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北本自然観察公園 自然観察記録 2001年5月

2001年7月4日更新
                                           埼玉県自然学習センター



【2001年 5月13日(日)】
○「ギョギョシ、ギョギョシ、ギョギョギョギョ・・」ふれあい橋近くの湿地のヤナギのてっぺんで、オオヨシキリがさえずっていました。口の中は真っ赤!うまくメスとペアになれると、子育てが始まります。
○八ッ橋の池を渡ったところに、白いカマツカの花が咲いています。近づくと、ほんのり甘くにおいます。別名「牛殺し」と言って、昔は枝を牛の鼻輪に使っていたそうです。

【2001年 5月12日(土)】
○高尾の池のそばにあるニセアカシアの花が満開で、クマバチ、ミツバチなどが盛んに蜜を集めています。蜜をなめてみたら甘かったです。ちょっと近づくだけでも甘〜いにおいがしてきますよ。

【2001年 5月11日(金)】
○ビオトープ見本園の中のハンノキの葉が折り畳まれてるのをそっと開いてみたら、いました!ミドリシジミの幼虫です!!よく見ると、周りの葉に幼虫の食べた跡がありました。埼玉県のチョウですが、ハンノキの減少に伴い数が減っています。

【2001年 5月6日(日 )】
○雑木林の縁で奇妙な植物を見つけました。葉っぱの真ん中に小さな花が咲いています。この植物はハナイカダという風流な名を持つ低木です。
○今年もジャコウアゲハの羽化が始まりました。今朝、羽化したばかりのオスが植え込みに止まっていました。

【2001年 5月5日(土)】
○毎年ゴールデンウィークまで観察される冬鳥のコガモが4羽高尾の池でせっせと餌を食べていました。ようやく北の国へ帰る準備でしょうか? それともこのまま一夏公園に残るのでしょうか?

【2001年 5月4日(金)】
○北本自然観察公園の夏の虫たちも、本格的に活動を始めました。アオスジアゲハ、コチャバネセセリ、アジアイトトンボが元気に飛び回っています。

【2001年 5月3日(木)】
○朝から雨模様の一日でした。園内の木々も青々と茂り、一足早く初夏を迎えたような気分になります。今年は、公園内でみられる生きものたちも、例年より1〜2週間ほど早く姿を見せているようです。

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