北本自然観察公園日記 2008年4月
【2008年4月30日(水)】
- さいたま市立尾間木中学校2年生の皆さんが、総合学習で環境を調べる際の事前学習として、やってきてくれました。 「楽しみながら自然の見方を知ろう」をテーマに、自然を見る方法の、あの手この手を紹介しました。 学校のまわりの自然や環境を新たな視点で見つめ直してもらえたら、うれしいです。 (本来は休館日ですが、団体利用のため、時間限定で臨時開館しました。)
【2008年4月29日(火・祝)】
- ぽかぽか陽気の一日。今年初の「ヘビDAY」でした(年に何回かあるんです。ヘビの当たり日が)。 今日1日だけで、アオダイショウ、シマヘビ、ジムグリ、ヒバカリの4種が確認されました。
- 「鳥のヒナが落ちていました!」 あらら。。。お客様がセンターに届けてくださったのは、飛ぶ練習をしていた メジロのヒナでした。拾った場所に戻すと、幸いにもすぐ親鳥がエサを与えに飛んできました。 巣立ちのシーズンが始まっているんですね。なんと、今日は2回もこんなことがありました。 ヒナを見つけても拾わずに、離れた場所からそっと見守ってあげてくださいね。
- 本日の写真は、八ツ橋と湿地をバックにしたミズキの花(まだ開き始め)です。 花もきれいですが、西日を反射してキラキラ輝く水面もとても印象的でした。
【2008年4月27日(日)】
- 朝一番で、美しいさえずりが聞こえてきました。声の主は、キビタキ♂。 黒いボディーに、のど元の黄色があざやかです。 またそのあと、お客様から教えてもらい、オオルリに出会うこともできました。
- 公園内で、本日一番にぎやかだったのが、ガビチョウ(外来種)。 とても大きな声でさえずり続け、他の鳥の声を消してしまうほど。 「今年もたくさん繁殖してしまいそう・・・」という私たちのつぶやきも消されてしまいそう?です。
- 今年度初回の「キッズ生きもの研究室」を開催しました。 今日は、オリエンテーション、樹木の定点観測とハチ竹筒トラップ作りでした。 初顔合わせにもかかわらず、みんなすぐ打ち解けていました。次回も楽しみです。
【2008年4月26日(土)】
- 今日からGW新緑オリエンテーリングがはじまりました(写真)。 なかなかの難問ぞろいとあって、全問正解は8組中たったの1組だけ。 さぁ、今度はあなたがパーフェクトに挑戦する番です!
- 本日の定例自然かんさつ会のテーマは「探してみよう!春の虫」。 透明な体をしたハナアブの幼虫や、ノイバラの枝そっくりに擬態するキエダシャク幼虫、ドクガの幼虫などを観察しました。 虫たちの「食べられないための工夫」に感心しきり。 かんさつ会の最後は、みんなでナナフシの幼虫探しです。 1本のカマツカの木をくまなく探した結果、7匹ものナナフシが見つかりました。
- 毎朝実施している高尾の池のカモカウント。今日はコガモ1羽だけでした。 例年、コガモはゴールデンウィークを過ぎた頃に見られなくなります。 そろそろ見納めカモ。。。
【2008年4月25日(金)】
- 今日は韓国からのお客様が、自然学習施設の見学ということで来館されました。 公園の自然、施設の管理、環境学習などについて、とても熱心に話を聞いてくださり、たくさんの質問もいただきました。 国は違えども、自然を大切に思う気持ちは一緒だと改めて感じました。
- 明日からゴールデンウィークの始まり。 ゴールデンウィーク中(休館日を除く)は、終日のイベントとして、「GW新緑オリエンテーリング」を開催します! 緑あふれる公園を回りながら、楽しく自然かんさつも出来ちゃう♪ 多くのみなさまの参加をお待ちしております。
- そんなわけで今日、張り切ってイベントの準備していると、見たことがない虫を発見! アズマネザサの、茎に空いた5ミリほどの穴から数匹、這い出してきました。 細長い体、羽根がある・・・。カメムシ?などと言いながら調べると、その名も「コガシラコバネナガカメムシ」。 ササの中に住み、外にでることは稀だそうです。 そっとしておき、あとで見に行くといなくなっていました。(引っ越しさせちゃってごめんね。)
【2008年4月24日(木)】
- 時折り雨がパラつく、どんよりした天気の1日でした。 そんな中、久しぶりに聞くけたたましい鳥の鳴き声…。 お待ちしていました。オオヨシキリ! 今シーズンの初確認です。 他にも、キビタキかな?という声も聞こえました。
- 園内各所でニョイスミレが咲いています。小さめの白い花をつけるスミレです。園路脇や湿地など、 少し湿った所を探してみましょう。
- 今日の写真は、アミガサタケ。不思議な形ですね。漢字では、編笠(傘)?網笠(傘)?? どちらが正しいのかわかりませんでしたが、網の傘だったらぬれちゃいますね(笑)
【2008年4月23日(水)】
- 本日の園内管理ボランティアでは、公園の管理作業で出た草や枝などを入れる場所(写真;カントリーヘッジ)を作りました。 材料は、公園内で間伐したイチョウです。カナヘビやミミズなど、小さな生きものたちの住みかにもなります。 予定よりも早く完成したので、八ツ橋の池から掘り出したヒメガマの根の片付けなども行いました。 いつもありがとうございます。
- 紫色の花はスミレのように、足もとで咲いているだけではありません。今日は、高いところにフジの花をみつけました。 クマバチが訪れて蜜を吸っていました。
【2008年4月22日(火)】
- 歩くと汗ばむほどのあたたかな陽気。ヨシがここ2、3日であっという間に伸び、ひざ丈ほどに達しました。 夏鳥オオヨシキリもそろそろやって来ます! オオヨシキリさんへ>いつでもいらっしゃ〜い!
- ノイバラの上に、体長5mmほどのヒメクロオトシブミの成虫を発見。 近くには、葉っぱを巻いた「ゆりかご」が(写真)。 1シーズンのうちに、1匹の成虫が、だいたい20〜30個のゆりかごを作るそうです。 ちなみに、オトシブミのゆりかごの中に入っている卵の数は1個。 どのゆりかごもとても丁寧に作られていました。まさに職人技!
- エドヒガンのあたりを歩いていると、騒がしい声が聞こえました。 正体は、30羽ほどのシメの群れ! この公園では、シメは冬鳥。そろそろお別れですね。
【2008年4月20日(日)】
- 午前中は曇りがち。一時パラッと雨がきたものの、午後には青空が広がりました(写真)。
- 3月上旬から、コスミレ、タチツボスミレ、ノジスミレと、スミレの仲間が 次々と開花しています。その最後を飾るのが、本家本元の「スミレ」。紫がとてもあざやかです。 数は少ないですが、草原で見ることができます。
- 「やわらかテーマから考える環境紙しばい」のテーマは「かげ」。 みなさんは最近、影の存在を感じることがありますか? 存在感のなさに悩む、影のおはなしです。 電気の節約について、あそびも交えながら楽しくお話ししました。
- 秋に日本にやってきたカモたちは、もうすぐシベリアへ戻ります。 しぜん工作教室「紙の鳥を飛ばそう」では、コガモがシベリアに向けての飛行練習をする、という設定で、 公園への感謝を込め「Спасибо!(スパシーバ/ロシア語でありがとう)」 というかけ声とともに、飛ばしました。本物のカモたちも、無事にシベリアにたどり着けますように。
【2008年4月19日(土)】
- 本日の「生きものいきいき隊」は、タコノアシなどの希少植物を保全するためのヨシ刈り(写真)、外来植物の駆除、 エドヒガン前仮設木道の撤収を行いました。 今年度も、多くの生きものが暮らしやすいように、さまざまな作業を行っていきます。
- 園路では、やわらかな葉が次々と開いています。 葉の上に何かいないかと探していたら、アリグモの一種を見つけました。 アリにそっくりですが、よく見ると足が8本です。
- 本日の定例自然かんさつ会は、「新緑を楽しもう」をテーマに新葉を手で感じたり、顕微鏡でみたりしました。 常緑樹のシロダモの若い葉には、銀色の毛がフサフサと生えているのに、一年たった古い葉はツルツルなのです。 拡大して見ると、その差にビックリしました。
【2008年4月18日(金)】
- 朝から夕方まで風雨が強く、大荒れの一日でした。 エドヒガンザクラを見に行くと、桜の前の木道に一面、まだ熟していない実が散乱していました。
- こんな悪天候の中、一本の枯れ木でナナフシの幼虫を5匹も見つけました。 体長は2pほど。「あれ?昨年もこの時期に見たかな」と思い調べてみると、 昨春ナナフシを公園日記で紹介した日も大荒れの天気でした。偶然?! 野外で苛酷な天気に耐えるナナフシ幼虫。一方、雨の降る音だけが響くセンターで来館者を待つ職員(耐えました…)。
- 先週末の雨と重なってしまった「いきもの講座:タンポポの研究最前線」、土曜日に再度実施します。 この週末こそ、みなさまのご来館をお待ちしております。
【2008年4月17日(木)】
- 予報通り、昼過ぎから雨。一時は、かなり強く降り、雨宿りで来館された方もいました。 園内の標柱10番のあたりでは、ニワトコの花が満開。同じく3番あたりでは、ヤマツツジが咲き始めました。 緑の中で赤と白が際だって美しく見えます。
- 閉館してすぐ、センター前の草はらで「ギャウーッ!」と騒がしい声がしました。 赤ちゃん?いや犬?と事務所から外の様子を伺うと、タヌキが2頭で争っている! 鳴き声の主は、繁殖期の争いに負けたオスか?! 明日の天気予報と同様、恋の嵐が吹き荒れています(笑)
- 写真は、ヤマトカギバ(蛾です)。 一見、枯れ葉のようで、見過ごしそうになりました。
【2008年4月16日(水)】
- 一日中曇り。今日の天気を言葉で表現すれば「ぬるい陽気」といったところでしょうか。 散策途中で、上着を脱ぐ方を多く見かけました。
- 咲き始めた花の話題をいくつか。 あずまやから一夜堤に向かう途中の園路わきで、クサボケの花が目立ちます。 名前とは対象的に目が覚めるようなオレンジ色です。 葉桜になったエドヒガンザクラの隣では、ウワミズザクラが咲き始めました。 アケビの花、はふれあい橋のたもとで密かに満開。春の香りがします♪
- カラスがにぎやかだったので「おや?」と目をやると、冬の間に発見したハシブトカラスの巣の近くでした。 木々の葉が出てきてかなり観察しにくいのですが、どうやら親カラスが巣に入っている模様です。 子育ての季節に入り、警戒心が倍増しているのですね。巣が葉っぱに隠れて見えなくなるのは、うまく計算されているなぁと思います。。
【2008年4月15日(火)】
- 本日、10回目のニホンアカガエル卵塊調査を実施しました。 新たに19個の卵塊を確認し、今シーズンは累計770個という結果になりました。 すでに2p程までに成長したオタマジャクシもちらほら♪でも、彼らの 生き残りをかけた戦いはまだまだ続きます。頑張れ、アカガエル!!
- 卵塊調査は今日が最終回。 広い公園内の水辺をすべて見て回るのはとても大変なことです。 これまでご協力いただいたボランティアの皆さま、本当にありがとうございました。
- アカガエルの繁殖期はそろそろおしまい。「じゃ、次は僕たちの番?」と言っているかは知りませんが(笑) 今年初めてシュレーゲルアオガエルの鳴き声を聞きました。 これから湿地には「コロロロ…」という高い声が響くようになります。
【2008年4月13日(日)】
- しとしと雨の一日でした。昨日の天気はどこへやら。肌寒かったです。
- 本日のいきもの講座「タンポポの研究最前線」では、タンポポにまつわるトピックスをご紹介しました。 野外でおさらいした後に、室内でタンポポの花を参加者のみなさんと分解してみました(写真)。ひとつひとつの花のつくりと、綿毛ができていく過程もじっくり観察できました。
- 土が踏み固められた園路に、1〜2mmほどの小さな穴が点々と開いているところがあります。 実はこれ、アリではなくハンミョウ類の幼虫が中に隠れているんです(トウキョウヒメハンミョウか?)。 しばらく静かに見ていると、獲物を捕るために自分の頭で穴の入り口をふさぐ様子が観察できます。 公園内の標柱10番付近などで見られます。
【2008年4月12日(土)】
- 野あそび教室「春の草はらたんけん」。ノウサギの気持ちになっておいしそうな草を探したり、アリの動きを追いかけたりしました。 最後は、草はらで増えているセイヨウカラシナを抜き取りました。 みなさんのがんばりで、こんなにたくさん集まりました(写真)。
- 定例自然かんさつ会で、変わった名前の生きものを観察しました。ずばり、アルファルファタコゾウムシ! 略して「アルタコ」って呼ぶらしいです。外来種です。 今、ヤハズエンドウ(別名カラスノエンドウ)で幼虫が見られます。大きさは1〜3ミリくらい。
- あの話題の金色のヒキガエルが、今日も目撃されました。 でも、場所が違うんです。もしかして別個体!? ご来園の方にお願いです。 園路や木道から降りないよう、お願いいたします。ヒキガエルの捜索(笑)には双眼鏡がおすすめです。
- Tシャツ姿の親子を見かけました。園路を歩いていても、草はらにすわっていても、とても気持ちがいい一日。 このところの雨でつぼみだったタンポポが、たくさん開花しています。明日のいきもの講座は「タンポポの研究最前線」。 ものすご〜く奥深い世界をご紹介します。乞うご期待。
【2008年4月11日(金)】
- 昼前には青空が広がり、汗ばむほどの陽気となりました。 スジグロシロチョウやキタテハ、ナミアゲハ、ベニシジミなど色とりどりのチョウが園内各所で見られ、 さまざまな花を訪れていました。
- 本日は、今年度最初の園内管理ボランティアデー、 あずまや前の水路を整備しました。 大雨が降るたび、園路へ水が溢れる箇所です。 堆積した落ち葉を取り除き、両岸を補強しました。これで雨が降っても安心です! 水ぬるむ水路では、ドジョウが姿を現しました。その後は外来種の植物の抜き取り作業も。 参加いただいた皆さま、ありがとうございました。
【2008年4月10日(木)】
- 再び一日中雨でした。 小川の流れが早く、アメンボが水面にとどまっているのに必死?!の様子。 しばらく流されたりさかのぼったりした後、最後は片足で草につかまり、休んでいました。 それでも、陸に上がらないアメンボ。心の中でエールを送りました。
- 一夜堤付近で久しぶりにキノカワガを発見! 越冬した成虫は、そろそろ産卵の時期を迎え、一生を終えます。幼虫の食草はカキ。 みなさまのお宅でもカキの木があったら、産卵に来たキノカワガに会えるかも。
- 林縁にてウラシマソウが咲き始めました。今日、出会えた冬鳥は、ツグミ、ジョウビタキ、シメ、アオジ、シロハラでした。
【2008年4月9日(水)】
- 昨日までのまとまった雨で公園内はとても潤い、日の光を受けてキラキラ光る小川の流れがさわやかに感じられました。
- こういう日は、水面に浮遊する藻や枯れ葉などが流されているので、魚を観察しやすくなります。園内を歩いてみると、 ドジョウやメダカ、モツゴなどの小魚があちこちで見られました。
- オタマジャクシを観察している来園者の方のすぐ脇で、なんとイタチが木道の下を出たり入ったり…。 勇敢?!鈍いだけ?!ちょっと珍しい光景でした。
【2008年4月8日(火)】
- 昨日に引き続き、大粒の雨でした。園内にある枯れ枝には、水滴!?のようなキノコの仲間がたくさん見られます。 たとえば、タマキクラゲ。木を分解するという大事な役目を担っていますので、取らずに観察してくださいね。
- 本日、スタッフは園内の管理作業に追われて、外に出ずっぱりでした。 「水路が落ち葉で詰まっている」、「池が決壊している」、「枝が折れている」などなど。雨の日も 忙しいことを実感した一日でした。
- ツグミが園路のまん中をゆうゆうと歩いていました。人気(ひとけ)のない園内ならではの風景でした。 本日の写真は、ふれあい橋から下流側を見たところ。日に日に新緑の黄緑色が増えています!
【2008年4月7日(月)】
- 午前中、キッズ生きもの研究室2008の参加者の抽選を行いました。 定員20名のところ、50名近い方のご応募をいただいたためです。 残念ながら抽選に漏れてしまった方々、ごめんなさい。 そして、見事当選したみなさま、今月末より開始です! どうぞよろしくお願いいたします。
- 木道方面の湿地で、ニョイスミレの花を見つけました。 昨年、スミレの葉を食べるツマグロヒョウモン(チョウの仲間)の幼虫がたくさん確認されていたので、 もしかして食べ尽くされていないかと、ちょっと心配していました。 今年も、白く小さな花が見られ、ほっとしました。
- 午後、一時強い雨が降りました。雨滴に打たれた花びらが散って、園路一面花びらのじゅうたんのようでした(写真)。
【2008年4月6日(日)】
- 日本野鳥の会埼玉県支部の探鳥会がありました。 ジョウビタキ、クイナなどの冬鳥を含む30種が確認できました。 シメは、何羽かで小さな群れになっており、そろそろ北へ旅立つ準備をはじめています。
- 定例自然かんさつ会は、湿地の植物の芽吹きや水辺の動物がテーマでした。 ふれあい橋の上からヒキガエルを観察していると、な・なんと! カワセミのペアまで飛んできましたー! この公園では、ヒキガエルを昼間に見られるだけでも ラッキーなのに! まさに飛び入り参加でした。
- 巡視中に鮮やかな青を見せてくれたのは、ニホントカゲ。 枯葉から見えた尻尾の青色がまぶしかったです。
- ★本日のエドヒガン情報−花は終わりました。これからは新緑をお楽しみください。
【2008年4月5日(土)】
- 連日暖かい日が続き、桜も満開とあって多くの方で賑わいました。
- 上尾市から「プチトマト」のみなさんが来園しました。 まずはエドヒガンへ。花はだいぶ少なくなっていましたが、風でたくさんの花びらが舞い散ると、 大きな歓声があがりました。 季節を変えてのお越しをお待ちしています。
- 定例自然かんさつ会では「タケ」をテーマに観察しました。 タケを利用する生きものとして、カグヤヒメキクイゾウムシ(そんな虫がいるんです!)を探しましたが、 残念ながら見つかりませんでした。
- ★本日のエドヒガン情報−目線の高さの花は残っています。今春もそろそろ見納めです。
【2008年4月4日(金)】
- 公園内は春爛漫。鳥たちのさえずり、ひらひらと舞いおりる桜の花びらが印象的でした。 本日の写真は、花びらの浮かんだ水辺を歩くバンです。
- 虫たちも活発に動いていました。草原ではツマキチョウ、林ではテングチョウが飛んでいました。 園路沿いのエノキには、冬越しから覚めたゴマダラチョウの幼虫も見られました。
- ★本日のエドヒガン情報−まだ花が40%ほど残っています。葉が目立ってきました。
【2008年4月3日(木)】
- 今日もとてもあたたかな陽気。それを喜ぶかのように、キジ♂が「ケーン、ケーン!」と何度も鳴いていました。シジュウカラやメジロのさえずりも、日に日ににぎやかに。 鳥たちの恋の季節も本格的になってきました。
- 新緑の林では、ヤマザクラのピンクの花と赤い葉が目立つようになりました。この時期は、日々変化していく林の色に、木々の力強い生命力を感じます。 また、足元の野草も、負けじと色とりどりの花を咲かせています。今日は、紫色の花が可憐なキランソウ(写真)を見つけました。
- ★本日のエドヒガン情報−まだ花が60〜70%ほど残っています。
【2008年4月2日(水)】
- 本日は、第9回目のアカガエル産卵調査。これまで確認された卵塊から、たくさんのオタマジャクシがかえっていました。 今日新たに見つかった卵塊は26個でした。そろそろ産卵シーズンは終わりに向かっているようです。今日もご協力くださったボランティアのみなさま、ありがとうございました。
- 昨日ご紹介したアズマヒキガエルの卵塊の近くで、抱接する2個体のカエルが! しかもよく見ると、アズマヒキガエルの下にいるのは外来種ウシガエルでした(写真:持っていた熊手でかんたんに捕まえることができました)。 間違った相手にぎゅ〜っと抱きついてなかなか離れないヒキガエル・・・繁殖に対する必死さが伝わる場面でした。
- ★本日のエドヒガン情報−引き続き、風にふかれると花びらがひらひらと舞っていますが、まだたくさんの花がついています。頑張れ、エドヒガン!
【2008年4月1日(火)】
- 予報どおり、とても風の強い一日でした。ソメイヨシノはまだ散り始めてはいませんが、あまりの強風に吹かれて花がかたまりで落ちていました。本日の写真は、自然学習センター前のソメイヨシノです。
- 3/27にアズマヒキガエルが集まっていた池に行ってみると…ありました!ヒモ状の卵塊が2つ♪無事に育ってくれることを祈ります。
- ★本日のエドヒガン情報−舞い散る花吹雪がとてもきれいです。
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