北本自然観察公園日記 2009年9月
【2009年9月30日(水)】
- すくすくくらぶ・初秋編第2回では、小雨降る静かな公園をお散歩。前回(2週間前)、元気に鳴いていたセミの声に代わり、今日はたくさんのコオロギたちの鳴き声を聴くことができました。湿地の木道で、バッタのなかまを探したり、ツリフネソウをじっくり見たりと、秋の自然を楽しみました。室内ではシュロの葉でバッタづくり。ゆっくり丁寧に作ったバッタは本物そっくり! お母さんたちも子どもたちもにっこりの見事な出来ばえでした。
- すくすくくらぶ・晩秋編は明日(10月1日)から申込みを受付ます。こちらも楽しいプログラムをたくさんご用意しています。みなさまのお申込みをお待ちしています!
- 巡視中にキツネの親子2匹が園路を横切るのを目撃! すぐ草むらへ入ってしまい、写真には収められませんでしたが、園内で子育てをしているようです。
【2009年9月29日(火)】
- 朝からどんよりとした曇り空で、時おり雨がぱらつくお天気でした。公園内の湿地はこれまでの晴天ですっかり水不足になっています。湿地の生きものたちのために雨を望む今日このごろです。
- 現在、う回路を設置している10番標柱近くにはオオスズメバチの巣があります。そして、その巣の近くの樹上になんと、キイロスズメバチの巣があるのも確認されました! オオスズメバチはキイロスズメバチを襲うこともあるのに、なぜわざわざこんな近くに作ったのでしょう? 巣はきれいで、遠くからも見ることができますが、くれぐれも近くにはいかないようにお願いします。
- ハンノキの葉にお行儀良く(?)一列に並んでいるのはヒラアシハバチの幼虫(写真)。なぜか葉のふちに顔をつけながら、おしりをふりふり。
【2009年9月27日(日)】
- キク科の花、カントウヨメナ、アキノノゲシ、シラヤマギクなどが咲いています。またムラサキシキブやコマユミの実が色づき始めました。散策も、より楽しめます。
- 埼玉県自然学習センター、さいたま水族館、こども動物自然公園の3園合同のイベント”英語で自然観察会”を行いました。ALTのゴードン先生を講師にお招きし、午前中は、葉っぱや昆虫の色と形を英語で表現しながらの自然観察、午後は、よりハイレベルな文章表現を学びました。ネイティブの先生から学ぶ「生きた英語」は、分かりやすく、とても好評でした。優しく指導して下さったゴードン先生、「Thank you very much! We enjoyed Nature watching and English.」
- こんな時期にホタルが?!いえいえ、頭の赤と体の黒が、名前の由来であるホタルガです。光りませんが、なかなか素敵な名ですね。
【2009年9月26日(土)】
- 日中、とても良い天気で、歩くと汗ばむほどでした。西部公民館方面では、季節外れな春の七草「ハハコグサ」が咲いていました。
- 本日のキッズ生きもの研究室のテーマは「バッタ」でした。まずはバッタ仲間さがし!全員がコバネイナゴやツチイナゴ、エンマコオロギ、クビキリギスなどをつかまえることができました。その後は、顔を10倍にしてスケッチしました。大きくなった顔は迫力満点です。今回の成果は、センター内階段脇の壁に掲示しています。ぜひご覧ください。
- 定例自然かんさつ会の最中にノスリが上空を旋回していました。みんな止まって、しばし観察。悠々と飛ぶ姿に、みとれました。
【2009年9月25日(金)】
- いきがい大学伊奈学園のOB「彩央会」の皆さんが、環境管理ボランティアのために来園され、20mにもわたる園路の補修をしていただきました。杭打ちの作業では、みなさん率先して取り組んでいただき、木づちの数が足りないほどでした。おかげさまで、きれいに整備された園路ができあがりました。ありがとうございました。
- アオゲラ、アカゲラ、コゲラといったキツツキの仲間の目撃・鳴き声情報が寄せられています。耳をすませば「コンコンコン…♪」と木をつつく音が聞こえてくるかもしれません。
- クロコノマチョウ(幼虫)の頭が取れてる〜!?と思いきや、さなぎになる時にできた抜け殻です(写真)。
【2009年9月23日(水・祝)】
- 3日間にわたって開催した「自然に親しむイベントデー・第5回バッタの日」は、おかげさまで大盛況でした。たくさんのバッタ好きな子どもたちに出会えて、スタッフもとても楽しかったです。写真は、センター前の「バッタに挑戦、立ち幅跳びコーナー」。跳んでる〜!
- 定例自然かんさつ会のテーマは「バッタを食べる生きもの」。クモやカマキリ、モズなどを探しながら園内を散策しました。湿地の園路沿いで、ジョロウグモの巣にかかったばかりというオンブバッタのメスを発見。まさにバッタが食べられている場面に遭遇(そうぐう)しました。
【2009年9月22日(火・祝)】
- 自然に親しむイベントデー「第5回バッタの日」の2日目でした。写真は午前中のミニ観察会です。トノサマバッタを観察できました♪
- 定例自然かんさつ会のテーマは「バッタ飛ばし大会 & 試食してみる?」でした。園内各所でつかまえたバッタをセンター前で飛ばしました。翅(はね)を使っての最長距離は、およそ21メートル!みんなキャーキャー言いながら、バッタを追いかけた後は、コバネイナゴの佃煮の試食会。美味しい、美味しくない、感想はさまざま。始終、にぎやかな観察会となりました。
- 来園の方からエゾビタキ、キビタキ(声)などの情報をいただきました。また、池でツミが水浴びをしていたとのことで、写真を見せてもらいました。うらやましい!
【2009年9月21日(月・祝)】
- 自然に親しむイベントデー「第5回バッタの日」がはじまりました! どんよりとした曇り空でしたが、たくさんの方が来園してくださいました。
- 定例自然かんさつ会のテーマは「バッタ何種類みつかるかな?」。参加者の皆さんと草はらでバッタさがしをしたところ、10分間でなんと11種類ものバッタの仲間がみつかりました。館内では、21種類のバッタを生体展示中です(写真)。イベントデーは、明後日まで開催!
- 木道方面では、キツリフネが花盛りです。今ならツリフネソウとの花の違いをじっくり見比べることができますよ。
- もう一つ花の話題を。標柱5番付近ではコウヤボウキ、標柱5〜6番の間の園路脇ではアキノキリンソウ、ナンテンハギが咲いています。白、黄色、紫、色とりどりできれいです。
【2009年9月20日(日)】
- 秋晴れの一日。風が強かったのですが、遠くの山までくっきりと見渡せました。
- 5日連続で開催中の「定例自然かんさつ会」。今日のテーマは、秋の花と実でした。 花は、ヤマジノホトトギス、ツリフネソウ、ヤマハッカ、実はサワフタギ、ガマズミ、ツルマメなど。 明日からはバッタづくしで開催します。どうぞお楽しみに。
- 標柱10番近くに、長年ニホンミツバチの巣があります。なんと今日、オオスズメバチの攻撃にあいました。 もちろん、ニホンミツバチの方も反撃をしていたのですが、昼の時点では、巣があった場所(木のうろ)から出入りしているハチは、オオスズメバチばかり(写真)。 ハチの活動が活発なので、しばらくの間は迂回路をご利用ください(階段があるため、自転車は通行できません)。
【2009年9月19日(土)】
- 巡視中、北里の森沿いの園路を歩くクサガメを発見しました(写真)。陸ガメ?!と思ってしまうような写真ですね。 クサガメは水辺で暮らしている種類。足元のドングリを押しのけながら歩く様子は、なんとも不思議な光景でした。
- 定例自然かんさつ会では、オオスズメバチがハラビロカマキリを襲って肉団子を作っている場面に遭遇。 しばらくすると、肉団子を持って飛び去ったのですが、驚いたのはその後。 待ってました、とばかりに、クロスズメバチ(体長1cmほどの小さなハチ)がおこぼれをもらいにやって来ました。 目ざといな〜。参加者、スタッフ共々感心してしまいました。
- エドヒガン方面ではコサメビタキ、エゾビタキなど越冬地へ移動中の鳥たちが観察されています。
【2009年9月18日(金)】
- あずまやから標柱5番に向かう園路脇で、メナモミが咲き始めました。標柱5番の林の斜面では、ヤマジノホトトギスの花も数株ほど咲いています。
- 盛りを迎えているツリフネソウの間をトラマルハナバチが蜜を探して飛んでいます。花に頭を入れて蜜を探しますが、やはり当りはずれがあるようで、長く止まっている花と、そうでない花があります。数打ちやぁ当る方式かなぁ。
- 桶川西中学校2年生の職場体験が終わりました。最終日は、崩れた園路を補修(写真)。大きなかけや(トンカチのようなもの)やナタを使っての作業。手にマメを作るほど、がんばってくれました。
【2009年9月17日(木)】
- 朝、センター前の草地で「マムシのぬけがら」を発見しました!途中で切れたりせず、頭から尻尾までちゃんと残り、体の模様も分かります。学習センター入口のホワイトボードに展示中です。見ればご利益あり?!
- ふれあい橋のたもとで、オナガサナエのメスを発見!本来はもっと川の上流で繁殖するので、成熟した個体を公園内で見るのは、少し珍しいです。
- 今日は、鳥の声がセミの声より勝っていました。なかでも、外来種のガビチョウはすごい!日本勢もだまってはいません。シジュウカラ、モズ、アオゲラも元気よく鳴いていました。カワセミは、高尾の池の杭に止まり、水中へ連続ダイブ!魚を捕まえていました。
【2009年9月16日(水)】
- 朝夕、涼しくなりました。学習センターの前では、ヒナタイノコズチの葉がピンク色に紅葉しています。湿地では、カナムグラ、ヤブタバコ、ヒメジソの花が咲き始めました。
- すくすくくらぶ・初秋編が始まりました。爽やかな秋晴れの下、お母さんと一緒に参加した1〜3歳の元気な子どもたちも、ハチに出会ったときの練習をしたり、トンボを上手く持つ方法を習ったりしました。写真は、裸足でいろいろな物の上を歩いているところです。竹の上、玉石の上、エノコログサの上、それぞれの違いを足の裏で感じることができたかな。
- 今日から、桶川西中学校2年生の5名が職場体験で来所しています。まず最初の仕事は園内の巡視。なんと!幸運にもタヌキに出会うことができました。
【2009年9月15日(火)】
- 夕方、センターの上空を見上げると、トンボが飛び交っているのに気づきました。よく見てみると、100匹を越えるトンボが飛翔しています。木の枝に止まっているのを捕まえてみると、ほとんどがアキアカネで、ノシメトンボも少し混じっていました。結婚相手を見つけに集まってきたのでしょう。明日には、たくさんのカップルが出来ているかもしれませんね。
- あずまや手前の湿地側で、スッと伸びた花穂に小さな白い花をたくさんつけた植物を見つけました。調べてみるとシソ科のテンニンソウ(写真)。確かに、花はシソ似ですね。
【2009年9月13日(日)】
- 朝は、湿地が霧に包まれ幻想的でした。日中は、青い空に涼しい風がとても爽やかな一日でした。
- 本日のいきもの講座のテーマは「キノコ」。いろいろな形や毒、野外での観察ポイントについてお話しました。そのあとの定例自然かんさつ会では、目を皿にして園路沿いのキノコ探し。ヒラタケやサルノコシカケ、ヒトヨタケの仲間、ハナオチバタケ、ツクツクボウシタケなどを見つけることができました。室内では顕微鏡を使って胞子を観察しました。身近なキノコがたくさんの生きものとつながっていること、キノコの生活スタイルのおもしろさに、みな興味津々でした。
- 秋を感じさせるモズの高鳴きを聞きました。高尾の池ではコガモが2羽、今日も確認されています。
【2009年9月12日(土)】
- 手作り実験教室「自然エネルギーの科学」では、ソーラークッカー(太陽光調理器:写真)を作りました。 が、しかし天気はあいにくの雨模様。天気はこれから回復する予報なので、クッキングは明日以降のお楽しみ! その他にも、風力発電の実験などを通してエネルギーについて考えてみました。 でも、どんなに地球にやさしいと言われているエネルギーでも、省エネに勝るエコはありませんね。
- あずまやにいたクロメンガタスズメは今月3日から行方知れずでしたが、 今日久しぶりに戻ってきました! …と思ったら、背中の面(顔)型模様が違う。 これで4匹目の確認。いったい何匹いるのやら。
- 湿地では、ミゾソバやツリフネソウなど、ピンク色の花が増えてきています。
【2009年9月11日(金)】
- 「おかえり〜!」約5ヶ月ぶりに、シベリア付近からコガモが公園に戻ってきました。まずは3羽が到着。カルガモたちに混じってのんびり泳いでいました♪
- 今日は、バラエティに富んだ模様の蛾が多く見られました。ビロードハマキの水玉模様、オオミズアオの水色、アケビコノハの地味な前翅と鮮やかな後ろ翅のコントラスト、ナカグロクチバの幾何学的な模様、昼間はじっとしているだけに、模様をじっくりと見ることができます。
- 巡視中あずまやに立ち寄ると、休んでいた(?)オオカマキリに出会いました。写真を撮ろうと近づくとファイティングポーズ・・・。その後、園路でコカマキリに会いました。小さいながら、またファイティングポーズ・・・。大きい敵にひるまない、その気合、見習いたいと思います。
- 今日の写真、穴に顔を突っ込んでいるのはだ〜れ?正解はコゲラです。ねぐら用の穴かな。
【2009年9月10日(木)】
- 自然学習センターが発行しているニュースレター秋号ができあがりました。ボランティアのみなさまにお手伝いいただき(写真)、630通にものぼる封筒詰めが、わずか2時間で完了しました! ご協力いただいたみなさま、ありがとうございました。
- 園内では、ニホンアカガエルを追いかけるシマヘビにばったり遭遇。1メートルを超す大物で、スタッフもシマヘビもお互いびっくりしたまま園路中央でかたまってしまいました。そうしている間にカエルは難を逃れたのでした。
- 午前中、ゴイサギの幼鳥が3羽ヨシ原から姿を出していました。今日は秋晴れの一日。気持ちよさそうにたたずんでいました。
【2009年9月9日(水)】
- 今日は最高気温が24℃と涼しい一日でした。
- なんだか朝の雰囲気がいつもと違う…?セミの声が聞こえてこないのです。午後になると鳴き始めましたが、日を追うごとに少なくなってきています。かわりに鳥の声が目立ち始めました。今日はコゲラ、ヤマガラ、シジュウカラ、モズ、ウグイスの声が園内のあちこちで聞こえました。
- 園路わきにラーメンが捨てられている!? いいえ、その正体はアメリカネナシカズラ(写真)。細くて黄色いツルがどんどん伸びてます。
- 今、草はらがおもしろい! 穂を出しはじめたススキの株で、葉を食べるツチイナゴ、汁を吸うアワフキムシの仲間、そしてそれらの虫を食べるカマキリやトンボ、さらにカヤネズミの巣も見つかりました。半径1メートルほどの範囲で、いろんな生きものに出会えますよ♪
【2009年9月8日(火)】
- 真夏を過ぎて、再び植物は伸びざかり。そこで鎌を持って巡視に出かけ、園路に伸びまくる草たちを程よい長さに切っていました。気づくと同じ草ばかり。イノコヅチだぁー! 彼らは、種(タネ)を動物の体にくっつけて生息分布を広げます。あなたの足もとにも…。
- 活動を再開したナナホシテントウを発見! よく見ると食事中。ヨシの葉についたアブラムシを食べています。夏眠明けで腹ペコだったのか、なかなか良い食べっぷりでした。
- ツリフネソウが咲き始めました。緑の多い湿地に、ピンク色が鮮やかです。
【2009年9月6日(日)】
- 本日の定例自然かんさつ会のテーマは、「マメの花を見よう」。センター周辺をひと回りするだけで、ツルマメ、ヤブツルアズキなど8種類のマメ科の植物を確認。これらの花のつくりを、虫めがねや顕微鏡でじっくりと観察することで、植物の子孫をふやす工夫を確かめることができました。
- 9/3に続き、またサシバが見られました。今日は加えてこの公園ではあまり見られないトビの姿も。いっしょに飛んでいるのを見るとトビって大きいなあ、と実感しました。
- 暑さをしのぐために、木陰でちょっと一息。そんなときに回りを見渡すと、ハナタデ、ヤブランなど薄暗いところに生える草花がひっそりと咲いているかも。ぜひ探してみてください。
【2009年9月5日(土)】
- 最近涼しくなってきたと思ったら、今日は30℃を越す暑さでした。
- 定例自然かんさつ会のテーマは「ヨシ原の生きものさがし」。2階からヨシの中に隠れているゴイサギやカルガモを望遠鏡で観察した後、野外へカヤネズミの巣を見に行きました。オニヤンマの産卵シーンにも出会うことができました!
- エドヒガン近くの草原で草刈りをしていた時、白いカエルが飛び出してきました。ニホンアカガエルのアルビノ個体です! 館内で今年生まれの個体を展示していますが、それよりさらに大きく、7cmくらいはありました。去年生まれのカエルが無事に育っていたということですね。驚き!
- 今日の写真は脱皮してはねをのばしている最中のコバネイナゴ。あれ、脱皮殻が浮いている??
【2009年9月4日(金)】
- 今日の園内管理ボランティアでは、9名の方にご参加いただき、毎年恒例のドングリネット(落ちてくるドングリの数を調べるための捕集網・写真)の設置と、湿地のオオブタクサ除去を行ないました。ネットの設置では、皆さんの手際のよさにビックリ! あっという間に完成しました。今年は豊作?凶作?楽しみです。ご参加いただいた方々ありがとうございました。
- 巡視中、クサグモの卵のう(卵を包む袋)を発見しました。上から見ると星型に見えます。ふ化した子グモはこの中で越冬し、春に出てくるようです。
【2009年9月3日(木)】
- 待ってました。サシバの登場です♪ センター上空を旋回しながら西の方へ飛んで行きました。
- 引き続きタカの話題。けたたましく鳴きながら低空を飛んできたコジュケイの後から、小さなタカが飛び出してきました。ツミの若鳥です。コジュケイはささやぶに入って逃げ延びましたが、自分と同じ位の大きさの鳥を追いかけるなんて! すごいファイトです。
- ガマズミの実が赤くなり始めました(写真)。秋を感じます。北里の森沿いの園路で見られます。
【2009年9月2日(水)】
- 高尾の池のヨシ原に赤いくちばしの鳥が…。そう、クイナ(写真)です! 冬鳥として毎年公園にやってきていますが、例年より1ヶ月以上も早い確認となりました。
- センター前で、セミのかすれた声が途絶え途絶えに聞こえました。不思議に思って行ってみると、そこにはオオカマキリに食べられているアブラゼミの姿。すでに頭は無いものの、音を出していました。カマキリも卵を産むためには食べなければなりません。厳しい世界ですね。
- エノキの葉の上で、サトクダマキモドキを見つけました。樹上性のツユムシの仲間です。舌を噛みそうな名前ですが、「クダマキ」とはクツワムシのことで、里に住むクツワムシに似た虫という意味。園路沿いの低木を探してみると、見つかるかもしれません。
【2009年9月1日(火)】
- 台風一過で青空が戻り、真夏の暑さとなった一日でした。
- 標柱2〜3番の園路わきに、ウキヤガラの葉が引き裂かれ、何者かによって丸められています(写真)。その犯人は、カヤネズミのお母さん。じつは、丸めた葉を巣にして、子どもを産み育てるのです。今日見つけた巣は真新しく、たぶん子育ての準備中なのですね〜。静かに見守りましょう♪
- 標柱6番手前では、早くもヒガンバナの花が咲き始めました。昨年よりも約一週間早い開花です。センニンソウは花の盛りを迎えています。びっしりと咲く様子は、まるで白いタオルのようです。
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