北本自然観察公園日記 2012年4月
【2012年4月30日(月・祝)】
- 虫さがしを行った定例自然かんさつ会。林沿いでは、子どもがにっこり笑ったような模様のアカスジキンカメムシ幼虫や、ノイバラの茎に産卵するチュウレンジバチ、草地ではゆるやかに飛ぶギンイチモンジセセリや、吸蜜中のベニシジミなどが見つかりました。
- ビオトープ見本園では浅黄色の翅(はね)が美しいオナガミズアオ(写真)の羽化が始まっています。昨日と今日の2日間で、羽化したばかりの新鮮な個体が3匹見つかりました。この公園では、ミドリシジミ同様にハンノキだけを食樹としている大型のきれいなガです。
- 新緑あふれる公園ではたくさんの花が見られます。八ツ橋の下にはコウホネ、標柱21番近くにアマドコロ、標柱15番近くではホウチャクソウの開花が確認できました。GW後半もいろいろな花の開花が楽しみです♪
【2012年4月29日(日)】
- 今日の最高気温は28度! 太陽がさんさんと降り注ぐ中、センター裏では昨年の秋から見守ってきたジャコウアゲハの蛹がとうとう羽化しました!(写真) 黒と赤の鮮やかな姿に人々の目は釘づけ。蛹の殻が割れ始めるところから観察できたラッキーな方もいました。
- 定例自然かんさつ会は昆虫と新緑の観察をテーマに、孵化したてのナナフシの幼虫を手に乗せてみたり、クサギやヤマコウバシの新しい葉の香りをかいだりしました。「くさーい」「さわやかー」と、においでも新緑を体感しました。
- しぜん工作教室「ノコギリ教室」は、初企画の「竹でけん玉づくり」。道具の使い方にちょっとコツがいりますが、完成した後はみなさんすっかりはまって遊んでいました。
- ☆野鳥情報☆夏鳥との出会いが楽しみな毎日です。とんぼ池付近でキビタキ、園内各所でセンダイムシクイの声が確認できました♪
【2012年4月28日(土)】
- 今年度第一回目の「キッズ生きもの研究室」を行いました。今日からオギの高さを定点観測し、最終回の11月にはどれくらいの高さになっているかをみんなで大予想!「腰ぐらいの高さじゃない?」や「自分より大きくなるでしょ」など、意見が飛び交いました(写真)。これから毎月の調査が楽しみです。
- 草原でジャコウアゲハ、めだかのT字路でギンイチモンジセセリの新成虫を見かけました。 羽化したてのフレッシュなはねがとってもキレイ♪ 両方とも今季初確認です。
- 新緑あふれる公園をお散歩しながら、楽しく自然を観察する「GW新緑オリエンテーリング」がはじまりました。本日から5月6日(5月1、2日をのぞく)まで開催しています。ご参加お待ちしておりま〜す!
【2012年4月27日(金)】
- ぐんぐん大きくなっているミズキの葉っぱ。気になるあの昆虫は・・・いた〜! ハートマークが特徴のエサキモンキツノカメムシです。産卵ももうすぐかな?
- さらに金ピカの昆虫、ジンガサハムシも同じ木で発見。葉の裏でじっとしており、こちらは雨宿り中のようでした。
- めだかのT字路から標柱13番に向かって疾走するタヌキを目撃し、目で追っていると続いて2頭目も駆けて来るではありませんか! 少しピンぼけですが、躍動感あふれるタヌキを写真におさめることができました。
【2012年4月26日(木)】
- 今日は一日雨模様。こんな日に目につくものはキノコ。プルプルのタマキクラゲや、星型のツチグリ、センター近くではアミガサタケが見られました(写真)。傘の部分の網目模様が干し梅? はたまたムンクの叫び!? に見えたりと、想像をかき立てます。
- 産卵シーズン以来、姿を見ることのなかったニホンアカガエルの成体を木道方面の湿地で発見。産卵後の休眠から覚め、再び活動し始めたようです。めだかのT字路付近では、これから繁殖のピークを迎えるシュレーゲルアオガエルの鳴き声が響き渡っていました。
【2012年4月25日(水)】
- 園内管理ボランティアは「エドヒガンザクラ前の仮設木道の撤去」がテーマ。おも〜い木道を力を合わせて撤去しました。その後、外来植物の抜き取りも。ちょっと汗ばむような暑さの中での作業でした。いつもご協力いただき、ありがとうございます!(写真)
- 巡視中、今日も初確認を3つ! まず、草原でシオカラトンボを発見。薄茶色の体をした羽化したての個体でした。また、一夜堤近くではタチヤナギの柳絮(りゅうじょ・白い綿毛の付いた種子)が飛び始めました。さらに、標柱5番近くでオトコヨウゾメが開花。淡い新緑の葉っぱと、透き通るような白い花がマッチしていてとってもキレイです♪ いずれも例年よりも遅めの初確認で、特にシオカラトンボは10日遅れでした。やっぱり今年の季節のうつろいは、スローペースのようです。
【2012年4月24日(火)】
- 久しぶりに太陽がバッチリ顔を出しました。最高気温は27℃! ミズキやコナラ、クヌギ、イヌザクラなどが一気に葉を広げ、黄緑や深緑など、公園全体がいろんな緑色で染まりました。本日の写真は新緑のトンネル♪ 年配のご夫婦が、手をつないでお散歩を楽しんでいました。
- 日中に湿地の上をアブラコウモリが飛んでいました。普通は夕方から夜にかけて活動する動物。何があったのか…ちょっと珍しいできごとでした。
- 駐車場付近でコミスジの成虫を今季初確認! 黒地の翅に白い3本ラインがとっても目立ちます。加えてツマグロヒョウモンの成虫も見つかっています。ツマグロヒョウモンは温暖化の影響で分布が北上していると言われているチョウ。この冬は寒さが厳しかったので、成虫が出るのか注目していたのですが、冬を乗り切った個体がいたようです。
【2012年4月22日(日)】
- 朝からどんよりした曇り空。最高気温も13℃と、ちょっぴりさむ〜い一日でした。
- そんなお天気でしたが、エドヒガン隣りのウワミズザクラが咲き始めました。一般的なサクラと違って、小さな白い花が房状につきます(写真)。その他、園路脇ではヤマツツジも咲きはじめ、新緑の林を彩っています♪
- 定例自然かんさつ会のテーマは、北本ミニ水族館づくり。タモ網で湿地の生きものをつかまえて、水槽に入れて観察しました。次々に見つかる魚やヤゴに大人も子どもも大興奮! 最後には、絶滅危惧種のホトケドジョウやニホンアカガエルのオタマジャクシなどを含めて10数種類のいきものが入ったにぎやかな水族館ができあがりました。
【2012年4月21日(土)】
- 今年度第一回目の「生きものいきいき隊」は、外来植物の除去。これまでの作業で少なくなってきているものの、取りきれていないクレソン、スイセン、ショカツサイ、コンテリクラマゴケを一本一本根からていねいに抜き取りました。作業の合間にスジグロシロチョウやジロボウエンゴサクなどを観察しながらも、一輪車5杯分にもなる量を取り除くことができました。参加者のみなさん、ありがとうございました。
- 昨年に引き続き、「緑のカーテン」を作ろう! ということで、定例自然かんさつ会でつる植物の移植を行いました。アケビやカナムグラなど巻き付き方の違いを観察し、根っこから掘り出して事務所横のプランターに植え付け(写真)。無事に成長するかどうか、これからの観察も楽しみです。
【2012年4月20日(金)】
- 薄曇りの一日でしたが、アカハネムシやゾウムシの仲間、ハムシの仲間にヤブキリの幼虫などなど、色々な生きものに出会えました。水面をスイスイ泳ぐアメンボの姿も。日に日に出会える生きものが増えています。
- 園内では確認されるのがまれなヤブニンジン(写真)が、一夜堤付近で見つかりました。他のセリ科植物より一足先に、小さな白い花を咲かせるのが特徴です。センター近くの草はらでも見られます。
- ヒバカリを今シーズン初確認。さらに、マムシも確認されました。どちらもおとなしいヘビなので、刺激したりしないでくださいね。
【2012年4月19日(木)】
- 園路脇のスイバの上を動くオレンジ色の虫。お、テントウムシ! と思ったら、よく似たイタドリハムシでした(写真)。敵が近づくと足を縮めて葉っぱから落ちる習性を持っています。観察のコツは、抜き足差し足です。
- エドヒガンザクラ奥のベンチ脇に白いヒメオドリコソウを見つけました。たくさんのピンク色の花の中に2本だけ違う色を見つけてちょっとラッキーな気分♪ 自然界では、このような色変わりが時々おこります。センターで飼育展示しているピンクのシマヘビもその例です。
【2012年4月18日(水)】
- 元気いっぱい! 育ちの森幼稚園の年中さんが遊びに来てくれました。センター前の草原で準備体操をしたあと、さっそく公園にしゅっぱ〜つ!! ウグイスのさえずりを聴きながら、花の色さがしをしたり、カキドオシのにおいあてゲームをしました。湿地では、今たくさん見られるおたまじゃくしやメダカを観察(写真)。「みてみて!いっぱい泳いでるよ!」「ほんとだ!」「あたしも見たい〜!」とお友達どうしの会話もハイテンションに! 五感をつかって“春”を楽しみました。
- あたたかい陽気に誘われてか、めだかのT字路近くでアカネズミが気持ちよさそうに日向ぼっこしていました♪ こちらに気付くと、そそくさと草むらに逃げていきました。
【2012年4月17日(火)】
- 園内の各所でウラシマソウが咲いています。花から伸びた長いひも状のもの(付属体)は60pほどあり、本当に浦島太郎が釣糸を垂らしているようです。別名は蛇草。どちらの名前も納得の姿です。これから5月頃まで園内で見られます。
- 巡視中、草の上でうろうろと動き回っている2匹のベニシジミを発見。なんと、オスがメスに猛烈ラブコールを送っている最中でした。交尾できるかな?としばらく観察してみましたが結局失敗! オスの努力むなしく、メスは春の青空に舞ってゆきました・・・。
- 湿地では夏から秋に咲くワタラセツリフネソウ、キツリフネ、タコノアシが芽生え始めました。芽生えのころは花が咲く時と葉の形や全体の趣が違っていて、同じ種だとは思えないほど。花だけではなく、大きくなっていく過程をみるのも面白いものです。
【2012年4月15日(日)】
- ほど良い陽気にさわやかな風、桜吹雪がとてもきれいな一日でした。公園はたくさんの家族連れのお客様でにぎわいました。舞い散る花びらにうっとりしながら歩いていると、突然頭上で「ホーホケキョ!」の美声。「こっちに注目ー!」と言わんばかりに、ウグイスが顔を出してくれました(写真)
- 美声といえば、待ちに待ったシュレーゲルアオガエル!めだかのT字路で「コロコロコロ」という澄んだ鳴き声が聞こえました!どんどん季節が変わっていくのを実感します。
- いきもの講座は「公園の生きもの 20年の変化」。その後の定例自然かんさつ会では、池を浚渫したことで出現した水生植物のアサザ、20年前には見られなかったヨコヅナサシガメ、開園時からずっと公園の草はらを彩ってくれたスミレなどを観察しました。
【2012年4月14日(土)】
- 今日は一日雨。一夜堤から南の入り口にかけては、散ったサクラの花びらが園路一面に広がり、まるでピンク色のじゅうたんの上を歩いているようでした♪
- 標柱17番付近ではシメの群れが見られました。この時期は、渡りの途中で冬鳥たちが集まっていることがあります。もしかしたら群れの中に種類の違う鳥が混ざっているかも…。まだ葉が茂ってないこの時期が観察のチャンス!
- 手作り実験教室「公園の草木で染めもの」を開催。染料は外来種のショカッサイを使用しました(写真)。 濃い茶色の染料からどんな色にそまるのかなぁ〜・・・期待膨らむなか、水洗いした布は春らしい淡い緑色に。参加者からは「きれい!」と声があがりました。
【2012年4月13日(金)】
- エドヒガンザクラの花は散り終え、きれいな若草色の新葉が伸びてきました(写真)。草木の芽吹きがどんどん進み、園内全体が萌木色になってきています。今が満開のソメイヨシノやヤマザクラのピンク色とともにパステルカラーがきれい♪
- 所沢から「ふるさと伝承の会」の皆様がご来園されました。生きもの好きな方々で、スタッフがつかまえたクマバチのオスにも臆することなくタッチ! 他にもヤブヘビイチゴ、ヤブタビラコ、オオジシバリなど、足元に咲く花々も興味深げに観察されていました。
- 今日はセンターの2階が絶好の観察ポイント! タヌキにイタチ、冬鳥のアリスイまで見る事ができました。警戒心のない、自然な姿が見られるのでおすすめです。
【2012年4月12日(木)】
- 朝からすっきり快晴♪ 気温もぐんぐん上がり、最高気温24℃と、初夏のような天気でした。アオダイショウの幼蛇が見られるなど、生きものの活動も活発になってきました。
- 今年度第一回目となる園内管理ボランティアでは、南入口付近に生えている外来種のオオアマナなどを除去しました(写真)。球根から抜き取るのは大変でしたが、みなさんの丁寧かつスピーディな作業でほとんど取り除くことができました。汗をかきながらの作業、ありがとうございました。
- さまざまな花の開花と共に、チョウの姿も多く見られるようになってきました。モンシロチョウにスジグロシロチョウ、キチョウやルリタテハなどなど。桜の花に吸蜜にくる様子が見られるのも、この時期ならではです。
【2012年4月11日(水)】
- 所沢高齢者大学の史跡施設めぐりクラブの方々が、お花見も兼ねての自然観察にいらっしゃいました。エドヒガンザクラの満開は過ぎてしまったものの、立派な巨木の姿に感嘆の声が上がりました。他にもタチツボスミレやアケビ、ウグイスカグラなどのお花見をし、雨の中でも楽しく散策できました(写真)。
- ニホンアカガエルの卵塊数調査はいよいよ最終回。新たに9個見つかり、累計で1,984個となりました。今シーズンもボランティアのみなさんのご協力により、調査することができました。ありがとうございました!
- ここ数日の陽気で一気に成長が進んだのか、5日に確認されたばかりのアズマヒキガエルの卵から、オタマジャクシが孵っていました♪ 無事に育ちますように。
【2012年4月10日(火)】
- 標柱7番近くで、朱色のクサボケが咲きました。紫色のタチツボスミレとの共演がお見事!(写真) また標柱2番ではアケビ、標柱5番ではコブシ、エドヒガン近くではヤマブキが咲き始めました。さらに園内各所でウグイスカグラの花が見頃です♪
- ★エドヒガン情報★風に乗って、花びらが数枚ずつはらはらと散る姿がとても美しいです。石戸蒲ザクラは満開です。公園内のオオシマザクラやヤマザクラも咲きました。
【2012年4月8日(日)】
- 春らしいポカポカ陽気で、まさにお花見日和でした(写真)。桜めぐり、ウォーキングの方、家族連れ、短歌の会など、公園もセンターも多くの方でにぎわいました。さらにイベントも桜づくし! 定例自然かんさつ会では桜を始めとして春の花々を観察し、続くしぜん工作教室では“さくら折り紙”、そして、桜色のシマヘビのレクチャーも大盛況でした♪
- あずまや〜標柱5番の湿地側のコブシが咲き始め、子供公園の近くではタチツボスミレの群生が見られます。南入口のソメイヨシノではウグイスがさえずり、標柱5番付近の湿地ではベニマシコ、桜土手近くではアオゲラの情報がありました。
- ★エドヒガン情報★満開を少しすぎましたが、まだまだきれい! 石戸蒲ザクラも咲き始めました。センター前のソメイヨシノも見ごろです。
【2012年4月7日(土)】
- 今年度から毎月第一土曜の開催になった“すくすくくらぶ”の第1回。幼児期の自然体験の大切さをお話しした後、草原に寝転んで葉っぱの気持ちになったり(写真)、花や葉っぱのにおいをかいだりしました。自然体験は日常的にすることが大切です。子どもをどんどん野外に連れ出してくださいね!
- 園路脇のヤブから出てきたアオジが、今日はいつものチッチッ…ではなくチョッピンチリリ…っとさえずっていました。山に移動する前にちょっと練習のようです。冬鳥として公園に滞在するクイナ、ジョウビタキ、シロハラ、ツグミ、カケスなどもまだ見られています。
- ★エドヒガン情報★引き続き見頃です! 風が吹くと、少しだけ花びらがハラハラと落ちていました。
【2012年4月6日(金)】
- すがすがしい晴天! 満開のエドヒガンを見に来られたお客さんもたくさんいらっしゃいました。
- ふれあい橋近くで元気に動き回るイタチに出会いました。食べもの探しに夢中の様子で、こちらに気付かずあっちへちょろちょろ、こっちへちょろちょろ。最後は、湿地に向かって猛ダッシュ! 水辺にいたカルガモたちは、いきなり走ってきたイタチに大慌て(写真)。あまりの驚きっぷりに、少し笑ってしまいました。
- 日に日に園路脇の花が多くなってきました。カタバミ、ムラサキケマン、カキドオシ、ヘビイチゴ、スミレ類がとっても鮮やかです。さらに、その花々の周りをキタテハやモンシロチョウがひらひらと舞っています。
【2012年4月5日(木)】
- 春らしいお散歩日和な一日。園内巡視中には、羽化したばかりのアゲハが湿地で吸水しているのが見られました(写真)。また、池の底には、ながーい“ひも”のようなものが…。アズマヒキガエルの卵でした。どちらも今シーズン初確認です!
- ふれあい橋の上流側では、イヌシデの黄色い花と、アカシデの赤い花が目立ってきました。遠くから見ると、木がうっすら黄葉・紅葉しているように見えます。
- ★エドヒガン情報:いよいよ満開です! まだ春休み中の学校が多いようで、親子で見に来られている方がたくさんいました。木道が細いので、観察の際はゆずりあいをお願いいたします。
【2012年4月4日(水)】
- 昨日に続いて午前中は強い風が吹き、普段は力強い飛翔のオオタカも右に左に飛ばされていました。スタッフも園内の巡視、かかり枝の除去に追われました。
- ニホンアカガエルの卵塊数調査の8回目を行いました。もうそろそろ産卵も終わりだね・・・というスタッフのつぶやきをよそに、なんと! 74個を新たに発見。しかも昨日産んだのでは?というほど、きれいな卵たち。これで合計は1975個となりました♪ ボランティアのみなさま、いつもありがとうございます。
- ★エドヒガン情報★8分咲き、ほぼ満開です! 大勢の花見の方のほかに、シジュウカラやメジロも蜜を吸いに訪れています(写真)。午前中にテレビ埼玉の取材があり、今週土曜日の朝9時から「彩の国ニュースほっと」で紹介される予定です。
【2012年4月3日(火)】
- 春のうららかな陽気は午前中で早々に終わり、午後からは強い風が吹き荒れました。
- 標柱10番付近の足元では真っ白な花のマルバスミレ(写真)が咲き誇っています。子供公園近くの土手では、タチツボスミレの群落が見頃です。
- ★エドヒガン情報★一気に6分咲きとなり、見応え充分。満開に近づくとともに淡い色になっていくので、濃いピンク色を見たい方はお早目に!
【2012年4月2日(月)】
- 朝から自転車で子どもたちがたくさん遊びに来てくれました。八ツ橋では「メ〜ダ〜カ〜のがっこうは〜♪」と春らしい歌が聞こえてきました。
- 黄緑色をしたタチヤナギやイヌシデの花が咲き、カマツカやミズキの若葉が顔をのぞかせています。これらの木々が園内全体をやわらかい緑色に変えています(写真)。
- ★エドヒガン情報★あたたかさに勢いづいて、3〜5分咲き! 大きなエドヒガンが濃い桜色に包まれていく姿は必見です。
【2012年4月1日(日)】
- 「日本野鳥の会埼玉」の探鳥会がありました。確認種数は39種。あずまや近くでアリスイ、めだかのT字路でベニマシコのオスとメス。さらに標柱5番の上空でオオタカ、園内各所で今年初確認のツバメが見られました。
- 春らしい陽気に誘われてか、定例自然かんさつ会には“うそでしょ?!”2週連続の50人超え! まずは虫眼鏡で足下に咲くオオイヌノフグリやコハコベの花をじっくり見てもらいました。ホトケノザの花笛や笹笛などの草花遊びでは、子ども以上に大人の方々が無邪気に楽しんでいました。
- センター裏の草むらでシマヘビ(写真)と出会いました。ほかにも標柱10番付近でカナヘビ、11番付近でアマガエルと、寒さが苦手な両生類・爬虫類たちも動きだしました♪
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