北本自然観察公園日記 2015年6月
【2015年6月30日(火)】
- 午前中は晴れ間が広がり、ニイニイゼミの鳴き声が盛んに聞こえてきました。いつの間にか独唱から合唱に変わり、園路の端では幼虫が羽化するために地中から出てきた穴も見られました。
- 今日はカミキリデー! 巡視中、いろんな種類のカミキリムシを見つけました。センター前の粗朶積みで常連のルリボシカミキリ、キボシカミキリ。クワの木でゴマダラカミキリのほか、6番〜南入口では、がっしり体型のノコギリカミキリに、ほっそりとしたアカハナカミキリ(写真)と色も大きさもさまざま。園内でカミキリムシを探すときは館内の展示もぜひ参考にしてくださいね♪
- ★第2回ホタル調査★雨も風も無くホタルの多くは飛んでいました。計33匹のヘイケボタルが見られました♪
【2015年6月28日(日)】
- 3回目のキッズ生きもの研究室。テーマは「ミクロの世界をのぞいてみよう」でした(写真)。落ち葉などを分解してくれる微小生物。聞いたことはあるけどなかなか見る機会がない、これらミクロの住人を顕微鏡でじっくり観察しました。落ち葉の上をはうゴマ粒より小さなカタツムリや、シャーレから飛び出すほどの大ジャンプを見せる砂糖粒くらいのトビムシに子どもたちは大興奮! 「目に見えないほど小さな世界にこんなたくさんの、不思議な生きものがいたなんて」と、まさに世界が広がる実習でした。
- そろそろ夏のトンボが目立つようになってきました。八ツ橋の池では枯れ草の先端にとまる真っ赤なショウジョウトンボや大きなウチワヤンマが見られました。水辺から離れた草はらではチョウトンボが青紫色の翅に陽光をきらりと反射させながらひらひら飛んでいました。
【2015年6月27日(土)】
- 連日の雨天のおかげで、素敵な出会いが! センター近くの園路沿いの落ち葉や枯れ枝に、小さな虫ピンのような物がたくさん生えていました。手にとってルーペで見てみると、キラキラ光っているではありませんか! 変形菌の仲間のジクホコリです(写真)。胞子(植物で言うタネ)を飛ばす部分を覆っている膜が金属光沢を持っており、光の反射で、青や紫、黄色や緑色に見えるのです。根元からの高さは2oくらい。変形菌好きなスタッフも、思わずうなってしまいました。
- 定例自然かんさつ会は「雨の日の生きもの」をテーマに行いました。ヒダリマキマイマイ、ミスジマイマイ、ニッポンマイマイ、ウスカワマイマイ、キセルガイの仲間といった、しっとりとしたお天気の日に出てくる貝類を中心に観察。また、偶然発見したオサムシタケには、ちょっぴり悲鳴混じりの歓声があがりました。
【2015年6月26日(金)】
- 園内管理作業では、駐車場の側溝に溜まった落葉の撤去作業を行いました(写真)。先日の雨で落葉はズッシリと重みを増し、予想以上の重労働でしたが、ボランティアのみなさんのおかげでスッキリ! ご協力どうもありがとうございました。
- 公民館口近くで、キツリフネが咲きはじめました。明るい黄色が薄暗い林の中でパッと目を引きます。また、南入口付近ではユリの仲間ノカンゾウが見ごろを迎え、こちらも鮮やか! 梅雨のどんよりとした雲も吹き飛ばしそうな、ビビットなオレンジ色です。
- 湿地でいまイチオシなのが、イガイガのミクリの実。八ツ橋の上からも見られますが、ユニークな形を間近で観察するには、メダカのT字路付近がオススメ♪ 環境省のレッドリストで準絶滅危惧とされている、希少な植物です。
【2015年6月25日(木)】
- 上尾市からみやした幼稚園のみなさんが遠足で来園。葉っぱのにおいを楽しんだり、木登りをしたりしました。さらに、で〜っかいアオダイショウにタッチも! 体をい〜っぱい使って自然のなかで遊びました♪
- ヒルガオの葉裏でジンガサハムシの幼虫を見つけました。葉に丸い穴が空いているのが目印です。幼虫は脱皮するたびに抜け殻を背負う習性があるので、徐々に大きくなっていく形跡を見ることができます(写真)。
- 昨年とんぼ池付近のマグワに、トリノフンダマシの卵のうがついていたので、「今年もいるかな?」と、探してみると幼体が見つかりました。でもまだ体長は5mm程。そしてそこから少し離れたところに生えているオギにはシロオビトリノフンダマシもいました。こちらもまだ5mmくらい。両方とも希少なクモなので、いてくれて良かったなと思うスタッフでした。
【2015年6月24日(水)】
- 北本市立南小学校フレンドリー学級のみなさんが、校外学習に来てくれました。ハリエンジュの葉で笛を吹いたり、ダンゴムシを捕まえてみたり、ヒメコウゾの実を味見したり…今まで経験のないことにも、みんな果敢にチャレンジ! 八ツ橋ではカルガモの親子とも遭遇し、思わず歓声があがりました(写真)。
- 初夏のミステリーな生きもの2! 雑木林沿いの地面から、白いまち針が付いた枝のようなモノがニョキニョキ。おっ! オサムシタケみっけ〜♪昆虫から生える“冬虫夏草(とうちゅうかそう)”の仲間です。以前、発見したものは成虫から生えていましたが、今回のものは幼虫から生えていました。雨の多い梅雨時から夏にかけて多く出てきます。
【2015年6月23日(火)】
- センター横に設置している、「野草を使った緑のカーテン」が賑わって来ました。ゴーヤなどの園芸種で作るものと違い、いろいろなつる植物を使うことで訪れる虫たちも多様になるのが特徴。金属光沢が美しいアカガネサルハムシのほか、クロウリハムシやヒメギス、さらにカマキリの幼虫などが観察できました。ヤブガラシの花にはハチの仲間も来ています。おどろかさないようにそっと観察しましょう。
- 林縁ではミズヒキが咲き始めました(写真)。園内各所に生えていて花の見られる時期は長いのですが、花一つ一つの開花期間は短く、いつの間にか実(実も赤白色)になってしまいます。花から実への移り変わりもお楽しみください♪
- ★第1回ホタル調査★ 本日の調査は雨のため中止となりました。なお21日(日)の時点で数匹の成虫を確認しています。
【2015年6月21日(日)】
- 今年度の「野外の危険学習講座」1回目は「ヘビやケムシの対処法」。ハチを除いた陸生の危険生物とその対処方法を解説しました。後半は野外観察。多くても困るけど、少しは危険な生きものが登場してくれた方が緊張感があるのになあ、と思っていたらクヌギの葉裏にゴマフリドクガの幼虫がいました。参加者全員、食い入るように観察(写真)。毒ケムシがこんなにまじまじと見られるなんてめったにないことです。第2回はハチがテーマです。
- 定例自然かんさつ会のテーマは「カエル&おたまじゃくし」でした。まずは、ニホンアカガエルの上陸幼体の観察。そして、野あそび教室「どろんこあそび」で作った池に網をいれて、おたまじゃくしをすくい、種類を見分けてみました。数十匹を丁寧に見たところ…全部アマガエルでした〜!!
【2015年6月20日(土)】
- 生きものいきいき隊を開催しました。今回の内容は希少種のノジトラノオ(環境省レッドリストで絶滅危惧U類、埼玉県で絶滅危惧TB類)の保護を目的とした草刈り。まだ丈の低い草に気を付けながら、慎重に行ないました。おかげさまで、ノジトラノオにたっぷりと日が当たるようになりました。作業中は、咲き始めのノジトラノオをはじめ、ワレモコウの芽生えやハグロトンボなどを観察できました。ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました!(写真)
- 高尾の池でカワセミ発見。しかも3羽! しかもしかも、次々と池にダイブして小魚を捕まえたり、ホバリングしたりする様子をしばらくの間、観察できました♪ ここ数日の雨で、ハンティングができなかったからかな? スタッフ&お客さんのアツイ視線を集めていました。
【2015年6月19日(金)】
- 昨日に引き続き雨模様でした。園内はひっそり…。高尾の池のカルガモは「はやくやまないかなぁ…」といった感じで、ぼ〜っとしていました(写真)。
- センター近くでシロマダラを発見! 夜行性のヘビで、昼間に観察することはめったにありません。しかし、今日のような日中でも薄暗いお天気だと稀に出会えます。ラッキー!! 日曜日まで館内で展示しますので、ぜひ実物をご覧ください。
- センター脇の緑のカーテンでウマノスズクサが咲き始めました。ラッパのような一風変わった花です♪ つぼみがたくさんあるので、これからしばらく楽しめそうです。
【2015年6月18日(木)】
- 朝から雨が降ったりやんだり。カエルや鳥の鳴き声もあまり聞こえず、公園中がひっそりとした涼しい一日でした。
- コマユミの実が少しずつ大きくなっています。面白いのはその形。成長途中のうちは扁平で、それがいくつか集まっていて、まるでスクリューのようです(写真)。またよく似た種類のマユミの実は今、サイコロのような四角形でこれまた特徴的。いずれも秋に真っ赤に熟しますが、それまでの変化もお見逃しなく!
- タンポポやハルジオンの花にちょこんと乗ってかわいかったヤブキリの幼虫も、もう成虫になる季節になりました。ビオトープ見本園の樹上では、厳めしく成長した姿を見ることが出来ました。夜には樹上から「シリリリリ」という鳴き声が聞こえてきます。
【2015年6月17日(水)】
- 鴻巣市から南中学校1年生のみなさんが校外学習で来てくれました(写真)。学習テーマは自然学習に加え「職業見学」。自然の面白さだけでなく、それを人に伝えるやりがいや、自然を守り続ける意義などもお話ししました。少しでも自然を大切に感じる大人に成長して下さいね!
- 木道方面の湿地では、ミゾソバのピンク色の花が咲きはじめました。薄暗い園路の脇では、ひっそりと咲くオオバジャノヒゲやハエドクソウが見頃。藪に絡んだつるを見れば、ヤブガラシにオレンジやピンクの花が咲いています。どれも小さく目立たない花々ですが、見つけると季節の歩みを感じます。
【2015年6月16日(火)】
- 一夜堤から桜土手付近で、ハンゲショウの葉が白くなり見ごろを迎えています。「半夏生(はんげしょう)」といえば元々は七十二候の1つのことで、今年は7月2日。名前の由来から考えると、ずいぶんと早く色が変わっています。
- 木道から見える木の枝先に、ひらひらとした明るい緑色のものが…。これはシンジュ(別名ニワウルシ)のタネ! 種子のまわりにうす〜い羽根が付いていて、秋になると風に吹かれてくるくると飛んでいきます。花のようにも見えてきれいですが、日本にはもともとなかった外来種です。
- 今日の写真は、ホタルにそっくりなガの仲間「ホタルガ」です。赤い帽子に、白いラインの入った黒マントがキマッています♪
【2015年6月14日(日)】
- 公園外での観察会「あらかわ探検隊」を開催。集合場所にひょっこりタヌキが出現するという嬉しいハプニングからスタートしました。大宮台地の地形・地質のお話の後は、荒川河川敷に広がる水田地帯を歩きながら生きもの探し♪ セッカの鳴き声を聞きながら、トウキョウダルマガエル、ヌマガエル、成体になりたてのちっちゃいアマガエルなどを観察しました(写真)。荒川と公園のつながりや、埼玉県の残していきたい環境についてもお話しました。
- 今年も芝浦工業大学の学生さんが野外実習で来園しました。午前中はレクチャーと自然観察。午後は環境管理作業でオオブタクサ抜きを行いました。腰あたりまで生長したオオブタクサをひたすら抜く単調な作業の中、クズ鉄砲や草笛などの草花あそびをまじえつつ、頑張ってもらいました。どうもありがとうございました。
- ふれあい橋近くでオカトラノオが開花。草はらではピンクのらせんがかわいらしいネジバナも咲き始めています。一方で、スタッフの誰もが心の片すみで気になっていたこと・・・それはカルガモの親子。やっと姿を見せてくれました! そっと見守って下さいね♪
【2015年6月13日(土)】
- 手作り実験教室「カイコのまゆから絹糸作り」を開催。一粒1200m以上もあるカイコのマユの糸をペットボトル製の糸巻き車で巻き取りました(写真)。お楽しみ実験ではウールやコットン、化学繊維とのさわり比べや、カイコの糞から作られる蚕沙(さんしゃ)茶とクワの葉のお茶の味比べも。自然からの恵みについて、実験を通して体感していただきました。
- 木道方面の巡視では、たくさんのきのこたちに出会えました。ピンク色が可愛いシロキツネノサカズキや、鮮やかなオレンジ色のベニヒダタケなどなど。昨日の雨でニョキニョキ生えて来たようです。
【2015年6月12日(金)】
- 育ちの森幼稚園の年長組さんが遠足に来てくれました。ちょっぴり小雨が降っていましたが、だからこそ出会える生きものがいるかも!? ということで、早速公園へレッツゴォー♪ ぴょんぴょん跳ねるニホンアカガエルにタッチ! 落ち葉の下からにょろにょろ出てきたミミズにタッチ! 雑木林でモリモリ生えてきていたきのこにもタッチ! しとしとお天気の日の生きものたちを楽しみました。
- 草はらに生えているシロザの葉に丸い穴が多数あいていました。これはカメノコハムシの食痕です。まだ羽化したばかりの新鮮な成虫がたくさん葉の上で見られました(写真)。
【2015年6月11日(木)】
- 行田市から富士見ヶ丘幼稚園のみなさんが来園。五感を使った草花遊びのほか、木登りに挑戦しました。体をいっぱい動かして、たくさん遊びました♪
- ニュースレター夏号が完成。その発送作業を研修生やボランティアの方と一緒に行いました。木々の葉がしげるシーズンという事で今回のレターは緑色。表紙にはヘイケボタルをあしらっています。今年は季節の進みが早いので、もしかして、そろそろ光りはじめる? なんて雑談しながら楽しく封筒に入れていきました(写真)。おかげさまであっという間に作業完了。みなさんご協力ありがとうございました。
- また今年も姿を見せてくれました! センター前の粗朶(そだ)積みで、ルリボシカミキリを今シーズン初確認。しかも交尾中でした。
【2015年6月10日(水)】
- 初夏のミステリーな生きもの! 雑木林沿いの地面から、白いサンゴのようなモノが出ていました。これはっ! と思い、少し掘ってみたところ、やはりガの蛹を発掘!!(写真) 正体は“ハナサナギタケ”。主に昆虫から生えるきのこの仲間の“冬虫夏草(とうちゅうかそう)”です。様々な昆虫の蛹に摂りつき、体の栄養を奪って成長する不思議なくらしをしています。梅雨時から夏の時期に見られます。
- 巡視中、湿地から聞こえてきたのは「リ〜ッリッリッリッリッ〜♪」というキンヒバリの鳴き声。さらにヒメギスの「シリリリリリ…」という鳴き声も響いていました。ヒメギスは、ちょっと前まで幼虫だけが観察されていましたが、ここにきて成虫が出始めたようです。
【2015年6月9日(火)】
- 今日の写真はアオオニグモ。葉っぱをくるんと巻いて巣を作り、中に潜んでいました。頭部の後ろに見える白い丸い部分は腹部です。
- センター裏でヒメコウゾの実が熟し始めました。木の実に間違えられるような形の花を咲かせるヒメコウゾ。本物の実はキイチゴのような透明感があります。味は甘いものの、粘り気とトゲトゲした毛があるため食用には不向き。クワの仲間の植物で、今ならまだ少し残っているクワの実と比較観察できますよ。
- 閉館間際、ビオトープ見本園のハンノキ周りでミドリシジミがくるくると卍巴(まんじともえ)飛行。スタッフ全員で優雅なオスの縄張り争いを鑑賞しました♪
【2015年6月7日(日)】
- 日本野鳥の会埼玉の探鳥会がありました。確認されたのは26種類。高尾の池でゴイサギが見られたほか、カッコウの鳴き声も聞くことが出来ました。
- センター入口で飼育展示中のカイコ。数日前から糸を出し始め、夕方にはほぼすべての個体がまゆを作りました。お客様の中には、まゆが分厚くなる様子を観察できた方も。さらに去年センターで飼育していたカイコの子孫が1齢と2齢になり、ひき続き飼育展示しています。お見逃しなく!
- 自然に親しむイベントデー「クワの実ジャムの日」の2日目。今日も、イベント盛りだくさんの一日でした。しぜん工作教室「竹でスプーンを作ろう」では、完成したスプーンを使ってジャムを試食しました(写真)。
- ミドリシジミの目撃情報をいただきました。公園では今シーズン初確認です♪
【2015年6月6日(土)】
- 自然に親しむイベントデー「クワの実ジャムの日」を開催しました。午前中はイベント参加者のみなさんとジャム作り。摘み取り体験のほか、大きく育ったクワの下で涼みながら、埼玉の養蚕のお話などもしました(写真)。午後にはお客様にもちょこっと参加してもらいながらの「ジャム作り実演」。館内中に甘い香りが立ち込めました。イベントデーは明日もやりますよ!
- 朝方まで降った雨のおかげで、園内各所できのこニョキニョキ! 巡視中は、おなじみのツチグリやキクラゲの仲間たちに加え、きれいなオレンジ色のツノマタタケや真っ白なシロハツも観察できました。
【2015年6月5日(金)】
- レモンイエローの毛に包まれたぬいぐるみのようなハチがネズミモチの花にやってきました。コマルハナバチのオスです。社会性のハチでは、オスは巣が終了に近くなると生まれてきます。ということは今年はもう繁殖終了ということ。成虫で越冬する女王バチと違ってこの「かわいらしい」色合いのオスが見られるのは今の時期だけです。
- 八ツ橋でカラスが赤い何かをくわえて飛んでいるのを目撃! まさか捕えた動物の生肉じゃないよな〜とドキドキしていたら、近くの木から2羽目がテイクオフ。真っ赤に熟したニワトコの実の房をくわえていました。…でも、それ美味しいのかなぁ? 葉や花の匂いはあまり良くないのですが。 ちなみにジャムとして市販されるのはセイヨウニワトコ(エルダーベリー)という別物です。
【2015年6月4日(木)】
- 今日は、6(む)/4(し)の日! という事で、巡視中は昆虫に注目してみました。目立ったのは、白黒模様のモンシロチョウやゴマダラチョウ、色鮮やかなヒオドシチョウやルリシジミ、羽化したてのウラギンシジミやキアゲハといったチョウたち♪ さらに、公園ではちょっと珍しいハサミツノカメムシも発見できました。
- 地元、北本から石戸小学校3年生が徒歩で来てくれました(写真)。野外活動が苦手な子が多いと聞いて少し心配していたのですが…全然へっちゃら! みんな元気いっぱいにショウリョウバッタの幼虫を追い、シオカラトンボを観察し、そしてクワの実を試食して大いに盛り上がりました。今週末のイベントデーにも遊びに来てくださいね!
【2015年6月3日(水)】
- 午前中は雨が降り、湿地からたくさんの鳴き声が聞こえてきました。アマガエルの「ゲッゲッゲッ」、シュレーゲルアオガエルの「コロコロコロ」、トウキョウダルマガエルの「ンゲゲゲゲ」、ケラの「ビィーッ」などなど。雨の日ならではのBGMにつつまれました♪
- さいたま市の植竹幼稚園の先生方を対象に「保育士・幼稚園教諭のための自然体験講座」を開催しました。これからの季節、野外で注意したい生きものへの対処法のお話の後、野外で五感を使った自然観察(写真)。様々な香りの植物に加え、しっとりとしたお天気の時だけ出会えるキクラゲのさわり心地など、先生方が味わった驚きと楽しさを、ぜひ子どもたちにも伝えてください!
【2015年6月2日(火)】
- 今日の写真は水中の世界から。おたまじゃくしが泳ぐ横で、ミゾソバの芽生えが泡でキラキラ。光合成をしている様子が良くわかります。
- 公民館口付近で作業中、木の上でのんびりしているシマヘビを発見! みなさんに見てもらおうと恐る恐る捕獲してみたら、なんだかお腹がぷっくり。どうやら鳥の卵を飲み込んだ後だったようです。この大きさだとキジバトの卵かな??
- 園内各所で見られる「けもの道」。その中のひとつからタヌキがひょっこり出てきました。ふんふんと地面に鼻を付けるようにしてあたりの様子をうかがいつつ、もとの道へ引き返していきました。今は子どもが生まれる時期です。もしタヌキの親子を見かけたら、やさしく見守ってあげてくださいね。
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