北本自然観察公園日記 2011年4月
【2011年4月30日(土)】
- 新緑に囲まれたあずまや付近では、ウグイスとシュレーゲルアオガエルの鳴き声が同時に響いていました。ナイスコラボレーション♪ 一方、標柱5番付近では、まだいた!?冬鳥のタシギがしずか〜に湿地で食べものを探していました。
- 定例自然かんさつ会はチョウやガの幼虫を見てまわりました。特に人気だったのは、ノイバラの枝に擬態したキエダシャクの幼虫。色も形もトゲのあるバラの枝にそっくり! かんさつ会が終わっても、また見に来る人がいました。
- 八ツ橋でルリタテハ(写真)、標柱11番と木道で羽化したばかりのジャコウアゲハを目撃。来園の方からはギンイチモンジセセリやイチモンジチョウの情報をいただきました。日に日にチョウの種類が増えてきました。
- 木道方面の林縁ではハナイカダが咲き始めています。
【2011年4月29日(金)】
- 連休初日はさわやかな青空!センターにもたくさんの方が訪れ、にぎやかな一日でした。
- 定例自然かんさつ会では、新緑の中で木に咲く花を探しました。ハナイカダ、アオキ、ヒメコウゾなど、ひっそりと咲く花や満開のウワミズザクラなどを観察。なかなか渋いお花見となりました。
- 高尾の池に珍客、ハシビロガモ(写真)が来ました。冬鳥として渡ってくるカモで、北の方に帰っていく途中に公園に立ち寄ったようです。GWに合わせて帰省?! オスならではの繁殖羽の鮮やかな色合いやユニークなくちばしで、注目の的でした。
【2011年4月28日(木)】
- 桶川市立川田谷小学校5年生が総合学習で来てくれました。自然の仕組みについてお話しした後、湿地の生きものさがしやビオトープ見本園の見学を通じて、いろいろな生きものが生きていくために大切なことについて学んでもらいました。一生懸命メモをとったり積極的に質問したりと熱心な姿に、スタッフ一同感心しました!また来てくださいね〜。
- 巡視中、同時に4匹(!)のシマヘビと出会いました。次々にニョロニョロ動く姿に、一緒に見ていた来園者の方からは「おぉー」「いやぁー」など様々な声が。あなたなら、どう反応しますか?
【2011年4月27日(水)】
- 今日の最高気温は26℃! 暖かい南風が吹く公園に、夏鳥たちが次々と訪れています。今日は桜土手付近で、オオルリのさえずり・目撃情報がありました♪ オオヨシキリも、もう間もなくでしょうか。
- すくすくくらぶ・春編の第2回。私たちの生活と自然の関わりについてお話しした後、ぽかぽか陽気の園内へ。木々の葉の広がりから季節の進み具合を感じたり、アオキやヤエムグラを使った草花あそびを楽しみながら(写真)、ゆっくり散策しました。
- 巡視中、巻物のように葉っぱを巻いたヒメクロオトシブミの揺籃(ようらん)を見つけました。この中には卵が入っています。芽吹いた葉がどんどん広がるこれからの時期、コナラやノイバラでよく見られるようになります。
【2011年4月26日(火)】
- 午前中、すっきりとした青空をバックに旋回している猛禽類を発見。お待ちかねのサシバ登場! 今シーズン初確認です。
- ビオトープ見本園でトンボの羽化が始まり、昨年は確認されなかったクロスジギンヤンマの抜け殻が1個見つかりました。今年は何頭、旅立ってくれるかな〜。
- 園内管理ボランティアは、センター前の側溝周辺の掃除を行いました。レンガ道もきれいに掃き、すっきりとしました。みなさんありがとうございました。
- ウワミズザクラが見ごろを迎えています(写真)。白い小さな花を房状につけるのが特徴であるこのサクラ、全体を見るならエドヒガンザクラの横、花を間近に見るなら八ツ橋周辺がおすすめです。
【2011年4月24日(日)】
- 昨日の天候とはうって変って、朝から気持ちのいい天気でした(写真)。ツバメに続く、夏鳥第二号はセンダイムシクイ。センター前や一夜堤周辺など、園内各所で「焼酎一杯グィー♪」と、一杯どころかいっぱい鳴き声が聞こえてきました。
- 今日の定例自然かんさつ会は「虫の観察」がテーマでした。手のひらに乗せたテントウムシが上の方に登る様子や、アブラムシがニワトコの枝で吸汁しているところなどを見ました。最後は、捕まえたダンゴムシで徒競走! 1番大きなダンゴムシが1等賞でした。
【2011年4月23日(土)】
- 強い風が吹く一日。雲がどんどん流されて、雨が降ってきたな〜と思ったら急に晴れ間が見えたりと、天気がコロコロと変わりました。
- 「キッズ生きもの研究室2011」の今年度一回目でした。オリエンテーションの後、ヤブツバキなどの花を分解して構造を学び(写真)、最後はソメイヨシノの花の模型作りを行いました。午前の部も午後の部も、楽しそうなメンバーで次回も楽しみです♪
- 紫、白、黄色、ピンク、ブルー。園路を歩くと足下には色とりどりの草花が咲いています。午後の定例自然かんさつ会は、そんな春の花がテーマ。木道を歩きながら草花を観察した後、すっかり葉桜になったエドヒガンのところで、時季外れのお花見。今、エドヒガンの隣でウワミズザクラの大木がたくさんの白い花をつけています。ひと味違った変わり種のサクラですが、見応え十分です。
【2011年4月22日(金)】
- 朝からどんより曇り空。でも、ほどよく涼しく、ツマキチョウ、アマガエルやシマヘビなど、ちょっと歩いただけでも、たくさんの生きものと出会えました。
- 南の国から、やっと登場! ツバメがセンター上空を飛んでいました。ここ最近、公園近くを飛んではいたものの、園内では初確認です。さらに、標柱18番付近で羽化していたのはオオミズアオ(写真)。後翅がツバメの尾羽ように長く、モスラ似で可愛い(とスタッフは思う)蛾です。
- 八ツ橋の南側でウワミズザクラが咲き始め、標柱5番ではオトコヨウゾメが見頃です。どちらも純白の小さな花が新緑に映えます。
【2011年4月21日(木)】
- 園内ではやわらかな黄緑色ばかりではなく、白い新葉をつけたシロダモや、春に葉を落とすクスノキの紅葉(写真)のような様々な色の葉を見ることができます。また昨日の写真でご紹介したミズキだけではなく、イヌザクラ、コマユミ、ガマズミなどの木々でも、つぼみが見られるようになってきました。
- 湿地の水面をスケート選手のようにスイスイ滑る小さな昆虫を発見。アメンボでもミズスマシでもありません。よーく見ると産卵しているユスリカの群れでした。なんと華麗な動き!…と見とれていると、水面の下からメダカがパクっ。お腹の中へと消えていきました。
【2011年4月20日(水)】
- 今日の写真は、湿地とミズキの若葉♪ どこを撮ってもステキなこの季節。なかでも一押しの風景です。
- 花が咲き終わったウグイスカグラに登場したトゲトゲ幼虫。アサマイチモンジかイチモンジチョウの幼虫です。終齢にならないと見分けがつかず、どちらになるのかお楽しみ。ヤマツツジにはモジャモジャ幼虫。こちらはドクガの幼虫です。オレンジと黒の目立つ色で“かゆくなるぞ”と警告しています。
- ふれあい橋付近でシロハラ、標柱13番付近でシメ、子供公園へ渡る橋の近くでクロジなど、冬鳥たちがまだ見られました。春の心地よい陽気で、北へ帰りたくなくなっちゃったかな?!
【2011年4月19日(火)】
- 昨夜からの雨で、ソメイヨシノ、オオシマザクラ、ヤマザクラの花はほぼ終わり。しかし、雨のおかげで渇き気味だった湿地はうるおいました。
- 園内で営巣していたエナガが、数日前に巣立ちました。雨足が強まった午後、シラカシの枝で雨宿りするヒナたちを目撃。写真の、背を向けている尾羽の短いのが、巣立ったばかりのヒナ達です。何羽いるかわかりますか? まだ親鳥がそばにいて、エサを運んだりしているようです。刺激しないよう、そっと見守ってくださいね。
- ふれあい橋のたもとでは、アケビの花が満開です。そばを通ると、ふわり、といい香りがします。
【2011年4月17日(日)】
- 朝から青空が広がり、そよ風が心地よい一日でした。草はらでは、シートをひろげてお弁当を食べる家族連れの姿が多く見られました。
- ボーイスカウト上尾9団のみなさんが来園し、春の自然観察を行いました。湿地では、長細いアズマヒキガエルの卵塊を見た後に、長さを測定。一部分だけでも、子どもたちの身長を越すほどでした。草はらでは、花の観察中にもハチやテントウムシが飛んできて、吸蜜や日光浴などをする姿を見ることができました。
- 定例自然かんさつ会のテーマは、「食べられる野草」。ポピュラーなスギナ(ツクシ)やヨモギの他にも、カラスノエンドウやハコベの花も食べてみました。「にが〜い」「おいしい!」など、普段はふんづけてしまうような身近な野草の、新たな一面を舌で体感しました(写真)。
- 木道方面ではジロボウエンゴサクの花が見ごろをむかえています。ムラサキケマンに似ていますが、花の色が淡い紫色です。
【2011年4月16日(土)】
- 半袖で過ごす人が多く見られた今日、なんと最高気温は27℃。「もう夏なのに、サクラなんておかしいね」という子どもの声も…。確かに暑かったけど、まだ夏じゃないよ〜!
- 生きものの観察を楽しみながら、公園管理をお手伝いしていただくイベント「生きものいきいき隊」を行いました。今年度第1回目は、湿地に生える希少な植物に陽が当たるように、ヤナギの切り株から伸びてきた萌芽枝(ほうがし)の刈り取りをしました(写真)。作業中、ヤナギの幹に空いている穴から頭を出したカミキリムシの幼虫に遭遇した人も。参加者の皆さん、ありがとうございました。
- 定例自然かんさつ会は「春を感じる」をテーマに、春の昆虫採集! 桜吹雪の中、網を片手に、大人も子どもも夢中でチョウやテントウムシを探しました。
【2011年4月15日(金)】
- ちょっと動くと汗ばむ陽気。やさしい風に吹かれた桜の花びらが、池の水面をピンクに染めていました。
- 育ちの森幼稚園の年中さんが遊びにきてくれました(写真)。草はらで色さがしをしたり、草の上で裸足になったりと五感を使って“春”を感じました。
- 草はらの東側で、羽化したばかりのシオカラトンボのオスを見つけました。シオカラトンボは出現期間が長く、今から9月ころまで羽化が続きます。
- トンボ池の下流では、今年もアズマヒキガエルの卵塊を発見♪ クゥックゥックゥッという鳴き声も響いていました。
【2011年4月14日(木)】
- 最高気温は25℃! 半そでの方もチラホラ見かけました。八ツ橋付近では体長約120センチのシマヘビ、木道方面ではナミアゲハが水を求めて湿地に降りていました。
- ミズキでアワフキムシ幼虫、ノイバラでナナフシの幼虫とトラフコメツキを発見! 日ごとに生長する若葉、さらにそこに来る虫を観察するのも楽しみです♪
- 標柱5番付近ではクサボケ、その西側にミツバツチグリ、木道のため池の近くではニョイスミレが咲き始めました。
- 桜土手、南入口方面、園内各所でソメイヨシノ、ヤマザクラがきれいです♪(写真)石戸蒲ザクラも満開。お弁当を持って、ランチもオススメです。
【2011年4月13日(水)】
- サクラの花びらが舞う中、すくすくくらぶ・春編の第1回を行いました。今日は、春ならではの生きものさがしをしました。湿地では、ニホンアカガエルの卵塊を触ったあと(写真)、オタマジャクシ探し。草はらでは、ホトケノザの花の蜜を吸ってほんのりした甘さを楽しんだり、ツクシの花粉を飛ばしたりと、草花遊びをしました。
- 湿地からコロコロコロ・・・と澄んだ鳴き声! 待ちに待ったシュレーゲルアオガエルが鳴き始めました。7日のアマガエルに引き続き、今シーズン初確認です。さらに高尾の池からは、モォーモォーと響き渡るような大声量でウシガエルの鳴き声も聞こえてきました。
【2011年4月12日(火)】
- 木々の芽吹きがどんどん進み、園内は萌黄色(もえぎいろ)。この時期ならではの色が、雨上がりの澄んだ青空に映えていました(写真)。
- 昨夜、久しぶりにまとまった雨が降ったせいか、ニホンアカガエルの卵塊が木道方面で新たに9個見つかりました。これで累計2686個となり、まだまだ最高記録更新中!
- エドヒガンザクラの花はほぼなくなり、新葉がでてきています。センター前のソメイヨシノやオオシマザクラ、あずまや隣のヤマザクラは見ごろが続いています。
【2011年4月10日(日)】
- 「高尾の池に、目の上に白い線が入ったカモがいる」とお客さまから情報をいただき、さっそく見に行きました。それは9月以来の登場、シマアジでした!(写真:左・コガモ、右・シマアジ) しかも繁殖羽根の美しいオス。メスならずとも、うっとりでした♪
- いきもの講座のテーマは「公園内の薬草・毒草」。よく知られている薬の原料となる草が何種かあり、みなさん熱心にうなずいていました。つづく観察会では、薬草として解毒・利尿によいとされるサルトリイバラ、鎮痛作用があるアケビなど、毒草としてムラサキケマンやウラシマソウ、センニンソウなどを観察してまわりました。
【2011年4月9日(土)】
- 手作り実験教室は「手すきの紙作り」でした。クワの木を切るところから、紙をつくる全行程を体験するなかで、木のよい香り、材料がたくさん必要なこと、協力する楽しさなど、色々なことに気づいてもらえました。大人も真剣!(写真)一枚の紙を作る大変さから、紙の大切さに少しでも気付いてもらえたらうれしいです。
- 定例自然かんさつ会は、雨にちなんで「水」をテーマに行いました。水の中の生きもの観察ではオタマジャクシ、ドジョウ、メダカを発見。そのあとは水の表面張力を利用して、水玉を作るゲームやコップを逆さにしても水がこぼれない実験などを行い、水の性質について学びました。
- 公園入口のふれあい橋のたもとではアケビ、サギゴケの花が咲き始め。あずまやの隣ではヤマザクラが1分咲きです。赤い若葉が渋く、日本的できれいです♪
- ★エドヒガン情報★そろそろ見納め。散った花びらで、木道が水玉模様になっていました♪
【2011年4月8日(金)】
- 今年度最初の園内管理ボランティアは、なんと参加者17人! 草はらでススキの生長を妨げる外来植物の駆除を行いました(写真)。今回のターゲットはセイタカアワダチソウに加えて、このところ目立ってきたオオブタクサの実生。ヒバリの鳴き声が響く草はらで、いろいろな生きものを観察しながら楽しく作業を進め、きれいに駆除できました。みなさんありがとうございました。
- エドヒガンザクラを見に行く途中、林から「ケーンケーン」とキジの声が。「春だなぁ〜。」とそちらを見ると、林の中でデート中のオス・メスとバッチリ目が合ってしまいました。じゃまして申し訳ないと思いつつも、遠くからそっと見守っていると、オスが羽根を広げて必死にメスにアピールしていました。「恋だなぁ〜。」
- 東入口の池周辺ではルリシジミ、標柱13付近では、翅の先のオレンジ色が目立つ、オスのツマキチョウを見ました。ツマキチョウは今シーズン初確認です。
- ★エドヒガン情報★花びらがはらはらと舞っているのも風情があります。北側から眺めると、きれいです!
【2011年4月7日(木)】
- 今日も動くと汗ばむ陽気。最高気温は22℃で、半袖で走りまわる子どもたちの姿も見られました。
- 高尾の森からは「ゲッゲッゲッ・・・♪」と、アマガエルの鳴き声が。今シーズン初確認です。
- 園内でもたくさん見られるヒメオドリコソウ。普通は赤紫色の小さい花をつけるのですが、めずらしく白い花を発見!(写真) 自然界ではまれにある白化個体と思われます。エドヒガン先のベンチ周辺で1株見られます。
- ★エドヒガン情報★少しずつボリュームが減ってきていますが、まだたくさん花がついていてきれいです。どうぞお早目に!
【2011年4月6日(水)】
- ジリジリとした日差しで暑い! と感じました。久しぶりに冷たい飲み物がおいしかったです。湿地ではミツバチやアブの仲間、スジグロシロチョウも吸水に訪れていました。
- ニホンアカガエルの卵塊数調査は今回で最終回。8名のボランティアの方々と新たに33個の卵塊を発見しました。調査を開始した2月からの累計は2677個!! 過去5年間で最多となりました。多くの方々が湿地の整備や卵塊数調査に関わってくださった結果です。ありがとうございました。
- 今日の写真はブーケ?と思うほどの、カントウタンポポの大きな株。タンポポ、スミレ、ナズナなど、足元のお花見も楽しめます♪
- ★エドヒガン情報★少しずつ散っていますが、まだボリュームがあってきれいです。どうぞお早目に!
【2011年4月5日(火)】
- 最高気温は19℃。優しい風が吹く、さわやかな陽気でした。残り少ない春休みを楽しむ小・中学生たちの姿もたくさん見られました。
- エドヒガンザクラの前でナミアゲハが飛び、センター前の草はらではベニシジミが日向ぼっこをしていました(写真)。春型のベニシジミは、前翅がオレンジ色で目立ちます♪
- ★野鳥情報★木道方面でルリビタキのオスが見られました。光の加減で一瞬、オオルリに見えてちょっとドッキリ!! 他にもカシラダカやジョウビタキ、アカハラなどの冬鳥がまだ見られました。
- ★エドヒガン情報★風に乗って花びらが数枚ずつ、はらはらと散る姿がとても美しいです。お早目に!
【2011年4月4日(月)】
- 一日中強い風が吹きましたが、満開のエドヒガンは散ることもなく、青空をバックにとてもきれいです。
- あずまや付近の上空に、2羽のノスリを確認。と、そこへさらにオオタカが1羽出現! 熱いバトルでも繰り広げられるかと思いきや、お互いスルーして、別方向に飛んでいきました。
- 八ツ橋周辺の湿地では、ヨシの新芽が生えてきて、日に日に緑が増しています(写真)。
【2011年4月3日(日)】
- 昨日とはうってかわって最高気温11℃。この寒さで、エドヒガンはまだ美しく満開を保っています。
- 定例自然かんさつ会は、「春の生きものたち」をテーマに五感を使って春を探しました。ビオトープ見本園では手作り水中メガネを使ってミジンコやオタマジャクシを観察(写真)。続いて草はら方面では匂いクイズをしました。中身の見えないペットボトルに入った匂いの正体は? みなさん、おそるおそる匂いを嗅いでみると・・・「たくあんのにおい!」という意見が多数。正解はヒサカキの花の匂いでした。
- センターのまわりではキジがケーンと鳴きながら羽ばたいていました。雑木林では見上げるとコブシの花、下を見れば多くのコスミレたちが、ぱぁっと花を咲かせています。
【2011年4月2日(土)】
- 散策日和となった今日は、多くの家族連れでにぎわいました。エドヒガンは満開。見上げるお客さんからは笑顔がこぼれていました。館内で飼育展示中のピンク色のシマヘビも、サクラ色とあってか大人気です。
- 定例自然かんさつ会は、「水の中の生きもの」をテーマに行ないました。大人も子どもも夢中になって網ですくうと、その中にはメダカやドジョウ、モツゴといった魚の他にも、オニヤンマのヤゴやヒメタニシなど、いろいろな生きものが見つかりました。参加者からは何か採れるたびに歓声があがっていました(写真)。
- 林縁ではキランソウが、園路脇ではスズメノエンドウが咲き始めました。
【2011年4月1日(金)】
- 湿地を黒く染めるオタマジャクシの群れ、森を黄緑に染めるやわらかな新緑(写真)。少し歩くと、頬がピンクに染まるほどあたたかでした。
- 草はらで、早くもクワの新芽が出たと思ったら、歩いた!? ビックリしてよく見るとワカバグモでした。エープリルフールだからだましたって? いえいえ、名前のとおり、若葉にカモフラージュし、寄ってきた虫を狩る知恵者です。
- ★エドヒガン情報★引き続きほぼ満開です! 見物人のほかに、ブンブン羽音が聞こえるほどのミツバチたちやシジュウカラ、メジロなども吸蜜に訪れていました。
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