今日の北本自然観察公園〜公園日記〜
【2026年8月1日(土)】
- 8月1日は「水の日」! 写真は高尾の池です。水の使用量が特に多い8月に水循環の重要性について理解と関心を深める日として位置付けられ、今年で50回を迎えます。さて、今日の巡視中に出会った水辺の生きものは…? ゆるやかな流れに沿ってふわふわと舞うハグロトンボに、産卵中のギンヤンマ。八ツ橋の池ではヘラオモダカが小さな白い花を咲かせていました。
- 林沿いの園路に、ハイイロチョッキリが落とした枝つきのコナラのどんぐりが転がっていました。帽子の黒い点は産卵痕。まだ色は緑色ですが、いつの間にかこんなに大きく生長していたんだなあとびっくり。ミズキやエノキの実も各所でカラフルに色付いています。あと一週間ほどで「立秋」です。
【2026年7月31日(金)】
- センター前や標柱20番、11番など各所でクサギの花が見頃を迎え、甘い香りを振りまいていました。花はアゲハチョウの仲間に大人気! 周辺では、翅をひらいて休むクロアゲハ(写真)やナガサキアゲハが見られました。やや薄暗い場所を好むようで、どの個体も林の少し奥まった葉に止まっていました。
- 標柱2〜3番間の湿地には、アメリカアゼナやホソバヒメミソハギといったアメリカ原産で湿地性の外来種が出てきています。そんな中でもスタッフが注目しているのは、在来の希少種イチョウウキゴケです。今年はこの近辺で数多く見つかっています。
- ★第9回ホタル調査★ 公園全体で306匹でした。まだ見頃です。

【2026年7月30日(木)】
- 突然の夕立(写真)。センターの前を緩やかに飛んでいたウスバキトンボはどこかへ飛び去り、遠雷をかき消すかのようにヒグラシの声が一斉に聞こえてきました。15分ほどで雨は過ぎ去り、雲の切れ間から青空がのぞくと、各所を数羽のツバメが飛び交っていました。
- 巡視中、標柱6〜7番間で不思議な形のつる植物を発見。葉の形などからヤマノイモであることは間違いないのですが、とにかく茎が平たくて太い…。これは植物で時々見られる"帯化(たいか)"という現象。分裂組織の異常によるもので、その原因は様々です。なが〜く垂れ下がる様子は、きし麺のようにも見えました。
- ★野鳥情報★ 高尾の池で久々にカワセミが見られました。

【2026年7月29日(水)】
- 標柱20〜21番を歩いていたら、地面を黒色の虫が通り過ぎたような気がしました。多分草の下に隠れたと思いそっと葉をどけてみると、姿を現したのは全身黒一色のクロモンサシガメというカメムシ(写真)。翅は短いですが、これでも立派な成虫です。また、駐車場では鮮やかな模様のアカサシガメを発見。こちらは幼虫でした。
- 清々しい快晴となり、からりとした風が心地よい天気。そのためか、昆虫たちとの出会いが多い一日になりました。特に印象的だったのはカミキリムシの仲間。 木の葉の上ではアカアシオオアオカミキリやゴマダラカミキリ、木の幹ではトラフカミキリやウスバカミキリなど、様々な種類が見られました。

【2026年7月28日(火)】
- 園内各所の草地でツチイナゴの幼虫が増えてきました。めだかのT字路では道端の草だけでなく、ヒメガマの穂やヨシ、クズの葉に止まる幼虫もあちらこちらに(写真)。一方、南口付近では翅先がボロボロの成虫を発見。去年の夏に孵化し、冬を越した成虫です。
- 久しぶりに最高気温が30℃を下回りました。雑木林からは正午過ぎでもヒグラシの大合唱が響いてい ました。

【2026年7月26日(日)】
- 青空にみるみる広がりゆく雲(写真)。このあとの天気の崩れを予感させる空模様でした。
- 標柱21番付近の葉っぱの上に鎮座していたヒガシニホンアマガエル。雨が降りそうになると活動が活発になります。そう、まさに天気予報は夕方から雨! まるで予言者のようなたたずまいでした。
- 標柱5番に灰色のシャクガがいました。樹皮に擬態するガの仲間は似たような模様ばかりで見分けが難しい! ですが、翅にある横脈紋(おうみゃくもん)の中に薄い色の線があることから、ウスバミスジエダシャクだとわかりました。普段は木の幹に止まっているのですが、今日はなぜか地面にいました。

【2026年7月25日(土)】
- 標柱5番から標柱6番に向かう途中、園路が狭くなり始めた場所にサジガンクビソウ(写真)が咲いていました。1メートルほどの範囲に5〜6株、草丈は30pくらいです。ガンクビとは雁首、すなわち煙管(きせる)の先端のタバコをつめる部分のことで、花の付き方が似ていることにちなんだ種名です。地味な花ですが、よくよく見ると確かになあという感じがします。
- 「セミのぬけがら調査」の1回目を行いました。2チームに分かれて、木の高いところから根元付近、センターの壁まで隅々チェック! 部屋に戻って、集めたぬけがらの種類を調べました。結果は、ニイニイゼミ182匹、アブラゼミ72匹、ミンミンゼミ1匹、ツクツクボウシ0匹、ヒグラシ1匹の合計256匹。毎年同じ時期に実施していても数には変動があり、興味深いです。次回の調査は8月です。
- ★第8回ホタル調査★ 公園全体で390匹でした。まだ見頃です。

【2026年7月24日(金)】
- 曇りがちでいくらか過ごしやすい一日でした(写真)。雲が途切れて日差しが復活したので木陰へ一時避難すると、足元にいた小さなニホンカナヘビがちょろちょろと移動し、丸太へ上って日光浴。わざわざ暑いところに…と、つい思ってしまいましたが、ニホンカナヘビにとって日光浴は生きるために欠かせません。
- 標柱16番の草はらの奥にあるエゴノキに、エゴヒゲナガゾウムシが10匹以上いました。ゾウムシの仲間とは思えないような特徴的な頭の形は、まるでウシの顔のよう。産卵痕の穴が開いた実がいくつも見られました。

【2026年7月23日(木)】
- 二十四節気の「大暑」です。標柱5番の緑陰で涼んでいると、花盛りのアキノタムラソウに各種ハナバチの仲間が集まり“花蜜カフェ”となっていました♪ 特に目を引いたのはハチといえば黄色・黒の常識を覆すルリモンハナバチ(写真)です。
- 一般的には苦手な人が多そうですが、スタッフの中では「けっこう好き!」と人気があるのがクモの仲間です。今日の巡視でも、いぶし銀の魅力を放つギンメッキゴミグモ、脚を伸ばしても約1pとまだ小さなオナガグモ、埼玉県で準絶滅危惧のコガネグモなど、たくさんの種類に出会いました。また、めだかのT字路付近では昨年9月に見つかった南方系のクモ、スズミグモがハンモックを逆さにしたような網を張っていました。
- ★野鳥情報★ 地蔵口の上空をサシバが低く飛んでいました!

【2026年7月22日(水)】
- 今日もあっつ〜〜い! 時折吹く風に救われました。巡視で出会った生きものたちも暑さ対策中!? ハシブトガラスはくちばしをカパッと開けて木陰で休憩。標柱12番の池のふちにはカラスアゲハが降り立ち、パタパタと翅を動かしながら吸水していました。
- 「ドロバチの巣材集め」の観察ポイント看板を設置するため、あの辺が良いんじゃないかな? と、標柱4〜5番にアタリをつけて向かいました。すると、やっぱり! 次から次へとドロバチの仲間がやってきていました。まずはエントツドロバチ(写真)。ややがっちりとした黒色の体にオレンジ色の横筋があります。同じような模様でレモン色の筋があるのは、最近急増中のオデコフタオビドロバチ。細身のトックリバチ類もやってきていました。どの種類もおとなしいハチです。

【2026年7月20日(月)】

- 関東甲信地方の梅雨明けが発表され、太陽の強烈な日ざしを感じました。幼児向けの「夏休み昆虫教室」は、こまめに日陰で休憩をとりながら実施。センター前の草はらでバッタ探し(写真)をして、緑色と茶色のショウリョウバッタや、エンマコオロギの幼虫を捕まえました!
- 標柱20番付近の林沿いに、翅を開いた状態で横幅2cmほどのガが止まっていました。翅をピシッと広げ、体を立てた姿勢が特徴的なヒメマダラマドガです。初夏にヒメジョオンの花などにやってくるマドガと同じ仲間ですが「窓」らしい模様もなく、あまり似ていません。
- ★野鳥情報★ 本格的な渡りの時期にはまだ少し早いと思うのですが…センター上空をサシバが1羽飛んでいました。

【2026年7月19日(日)】
- 今日のハイライトは朝一番にやってきました! センター入口の壁にいたのはナナフシモドキのオス(写真をクリック)。メスだけで産卵する単為生殖を行う昆虫のため、オスが見つかるのはごく稀です。公園内でのオスの発見は、2015年6月、2019年8月に続いて3例目。受付横でメスと一緒に飼育展示を始めたところ、早速、みなさんの注目の的でした(写真)。
- 低学年向けの「夏休み昆虫教室」を開催しました。集まった子どもたちは始まる前から元気いっぱいで、スタッフは次々に飛び出す質問に答えるのに大忙しでした。昆虫とは…という室内でのレクチャーの後、いざ、昆虫採集に出発! 林の縁で休む赤とんぼの仲間やコロギスなど、様々な昆虫を観察することができました。

【2026年7月18日(土)】
- 園内各所でカラスウリの花がらを見かけるようになりました。夜に咲き、朝にはしぼむ一日花です。駐輪場脇の生垣には今夜にも咲きそうなつぼみがあり、他にないかと視線を横にやると、そこにいたのはオオカマキリの幼虫。クロウリハムシを捕らえてむしゃりと食べていました(写真)。
- センター前のクヌギが葉脈を残して食べられていました。もしやと思い葉裏をのぞくと、ヒメクロイラガの幼虫集団がいました。また、近くのアケビではヒロヘリアオイラガの幼虫集団も発見。どちらもトゲには毒があります。これから秋口にかけてイラガの幼虫シーズンです。

【2026年7月17日(金)】
- 今にも雨が降りそうな曇り空の下を、ウスバキトンボの群れが飛び交っていました(写真)。体は淡いオレンジ色。標柱16番の草はらを始めとしたあちらこちらで、視界にパッと20匹くらいは見られました。そして、林縁の薄暗い場所の枝先に止まっていたのはアカトンボの仲間。ナツアカネに混じって、ノシメトンボ、コノシメトンボ、ひと回り小さなマユタテアカネも1匹見つかりました。
- 午前中の一瞬、センター前をオナガが「ギューイッ、ギュッギュッ!」と鳴きながら飛んでいきました。長い尾羽が特徴のカラスの仲間で、東日本を中心に分布します。人家の庭や街路樹などに巣をつくるため、周辺の市街地ではよく出会うものの、こうして公園内にやってくるのは珍しいです。
- ★第7回ホタル調査★ 公園全体で437匹でした。引き続き見頃です!

【2026年7月16日(木)】
- この時期のおすすめは、木漏れ日が心地よい林沿いの園路でのお花の観察♪(写真)センター周辺ではミズヒキとキンミズヒキ、標柱5番ではアキノタムラソウの花が見ごろを迎えています。
- 巡視中、標柱9番の看板の上をせわしなく動き回る黄色と黒の虫を発見。おっ、スズメバチかな? と、慎重にゆっくりと近づいてみると何となく違和感…トラフカミキリと分かるのにちょっと時間がかかりました。色や体型だけでなく、触覚や体の小刻みな動かし方までそっくり! 見事な擬態に改めて感心しました。

【2026年7月15日(水)】
- うだるような暑さもなんのその! 公園は様々な生きものたちの声であふれていました。林からはニイニイゼミの大合唱♪ アブラゼミの声が優勢になる前の期間限定のサウンドです。その奥からはハシブトガラスの幼鳥の「ガァァ〜」と甘えた声。湿地の草やぶではヒメギスが「シリシリ…」。写真は、ミズキの実をついばみに騒がしく飛びまわるムクドリの群れです。ちなみに一夜堤付近では、まだウグイスが「ホ〜ホケキョ!」と鳴いていました。
- 標柱20〜21番間の木の幹を派手なオレンジ色の毛虫が歩いていました。一見、ドクガの仲間のようにも見えますが、その正体はゴマケンモンの幼虫。毒はありません。ヤガの仲間の幼虫にはイモムシタイプが多いのですが、本種を含むケンモンヤガの仲間はケムシタイプです。

【2026年7月14日(火)】
- 熊谷地方気象台で最高気温は36.4℃。猛暑日となりました。汗だくになりながら、木陰が続く標柱5〜6番の林沿いにたどり着くと、シラヤマギクが1輪だけ咲いていました。今シーズン初確認です。また、大輪の花をつけたヤマユリも見られました。
- 標柱7番〜南口のノカンゾウの花を撮影していると、ツユムシの仲間が止まっているのに気づきました(写真)。セスジツユムシかなと思ったら、後脚の腿節にトゲがないことから、ツユムシだとわかりました。鳴き声が小さくなかなか目にする機会がないので、うれしい出会いでした。

【2026年7月12日(日)】
- コナラやクヌギの樹液に細長いハエがよく集まっています。カブトムシやクワガタムシのような見栄えのする虫ばかりに目がいきがちですが、じつは樹液では必ずこのハエの姿が見られます。その名もホシアシナガヤセバエ(写真)。大きさは1pほどで、まだら模様が背景になじんで目立ちません。ハエの仲間とはいえどこか清楚な感じがする虫です。
- 1〜2週間前まではそこここで見られたアキアカネが姿を消し、代わってナツアカネが目立つようになってきました。今日も巡視中に確認できたのはすべてナツアカネ。アキアカネはもうすでに山へと旅立っていったのでしょう。秋、里に下りてくるまでしばしのお別れです。

【2026年7月11日(土)】

- 野あそび教室「ひんやりたのしい どろんこあそび」を開催しました。暑さのおかげで、冷たいどろんこの気持ちよさはマシマシ!? たまに、おっとっと! となりつつも頑張って歩き、湿地に生息するヤゴやアメンボを網ですくって捕まえました。写真は池のふちからジャ〜ンプ! の場面です。胸や顔に泥が飛ぶのもへっちゃら。みんな元気いっぱいでした。
- 水温が上がったことでミジンコの仲間がたくさん発生。それを食べに来たミナミメダカの群れやドジョウとホトケドジョウの稚魚が、木道沿いの浅い水辺に集まっていました。シュレーゲルアオガエルのおたまじゃくしたちもちらほら。6月に産卵後のメスを確認していたので、こうして成長の様子が見られて嬉しくなりました。

【2026年7月10日(金)】
- 青空が広がり、猛暑日の一歩手前まで気温が上昇(写真)。熊谷地方気象台で最高気温は34.5℃でした。
- 夏の花が続々開花! 八ツ橋の池でミズアオイ、木道沿いでタコノアシが咲き、水辺の周りも花々でにぎわってきました。あずまや付近を通ると、ふわんと漂ってくるのはオニドコロの花の甘い香り。センター前のメハジキにはキタキチョウが吸蜜に訪れていて、ピンク色の花と黄色の翅とのビビットな色の組み合わせが夏感満載でした♪
- ★第6回ホタル調査★ 公園全体で293匹でした。見頃です!

【2026年7月9日(木)】
- 標柱5〜6番間の樹木を伐採して明るくなった場所に生えてきたヤマハギ(写真)は、今が花盛り。赤紫色がきれいです。秋の七草のひとつですが、クズの花しかり、秋というよりもこうして夏頃に咲きます。
- 数日前の涼しさはどこへやら。炎天下の八ツ橋の池をシオカラトンボが飛び交っていました。その中に、同じ青っぽい色合いでふた回りほど小さなトンボを1匹発見。久々に見るハラビロトンボでした! 縄張り争いに敗れ隅っこの方に追いやられていたので、欄干からぐっと身を乗り出して写真を撮りました。

【2026年7月8日(水)】
- 二十四節気の「小暑」を迎えた公園。関東の梅雨明けの発表はまだですが、久々に日中に明るい陽ざしを感じました。写真は、閉館後の19時半ごろ「ヘイケボタル観察会」に出発する参加者のみなさんの様子です。この15分ほど前、センター前には今シーズン初確認となるヒグラシの鳴き声が響いていました♪
- お尻のでこぼこの周りから、ロウ物質でできた白く長い毛が放射状に広がる奇妙な虫は、アミガサハゴロモの幼虫です。大きさは1pに満たないものの、巡視中、草の上に止まっている姿が多数確認できました。成虫になると近年増加中の外来種のチュウゴクアミガサハゴロモとそっくりですが、幼虫はそれぞれ姿が異なり、チュウゴクアミガサハゴロモがまとうロウ物質はもこもことした綿のようです。
- ★野鳥情報★ 夕方、センター上空を数羽のツバメが鳴きながら飛んでいました。

【2026年7月7日(火)】
- 標柱5〜6番の林沿いを巡視中、深い緑の中で目立っていたのはガマズミ。一見花が咲いているようですが、白いふわふわの毛で覆われたガマズミミケフシという虫こぶです(写真)。中にガマズミミケフシタマバエの幼虫が入っています。
- 今日は七夕。おほしさまのようにキラリと輝く生きものを探してみました。ふれあい橋近くのクズの葉の上にいたのはマメコガネたち。夏の盛りになると数を増やし、あちらこちらで目にするようになります。また、標柱20番付近ではセマダラコガネ。さらに標柱4番の近くでは、他の種類よりもひときわ光沢が強いコガネムシも見られました。
- ★野鳥情報★ 八ツ橋の池でカルガモが水浴びをしていました。

【2026年7月5日(日)】
- 雨が降ったり止んだりの天気(写真)。そんな中でも、雨の止み間にはチョウの仲間が見られました。めだかのT字路ではギンイチモンジセセリ、ふれあい橋付近ではウラギンシジミ、かえる池の近くではキタキチョウが飛んでいました。どれも「夏型」と呼ばれるぴかぴかの新成虫でした。
- ふれあい橋のミズキの葉裏に、卵を守るエサキモンキツノカメムシがいました。今シーズンは個体数が多く、幼虫だけの集団も発見。孵化後しばらくはこうして一緒にいますが、やがて散らばり個別で活動します。
- 南口付近ではノカンゾウの花が見ごろを迎えました。今日咲いていたのは37輪! 一日花ですが、開花を待つ蕾がまだまだありました。

【2026年7月4日(土)】
- 標柱15番の草地でコスミレの熟した果実を見つけました。三方向に割けた果実には種子が2列に並んで入っています(写真)。この時期に果実があるということは、春に咲いた花ではなく、その後の閉鎖花からできたもの。閉鎖花の方が、蕾が開かずに自家受粉するため効率よく種子ができます。遺伝子の多様性を犠牲にしてでも、確実に子孫を残すためのスミレ類の戦略です。
- かわせみ池付近のイノコヅチ類の葉上に、おなじみイチモンジカメノコハムシに似たハムシが止まっていました。体長は5mmほどと小型。正体はイノコヅチカメノコハムシでした。

【2026年7月3日(金)】
- もうすぐ七夕♪ センター前の身障者用駐車スペースの脇で、アケビコノハの幼虫を2匹発見しました。暗褐色の体全体に散らばめられた青白色の模様が、星空のようです。この週末に開催するイベント「七夕屋台」に向けて、館内には飾りつけをした大きな竹を設置しました(写真)。
- 各所でニイニイゼミの「チィ〜〜〜!」という声が増えてきました。湿地のヨシから聞こえてくるのはキンヒバリの音色。午後になると、エゾツユムシの鳴き声も時折聞こえてきました。
- ★第5回ホタル調査★ 公園全体で163匹でした。気温が低めだったのが影響したと思われます。

【2026年7月2日(木)】
- かわせみ池付近を巡視中、イネ科植物の葉裏で脚を束ねて止まっていたのはアシナガグモ(写真)。湿地のヨシ原でよく見かけるクモです。昼間はこうしてじっとしていますが、夕方頃から活動を始めて網を張ります。
- 標柱16番の草はらの隅に積まれた伐採木。何か来ていないか見に行くと、その上をゆっくり歩く黒っぽい甲虫を発見。よく見かけるキマワリの仲間に似ているものの、少し脚が短いルリゴミムシダマシでした。「ルリ」と名がついていますが、ほとんど黒一色。光の当たり方次第では「言われてみればちょっぴり青っぽい…?」という光沢があります。体長は約1.5cmです。
- ★野鳥情報★ 標柱4番付近をカワセミが飛んでいきました。

【2026年7月1日(水)】
- 今日から7月。そして、センターと公園は34才の誕生日を迎えました! これからもどうぞよろしくお願いいたします♪
- 標柱13番付近の水辺(写真)をコオニヤンマが飛んでいました。日本のサナエトンボの仲間では体長が最大。迫力のあるがっちりとした体格と、それに釣り合わない小さな頭部が特徴です。止まったところを撮影していると、ぱっと飛び立ち、なんとシオカラトンボを空中でキャッチ! そのまま高尾の森の奥へと消えていきました。
- 標柱16番の草はらの林縁で、リョウブが甘い香りを振りまいています。花はチョウやハナアブの仲間など、様々な昆虫に人気。今日はヨツスジハナカミキリがやって来ていました。また、草はら奥のクズの花では、蜜や花粉を集めるキムネクマバチも見られました。

過去の観察記録
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