北本自然観察公園日記 2007年6月
【2007年6月30日(土)】
- 明日からの15周年感謝月間にあわせて、館内の手作り展示を新しくしました。 「カブトムシ・クワガタムシ」と、「温暖化〜将来世代のために今こそ行動する時」です。 本日の写真は、その中のひとつ「くぬぎ劇場」。樹液をめぐる生きものたちを、スタッフが劇をしながら 解説します。どうぞお楽しみに。
- 明日は、とうとう15周年記念日です。10:30からのバースデーイベントでは、竹で楽器を作って、 お祝いの演奏をしたいと思います。埼玉県のマスコット、コバトンも登場。みなさま、ぜひぜひご参加ください。 お待ちしております!!
【2007年6月29日(金)】
- 今日は、朝から衝撃のシーンを目撃してしまいました。昨日まで生きていたはずのオオミズアオの幼虫から、たくさんの黄色い幼虫が。。。 寄生性のコマユバチの仲間のようです。出てきた幼虫は、その場ですぐにまゆを作り始めていました。 まさに、苦手な方が見つけたら、悲鳴をあげそうな光景でした。
- センターの前に置いてある切り株ベンチでは、ルリボシカミキリが産卵をしていました。オスとメスあわせて 5頭も。産み付けていたのはクワの木で、すぐとなりにあるハリエンジュのベンチにはいません。産卵する木の 種類をちゃんと選んでいるんですね。ということは、順調に幼虫が育つと、ベンチがぼろぼろになっていく?? この後の変化が楽しみです。
- ★第3回ホタル調査の結果★ 本日、今シーズン初めてヘイケボタルが8匹確認できました(前回の調査は26日)。 昨年よりも約1週間早い記録です。
【2007年6月28日(木)】
- むしむしした一日でした。一夜堤では、ゴイシシジミ(写真)を発見。「写真に撮って〜!」とばかりに、 近くを飛んで葉っぱの上に止まってくれました。幼虫は、タケやササにつくアブラムシを食べるので、そんな植物が 生えている周辺を探すと、見つける可能性大です。
- ふれあい橋のたもとで、人知れず小さな白い花を咲かせているのは、アオツヅラフジです。 つる性の植物で、クサギの木にからみついています。
- ノシメトンボがいました。公園では、今シーズン初記録のようです。
【2007年6月27日(水)】
- 園内管理ボランティアDAYには、6名の方にご参加いただき、古くなって崩れかかっている園路の 路肩の修理と、簡易木道の作製を行いました。参加者のみなさんの前に置いてあるのが、「簡易木道」です。 午後には、現地への設置もお手伝いいただきました。どうもありがとうございました。
- 省エネルギーのため、センターの入口を開けたままにしていることが多いのですが、このところ、いろんな虫たちが 館内に入ってきてしまいます。今日の「お客さん」は、ルリボシカミキリとヒメスズメバチとオオシオカラトンボ。 無事救出され、公園へと飛び立って行きました。
- 5月中旬に誕生したカイツブリのヒナたち。今日も3羽、確認できました。 体の大きさは、親と同じくらいにまで成長していました。顔にまだ幼さがのこっていますので、 出会えたときにはぜひ、双眼鏡で観察してみましょう!
【2007年6月26日(火)】
- 今日は北本西中学校のみなさんが、総合学習の時間で来てくれました。 指導員が補助しながら図書や展示物を使い、自分の課題について調べました。 虫・鳥・魚・キノコなど課題はさまざま、図鑑だけでなく公園を実際に歩いて、本物も観察してみてね。
- ハンゲショウの葉の色が白く変わり始めました。 半夏生(夏至から11日目にあたる日)という時期に色が変わることが、名前の由来のひとつです。 ちなみに今日は、夏至から4日目。
- 子供公園に続く橋の近くで、ノジトラノオが咲き始めました。 房状で清楚な白い花は涼しさを感じさせます。 視覚から涼しさを感じるのは、日本的ではないでしょうか。
【2007年6月24日(日)】
- 本日のキッズ生きもの研究室、テーマは「カナヘビ」でした。 チームワーク良く、「見つけたぞーっ!」と声をかけながらのカナヘビ捕獲大作戦。 その後スケッチしたり、生活について図鑑で調べました。 調べたことを壁展示にして、来週中に掲示する予定です。お楽しみに。
- 巡視中に、道路にいるニイニイゼミの幼虫を発見しました。 そういえばセミが鳴き始めているんです! 初鳴きの確認は6月21日(木)。去年は7月7日なので、10日以上も早く鳴き始めました。 いよいよ夏、セミの声を探してみて下さい。
- 今日の観察会のテーマは「雨だけど・・・虫さがし!」でした。 雨をよけて葉のうらに隠れている昆虫を探しました。 見つけた虫を室内で虫めがねを使って観察しました。 ルリボシカミキリの触覚の毛の束にビックリしました。
【2007年6月23日(土)】
- 本日の定例自然かんさつ会のテーマは「公園内の渦巻きを探そう」。いろいろ有りました。 ビオトープ見本園の池にいる貝は左巻きのサカマキガイ。センター前の植え込みで見られる、 つる植物は右巻きのヤブマメと、左巻きのスイカズラなどなど。 最後に木の上まで伸びているクズを観察(写真)しました。 クズの巻き方向は、みなさん調べてみてネ。
- キボシアシナガバチの巣をヒメスズメバチが襲っている場面に出会いました。 巣の中の幼虫を引き出し、見る間に肉団子に。しばらくしてから巣の様子を見に行くと、 キボシアシナガバチの女王バチが戻って来ていました。ヒメスズメバチは1匹でしたが、これからハチたちの活動が 更に活発になります。公園散策をする際にはご注意願います。
【2007年6月22日(金)】
- しとしと雨。梅雨らしい一日でした。館内も公園内も、静かでした。。。
- しかーし! こんな日に限って、”びっくり仰天”の生きものを見つけたんです。写真のヘビ、シロマダラ!!! 名前の通り、黒と白のまだら模様のヘビです。埼玉県レッドデータブックでは、「記録が少ない」とされていて、 それによると、台地・低地帯での確実な記録は1974年までさかのぼるとか! このヘビは、つい先日も近隣で見つかっており、偶発的なものではなさそうです。 さすがは、公園の自然。奥が深いですね〜。
- 7月に向けて、季節展示のリニューアル準備を進めています。今度のテーマは「カブトムシとクワガタムシ」。 一週間後、どうぞご期待ください。
【2007年6月21日(木)】
- クワの実シーズンの終わりを実感しています。なぜなら、公園のカラスが激減したから。。。 今日は、カワセミが「ピィー」という高い鳴き声を上げながら、盛んに飛び回っていました。
- 本日の写真は、コウゾの実です。クワの実にも似ていますが、こちらには、アリがたくさん群がっていました。 人間のお口には合わないので、生きものたちのために取っておいてあげてくださいね。
- センターの近くで、コアシナガバチの巣を見つけました。まだ、女王蜂がひとりがんばって巣を作っている 最中です。看板を設置して場所がわかるようにしていますので、付近を通行する際は、十分ご注意ください。
【2007年6月20日(水)】
- 吉見町立南小学校の5年生が総合学習の時間を利用して来園しました。さすがは高学年! 生きもののつながりや環境問題についての説明を、とても熱心に聞いてくれました。 写真は、ビオトープ見本園での一コマ。水草、水生昆虫、水鳥などの役を担当した子供達が、 食う・食われるの順番に並んでいる所です。難しかったけど、最後にはちゃんと食物連鎖の 鎖が出来上がりました。
- コガネグモ(県絶滅危惧種)が見られるようになりました。体は黄色と黒色の縞模様。かっこいい!クモです。 大きく張られた網の白い帯(隠れ帯)が目立ちます。園路沿いの草地を探してみてね。
- 園内の目印5番周辺の湿地で、ノカンゾウが咲き始めました。オレンジ色の大きな花です。 この周辺は、ホタルが発生する大切な湿地です。観察の際には、湿地に下りないよう、 ご協力をお願いいたします。
【2007年6月19日(火)】
- 午前中、さいたま市の中学生が団体利用で公園にいらっしゃいました。中学生らしく、自然観察のテーマは 「生物多様性」。1m四方の中の虫をカウントし、草原全体の虫の量を予想する調査から、 キツネ1家族が暮らすのに必要な自然の量を考えてみました。 さて、その結果にみなさんはどのような印象を持ちましたか??
- 今日も蒸し暑い天気となりました。ふれあい橋から見えるアカメガシワの花(写真)が咲き始めています。チョウや ハチが次々に訪れていました。木道周辺の湿地では、ピンク色のミゾソバの花も見つけることができますよ。
【2007年6月17日(日)】
- 本日のしぜん工作教室は、父の日記念の新企画「竹でくつべらを作ろう」でした。父の日のプレゼント、と 言いつつ、それぞれの家族で製作の主役となっていたのは、もらう側のハズの”父”でしたが。。。 北本駅からのバス代=180円(おとな1人)、参加費=0円(材料の竹は公園に生えているから)、 家族の思い出=プライスレス。そんな機会になれば、スタッフもうれしいです。
- ふれあい橋のたもとで、オカトラノオが咲き始めました。白い花が穂になってすらりと垂れています。
【2007年6月16日(土)】
- 今月の里山ボランティアでは、竹林のお手入れと、ドングリの苗を植えた雑木林の下草刈りを行いました。 雲一つ無い空の下、汗びっしょりになりながらの作業。ご参加いただいた15名のみなさま、どうもありがとうございました。
- 午後の作業地の雑木林では、目標種の一つであるアカシジミ(チョウの仲間)が出迎えてくれました。グッドタイミング! アカシジミやミズイロオナガシジミなどが好む”若い雑木林”を育てるのが、今回の目的。もしかして、応援をしに出て来たのかな?
- 定例自然かんさつ会のテーマは、トンボ。網を持って、実際に捕まえてみることにしたのですが、 む・むずかしい〜! トンボの方が一枚も二枚も上手でした。おとなの参加者の方も、子ども時代に戻ったかのように 楽しんでいらっしゃいました。
【2007年6月15日(金)】
- 昨日梅雨入りしたというのに、開館の頃からみるみる青空が広がりました。昨日までの雨のおかげで、空気も とてもきれい。桜土手からは、秩父の山々がくっきり見えました。
- ビオトープ見本園では、久々にマルタンヤンマの羽化が観察できました。 今日の個体はオスで、成熟すると目や胸部が青色になります。羽化したての今日の時点では、 残念ながら薄い黄色と褐色でした(ちょっと残念…)。この種は、ヤブヤンマと違って、朝早くに 飛び立ってしまいます。今日も、まもなくすると姿を消していました。成熟した頃、また出会えるとうれしいなぁ。
- 7月1日の「開園15周年バースデーイベント」に向けて、楽器の試作をしました。打楽器、管楽器、弦楽器…かんたん なものからコツのいるものまで、いろんなパターンを考えています。イベントは2週間後!!どうぞお楽しみに♪
【2007年6月14日(木)】
- ノビルの花が園内各所で咲き始めました(写真)。中心の黒いつぶつぶは、つぼみではなくむかご(無性芽)です。 むかごは種とは異なりますが、そこからまた、新しい芽が出てきます。いろいろな殖え方があるんですね。
- さて、ノビルは、ネギのような臭いがあることで知られるユリ科の植物です。とっても可憐な、 せんこう花火のような花が目印ですが、むかごだけの場合もありますので、いろいろ探してみるのも楽しいです。
- 午後から、ニュースレター夏号の発送作業を行いました。4名のボランティアの方にお手伝いいただき、 予定より早く終了! みなさんが手際よく進めてくださったおかげです。いつも本当にありがとうございます。 今回は、15周年記念号、カラー表紙です。どうぞご覧ください(トップページにも圧縮版を掲載しています)。
【2007年6月13日(水)】
- ミドリシジミ、確認!! 今年も、とんぼ池の近くで成虫を見つけました。これから2週間くらいが見頃です。幼虫の食樹となるハンノキ(センターの館内中央にレプリカが置いてある木です)も、実がだんだんと大きくなって、”らしく”なってきました。
- 桶川市の川田谷小学校5年生のみなさんが、いらっしゃいました。「総合学習のテーマ探し」ということで、園内を歩きながら、注目の生きものをご紹介しました。天気が良かったこともあり、メダカもニホンミツバチも活発に動き回っていました。
- 八ツ橋の池では、アサザが咲き始めました。少し奥まったところにあるので、双眼鏡を使うのがおすすめです。センター受付でも無料で貸し出しておりますので、ご活用ください(住所氏名が確認できる証明書をご用意ください)。
- 今日も暑い一日でした。が、明日からの天気予報は、曇りや雨ばかり。この日差しとも、少しの間お別れでしょうか。。。
【2007年6月12日(火)】
- 暑い一日でした。団体利用でお越しのいきがい大学OBのみなさんは、駅から徒歩でご来園。にも関わらず、園内の散策でもとても熱心に見学されていました。途中、キジの親子に遭遇! ヒナは一羽しかいませんでしたが、カラスが盛んにねらっている様子が印象的でした。クワの実も大好評でしたよ!
- 夕方、園内のノジトラノオ生育地の草刈りをしました。花の付いている穂が白くなってきています。開花はいつかな〜♪ 楽しみです。
- 本日の写真は、カノコガです。なぜか、園内標識11番の近くの”とある木”に、たくさん止まっていました。
【2007年6月10日(日)】
- 大雨洪水警報と雷注意報が発令される中、お客さんも少ないかな〜と思いきや、いきもの講座とノコギリ教室には、多くの方々にご参加いただきました。また、団体利用でご来館のみなさま、ありがとうございました!!
- 本日の写真は、北里の森沿いに咲くハエドクソウです。かつて、この植物からハエ取り紙の原料を取りだしたとか。小さなピンク色の花が、園路脇で存在を静かにアピールしています。
- 雨の中、カタツムリたちが活発にはい回っていました。しばらく干上がっていたヒメアカネ湿地には、久々に水がまんまん。ついでに、干上がり気味だったふれあい橋の池も堰を点検しました。これで、水がうまくたまりますように・・・
【2007年6月9日(土)】
- 天気予報は雨。。。ときおり強い雨が降るコンディションでしたが、幸いにも、野あそび教室や定例自然かんさつ会、団体利用など、大きな影響を受けずに活動できました(みなさんの普段の行いのおかげでしょう!)。
- 野あそび教室のテーマは「ダンゴムシ」。ダンゴムシクイズでは、実在する巨大ダンゴムシ(の仲間)の写真にびっくり! その後、改めて実物を探してみると、ぬけがらや子どもも含め、たくさん見つけることができました。10匹ごとにGETできる「指導員特製・ダンゴムシール」をもらって、みなさんニコニコでした。
- 林沿いにあるムラサキシキブの花が咲き始めました。名前の通り、赤紫色の花です。
【2007年6月8日(金)】
- トンボ池の近くで未熟なコオニヤンマを見つけました。このトンボは川の中上流部で砂れきが多い場所に住む種類なので、公園の中で羽化した訳ではありません。荒川の流れに乗ってヤゴがはるばる北本まで旅をしてきたのでしょうか…?
- 今日は北本市立石戸小学校5年生の皆さん(写真)が、総合学習の時間で来てくれました。公園に一番近い学校で、何度も足を運んでくれている常連さんです。多くの生きものとの出会いに、自然の奥深さを感じてもらえたかな?
- 真夏の様な入道雲が湧く暑い1日でした。今回の園内管理ボランティアはイチョウの間伐。その後、間伐したイチョウの木で、杭などを70本以上も作って頂きました。これらは園路補修などに活用する予定です。いつもありがとうございます。
【2007年6月7日(木)】
- 昨年に引き続き、行田市の富士見ヶ丘幼稚園のお友達が遊びにきてくれました。今日のテーマは鳥! 鳥の気持ちになってエサになる虫を探したり、逆に虫の気持ちになって鳥から隠れてみたり。それから、鳥が大好きなクワの実をみんなで食べました。写真に写っているのは、”クワの実絵の具”で塗った紫色のカラス。みんなの手も紫色!
- びっくりニュース。朝、園内で「ハッカン」を発見しました。中国原産のキジの仲間です。人になれている様子なので、ペットが脱走したか、捨てられたものと思われます。しかし、捕獲には失敗・・・。飼い主の方、きちんと飼育・管理してください!お願いします!!
【2007年6月6日(水)】
- 日中は、日差しがとても強く、巡視をしていても「汗ばむ」を通り越すような暑い一日でした。
- 湿地に生えるハンノキの葉の上には、ハンノキハムシの卵(写真)が目立ちます。一つの卵の大きさは1mmほど。幼虫は真っ黒で、葉っぱの食べ跡が網目状になります。今は、瑠璃(るり)色の成虫とあわせて、3つのステージが同時に観察できます。ちなみに、蛹(さなぎ)の時期は土の中です。
- ハンノキといえば、ミドリシジミが飛ぶのも、そろそろですね。
【2007年6月5日(火)】
- 本日の写真は、カイツブリの親子です。5月18日に誕生後、姿を見せてくれることが少なかったのですが、今日は、3羽のヒナをつれて泳いでいるところをバッチリカメラにおさめることができました(4羽いたはずなのですが・・・)。彼らの食べ物は水中の魚などの小動物。まだヒナが自力で捕ることはできないようで、親鳥が水の中から戻ってくると、ピピピ・・と鳴きながらまわりに集まってきて、おねだりしていました。
- 今日は「環境の日」。これを機に、なにか環境に良いことをしてみませんか。いつもは車を使っているところを自転車にしたり、ゴミが少なくなるように無駄なものを買わないようにするとか。。。「消費エネルギー」や「排出する二酸化炭素」を減らすための工夫を考えて、実行してみましょう。まずは、センターでは、「トイレを使う人が明かりを点けて→消す」よう、呼びかけを始めました。今年の夏に向けて、さらに消費電力を減らす取り組みを実行していきたいと思います。
【2007年6月3日(日)】
- みなさんお待ちかねのイベント、今年度第1回手作り実験教室のテーマは「クワの実ジャムを作ろう」でした。ジャムを作りながら、”クワと人の関わりの歴史”や”植物としてのクワ”についても学びました(←ココ大事。作って食べるだけではないんです!)。さあ、どうして公園内にクワの木がたくさんあるのか、わかったかな??
- 午後の「紙の鳥を飛ばそう」で作ったのは、トンボの飛行機(鳥ではないですが…)。トンボクイズでウォーミングアップした後、いざ製作開始。切り抜いて、色をぬって、オリジナル作品のできあがりです。思ったよりも遠くまで飛んだ飛行機には、館内からも驚きの声が上がっていました。
【2007年6月2日(土)】
- 本日の写真は、昨日ご紹介したハラビロカマキリのふ化です。昨日に引き続き、幼虫が出てきていました。ふ化してから少し時間が経って、体の色が黒くなっている個体が、卵のうの上にいました。もしかすると、生まれたての個体を食べようとして、ねらっているのかも??
- カミキリムシをよく見かけるようになりました。今日見つけたのは、シラホシカミキリ。昨日見かけたキスジトラカミキリは、「トラ」の名前のとおり、黒と黄色がきれいでした。産卵の時期にあたるため、発見の頻度が高くなっているようです。
- いよいよ、明日にせまった「手作り実験教室・クワの実ジャムを作ろう」。今年は、実が熟す時期を心配することなく、当日を迎えることができそうです。園内でも、クワの種がたくさん詰まった動物のフンを見かけます。カラスも大好きなので、木に止まった瞬間に、熟したクワの実がボトボトと落ちてきます。うっかり歩いていると、”クワの実爆弾”を受けるかも(服に付くと落ちない・・・)。
【2007年6月1日(金)】
- 本日は、午前中に上尾市立平方小学校2年生のみなさん、午後に国連大学の研修生のみなさんが来園しました。
-
Dear students in the United Nations University
How was Kitamoto nature observation park? Please tell your family and friends what you saw and felt today. Come back any time! We're waiting for your next visit. - ビオトープ見本園では、センターの壁に産み付けられたハラビロカマキリがふ化していました。午前中は一時強い雨が降っていたためか、幼虫が出てくるスピードがゆっくり。「生まれたて」から「少し時間が経ったもの」まで、いろいろな個体が観察できました。
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