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北本自然観察公園 自然観察記録 2000年10月 |
2000年12月17日更新
埼玉県自然学習センター
【2000年10月29日(日)】
○朝から雨がしとしと降る寒い一日。それでもカタツムリは元気に動き回ります。
○高尾の池は、マガモ、カルガモ、コガモ、オナガガモなどカモたちでいっぱいです。。センターの中にいても声が聞こえるのではないかと思うくらいにぎやかです。
【2000年10月28日(土)】
○うるさいくらい鳴いていたアオマツムシもめっきり数が減りました。多くの昆虫にとっては世代交代の季節を迎えています。その証拠にカマキリの卵がいたるところにあります。
【2000年10月22日(日)】
○オオバンをひさしぶりに高尾の池でみることができました。バンよりも一回り大きくて、おでこが白いのが特徴です。
○木の枝の切れっ端がクモの巣に引っかかっているのかと思ったら、体をまっすぐに伸ばしたオナガグモでした。このクモは他のクモを餌にしています。
【2000年10月21日(土)】
○木道の降り口付近の草に、菌類に覆われたキボシカミキリの死体がありました。菌類が生長してどんな形になるか楽しみです。
○木道真ん中あたりの園路側斜面に、ラッパの形をしたクロラッパタケが群生していました。その他キツネノエフデなど園内でいろんな形のキノコが観察できます。
【2000年10月20日(金)】
○梅林の奥、シノダケのヤブに、若いタヌキの死骸がありました。目立った外傷はなく死因は不明。
【2000年10月18日(水)】
○高尾の池に遠い北の国からマガモがたくさんやってきました。これからの結婚シーズンを控え、オスが地味な茶色からきれいな色に変身中。カモは冬と夏で羽根の色を変えます。
○園内のあちらこちらでお腹をパンパンに膨らませたジョロウグモが目に付きます。でも、日に日にその数が減っていきます。卵を産んだら死んでしまいます。がんばれ!!
【2000年10月17日(火)】
○園路の途中でスズメバチにばったり出会いました。地面に落ちているクリの'いが'に隠れてもぞもぞしている間に、そーっと横を通り抜けました。スズメバチも北本自然観察公園の大切な仲間です。
【2000年10月15日(日)】
○湿地ではミゾソバの花が花盛りです。
○前日、交通事故に会ったと思われるカイツブリがセンターに持ち込まれましたが、元気になったので、八つ橋の池に放してあげました。のどが渇いていたようでごくごくと水を飲んでいました。午後には盛んに潜って魚を追う姿が見られるようになりました。
【2000年10月9日(月)】
○ビオトープ見本園につくったアケビの棚に今年はたくさん実がなりました。ちょうど今が食べ頃です。
○ツリフネソウの実が大きくなっています。膨らんだ実に触ると「パーン」とはじけて種が飛び出してきます。
【2000年10月8日(日)】
○草の上でじっとしているミツバチを複数見つけました。今日は1日曇り空。寒くて動けないのでしょう。近寄ってじっくり観察することができました。
○いつもマダラカマドウマが潜んでいる木のうろのわきで、今まさに脱皮中の個体を見つけました。本当に木の色にそっくりです。長い足もうまく殻を脱いでいました。
【2000年10月7日(土)】
○お昼過ぎのこと。カラスが鳴いているなと思っていたら、林から突然サシバが現れました。しかし、すぐに近くの高尾の森へ飛び込んでしまいました。ほんの少しの時間しか姿を見せてくれなかったのが残念です。
○9月2日に見つけたヤンマタケが、まだ同じ場所にありました。頭のあたりや腹の節から出ているキノコの部分がより大きくなっています。
【2000年10月3日(火)】
○高尾の池のカモたちもだんだん数が増えてきてもう100羽以上になりました。今のところほとんどがコガモです。今年はどんな種類が来てくれるか楽しみです。
○公園内ではだいぶ少なくなりましたがまだヒグラシとツクツクボウシが最後の力を振り絞って鳴いています。
【2000年10月1日(日)】
○公園の中ではモズの高鳴きが聞こえます。公園の景色も、日一日と秋の色合いが深まりつつあります。
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