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北本自然観察公園 自然観察記録 2000年6月 |
2000年8月11日更新
埼玉県自然学習センター
【2000年6月28日(水)】
○1日中降ったりやんだりの天気でしたが、高尾の池ではバンの親子がなかよくいっしょに泳いでいました。子どももすっかり大きくなり、親と同じくらいの大きさに成長しています。
【2000年6月25日(日)】
○午前中高尾の草原でハシボソガラスを保護しました。羽根のはえかわりで飛ぶのが下手な時期のうえ、雨に濡れて弱っていたようです。午後には元気になったので高尾の森に放してあげました。
【2000年6月24日(土)】
○ビオトープ見本園の池ではマルタンヤンマが3匹羽化しました。オオシオカラトンボの羽化も観察されています。
○公園内ではアキアカネの姿が見られるようになりました。彼らはこれから山の高いところまで行って暑い夏をやり過ごし、秋にまた公園にかえってきます。
【2000年6月21日(水)】
○立ち枯れのコナラの中からコツコツと響く音。キツツキの仲間のコゲラが穴を掘っている音でした。ねぐら用なのか、それとも季節はずれの巣づくりでしょうか?
○伐採したコナラの切り株から生えてきた新芽を見ていたその時!! オオスズメバチが警戒音とともに顔をめがけて一直線に飛んできました。どうやら切り株の下を巣穴に利用していて、巣を守ろうとする防衛本能から威嚇してきたようです。とにかくビックリ!! 走って逃げました。
○あちらこちらから「シェーシェー」と賑やかな声。巣立ったばかりのシジュウカラのヒナたちがお母さんからケムシをもらった喜びと「もっとちょうだい」の催促の声でした。
【2000年6月18日(日)】
○夕方になって、北里の森にキツネが入っていったとの情報が寄せられました。一夜堤のそばの園路を歩いていたそうです。定例観察会が1時間ずれていたら、みんなで見ることができたのに残念でした。
【2000年6月17日(土)】
○かわいいマムシの幼蛇がセンター前の溝で、定例観察会の時に観察されました。マムシもこの公園の大切な住民なので、じっくり観察させてもらったあとは、元いたところに返してあげました。皆さんも足元に注意して、もし見つけたら手は出さずにそっと観察しましょう。
○八つ橋の近くでミクリが咲き、公園内の園路沿いではムラサキシキブも咲き出しました。
【2000年6月15日(木)】
○八つ橋の池ではガマの花が咲き始めています。上の黄色い部分は花粉をいっぱい付けた雄花です。
○今年生まれたバンももう親と同じ大きさになりました。
【2000年6月14日(水)】
○雨の降る今日の園路は人通りがほとんどなく、代わりにいつもは水辺の草陰に潜んでいるバンが園路を歩いていました。
○園路沿いではいろいろな生きものの赤茶色に染まったフンが見つかります。タヌキ、イタチ、鳥・・・。色の正体はクワの実。みんなの大好物です。
【2000年6月11日(日)】
○葉の裏で雨宿りしている虫を観察していたら、久しぶりにナナフシを見ることができました。木の枝そっくりの細長い体つきなので、見つけにくい虫です。
【2000年6月10日(土)】
○草原のススキの間でカルガモが卵を温めています。おどかさないように遠くからこっそり観察してみてください。
【2000年6月4日(日)】
○テントウムシを見つけたら、背中の星の数を数えてみましょう。10個の星があれば、トホシテントウです。林縁に生えるカラスウリの葉で見られます。
【2000年6月3日(土)】
○園内の湿地、池のそばではシオカラトンボが飛び回っています。
○園内をまわると、森の中はひんやり涼しい感じがします。八つ橋からは黄色い花が満開のコウホネがみえます。初夏の一日、ぜひ公園に遊びに来てください。
【2000年6月2日(金)】
○公園の中で木の幹をよくみてみると。。。。ゴキブリがいます。このゴキブリはヤマトゴキブリといって、家のゴキブリ(クロゴキブリ)とは違う、森に住むゴキブリです。
○ビオトープ見本園で見られたクロスジギンヤンマの羽化も一段落。つぎは何かと網を入れてみたら、マルタンヤンマの終齢幼虫が入りました。それからオオアオイトトンボの幼虫もたくさんいました。
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