を渡っているとすぐ横にカワウが着水! 潜水を繰り返し魚を捕まえ始めました。時折上空を飛ぶ姿は見かけますが、こうして公園に下りて来るのは珍しいです。
- 標柱15番近くの林の中に生えているエゴノキ。その枝先に大量の「エゴノネコアシ」がついていました。「エゴノネコアシ」とは、エゴノネコアシアブラムシがつくった虫こぶのことで、夏の間はバナナの房のような姿でした。もう枯れて茶色くなっていますが、こんなにたくさんついていたんだと、葉が落ちたことでようやく気がつきました。
【2023年2月7日(火)】
- 寒さがゆるみ、センター横の温度計で最高気温は16℃。連日結氷していた水辺には、穏やかな風景が広がっていました(写真)。花蜜を求めてハナアブの仲間やセイヨウミツバチが飛び、草の間を縫って歩くクロヤマアリたちも活動を開始していました。
- 正門の門柱にシロフフユエダシャクが止まっていました。冬尺蛾シーズンの後半に登場し、先日の公園日記で紹介したヒロバフユエダシャクと同時期に見られ、両者ともオスの翅の模様は似ています。シロフフユエダシャクの方が前翅の形がとがっていて、大きさは一回り小さいです。
【2023年2月5日(日)】
- 樹木の葉が落ちると、どれがどれだかわからなくなってしまいます。先日来、探していたオトコヨウゾメの冬芽。標柱5番付近に1本だけあるのは間違いなし。記憶をたよりに撮影してみたものの、先日撮ったのは別物でした。その後、下調べをして再チャレンジ。今度こそ正真正銘、つやのある水滴形のオトコヨウゾメの冬芽を撮影できました(写真)。
- 梅の木のまわりに数羽のアトリが集まっていました。大陸から渡ってくる冬鳥である本種は、年によって渡来数に大きな変動があることが知られています。今シーズン、公園では小さな群れがちょこちょこ…といった感じ。漢字で「花鶏」と書きますが、白い梅の花との組み合わせが何とも雅でした。
【2023年2月4日(土)】
- 北本市観光協会との共催事業「森林セラピーガイド養成」のための研修を行いました(写真)。二十四節気の「立春」を迎えるなか“五感で春を感じる”をテーマに、センター前の草地からスタート! 早速、足元の落ち葉をかきわけて、ハルジオンやヒメオドリコソウの葉のふわふわの手ざわりを堪能。シジュウカラがさえずる林では、アカシデやコブシの大きく膨らんだ冬芽を双眼鏡で観察しました。梅林で休憩がてら花の香りを楽しんでいると、ちらりとカナヘビも姿を見せてくれました♪
- 一夜堤口の看板の前を通ったとき、横目に三角形のシルエットが見えたような気がしました。戻って確かめると、正体は今シーズン初確認となるヒロバフユエダシャク。木に止まっていると目立ちませんが、これではバレバレ! 昼間はこうして人工物のかげや隙間で休んでいることもあります。
【2023年2月3日(金)】
- 今日の写真は、高尾の池で撮影したひとコマです。氷の上には白い雪だるま…ではなく、たまたま首が隠れてま〜るいフォルムになったダイサギの後ろ姿です。細長い首が見えないと、何かちがう生きもののように見えますね。ちなみに、写真のどこかにカワセミもいます。探してみてください♪
- エノキの枝先に、チョウのサナギの抜け殻がくっついているのを見つけました。今日は「節分」。サナギのふちには、鬼のツノのような突起が並んでいます。これは外来種のアカボシゴマダラの特徴のひとつ。よく似た在来のゴマダラチョウの突起は、ここまで鋭くありません。
【2023年2月2日(木)】
- 朝から冷たい北風が強く吹いていました。雲の動きは早く、次々とその形を変えては通りすぎてゆきます。北の空には薄くかかった巻層雲(けんそううん)が、さざ波のように姿を変えて上空を覆っていました。午後になると太陽を囲む虹、日暈(ひがさ:ハロ)が見られました。
- あっつ〜い夏、パシャパシャと水浴びをする鳥を見て「涼しそうでいいな」と思ったことがある人も多いはず。ところがどっこい! この寒さの中ではどうでしょう? 巡視中、湿地ではセグロセキレイ、林沿いの流れではシジュウカラとヤマガラが水に入ってしぶきを上げていました。羨むどころか凍えてしまわないかと心配になりますが…。こうして汚れや寄生虫を落とすことで、空を飛び、雨をはじく羽の働きを維持することができます。生きるためには欠かせない習慣です。
【2023年2月1日(水)】
- 標柱10番の梅林のなかで、特に早い1本ではすでに5分咲き。暖かな日がさした今日は、花にミツバチがやってきていました。湿地の近くではツクシが顔をのぞかせ、標柱15番ではコスミレが開花。少しずつ届き始めた春のたよりに心が躍ります。
- コナラの幹に3cmほどの楕円形のコブがありました(写真)。実はこれ、ギンシャチホコというガのまゆです。幼虫は樹皮をかじりとってまゆの材料にするため、目立たない上に固くて丈夫。羽化する際に脱出した穴があるので気づけましたが、そうでないと見つけ出すのは大変そうです。
- ★野鳥情報★ 標柱10番付近の上空をミサゴが飛んでいました。
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