北本自然観察公園日記 2020年4月
【2020年4月29日(水)】
- 標柱12番付近に、スタッフが作成した新しいベンチを設置しました(写真)。
【2020年4月28日(火)】
- 午後は徐々に曇が多くなったものの、午前中は爽やかな青空でした(写真)。
【2020年4月26日(日)】
- 公園内の木陰に2か所、新しくベンチを設置しました(写真)。
【2020年4月25日(土)】
- 朝から青空が広がりました。本日の写真は八ツ橋の池と夕日です。本日も、外出自粛の対応にご協力いただき、ありがとうございました。引き続き、よろしくお願いいたします。
【2020年4月24日(金)】
- 新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、明日から当面のあいだ公園駐車場を閉鎖します。外出自粛にご協力をお願いいたします。
【2020年4月23日(木)】
- 今日の写真は安全管理作業として、園路上の枯れた枝を切っている様子です。
【2020年4月22日(水)】
- 標柱4番からめだかのT字路間の木道が新しくなりました(写真)。
- 公園駐車場のユニバーサルトイレは、現在故障中のためしばらくの間ご利用いただけません。ご不便をおかけしますが、ご理解とご協力をお願いいたします。
【2020年4月21日(火)】
- 落葉広葉樹の新緑ばかりに目が奪われがちですが、園路わきに目を向けるとシダの仲間が展葉し、やわらかな緑を広げています。ちょっと暗い常緑樹の森だと、緑がより際立って見えます(写真)。
- 木道方面の巡視中、センダイムシクイの声を聞くことができました。
【2020年4月19日(日)】
- 雲ひとつない青空が広がり、日向を歩くと汗ばむ陽気。木陰がひんやり心地よく感じました(写真)。巡視中、羽化したてのぴかぴかの翅のキアゲハや、ノイバラの葉をむしゃむしゃ食べるナナフシの幼虫、様々な模様のナミテントウに出会いました。
- 一夜堤から標柱8番にかけての通行止めを解除しました。みなさまご協力ありがとうございました。
【2020年4月18日(土)】
- 朝から大粒の雨(写真)、お昼ごろには強い風が吹きました。センターの壁には、大小さまざまな大きさのミスジマイマイやヒダリマキマイマイがいっぱい。みなさんのご自宅の壁や植木鉢などにもくっついているかも?
- 冠水のため、一夜堤から標柱8番にかけての園路を通行止めにしています。大雨、強風の影響が残っているため、明日の午前中まで、ご来園はご遠慮いただきますようお願いいたします。
【2020年4月17日(金)】
- 曇りがちな空でしたが、暖かかったためかセンター近くでナミアゲハやベニシジミと出会えました。
- あずまや付近からセンター方向を見ると、湿地のヨシやガマがぐんぐん伸びてきていました。まだ淡い緑色がこの時期らしい♪ また、近くでは羽化したてのシオヤトンボが見られました。
【2020年4月16日(木)】
- 日中、吹き抜ける風がさわやかでした。センター周辺で落葉の季節を迎えたクスノキは、枝が揺れるたびに、はらはらと古い葉を落としていきました。
- 写真は一夜堤付近の湿地。澄んだ水の中をミナミメダカの群れが泳いでいました。めだかのT字路には、成長したニホンアカガエルのおたまじゃくし。高尾の池では3羽のハシビロガモが、せっせと食べものを探す様子が見られました。
【2020年4月15日(水)】
- 展葉が進み、雑木林沿いの園路は木漏れ日が心地よいです(写真)。ウワミズザクラやオトコヨウゾメ、ゴマギなど木々の白い花が咲き始め、徐々に春から初夏の装いへと変わってきました。
- めだかのT字路で付近の湿地では、トウキョウダルマガエルが「ゲゲッ ゲゲッ」、シュレーゲルアオガエルが「コロコロ…」と鳴いていました。
【2020年4月14日(火)】
- 今日の写真は八ツ橋の池の様子。昨日の雨のおかげで、雑木林の葉がさらに開き、湿地の植物がグンと伸びました。
- センターの近くで、ツバメがさえずりながら飛んでいました。チュチュビチュビジュジュビー♪ という声は「土食って、虫食って、しぶーい」とききなされます。みなさんの近所では聞こえますか?
【2020年4月12日(日)】
- 午前中はしとしと雨模様。昼前にあがったものの、一日中、どんよりとしたお天気でした。そんな今日だからか、湿地沿いの園路(写真)を歩いていたら、カエルたちの声に交じってケラの「ビィー…」という鳴き声が聞こえてきました。
- 雨の後は、きのこやコケがしっとりと濡れてきれい♪ 家の周りを探してみると、瑞々しい葉っぱのコケや枯れ木にずらりと並ぶきのこを楽しめるかもしれません。
【2020年4月11日(土)】
- 青空がまぶしく、日中は風が穏やかでした。八ツ橋の池ではアサザが一面に葉を浮かべており、昨年よりもさらに増えた印象を受けました。
- 今日の写真は木道沿いに咲くムラサキケマン。濃い紫色の花が目を引きます。のんびり時間がある時は、テーマを決めた定点観察もオススメです。どんな生きものがやってくる?花の色はどう変化する?自分なりの新発見ができますように!!
【2020年4月10日(金)】
- 今日の写真は青空が広がった雑木林。青々とした葉がグングン育ってきています。
- 公園内あちらこちらでチョウがよく観察できました。センター前の草はらではキアゲハやルリシジミ、桜土手ではツマキチョウに出会えました。
- 期間限定企画「我が家で自然観察!」が始まりました。お庭やご自宅近くで見つけた「?」な生きものの名前を調べます。詳しくはトップページにて。
【2020年4月9日(木)】
- 草はらや湿地で、ハラヒシバッタやヒメギスの幼虫が跳ねていました。ちなみに、今日の写真のどこかにヤブキリの幼虫が隠れています。見つかるでしょうか…? ヒント、花粉が好物です!
- 巡視中、高尾の池に珍しくやってきていたカワウに出会いました。水中の魚を追って泳ぎ回っていました。
【2020年4月8日(水)】
- 日中は青空、夕方はあたたかい夕焼けが見られました(写真)。
- アズマネザサの茂みから「ホ〜ホケキョ♪」とウグイスのさえずりが響いてきました。木の上からはシメの「チッ、チッ」の声も。お家の近くでも聞こえてくるかもしれません。
【2020年4月7日(火)】
- 今日の写真は湿地の風景。緑が増えてきました。
- センター前で、コナラやシラカシの枝をぴょんぴょん跳ねるように移動する鳥の影が見えました。葉の間から水色の羽がチラリ! カケスでした。もう少しすると山の方へ移動します。
【2020年4月6日(月)】
- 赤紫色の花がよく目立つカラスノエンドウに対して、スズメノエンドウの花は極小サイズ。ちょっと見ただけでは花が開いているのかどうか、わからないほど。そこで、マクロレンズで拡大撮影してみたところ、小さくてもマメ科らしい花が咲いていました(写真)。どちらも畑地の周辺で見られる植物です。
- 今花盛りのタンポポにはハナバチの仲間が入れ替わり立ち代わりやってきます。触角の長いニッポンヒゲナガハナバチ、細身で黄色い斑紋が目立つキマダラハナバチの仲間、黒地に黄白色の毛をまとったコハナバチの仲間。このようなハチたちは野生の植物だけでなく、作物の花粉を運ぶという大事な役割を担っています。
【2020年4月5日(日)】
- 昆虫たちとの出会いが増えてきました。センター前で、タンポポの花にヤブキリの幼虫がピョン♪ ふれあい橋近くのノイバラの葉の上ではヒメクロオトシブミ、枝にはキエダシャクの幼虫が見られました。 また、センター近くと標柱6番周辺のコナラやソメイヨシノにはナナフシの幼虫がいました(写真)。
- お昼くらいから小雨が降りました。すると、待ってました! とばかりにニホンアマガエルの「ゲッゲッゲッ…」やシュレーゲルアオガエルの「コロロロロ…」という声が湿地から響いてきました。
- ★野鳥情報★ 標柱13番付近でベニマシコが見られました。
【2020年4月4日(土)】
- 一年でいちばん森が美しい時期を迎えています。とくに逆光で見る森は、黒く縁どられた樹影に、葉が明りを灯すように浮かびあがりうっとりするほど(写真)。こんなシーンに出会えるのは、木々が芽吹き始めたころの一週間ほど。葉が薄くやわらかいため、透過光がより映える…。そんな季節限定のシーンです。
- 湿地で久しぶりにシマゲンゴロウに出会いました。本種は冬の間、水の中ではなく湿った土の中で過ごします。今日見つけた個体は、よく見ると翅や脚に土がたくさん付いていました。ひょっとすると、冬眠からさめて水辺に戻ってきたばかりだったのかもしれませんね!
【2020年4月3日(金)】
- 標柱20番付近の草はらで、クロボシツツハムシ(写真)を発見! テントウムシにそっくりですが、それもそのはず。本種は襲われると苦い汁を出すナナホシテントウに擬態することで、天敵から身を守っているとも言われています。ノイバラやクヌギ、サクラ類など広葉樹の葉を幅広く食べますが、この公園ではあまり見られないハムシの仲間です。
- 標柱15番近くの薄暗い林の中では、ウラシマソウが見られます。紫色の花のように見えるのは「仏炎苞(ぶつえんほう)」と呼ばれる部分。本当の花はこの内側にあります。
- ★野鳥情報★ 公民館口付近でアオゲラが見られました。
【2020年4月2日(木)】
- この時期、草はらを飛ぶ白いチョウは数種類いて、みなよく似ています。今日見つけたのは、全体に少しくすんだ色合いをしたモンキチョウのメス。強い風のせいか低く飛んで、すぐ下に降りました。飛び去ったあとを見ると、スズメノエンドウの葉に小さな卵がひとつ(写真)。低く飛んでいたのは食草を見つけるためだったようです。
- 公園に青空が戻ってきました。高尾の池ではカワセミやアオサギが魚を狙いハンティング! めだかのT字路ではベニマシコが見られました。ここ最近の雨や雪、そして強風で散ってしまうかと思われたサクラ類はというと…。標柱6番付近のオオシマザクラ、センター前や桜土手のソメイヨシノはまだ満開を保っていました。
【2020年4月1日(水)】
- ひと雨ごとに森の色が濃くなっています(写真)。萌黄色から薄黄緑、さらに黄緑、緑といったさまざまなグリーンに、ヤマザクラの赤茶色の葉などが色を添えています。
- ニホンアカガエルの卵塊調査の第6回目を行いました。今回も新たな卵塊は見つからず、累計は656個のまま。一方、ところどころで大きくなったオタマジャクシが確認できました。大きいものは2p以上に育っていました。無事、カエルに育ってくれると嬉しいです。
- 一日中、雨が降りましたが公園は鳥たちの声でにぎやか。高尾の池でコガモたちがピリッピリッと大合唱♪ さらに、遠くからはキジが元気よくケーン! 頭上からチュピチュピジーと聞こえたと思うと、数羽のツバメが上空を飛び交っていました。
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