北本自然観察公園日記 2012年1月
【2012年1月31日(火)】
- 晴天に恵まれた今日の園内管理ボランティアは、ウメの剪定の続きを行いました。最近ふくらんできた花芽を残すため、葉になる芽との違いをお話した後、葉芽の多い枝を切り払いました。余分な枝がなくなったぶん、木が元気になって立派な花が咲くはず!ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました。
- 南入口近くの草原で、大量に何かが動いているのを発見。正体は100羽以上のカシラダカでした!これまで30羽くらいの群れは確認されていましたが、今日ほど数がまとまっていると見応え充分。地面に落ちたタネを我先にとついばんでいました。
【2012年1月29日(日)】
- 初心者向けバードウォッチング(2)冬鳥いろいろ編の2回目を行いました。近ごろ常連のタシギ、ジョウビタキ、ツグミをはじめ、連日目撃情報があるハイタカなど12種が見られました。自分で双眼鏡を使って見ると、楽しさ倍増♪ 小さい子も「見えたー!!」とうれしそうでした。
- 埼玉県自然公園指導員の研修会がありました。野外観察ではキノカワガ、クワコのまゆなど冬の生きものの観察ポイントについてお話ししました。みなさんが日頃、活動しているフィールドでも探してみてください♪
- 草はらのススキは、春に芽を出しやすくするために、毎年、冬に刈っています。今日は、定例自然かんさつ会の参加者にお手伝いしていただいて、7株のススキを刈り取りました。根元に越冬中のツチイナゴ、クビキリギス、キチョウを観察したあと、刈ったススキを積み上げてトランポリン大会♪(写真) 最後に全員で乗っかって楽しみました。
【2012年1月28日(土)】
- 草はらのイチョウにとまっていた20羽ほどのツグミの群れが、突然飛びたちました。それを追うように現れたのはハイタカ。ラッキーにも、そのあと近くの木立に留まっている姿が見られました(写真)。
- ふれあい橋わきのクヌギの枝に、落ちそびれたクヌギのドングリに混じってイラガのまゆがついてました。まゆの模様は“ひとつとして同じ模様がない”といわれるほどバリエーションに富んでいます。今日見つけたのは、茶色と白のマーブル模様。お気に入りの柄を探すのも楽しいです♪
- 冬の自然観察オリエンテーリングがはじまりました。 みなさん、出発するときは寒そうでも、ゴールのときはポカポカの様子。なぜって、それは参加してのお楽しみです♪ 1/30を除いて、2/5までの開催です。お待ちしています!
【2012年1月27日(金)】
- 雲一つない晴天に、澄みきった空気。陽だまりは、ぽかぽか陽気で外を歩くのが気持ちよく、園内をお散歩する方が多くみられました。
- そんな天気のおかげか、様々な野鳥と出会うことが出来ました。まずは、標柱13番でアオゲラのオスを発見。真っ赤な頭と、薄緑色の羽根が青空に映えて、とっても綺麗でした。さらに、一夜堤上空で、オオタカとノスリの共演!悠々と飛ぶ両者に、思わず目がクギ付けになってしまいました。また、ベニマシコやアリスイの目撃情報も寄せられ、いつもより多めの37種類の野鳥が確認されました。
- 毎年同じクヌギとコナラから落ちるどんぐりの数を調べるために、標柱16番近くに設置している「どんぐりネット」を回収しました。今年集まったどんぐりの数は、クヌギ14個、コナラ3個で、計17個でした。大豊作だった2008年の1874個からすると、今年は凶作でした。
【2012年1月26日(木)】
- 標柱5番の林縁では、コウヤボウキの穂が風に揺られてフワフワ動き、目立っていました。センター裏ではアオキの花芽が割れて、とうとうつぼみがお目見えです。
- あずまやの屋根を支える梁のすき間には、たくさんのナミテントウが越冬中でした。古いあずまやにはいなかったのに・・・。やっぱり新築よね〜といったところでしょうか。
- 埼玉大学工学部環境共生学科の3回目の現地研修がありました。水質、施設、看板、生きもの保全などの改善対策の提案に4ヶ月間取りくんできた、その集大成のポスター発表でした(写真)。学生のみなさんの実用的、個性的、さまざまな提案にスタッフも刺激され、一般の方々も参加して充実した意見交換になりました。
【2012年1月25日(水)】
- センター前のアスファルトを芝生に変える工事が、本格的に始まりました(写真)。ご来館の皆様には、通行エリアの縮小やアスファルトをはがす際の騒音など、ご迷惑をおかけしますが、ご協力をお願い致します。
- そろそろ花が咲くころだろうと、ウメの木を見ていたら、枝先で揺れているツチイナゴが。風がないのになんで!? よくよく見ると・・・。ギャァーー!!ピクピク動いている!とれたてのモズのはやにえでした。
- ☆野鳥情報☆久しぶりに、ベニマシコと遭遇。しかもラッキーなことに、オス、メス2羽ずつそろって見られました♪
【2012年1月24日(火)】
- 昨夜の雪は1月20日と同程度に止まり、センター前のレンガ道も朝には乾いていました。木道方面では、午前中から湿地に陽が当り、気温の上昇と相まって、モヤが立ち上っていました。なんて神秘的! そんな中、枝先に凛とたたずむモズを発見。獲物を探している様子です。こんな白く霞んだ湿地では、目が良いモズでも獲物探しに苦労したことでしょう。
- 今日の写真は、ノイバラです。青く透き通った空を背景に赤く色付いた新芽。更に絶妙な光の角度で輝く氷がキレイでした♪
- 夕方の巡視中、草はらの一角で20個近いモグラ塚を見つけました。土は湿って黒々とし、掘り返されたばかりといった様子。他のスタッフに聞くと、午前中にはなかったことが判明しました。なんという早業!
【2012年1月22日(日)】
- 雨があがって空気が澄み、鳥の声もよく聞こえました。ヒヨドリの「ヒーヨッ」、アカゲラの「ピョー」、クイナの「キョ―ッ」、アカハラの「ケパケパーッ」など絶叫系の声が湿地に響きわたっていました。
- 2/19まで開催中の企画展示「空からみた埼玉の自然地形」にあわせて、“出張! 自然の博物館ふれあいトーク”を行いました(写真)。学芸員の本間岳史氏をお迎えし、長瀞や巾着田など特徴的な地形の成り立ちをくわしく解説していただきました。あの名所は、こんな風にできたのか・・・とみなさん熱心に聞き入っていました。
- 標柱3番の林縁にあるキノコの仲間のツチグリは雨粒を受けて胞子を飛ばすために湿度が高いと外皮を開き、乾燥すると閉じます。まさに自然の湿度計。ちなみに今日は全開でした。潤ってる〜♪
【2012年1月21日(土)】
- 定例自然かんさつ会は、水の中の生きものさがしをしました。参加者と一緒に、水路ですくってきた落ち葉や砂利などを持ち帰り、じっくりと観察。手で探っていると、タモロコやザリガニをはじめ、夏には見る機会の少ないトビケラやカワゲラの幼虫も登場しました。冷たい水の中でも、冬ならではの生きものたちがちゃんと息づいています♪
- うっすらみぞれが積もった氷の上に、たくさんのカモの足跡がありました(写真)。さらに、大きさの違うタヌキ足跡も! 午後から雨に変わったので、すぐに消えてしまったかもしれませんが、みぞれ降る大寒らしいフィールドサインを見る事が出来ました。
【2012年1月20日(金)】
- 朝、公園に入るとそこは雪国だった・・・というのは大げさですが、3cmほどの積雪で園内は真っ白でした♪ お昼からは雨に変わり、雪はほとんど溶けてしまいました。
- 初心者向けバードウォッチング〜冬鳥いろいろ編〜の1回目を行ないました。種類や見方のコツなどを室内でレクチャー、2階で双眼鏡の使い方を練習したあと、いざ白銀の世界へ出発! スズメ、ホオジロ、ハクセキレイ、モズなど13種のほか、最後にはイタチもでて、盛り上がりました♪
- 約40日ぶりのお湿りで潤った園内。枯れ木に生えるキクラゲの仲間のタマキクラゲとアラゲキクラゲがたっぷりと湿気を吸って、生き生きとしています。手袋を外して触ってみると意外と冷たくなく、うらやましくなるほどプルプルです。
【2012年1月19日(木)】
- 育ちの森幼稚園の年長さんが、遠足で公園に来てくれました。みんなで「おしくらまんじゅう」をして体を温めたらいざ出発! 茶色い草木が多いなか、真っ赤なスイバの葉や真っ青なジャノヒゲの実、ピンク色のツバキのつぼみなど、たくさんの色を見つけながら歩きました。草はらではモグラ塚を掘って穴を観察。「モグラさんお邪魔しま〜す」と手を入れてみたりもしました(写真)。みんな寒さを忘れて自然の中で遊びました♪
- 夕暮れ時の園内。桜土手付近のヨシ原の中を移動していたのは40羽ほどのアオジの群れ。普段これほどの数でいるのはなかなか見られません。遅まきながら公園に団体さんでやってきたのかな?
【2012年1月18日(水)】
- 糸の切れた凧が飛んできたのか、子供公園近くの木の上に、数日前からタコ糸がからまっていました。それを見て脳裏をよぎったのは5年前の事故。また不幸な目にあう野鳥がでないうちに、とりのぞきました。写真の、木に登って作業しているのは造園業者の方です。凧あげをして遊ぶみなさんにお願いです。もし木にひっかかってしまったら、そのまま放置しないでくださいね。
- ☆野鳥情報☆標柱3番付近の林で、一本の木に3羽のアオゲラがとまっているのを目撃! さらに八ツ橋の池上空ではハイタカが見られました。
【2012年1月17日(火)】
- 青空の一日。センター前を芝生化する準備として、ヤマモモの剪定を行いました(写真:作業途中)。ふれあい橋からでもセンターの緑色の屋根が見えるようになりました。
- 駐車場には災害時に使用する井戸があります。その点検中、設備のある格納小屋の外壁チェックで、オオミノガのミノムシを発見! 無事に羽化した後のようです。いきもの講座に向けて探した時は、寄生されたものを1個体見ただけだったので、ちょっとうれしくなりました。
- センター2階で小さな女の子から「あれ、なあに?」と聞かれました。どうやら咲き始めたハンノキの雄花が気になったようです。樹上と同じ目線になれる2階から、間近に観察することができます。
【2012年1月15日(日)】
- 日中は気温も上がり、野鳥観察の方々でにぎわいました。湿地では、氷が融けた場所に隠れ名人「タシギ」が数羽で登場し、更にコガモの群れも合流。色合いが似ているもの同士、目立つことなく食べものを探していました。
- 定例自然かんさつ会は「野鳥 DE ビンゴ!」。はたして、いくつみられるかな〜?といった感じでスタートしましたが、いきなりノスリを発見(写真)。その後も様々な鳥に出会い、結局13種類の野鳥を観察できました。最後の方は「ビンゴー!」の声がたて続けにあがりました。
- 園路を歩いていて目につくのが、ミズキの冬芽。朱色が美しいです!
【2012年1月14日(土)】
- 園路わきのスイバの葉が赤く紅葉しています。目立ってきた葉っぱを見ると探したくなる生きものといえば…そう!ベニシジミの幼虫です。葉をかき分け、2匹発見! 3mmほどと極小ですが、スイバと同じ赤と緑色で可愛いです。
- 野あそび教室は「冬の水辺たんけん」をテーマに行いました。氷がはった池を渡る“勇気ゾーン”(写真)、お父さんとお母さんに導かれながら、目隠しをしてぐちゃぐちゃのぬかるみを歩く“愛情ゾーン”の水辺をたんけんしました。すべったり、泥だらけになりながらも、ドキドキワクワクなひと時を体験できました。
- 定例自然かんさつ会は、冬の生きものさがし。みなさん、寒さを忘れるほど熱心に草木を見つめ、オオカマキリの卵鞘(らんしょう)、アカスジキンカメムシ幼虫、ウラギンシジミ成虫など越冬中の虫たちを次々に見つけていました。冬でもいろいろな虫に出会えます♪
【2012年1月13日(金)】
- この冬一番の冷え込みとなった今朝の最低気温はマイナス6℃! 園内の池はすべて凍り、10pはある霜柱も見られました。
- さいたま市から育ちの森幼稚園の年中さんが遠足に来てくれました(写真)。みんな生きものに詳しくて、ミノムシやカマキリの卵など、冬越し中の生きものを指差して「これな〜んだ?」と聞くと、すぐに答えを返してくれました。他にも、落ち葉プールで葉っぱのかけあいっこをしたり、刈ったオギでできたトランポリンの上をみんなでジャンプしたりと、元気いっぱい体を動かして遊びました。
- ☆野鳥情報☆今日は42種類の野鳥が見られました。今シーズン最多の種類数です!なかでもコゲラ、アオゲラ、アカゲラ、アリスイと、キツツキの仲間との出会いにツキがありました♪
【2012年1月12日(木)】
- 今年初の園内管理ボランティアでは、ウメの剪定を行いました。参加者は総勢18人(写真)。さすがに作業の進行が早く、予定の内容を無事終了できました。ありがとうございました! 作業はあと数回続きますので、引き続きご協力をお願いします。
- 落ち葉が積もった園路沿いで、ホトケノザの可愛らしい紫色の花がポッと顔を出していました。花の少ないこの季節…見つけると思わず足をとめてしまいます♪
- ☆野鳥情報☆八ツ橋の池で、ざわざわ〜とヨシの中を集団で動くものが! その正体は100羽以上のスズメとシジュウカラの混群でした。群れで動く姿は、まるでヨシが波打っているよう。桜土手付近では黄色の羽が美しいカワラヒワや優雅に旋回するノスリが見られました。
【2012年1月11日(水)】
- 本日もからりと冬晴れ。しかし、もう1ヶ月以上もまとまった雨が降っていません。お肌の乾燥対策・・・だけでなく、湿地の生きものたちのためにも、そろそろ潤いがほしい今日この頃です。
- エドヒガン先では、真っ赤な色でその存在をアピールするツルウメモドキやマユミの実が、鳥に食べられることなく、たわわに実っています。例年なら、すでに食べつくされていてもいい頃。まだまだ野鳥の観察ポイントになりそうです。
- 館内で飼育展示中のピンク色のシマヘビが、新しい飼育箱にお引っ越し。まだ新たな居場所に落ち着かない?のかもしれませんが、あっちへにょろにょろ、こっちへにょろにょろ。横60cm×縦45cmの大きなアクリルケースの中で、のびのび〜とすごしています(写真)。
【2012年1月9日(月・祝)】
- 鳥づくしの三日間だった「自然に親しむイベントデー『野鳥の日』」は、多くの来園者でにぎわいました。玄関フロアに展示した鳥の剥製はひときわ目をひき、スタッフの解説にイベント参加者だけでなく、通りすがりの方も熱心に聞き入っていました(写真)。
- 定例自然かんさつ会での野鳥観察は、タシギ、マガモ、アオサギなどのほか、「見て!」とばかりにキセキレイやカワセミが姿をあらわして、いいタイミングで観察することができました。
- 一夜堤付近で、「ジャッジャッ♪」と、やぶから聞こえる鳴き声に「ウグイスか〜?」と思ってそのままスルーしかけたら、姿を現したのはなんとミソサザイ! いつもいるウグイスだと思い込まずに、鳴き声が聞こえたら要チェックです。
【2012年1月8日(日)】
- スカッとした晴天に恵まれ、あたたかい陽光が差す気持ちのいい一日でした(写真)。
- 今日のいきもの講座と定例自然かんさつ会は、誰もが一度は見たことがある、けれどその暮らしぶりはなかなか知られていない「ミノムシ」がテーマ。講義ではその生態や代表種オオミノガの絶滅問題などについて話し、野外ではミノを作るクロツヤミノガやマダラマルハヒロズコガを観察しました。
- 巡視中、標柱3番近くでセグロセキレイとカケスを目撃。さらに標柱5番近くにタシギの小群(3羽)がいました。木道方面では単独の個体が連日見られていますが、公園内で珍しくまとまった複数個体を観察することができました!
【2012年1月7日(土)】
- 自然に親しむイベントデー「野鳥の日」が本日よりスタート!スタッフがご案内するバードウォッチングから、野鳥に関するクイズ、剥製の展示解説など鳥づくしの3日間です。色々な野鳥について学べば、散策が楽しくなること間違いなしです!
- 本年最初の定例自然かんさつ会も、もちろん「野鳥観察」を行いました(写真)。午前中凍っていた高尾の池は観察会の時には半ば溶け、アオサギが大きなウシガエルをくわえて飛び去るシーンを見ることが出来ました。また、北里の森上空では、オオタカが気持ちよさそうに旋回していました。
- ☆野鳥情報☆あずまや付近でアリスイを目撃。高尾の草はらでは、カシラダカの群れが地面で食べもの探しに夢中でした。
【2012年1月6日(金)】
- 朝、入り口を開門するときにコンクリートの擬宝珠(ぎぼうし)にスズバチの巣を発見! 砂と泥で頑丈に作られています。他にも標柱5番付近では枝で作ったカラスの巣、子供公園に向かう橋のたもとのエノキにはオオカマキリの卵のうが5つもありました。土の家と木の家と泡の家、あなたならどの家?!
- 標柱7番付近でアカハラ、6番の湿地側でシロハラと出会いました。おっと紅白♪ めでたいです。さらに桜土手からは白い雪をかぶった富士山も見えました。
- 本日の写真は、北里の森上空を旋回するコガモの群れ。オオタカでも見つけて驚いたのかな?
【2012年1月5日(木)】
- 木の葉が落ちて、いろいろなものが見つけやすくなりました。日だまりでちょっと立ち止まり、木々を見上げてみると、クワの枝先で揺れるクワコ(ガ)のまゆ、林縁の木に絡む朱色のカラスウリ、青空をバックに白い花が咲いたようなシンジュの実などが見られます(写真)。
- 冬休みもいよいよ終盤となりました。館内で行っている新春オリエンテーリングは、連日多くの方に楽しんでいただいています。中でも「タツノオトシゴ!?釣り」は大人気。今月の15日まで開催予定です。
【2012年1月4日(水)】
- 朝から快晴! 午前中は陽ざしのなかを飛ぶキタテハが見られました。
- さらに2階からはひなたぼっこをするタヌキ、あずまや付近ではきれいなルリビタキのオス(写真)、標柱5〜6番ではアリスイといろんな生きものたちに出会うことができ、ニヤリ♪初笑いでした。
- あずまや〜標柱5番の湿地側、水路のわきには「こんなところで・・・」と思うほど、見え見えの場所にタヌキのため糞場があります。新しい糞にはエノキと思われるタネがいっぱい。“芽が出る運”を身につけたい方!?必見です。
【2012年1月3日(火)】
- あずまや近くの水路に、小さいオニヤンマのヤゴがいました。実はトンボはとっても縁起もの。後ろに飛ばないため別名「勝ち虫」と呼ばれるからです。さらにトンボを英語で言うと・・・答えは館内で開催中の新春オリエンテーリングで!
- 今日の写真は、シラホシコヤガの幼虫です。木の表面に生えている地衣類(写真に写っている黄緑色の粉状のもの。カビの仲間)を背中に貼り付けて、擬態しています。背中の地衣類は擬態に使うのと同時に、食べものがなくなった時のための非常食でもあります。モコモコした地衣類の上着があったかそう。標柱10番の梅林で見ることができます。大きさは1pくらいです。
- ☆野鳥情報☆園内各地でコゲラに出会いました。あちこちから軽快なドラミングの音♪ 8番上空では風にあおられながらも、翼を大きく広げて飛ぶオオタカを目撃しました。
【2012年1月2日(月)】
- 午前中は穏やかな陽気。朝早くからカメラマンや家族連れの姿(写真)でにぎわいました。しかし午後からは一変。強い風が吹き、落ち葉が小さな竜巻のように渦を巻いて舞っていました。
- ☆野鳥情報☆巡視中、枝先で木の皮をバラバラと落とすアカゲラを発見! ひっきりなしに虫を探していました。時おり見せる尾の赤色がとても美しかったです。湿地では、今日もタシギに出会うことができました。
【2012年1月1日(日)】
- 2012年の幕開けです。今年は当センターと公園がオープンして20周年! という記念すべき年になります。どうぞこれからもよろしくお願いいたします。
- そんなおめでたい年の初めの写真は、正月の縁起物、「十両」とも呼ばれるヤブコウジ。さらに青い実と細い葉が特徴のジャノヒゲは、別名をリュウノヒゲといい、今年の干支である辰年にぴったりのショットです♪ 標柱5番付近の林床で見られます。
- 館内では「新春オリエンテーリング」を本日から開催しています。スタンプを押しながら、「たつ」にちなんだクイズ問題に楽しく挑戦。ぜひご来館ください。
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