北本自然観察公園日記 2009年1月
【2009年1月31日(土)】
- 昨日の帰り道、園路を歩くアカガエル。おっ、やっぱり産卵!と今日になって、みんなで捜索。でも卵が見つからない・・・。そのかわり見つけたのが、ウメの開花第一号(写真)! 開花した木はまだ2本だけですが、1〜2輪ではなく、結構たくさん花をつけていました。私たちの知らないうちに、自然は着実に時を刻んでいるんですね。
- 本日は日本ビオトープ管理士会の公開研修会「どうする!外来生物への対応」がありました。環境省の宇賀神(うがじん)さんによる、外来生物とのつきあい方や法律に関する講義の後、センターのスタッフが公園内での外来種対策についてお話ししました。それぞれの地域の生きものを守るために、みんなで考えていかなければいけない問題です。
【2009年1月30日(金)】
- 一日中、しとしと雨が降り続きました。冷た〜い冬の雨より、少しあたたかな雨。こんな雨が降ると、アカガエルの産卵の予感が。期待して、センター周辺の湿地をのぞきましたが残念。今日のところは見つけることができませんでした。
- 所沢市立柳瀬小学校5年生のみなさんが、社会科見学でご来館。静かな館内と公園が、ひとときの間活気づきました。2階からのカモ観察やビオトープ見本園の見学、湿地散策を通して、自然や環境問題について考えました。みなさんの家の周りの雑木林や川を、改めて見つめるきっかけとなったら嬉しいです。
- 雨のおかげもあって、八ツ橋の池に水がたまり始めました(写真)。さっそくコガモやバン、クイナの姿が。さらに上空にはめずらしくダイサギやカワウが舞いました。
【2009年1月29日(木)】
- 朝10時から、センターで消防訓練を実施しました。監督いただいた北本消防署の方々、来館中だったみなさま、ご協力ありがとうございました。
- 巡視中、一夜堤で50羽ほどのシジュウカラの群れに出会いました。「ジクジクジク」(地鳴き)、「ツーピルツー・・・」(さえずりっぽい)、「ガサガサ」(食べもの探し中!)。上から下から、彼らが出すいろいろな音が聞こえてきました。また、シロダモの葉をつつく数羽を目撃。なぜ?と思ってよく見ていると、虫こぶ(タマバエの幼虫入り)をねらってたようです。公園内各所にあるシロダモにご注目を! 写真のように、食べられていませんか?
- 水路関係のお手入れが無事終了し、八ツ橋の池の堰を再び下ろしました。じきにまた水がたまると思います。カモ、カモバック!(笑)
【2009年1月28日(水)】
- 今日は、園内管理ボランティア作業がありました。14名の方に参加していただき、園路と水路に分かれて補修作業を行いました。12月下旬から集中的に湿地周りの作業を行ってきましたが、それも今回で終了です。ニホンアカガエルの産卵前に終えることができてよかったです。ありがとうございました。
- ジョウビタキとルリビタキはどちらが気が強い? 結果はジョウビタキ。観察している人の期待を知ってか知らずか、ルリビタキを追いまくります。では、ツグミとシロハラは?・・・どちらも、おっとりしていそうですが、結果はシロハラが強い! 草原から木の上まで追いかけていました。じゃあシロハラ対アカハラは・・・気になりますね。
- センター前の草はらでは、真っ赤なスイバのロゼットが目を引きます。茎の混み合う根元をさぐると、ワラジムシ発見。でも目当ては、ワラジムシではないんです。端から見たら怪しいスタイルで探すこと数分。おっ!いたいた。5ミリほどのベニシジミの幼虫です。20日ほどで倍の大きさになります。
【2009年1月27日(火)】
- 午前11時頃のこと。30羽ほどのコガモの群れが、高尾の池の上空をぐるぐると旋回していました。早く下りればいいのに・・・と見ていれば、池は全面結氷! 「あ〜、まだダメだ!」と言ったか言わないかは分かりませんが、コガモたちはどこかへ去ってしまいました。。。
- やっと午後になって池の一部が溶け始めました。いつ戻ってきたのか、30〜40羽のコガモたちが、ホッとした様子で(?)池に陣取っていました。よかったよかった。
- 本日の写真はエナガ。スタッフがびっくりするほど近くまで寄ってきてくれました。その距離、約1m! おなかのあたりのピンク色までよく見えました。こんなに至近距離で観察できるのは、日頃の来園者のみなさまのマナーがよいからだと思います。今後ともよろしくお願いいたします。
【2009年1月25日(日)】
- 昨日の冷え込みから一転、とても暖かく良い天気になりました。公園、学習センター内もバードウォッチング、散策の方でにぎわいました。連日、駐車場も混雑しています。ぜひ、乗り合いや公共交通のご利用にご協力を!
- 午前中、「キィーキィキィキィ」と湿地から甲高い声。この声は・・・と振り返ると、やった〜! ア・リ・ス・イ。完璧な保護色、まわりに溶け込んでいました(写真)。分かるでしょうか?(ヒント:右下で右を向いている。)
- しぜん工作教室「紙の鳥をとばそう」では、シジュウカラを作りました。冬の間、シジュウカラは群れでいるところを多く見られます(今日は50羽の群れを確認!)。本物に負けないくらい、色や模様がにぎやかなシジュウカラたちが出来上がりました♪
【2009年1月24日(土)】
- 冷え込みの強い一日。時折り、ちらほらと雪が舞いました。センター前では、子どもたちが雪の結晶をつかまえようと頑張っていました。
- 「あの鳥なんていうの?」公園をまわっている際にお客様から。指差す方向には、草地で葉っぱをついばむ黒っぽい野鳥の姿がよく見えました。バンだと伝えると、「やっぱり、そうか! よく水辺にいるやつだよね?」とお客様。たしかに、いつも池や湿地などの水辺でよく見るバン。今日はちょっぴり冒険していたのでしょうか?
【2009年1月23日(金)】
- 朝の雨は昼にはすっかり止み、ひさしぶりに青空が広がりました(写真)。そして気温はぐんぐん上がり、日陰でも14℃を記録。春が来たかと思うほどのぽっかぽっか陽気に、鳥たちも元気に動き回っていました。
- あまりの気持ちよさに、正門入ってすぐのふれあい橋で伸びをしていると、真っ赤な色が目に飛び込んできました。アカゲラです。ほんのひとときしか見ることができませんでしたが、ラッキー! さらに上空をオナガの群れ(30〜40羽)がにぎやかに通過していきました。
【2009年1月22日(木)】
- 細かい雨が終日降る、太陽が恋しい一日でした。「こんなところに太陽がっ!」と思ったら、ツチグリでした。星型の外皮は湿ったら開いて、乾いたら閉じて、まるで自然の湿度計!
- 本日は特別講座「自然の中で太極拳〜気功で保つ心と体の健康〜」 を開催しました。外は冷たい雨、やむなく講義室の中での授業となりました。体の中の”気”の流れ、呼吸法などを意識し、ゆっくり体を動かすと、いつのまにか体がぽかぽかに! 最後はみんなで手をつなぎ「もしもしかめよ・・・♪」にあわせての太極拳。 部屋中が笑顔と”気”でいっぱいになりました。講師の劉(りゅう)先生は、「自然の中にはたくさんの良い”気”がある」といいます。その一部を得られた気がしました。
【2009年1月21日(水)】
- 出勤時、センター上空を飛ぶカワウを発見。高尾の池に降りそう! これは珍しいとセンター2階へ急行。カワウは上空を何度か旋回したあと池に降りて潜水。「魚とれるのかな・・・」と思った直後に小魚をくわえて浮かんできました!さすが〜。
- またまた午前中、常連の方から「荒川ビオトープのモニターにオオタカが写っているよ!」との情報をいただきました。お〜確かに。「ノスリは、よくとまっているんだけどね」なんて発言、やはり聞かれていた?午後はノスリがとまっていました。(写真)
- 湿地の耕うん作業が終わり、水を張ろうと堰(せき)の修復中、ケラが登場。冷た〜い泥をもろともせず、掘るスピードの速いこと。水・陸両用、飛行可、寒冷地OKとは、なかなか最強だ。
【2009年1月20日(火)】
- ドングリは落ちきったようです!・・・というわけで、「ドングリ数当てクイズ」結果発表♪ 今年は数が伸び悩み、予想がなかなか困難でした。正解は「329個」。答えの近い上位3名には記念品を差し上げています。また館内でポスター展示も行っていますので、どうぞご覧下さい。
- あっ!ヒヨドリの群れとシメ1羽・・・、おっ!ツグミの群れとシメ1羽・・・。そういえば、数週間前にはシメとイカルって組み合わせもあったな〜、色んな鳥と仲良シメ。
- シュロの葉の裏に、単独で越冬中のキイロテントウを発見(写真:手前の青は軍手、親指)。センターのスタッフが着ている雨具以上に鮮やかな黄色が印象的。私たちも園内で見られているとき、こんな感じなのかな!?
- 野鳥情報☆アリスイ、トラツグミ、アカゲラ、アオゲラなどが記録されています。
【2009年1月18日(日)】
- 今日はくもり、時々あられがパラパラと寒〜い一日。こんな天気では、さぞ公園内は静かなんだろうな〜と歩いてみると、意外や意外! キジやアオゲラ、クイナの叫び声、彼らを探すたくさんのバードウォッチャーの方でにぎわっていました。
- じっとしていると寒い・・・動こう!というわけで、定例自然かんさつ会は「ススキを刈ろう!パート2」。実は先週に続き2回目。でもススキはまだまだ残っています。私がやるー!僕もー!と子どもたちの声が上がった作業は、刈ったススキの一輪車運搬。クビキリギスやオオカマキリの卵をこえる人気でした。
- キレンジャクの情報は特にありませんでした。うわさをすれば、また・・・?
【2009年1月17日(土)】
- 環境管理のイベント「生きものいきいき隊」では、湿地に生えたヤナギの伐採作業などを行いました。湿地のヨシ原の維持が目的です。泥田のような足を取られる湿地での作業でしたが、参加者の皆様にはパワフルさを発揮していただきました。また、散策やバードウォッチングの方々、ご理解とご協力ありがとうございました。
- 定例自然かんさつ会では湿地の魚たちを探しました。見つけた魚は、メダカ、モツゴ、ヌマムツ、ドジョウ、ホトケドジョウ、トウヨシノボリの6種。結構色々いるものだと思いませんか? 水の中にも陸上と同じように多様な生きものたちの世界が広がっています。
- 昨日に続き、キレンジャクが2回出現(午前中)との情報をいただきました。来園の方々からは「見られたよ!」「ふられちゃったよ〜」など、様々な報告。でも、これだから鳥見はやめられない!?
【2009年1月16日(金)】
- バードウォッチングのベストシーズンらしい、うれしい知らせがありました。出ました〜!キレンジャク。1年10ヶ月ぶりの登場です。1羽のみですが、湿地のヤナギにとまっていた、との目撃情報です。他にも、頭上から「コンコンコン・・・」と乾いた音。高尾の森の林縁でアオゲラ(写真)も確認できました。
- 昨日に引き続き、湿地の耕耘(こううん)作業をしました。耕したあとの湿地には、白いヨシの地下茎がたくさん見えています。こんなに張り巡らされていたんだと実感。来週以降、水を張っていく予定です。ニホンアカガエルさん、もうちょっとお待ちを。
【2009年1月15日(木)】
- 湿地で、トラクターを使っての耕耘(こううん)作業を始めています。耕すことで、タコノアシやオオアブノメといった希少植物の発芽を手助けをするのが目的です。皆様のご理解とご協力をお願いいたします。
- 本日の写真はオオイヌノフグリの花。園路脇の、日当たりの良い場所で何輪か咲いていました。真冬でも、よ〜く探せば足元に花が見つかることがあります。お散歩の際は、目線を下にも向けてみてくださいね。
【2009年1月14日(水)】
- センターでは、毎朝高尾の池のカモたちをカウントしています。今朝もいつものように2階から窓の外を見てみると…カモが一羽もいない! 今シーズン初の全面結氷です(写真)。どこかへ移動したのでしょう。ところが昼過ぎにもう一度見てみると、一部解けた場所にはすでにコガモの姿が。よく見てるなぁと感心しました。
- 林沿いでは低木のアオキの実が赤く色づきはじめました。見た目と違ってあまりおいしくないのか、ヒヨドリぐらいしか食べないようです。
【2009年1月12日(月・祝)】
- 特別講座「Let's try! 英語で野鳥観察」では、ALTのアンドリュー先生を講師に、野鳥観察で使う表現を楽しく学びました。午前中は小学生部門。野外での観察では、「I see a bird!」と先生に伝えに行く声がとても元気に聞こえてきました。午後の大人部門では、鳥がどこにいるのかなどの細かい表現を使いながら、観察を満喫。そして公園ではめったにお目にかかれないタシギの登場に、surprised! 優しく指導して下さったアンドリュー先生、「Thank you very much! We enjoyed Bird Watching.」
- 定例自然かんさつ会のテーマは、「生きものたちの体重」。砂をつめた袋を持つことで体感してもらいました。タヌキは予想より重く、逆にマガモやコガモは軽いな〜との感想。最後に展示中のニホンアカガエルの体重を予想して、参加者のみなさんに砂をつめてもらいました。結果は18g。出ました、ピタリ賞!
【2009年1月11日(日)】
- 空はスッキリ晴れ渡っていましたが、風がとにかく冷た〜い!!湿地はどこを見ても凍り付いていました。タヌキや水鳥たちが泥の上につけた足跡もカッチコチ。でも水溜りに張った氷の下では、小魚たちがかなり活発に泳いでいました。寒くないのかな?やっぱり寒いだろうなぁ。
- 本日のいきもの講座のテーマは「タヌキのため糞〜一年の記録〜」でした。糞の内容物から、タヌキの食性の季節変化がわかります。初夏はカタツムリの殻、秋は銀杏など、人間顔負けのグルメ?!の様子。続いてのかんさつ会で実際に糞を分解すると(写真)、なんと約7センチ、太さ1.5ミリのビニールロープが出てきました。引っかからずに出てきてよかったけど、他のタヌキたちは大丈夫かな・・・。何となくおなかも心も痛い感じでした。(T_T)
【2009年1月10日(土)】
- 野遊び教室のテーマは「冬の水辺たんけん」。吹きすさぶ寒風をものともせず、隊員たちは勇敢に(笑)ぬかるみの中で生きもの探しをしました。あとで洗濯が大変だと思いますが…最近は泥遊びができる場所もあまり多くはありませんから、いい体験だったのではないでしょうか?! 写真は湿地に敷いた板の上を渡る遊びをしているところです。
- 今日の定例自然かんさつ会はススキの株のなかに隠れている生きもの探し。この春に芽が出やすいようにと、枯れ葉を刈りながらの観察でした。ツチイナゴ、クビキリギスのほかカヤネズミの巣も2つ見つかりました。刈ったススキはぬかるんでいる園路に敷く予定です。
【2009年1月9日(金)】
- 今日は一段と冷え込みが強く、昼を過ぎても気温が上がりませんでした。夕方4時の気温2.5度! 写真はそんな寒々とした様子が伝わる一枚。八ツ橋の上流側に張った氷は一日中とけないまま! あんまり冷えるので、雪が降るかな〜と期待したのですが、しとしと雨のままでした。
- そんな天気でしたから、公園内を歩く人はほとんど見当たりません。しか〜し、にぎやかな地帯発見! 高尾の池のカモたちは大にぎわい。朝一番にカウントした時は、コガモ20羽、マガモ36羽でしたが、午後もう一度数えると、コガモ49羽、マガモ45羽に。100羽越えも近い!
【2009年1月8日(木)】
- 園内ではアカガエルの繁殖シーズン(2月以降)に向けて、水回りの整備を急ピッチで進めています。その一環として、本日の園内管理ボランティアでは漏水していた池の補修作業を行いました(写真)。いざ、作業を始めると思った以上にあぜの中は穴だらけ…。でもそこはベテランの皆様、見る見るうちに立派なあぜが完成!いつも本当にありがとうございます。
- 園路の上空にひっかかった枯れ枝の除去をしていると、となりの竹藪から何か飛び出してきました! 薄氷のような翅を持つアミメクサカゲロウでした。越冬中のところ、急に起こしてごめんね・・・。
- ☆野鳥情報:ベニマシコ、ルリビタキ、クイナ、カヤクグリが見られました。
【2009年1月7日(水)】
- 今日は一日中晴れていましたが、空気がひんやりと感じられました。こんな日は、なんだか気が引き締まります。ぽかぽか陽気もいいけれど、冬はこうでなくっちゃ!
- 「コツコツコツ!」巡視中、上から聞こえてきた音です。キツツキかなと見上げると、ヤマガラがエゴノキの実を一生懸命つついているところでした。しかもあちこちから同じような音が・・・。数えてみると、10羽ほどいました。実も残りわずか。競い合っているようにも見えました。
- 本日の写真はコケ(セン類)。梅のつぼみはふくらんできたかな〜と木に近づいたときに、幹の表面で発見したもの。先っぽのふくらんだ部分は“朔(さく)”といって、胞子が入っています。小人の筆のようですね。
【2009年1月6日(火)】
- 公園の自慢のひとつは、「土の園路」。生きものたちにとってはとても良いのですが、この時期は、夜のうちにできた霜柱が溶けて、ぬかるみになってしまいます。そこで、刈ったヨシを敷いて、少しでも歩きやすくしてみました。「土の園路」へのご理解をよろしくお願いいたします。
- その作業中、ガサガサッと音がしました。ふりかえると、クイナがものすごいスピードでスタッフのうしろを通過! びっくりしましたが、それ以上にクイナはドキドキしたんだろうな〜(笑)。
【2009年1月4日(日)】
- カワセミが2階から見えるよと、来館のお客様から教えていただきました。高尾の池のヨシにとまって、風が吹く度に右へ左へ、ゆ〜らゆら。すばらしいバランス感覚です。池をみると半分が凍ったまま。冬の食べもの探しは大変だ〜!
- 今年初の定例自然かんさつ会は「紅白いきもの合戦」。紅組(オオアカウキクサやカイガラムシの仲間、アオキの実など)と白組(スエヒロタケやジョロウグモ卵のう、ウラギンシジミなど)の生きものを紹介して、参加者のみなさんに勝敗を決めてもらいました。結果は白組の圧勝! 理由は、望遠鏡で見た月がとてもきれいだったから。今年もみなさんと一緒に、かんさつ会を楽しみたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします♪
【2009年1月3日(土)】
- 朝から晴れ、公園はやわらかな日差しに包まれました。草原では、タヌキに出会うことができました。今年初のお目見えです。
- 木の上方からは「ジュリリ、ジュリリ」、エナガの群れです。小さな体に長細い尾っぽ。鳴き声とシルエットで見つけて下さい。今日はメジロも混ざって、にぎやかでした。
- ところでみなさん、年賀状は何枚届きましたか? 毎日いろいろなウシの絵をごらんになっていることと思います。スタッフも張り切って、ウシに似ているものを公園中さがしてみました。いかがですか? ニワトコの冬芽、角2本の立派なウシですよ。え、似ていないって? モウ!
【2009年1月2日(金)】
- 今日も、桜土手からは富士山が見えました。初詣帰りに寄ったというお客様もちらほら。
- 日当たりの良い園路では、春の七草の一つ「ナズナ」が見られます。今は、切れ込みのある葉を地面に広げた状態です(中心の芽を葉っぱが放射状に取り囲む様が「バラの花」に似ていることからこの状態を「ロゼット」といいます)。この姿のまま、春までじっと寒さに耐えています。
- ここ数日、午後になると風が出るパターンが続いています。園路を歩いていると、ときおり蛾(ガ)が風に吹かれて飛び去っていきます。むむむ、どこに着地したのか?…結局1回も実物を確認することはできませんでした。おそらくフユシャクガの仲間かと。
【2009年1月1日(木)】
- 明けましておめでとうございます。本年も、どうぞよろしくお願いいたします。
- 天気も良く、すがすがしい元日の朝を迎えることができました。もちろん、秩父の山までくっきり。そんな様子がわかるよう、トップページ画面右の「定点写真」の位置を変更しました。
- 一夜堤を通り過ぎたとき、木に止まっていたキジバトが数羽一斉に飛び立ちました。オオタカが低空で通過していったのです。その後、桜土手まで歩く間に飛翔する2羽を目撃。正月早々のオオタカ、縁起が良いですね。もちろん、今日はそれを狙っての「公園日記」ですが(笑)、そんな期待にこたえてくれる公園の自然の良さを改めて感じる機会となりました。
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