北本自然観察公園日記 2023年6月
【2023年6月30日(金)】
- 雨の日の楽しみといえばきのこ探しです♪ 公民館口付近の朽木からイヌセンボンタケ、標柱9〜10番間の斜面からアンズタケ(写真)が生えていました。その少し離れたところでは、クロラッパタケも多数見られました。
- 標柱12〜13番間でアケビコノハの幼虫、めだかのT字路でオオトリノフンダマシを見つけました。かたや昆虫、かたやクモ。異なるグループに属する生きものですが、この2種にはある共通点があります。それは…どちらもからだの一部に目玉模様があるということ! 天敵である鳥を驚かせたり、だましたりする役割があるとされています。
- ★第5回ホタル調査★ 公園全体で227匹確認でき、見頃のシーズンに入りました。混雑時はなるべく短時間での観察にご協力をお願いします。
【2023年6月29日(木)】
- 梅雨の晴れ間。昨晩の雷雨で空気が洗われたのか、澄んだ青空となりました(写真)。
- 濃緑の中で白い花々が映えています。林沿いではヤブミョウガ、かわせみ池付近ではカラタチバナが咲き始めました。また、湿地に広がるセリの花にはクロバネツリアブが吸蜜に訪れていました。
- 「特許許可局♪」の聞きなしで有名なホトトギス。繁殖期のオスは昼夜を問わず盛んに鳴くため、耳にしたことがある方も多いのでは? 今日は、珍しく巡視中にメスらしき鳴き声をキャッチしました。「ピピピピ…!」という、さえずりとは異なる鋭い声です。公園には托卵相手であるウグイスが生息しているため、ホトトギスも繁殖している可能性が高いです。
【2023年6月28日(水)】
- ボランティアのみなさまとの園内管理作業で、7月の「野あそび教室 どろんこあそび」に向けて、フィールドとなる湿地の整備を行いました。標柱13番の池の水際のガマやヨシを刈り、めだかのT字路のハッカ周辺を除草。暑い中でしたが、15名ものみなさまのご協力のおかげで作業は無事終了(写真)。ありがとうございました!
- 八ツ橋の池で嬉しい出会い♪ ウキヤガラやミクリの茂みの中に身を隠すように、ヒクイナの幼鳥が歩いていました(今日の写真をクリック)。浅い水辺を好み、埼玉県のレッドリストで絶滅危惧TA類、全国で準絶滅危惧とされている希少な種類です。越冬の記録はここ数年続いていましたが、繁殖記録は2017年9月に一夜堤で確認されて以来久々です! 今後も、公園で命をつないでくれることを願います。
【2023年6月27日(火)】
- めだかのT字路付近のエゴノキの実の成り具合をチェックしながら上を見ていると、ひらひらと舞う黒い影。よくみると、4匹のチョウトンボが飛び回っていました(写真)。今シーズン初確認でしたが、その後八ツ橋の池でも2匹見ることができました。
- 夏を彩る代表的な花たちが増えてきました。標柱16番の草はらでは、大きな花穂が目立つクズの花。そして数日前に咲き始めたノカンゾウはあっという間に花の数が増え、今日は南口から標柱7番の間で合計約40輪でした! 今年は園路脇にもつぼみがたくさんあるので、間近で観察が楽しめそうです。
【2023年6月25日(日)】
- 小学校4〜6年生対象の連続講座「キッズ生きもの研究室」の3回目。今回は梅雨によく見かけるカタツムリを題材に研究に取り組みました(写真)。目や口はどこ? どんなふうに動く? などなど…。湧き出るたくさんの疑問を観察と実験を通して解明。明るいところと暗いところではどちらが好き? を、確かめるため、実験方法のアイデアをみんなで出し合いました。
- 木道沿いでエゾノサヤヌカグサが早くも穂を出しました! 昨年出穂が見られたのは9月20日前後。今年は3ヶ月も早い出穂です。…と、他のスタッフに興奮気味に話したのですが、反応はいまいち。イネ科というマイナーな植物だからなあ、と一人その事実を噛み締めたのでした。
- ★野鳥情報★ ホトトギスが上空を鳴きながら飛んでいました。
【2023年6月24日(土)】
- 地蔵口の近くで見つけたのはニガクサというシソ科の植物(写真)。じわじわと株を増やし、いつの間にか群生していました。すでに多くの株につぼみがついており、もう少しすると淡紅色の花が咲くことでしょう。これだけたくさんあると、さぞやきれいだろうなあと期待してしまいます。
- 本日初日! ホタル解説ナイトを開催しました。ホタルはまだまだ出始めですが、涼しく散策が気持ち良い夕方。日が暮れかけた空にはツバメたちが飛び交い、辺りはキンヒバリやヤブキリたちの声で包まれ、ときおり「ギョギョシ!」とオオヨシキリの声が響いていました。
【2023年6月23日(金)】
- 日没前、青紫色のグラデーションがかった空と影になった木々が、美しいコントラストを生み出していました(写真)。夏の延長開館は明日からスタート。8/13までの金・土・日・祝日は19:30まで開館し、センターに明かりが灯ります。ホタル観察に関する展示や地図の配布などを行っていますので、お出かけ前にぜひお立ち寄りください♪
- 昨日の雨のおかげで、生きものたちは元気いっぱい! 南口付近ではノカンゾウの花が一気に開花。標柱19〜20番の林沿いにはウスキテングタケやハナオチバタケなどのきのこたちが、ここぞとばかりに出てきていました。
- ★第4回ホタル調査★ 公園全体で14匹でした。本格的な観察シーズンはもうしばらく先のようです。
【2023年6月22日(木)】
- 今日の写真は、標柱3番付近のくるぶしの高さに広がるヤブコウジの森。10〜20cmほどの小さな木々ですが、下向きに楚々と咲く花を見ようとかがみ込むと…まるで深い森の中に迷い込んだかのよう。薄桃色の丸いのは実ではなく、これから咲くつぼみです♪
- 加須市立礼羽小学校4年生のみなさんが来園しました。埼玉県の絶滅危惧の動植物を観察しよう! と、意気込み十分で公園へ。雨の日らしい今年生まれの小さなアズマヒキガエルや、オオヨシキリ、コバネイナゴの幼虫が見つかりました。館内ではキツネやイタチのはく製を前に、種類ごとの生息環境や食べものの違いを解説。みなさん熱心にメモを取っていました。
【2023年6月21日(水)】
- 巡視中、かえる池の近くでふしぎな模様をしたガに出会いました。まるで貴金属でできたアクセサリーのような豪奢な装い。調べると、公園内初確認となるギンスジオオマドガでした(写真)。窓のようにうっすらと透き通った後翅はまさに「窓蛾」の名の通りです。
- 今日は二十四節気の「夏至」。一夜堤から桜土手にかけて、この時期の風物詩であるハンゲショウの花が咲き始めました。遠目には白い葉ばかりが目立ちますが、しだれる花穂も風情があります。また、ニイニイゼミとミンミンゼミの鳴き声を今シーズン初確認! 夏らしさが増してきました。
- ★野鳥情報★ 一夜堤の池にカワセミがいました。
【2023年6月20日(火)】
- 今日の写真は、夕暮れ時の標柱16番付近の様子。黄金色の西日が木々の枝ぶりをはっきりと映し出し、幻想的な雰囲気を醸し出していました。大きなケヤキのおかげで木陰ができるこのベンチ。ほっと一息つける、おすすめの休憩スポットです。
- センター横のグリーンカーテンでは、つる植物の種類が増えてきました。新たにセンニンソウ、ヘクソカズラ、ヤマノイモ、ノブドウが伸びてきています。そして、上の方で花が咲いているウマノスズクサを見ていたら、葉の裏にジャコウアゲハの幼虫が4匹もいました!
【2023年6月18日(日)】
- 桶川ドリームクラブの皆さんが来所されました。参加者は視覚障害のある方とサポートの方々。まずは公園をご案内(写真)。最初はクズの葉を使って大きな音を鳴らす「クズ鉄砲」から。葉の触り心地に慣れてくると、次々と威勢のいい音が響き渡りました。湿地に移動して耳をすますと、オオヨシキリ、ウグイスに加え、キンヒバリの鳴き声が聞こえてきました。特に盛り上がったのは、キツネやタヌキなどのはく製を触った時。毛質の違いや爪のするどさに驚きの声が上がりました。ぜひまた季節を変えて遊びに来てください。お待ちしています。
- 標柱20番の先を歩いていると、鮮やかなオレンジがふと目にとまりました。黒とオレンジの縞模様が目立つウラナミアカシジミでした。よく見ると、翅(はね)はボロボロでビークマークのような痕跡も。4月の下旬に幼虫を紹介しましたが、成虫が羽化するのは初夏の年1回のみ。また来年の初夏にも会えたらいいなぁと思うスタッフでした。
【2023年6月17日(土)】
- 「生きものいきいき隊」で、高尾の森の伐採地とスミレ再生地のササや外来種の刈り取りをしました(写真)。公園では希少なオカトラノオと、各種スミレ類の生育環境を整える作業です。途中、ベッコウハゴロモの幼虫や、ずいぶん大きくなったナナフシモドキの幼虫を観察できました。蒸し暑い中、ご協力ありがとうございました。
- 各所の草地で咲いているネジバナ。今日はスジグロシロチョウが食事にやってきていました。口吻(こうふん)を伸ばし、下から上に移動しながら吸蜜。花がねじれるように並んでついているので、まるで花の螺旋階段を上っているように見えました。
【2023年6月16日(金)】
- 巡視中、轟く風の音の奥から「ガァ〜…」と、かすかな鳴き声が聞こえてきました。見ると、林の中の枝にとまっていたのはハシブトガラスの幼鳥。親鳥が近くに来ると、風の音をものともしない大声で鳴き、食べものをねだり始めました(写真)。くちばしの中は赤色、虹彩(こうさい)は薄い水色、羽に艶がなく少し褐色味を帯びるのが幼鳥の特徴です。
- 標柱10番近くの園路脇にクロラッパタケが生えていました。地面に溶け込む地味な色合いですが、今日はアミメアリの行列を追いかけながら下を見て歩いていたので、たまたま見つけることができました。通りかかった来園者の方と一緒に、腰を降ろして辺りを見渡すと…。そこにも、ここにも、と次々に大小合わせて20個ほどの“ラッパ”を発見! やはり、目線を低くすることがきのこ探しのコツのようです。
- ★第3回ホタル調査★ 公園全体で7匹確認。観察シーズンはまだ先です。
【2023年6月15日(木)】
- 先日紹介したシャクジョウソウ。今日見てみると、花が上向きになってきていました(写真)。まだ下向きの株もあり、これからもしばらく変化が観察できそうです。
- 標柱20番から21番にあるミズキの葉裏にいたのはエサキモンキツノカメムシの親子。1回目の脱皮が済んだようで、小さな抜け殻がいくつもついていました。幼虫は脱皮するたびに色や模様が変わるので、続けて観察すると成長ぶりがよくわかります。ぜひ、こちらも変化に注目しながら見守ってくださいね。
【2023年6月14日(水)】
- ニュースレター「四季」夏号が完成! うぐいす色の表紙に描かれた、迫力満点のクロスジギンヤンマが目印です。早速ボランティアのみなさまと県内外の施設等に向けた発送作業を行いました(写真)。スムーズな手さばきであっという間に完了! ご協力ありがとうございました。
- 草はらを歩くと、足元からいろいろな生きものが飛び出してにぎやかです。標柱16番の草はらで多かったのは、上陸してしばらく経ったニホンアカガエルの幼体や、ショウリョウバッタの幼虫。そしてこの時期によく見られるアカマダラメイガ。1.5cmほどの小さなガですが、赤色に加え黄色の模様や緑色の複眼がカラフルです! シロツメクサなどを食草とするため、背の低い草地で見られます。
【2023年6月13日(火)】
- 梅雨の晴れ間となり、最高気温30℃を超える真夏日に。湿地を見渡すと、ぐーんと伸びたヨシの向こうに夏らしい空が広がっていました(写真)。
- クズの葉が茂ってきた標柱13番からめだかのT字路の道。そんな環境を好むツチイナゴが葉の上や茎に止まっているのを見かけました。中には交尾中のペアの姿も。秋に羽化した成虫が冬を越し、春に産卵するものだと思っていましたが、夏になってもまだ頑張っているとは...! 夏のさかりには幼虫がふ化し、世代をバトンタッチします。
【2023年6月11日(日)】
- 先月に公園内で初めて幼虫が見つかったハラグロオオテントウ。蛹化が進み、公園内で次々に成虫が誕生しています。今日はめだかのT字路付近のマグワで成虫が見つかりました(写真)。蛹も大きかったけれど、成虫も特大サイズ。体長は1cmを越えていました。
- 標柱21番付近の薄暗い林内に咲くキツリフネ。よく見てみると穴の開いている花 がありました。蜜は花のすぼまった奥にあり、口吻(こうふん)の長いトラマルハナバチは舐めることができますが、短いコマルハナバチなどは届きません。そこで横に穴を開けて蜜だけいただくことがあり、これはその痕のようです。花粉を体に付けて受粉して欲しいキツリフネはがっかり?
【2023年6月10日(土)】
- 野外の危険学習講座「ヘビやケムシへの対処法」を開催しました。室内での講義の後野外実習へ出発(写真)。 ドクガの幼虫はさまざまな種類の植物を食べることや、ほとんどのケムシは毒針毛(どくしんもう)がなく無害であることを解説しました。最後に埼玉県に生息するヘビ8種が全て希少種となっていることをお話しし、排除するのではなく人間の側が一歩引いた、生物と共存していくための上手な付き合い方を紹介しました。
- 八ツ橋の池ではシオカラトンボやショウジョウトンボに加え、最近数が増えてきたコシアキトンボが激しい縄張り争いを繰り返していました。そして標柱13番の水辺では、園内であまり見かけないコフキトンボの姿が。羽化してしばらくすると、オスもメスも体に白い粉が吹いて見た目が変わるトンボです。
【2023年6月9日(金)】
- 雨が降ったり止んだりの午前中。湿った木の幹を見ると、伸ばした体が1cmに満たない小さなカタツムリがはっていました(写真)。周囲の木を見まわすと、それぞれ殻の形が異なるカタツムリたちがここにも、あそこにも! 梅雨の間は出会える機会が多そうです。
- 標柱10番の梅林の奥にあるアカメガシワの花が咲き始めました。小さなハエの仲間が多数集まるなか、特に目立っていたのはオオホシカメムシ。葉柄の色と同じ赤色が、濡れた葉の緑に映えていました。
- ★第2回ホタル調査★ 公園全体で1匹確認。観察シーズンはまだ先です。
【2023年6月8日(木)】
- ボランティアのみなさまとの園内管理作業で、園路沿いの草刈りと緩くなったロープ柵の打ち直しを行いました。めだかのT字路では大きく伸びて傾いできたヨシやクズのつるを刈り、あわせてセイタカアワダチソウやオオブタクサなど外来種を抜き取りました(写真)。木陰で休憩していると、ヨシ原をぬうように飛ぶアオヤンマや今シーズン初確認となるミドリシジミの姿が! 作業の疲れも忘れるひと時でした。関東甲信越は今日梅雨入り。蒸し暑い中ご協力ありがとうございました。
- 一夜堤の園路脇に倒れているエノキの枯れ木に、ナガタマムシの仲間が数種集まっていました。それに加えていたのは奇妙な形をしたアシナガオニゾウムシ。その名の通り、オスの前脚は極めて長いのが特徴です。それにしてもでこぼこした体といい、下向きにつく頭部といい、不思議な見た目をした昆虫です。
【2023年6月7日(水)】
- 北本市立西中学校1年生のみなさんが「総合的な学習の時間」の授業の一環で来園。生物多様性をキーワードに、人が維持管理をする里山の環境に多種多様な生きものがくらせる理由を解説。実際にボランティアの方々とヨシ刈りをしている八ツ橋の池で、希少種のコウホネやミクリの花、そのまわりで泳ぐミナミメダカたちを観察しました(写真)。ウシガエルなどの外来種問題にも触れ、地域の自然が抱える問題や、守ってゆくことの大切さを学びました。
- センターの周辺で木の枝を運ぶキジバトが見られました。どこかで巣を作っているのでしょう。小さなくちばしに枝を1本ずつくわえて行ったり来たり。見かけたら、遠くからそっと見守ってくださいね。
【2023年6月6日(火)】
- ブロック交換のため通行止めとしていたふれあい橋〜正門は、工事が終わり本日開通! 雨でもすべりにくい路面に換わりました(写真)。みなさま、迂回にご協力をいただきありがとうございました。
- 緑が濃くなる中、夏の虫たちが次々に現れ始めました。標柱7番から南口へと向かう道中で出会ったのは、黄色い縞模様のコオニヤンマ、長い触角のヒメヒゲナガカミキリ、コバルトブルーの翅を開くムラサキシジミ。さらに標柱11番付近では、この時期には珍しいオオウラギンスジヒョウモンにも出会えました。この近くで羽化したのでしょう。暑さが厳しくなるころには夏眠(かみん)に入り、姿が見られなくなります。そうなると秋までしばしのお別れです。
【2023年6月4日(日)】
- 澄んだ青空の一日。広がるヨシを爽やかな風が揺らしていきました(写真)。
- 今年も、標柱5番付近でシャクジョウソウが咲き始めました。埼玉県では準絶滅危惧に選定されています。その植物らしからぬ真っ白な見た目もさることながら、面白いのは、今は下向きの花が時間が経つにつれて段々と上向きに変化することです。しおれて下向きになるのなら分かるのですが、その反対とは…。何ともあまのじゃくな植物です。
- 標柱16番の草はらのエノキの枝に、珍しくカワラヒワが1羽とまっていました。公園のように茂った林の環境よりも、河原や市街地などの開けた場所でよく見られ、これが名前の由来となっています。
【2023年6月3日(土)】
- 自然に親しむイベントデー「クワとカイコの日」の初日。野外でも室内でも、イベント盛りだくさんでお届けしました!「クワの実で染めもの」は実を摘むところから(写真)スタートし、布を輪ゴムでしばって思い思いの模様に染めました。「定例自然かんさつ会」では、下に傘を広げてクワの枝を揺らすことで落ちてくる昆虫を観察。実の汁を吸うチャバネアオカメムシやサビキコリが見られました。人にも野生の生きものにも大切な自然の恵みを実感…。そんなイベントデーは明日までです♪
- 雨のあとに気温が上がると、雑木林沿いは変形菌パラダイス! 標柱3〜4番間の落ち葉からシロジクキモジホコリ、朽木からエダナシツノホコリが生えていました。
- ★野鳥情報★ ホトトギスが桜土手の上空を鳴きながら飛んでいきました。
【2023年6月2日(金)】
- 今日は1日雨模様。それでも午前中は雨あしが弱く、来園者のいない園路ではキジが我が物顔で羽づくろいをし始めるほど。午後の3時を過ぎると、バケツをひっくり返したような豪雨と強い風で木々が激しく揺れていました(写真)。
- ムラサキシキブの花が増えてきました。北里の森沿い、特にあずまやの近くがおすすめです。
- 冠水のため、一夜堤から標柱8番にかけての園路を通行止めとしました。簡易木道が流されないように移動させるなど、対応に追われた1日となりました。
【2023年6月1日(木)】
- 株式会社加藤建設のみなさまが研修として来園しました。センター、公園の概要説明の後、環境管理作業について解説。実際にビオトープ見本園の管理作業を行いました(写真)。草刈りや不要木の伐採、池の泥上げなどを終え、午後は公園の散策。桜土手までぐるっと1周して、アサザやアオヤンマなどの希少種をはじめ、いろいろな生きものを観察しました。参加者のみなさん一日お疲れ様でした!
- 16番の草はらでクリの花が満開。セイヨウミツバチやヒメトラハナムグリが見られました。普段はクリの花にあまり来ないスジグロシロチョウも口吻(こうふん)を伸ばしていました。
- ★第1回ホタル調査★ 公園全体で0匹でした。まだ少し早いようです。
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