北本自然観察公園日記 2013年9月
【2013年9月29日(日)】
- 秋の渡りのシーズンを迎え、カメラや双眼鏡を持った野鳥観察の方々が増えてきました。今日も皆さんからキビタキやコサメビタキの情報をいただいています。一方で、夏の虫たちもまだまだ見られます。鳥を待っているお客さんの後ろを、オニヤンマやギンヤンマが「こっちも見てよ〜」とばかりに飛びかっていました。アブラゼミとツクツクボウシの声もまだ聞くことができ、さらに定例自然かんさつ会ではキボシカミキリも登場。季節の変わり目ならではの出会いです。
- 木道方面でジムグリの幼蛇を発見! 成蛇は地味なオリーブ色ですが、幼蛇はカラフルでとっても美しいヘビ(写真)。埼玉県では数が減っている貴重な種類でもあります。つかまえてケースに入れ、今日一日だけ来館者の皆さんに見ていただきました。
【2013年9月28日(土)】
- 連日のお散歩日和。先日、テレビ埼玉で紹介された満開のワタラセツリフネソウを見に、たくさんのお客様が来園しました。湿地では他にもさまざまな花が満開を迎えています。ピンク色のワタラセツリフネソウだけでなく、黄色のキツリフネも見頃です。
- 駐車場にあるガマズミが、真っ赤な実をつけています。同じ木で、5〜6月に開花するはずなのに、一かたまりだけ狂い咲きしていました(写真)。白い花と真っ赤な実を同時に見ることができる、珍しい機会です。
- ★野鳥情報★標柱6〜8番間で出会ったお客様に、キビタキのメスがいるよと教えていただき、一緒に見ることができました。
【2013年9月27日(金)】
- 台風20号が運んできた秋の空気。穏やかな気温で、スカッとした良い天気。そんな中、デイサービスさくらいろさんが来園しました。のんびりと歩きながら、湿地や雑木林の花を眺めたり、猫じゃらしで遊んだり。最高のお散歩日和でした。
- 昨年、数年ぶりに発見されたオオウラギンスジヒョウモン(写真)が、今年も木道方面で確認できました。埼玉県レッドデータブックに掲載されていないものの、減少中のチョウです。と思ったら、ミドリヒョウモンも出現! 秋になるとヒョウモンチョウの仲間がよく見られるようになります。花の咲いているところでは要チェックです!
- ★野鳥情報★センター裏やあずまや先の湿地で、モズの高鳴きを確認! 今季初記録です。
【2013年9月26日(木)】
- 園内管理ボランティアは12名の方にご参加いただき、林の管理と園路補修の材料づくりを兼ねたイチョウの間伐を行ないました。抜群のチームワークで高さ10mもの木を倒していきます。休み時間に、クロスズメバチが巣から出入りするのをみんなで観察し、「自分たちもこの公園の働きバチだー!」とハチからヤル気パワーをもらって作業に取り組みました。山積みにした丸太50本と杭30本を前に記念撮影(写真)。ボランティアの皆様、ご協力ありがとうございました。
- 湿地ではワタラセツリフネソウやミゾソバ、ツユクサがお花畑をつくり、ヨシやガマの穂も目立ちます。ヨシの穂をよく見ると、この時期は淡い紫色の穂が多く見られますが、若い緑色の穂や熟した茶色の穂もあり、変化の様子が観察できます。いくつかのガマの穂はほぐれ始めていて、綿毛が今にも飛んでいきそうです!
【2013年9月25日(水)】
- 朝からしとしと雨模様。公園内もひっそりとした雰囲気で、アマガエルやコオロギたちの鳴き声がそこかしこで響いていました。こんなお天気でしたが、ヤマジノホトトギスで吸蜜しているトラマルハナバチを発見。ほかに昆虫はいなかったので、独り占め状態で花から花へと移動していました。いっぱい蜜は集まったかな?
- 今日の写真はスジチャダイゴケ。こう見えても、きのこの仲間です。コップのような形から“茶台”と名付けらました。この時期に、畑やあぜ道の近く(この公園では、湿地の近くの斜面)に多く生えるきのこですが、農薬や化学肥料に弱いとされています。写真でコップに入っている種のようなものは、小塊粒(しょうかいりゅう)といって、中に胞子がつまっています。この粒ごとコップからコロコロこぼれ落ち、やぶれて胞子が広がります。
【2013年9月23日(月)】
- 朝から風が涼しく、公園を歩くのも爽快! 秋分の日にぴったりな一日でした。そんな園内は木の実がどんどん色づいてきています。あずまや手前ではアオハダの赤くて小さな実に加え、サワフタギの青い実も観察できるようになりました。期待を胸に地面を丹念に探すと…ありました! 赤と青のツーショット!! 黄色い落葉とドングリも合わさって、とってもカラフルでした♪
- ふれあい橋横の道でヌマガエルを発見しました(写真)。もともと静岡県以西に分布するカエルですが、移入により近年関東地方で爆発的に増えています。この公園でも鳴き声の記録がありましたが、写真まで撮れたのは今回が初めて。今後の増加が懸念されます。
- ★野鳥情報★オオタカ、エゾビタキを目撃。エゾビタキはお客さんと一緒に観察して、胸の縦じま模様をはっきりと確認することができました。
【2013年9月22日(日)】
- 東京都練馬区から、大泉生活学校の皆さんが来園。虫や草花を観察しながら園内を散策した後、竹林で材料を切り出すところから始めてマイはしを作りました。子ども達は大はしゃぎ。「竹を切り倒すなんて、なかなかできない経験よね〜」と興奮気味のお母さんもいらっしゃいました♪ また個人的に遊びに来てくださいね!
- あずまや先の湿地で、アキノウナギツカミの淡いピンク色の花が咲き出しました。同じ場所で咲くワタラセツリフネソウの濃いピンク、ツユクサの青と、緑色の中によく映えています。
- 自然に親しむイベントデー「バッタの日」の二日目でした。館内展示やミニ観察会、定例自然かんさつ会、しぜん工作教室とすべてバッタづくし。今日は切り絵でバッタを作りましたが(写真)、明日はさらに、大人向けにシュロでバッタづくりも行ないます。生体展示にササキリやアオマツムシなど数種類を追加しました。みなさまのお越しをお待ちしています。
【2013年9月21日(土)】
- 生きものいきいき隊では、八ツ橋の池のヨシやヒメガマを刈り取りました。八ツ橋の池の下流側が植物で覆われていましたので、本格的なカモの越冬シーズンが始まる前に開けた水面を作りました。刈った草は全部でリヤカー10杯分! これからこの水面で休むカモが見られるようになるかな。泥に足をとられながらの大変な作業、ご協力ありがとうございました。
- 自然に親しむイベントデー「バッタの日」の一日目。クツワムシ、ヒサゴクサキリといった貴重なバッタの生体展示だけでなく、クイズやパズルなどバッタづくしです。注目なのは間近でバッタをよ〜く観察できる「たんけん! バッタやしき」。本日から3日間開催しております。ぜひお越しください♪
- お昼頃、青く澄んだ空にサシバが優雅に飛んでいました。埼玉県では、秋分の日頃が秋の渡りのピークですが、まだまだのんびりした飛び方でした。この季節は特に、上を気にしながら歩いていると発見があるかも!
【2013年9月20日(金)】
- 標柱19番奥の木道で素敵な出会いがありました。ヒメジソの小さい花をよく見ようと、膝をついて観察していると、背後のヨシ原からゴソゴソと物音が。ハッと振り返ると、黒い瞳と目が合いました。イタチだっ! と思った次の瞬間には、もうヨシ原の中へと消えていきました。一瞬だったけどキラキラのまん丸い瞳がかわいかった〜♪
- 今日の写真はヒガンバナに吸蜜に来たナガサキアゲハとアゲハ。見頃を迎え綺麗に咲き誇るヒガンバナですが、じつは遠い昔に中国から持ち込まれた外来種。そしてアゲハと比べかなりの大型であることが見て取れるナガサキアゲハはその名の通り南方系のチョウですが、温暖化の影響で最近どんどん分布が北上しています。花もチョウも美しいのに、その背景を知ると複雑な思いになります。
【2013年9月19日(木)】
- 川口市立東本郷小学校3年生たち45名が公園にやって来ました。午前中にトンボやバッタをよく観察した後、午後は紙をはさみで切って、飛ばせるトンボを作りました。色鉛筆で色を塗ってもらうと、みんなそれぞれに独創的! 公園で見たオニヤンマやショウジョウトンボなどを描いてくれました。小学校の周りでも、「自然」を観察してみてくださいね。
- 旧暦8月15日は中秋の名月。昔は、ススキを飾り、月見団子やサトイモなどを盛って月を眺めたそうです。公園でもススキの穂を探してみると、あちこちで見つかりました(写真)。今夜はキレイなお月様が見えるかな?
【2013年9月18日(水)】
- 標柱19番近くの湿地でコナギが咲いています。つやのあるハート形の葉のわきに、濃い紫色の花。そのそばにはイボクサも咲きはじめました。こちらは淡いピンク小さな花。ワタラセツリフネソウの花も日に日に増え、湿地周りの花がにぎやかです。
- 「タラララララ。」小さなキツツキ、コゲラが巣穴の横で木をつついていました(写真)。よく見ると、コゲラの体よりも大きな穴。コゲラの巣穴は、頭が入るだけくらいの小さな穴のはず。これはコゲラではなく、アオゲラの古い巣穴ですね。
- 冬鳥の第一陣、コガモがやってきて滞在中です。ふれあい橋わきの池では、カワセミが青い背中を見せて横切りました。大きなレンズを持った来園者も少しずつ見かけるようになりました。そういえば、お客さまからサンコウチョウのメスを見たとの情報をいただきました。次はどんな鳥が現れるかな?
【2013年9月16日(月)】
- 台風18号の通過により大雨と強風に見舞われました。午後になって雨が上がり、スタッフは折れた枝の除去や、水が引いた園路の復旧にてんてこ舞い。しかし台風一過の空に青い富士山がくっきりと現れ、夕方には絶景の夕焼けが!!(写真) 疲れ吹き飛ぶ瞬間でした。
- 八ツ橋の池の堰が昨日の午前中の雨で決壊。今朝は、干潟の様な水たまりにカルガモが集合していました。センター2階から観察していたのですが、みんなソワソワした様子で落ち着かず、ヨシ原にもぐっていきました。水曜日までは水位の低い状態が続きます。
【2013年9月15日(日)】
- 午前中は猛烈な雨が降り、スタッフ総出で水回りのメンテナンスを行ないました。現在、冠水のため、一夜堤から標柱8番にかけての園路を通行止めにしています。ご不便をおかけしますが、ご協力をお願いいたします。
- 雨がやんだ午後は気持ちのいい青空に。センター前の草地では、三角錐の殻とスマートな身体が特徴的なニッポンマイマイが材の上を這い回っていました(写真)。標柱5番付近でヤマジノホトトギスが開花。秋を代表する草花で、白地に紫の模様がとってもキレイです♪ 他にも園内各所でトネアザミが見ごろになりました。こんな日でも、本当にいろんな生きものと出会えるんだなぁと実感しました。
【2013年9月14日(土)】
- 野あそび教室「ただいま巣づくりチュ〜♪ カヤネズミ」を開催しました。背の高いオギが茂る草原で、実物のカヤネズミの巣を観察した後、クズの葉っぱとつるを材料にジャンボ巣づくりをしました(写真)。クズは、やぶが好きな生きものにとっては大切だけど、オギ原やススキ原を覆ってしまうのでカヤネズミにとってはやっかい者。みんながとってくれたおかげで、すみ心地のいい草原になりました。
- 雨の日や晴れの日が交互に来るとキノコを観察できるチャンスが格段にアップします。刈ったススキやヨシを山積みにしてある場所には、ヒトヨタケやオチバタケの仲間が、林沿いでは蒸しパンのようなノウタケなどが見られます。ここ数日の天気予報から、おおよその発生の予測も立てられますよ。
- 草紅葉(くさもみじ)、第1号! 木道沿いで、タコノアシが花序から茎まで真っ赤なっています。まさにタコがゆだったみたい。近くには、まだ小さい株、花が咲いている株、赤みがかっている株もあり、変化も楽しめます。
【2013年9月13日(金)】
- 育ちの森幼稚園年少さんが春に続き来園。ちょうど季節が入れ替わるこの時期、夏と秋の生きものをのんびり探して歩きました。一番人気だったのは触れる毛虫フクラスズメ。毒は無いよ、と言うとためらうことなくタッチ、タッチ! 午後は草原でバッタを夢中になって探しました(写真)。今度は冬にお待ちしています。
- お昼頃、ふと空を見上げると何百という赤とんぼの群れ! 成熟し真っ赤になって山から下りてきたアキアカネです。この中に公園生まれはいるかな〜なんて思いながら、眺めていました。
【2013年9月12日(木)】
- 「自転車でぐるっと埼玉」キャラバン隊が来園しました。「さいたまクリテリウムbyツールドフランス」の応援として、若手芸人「がるるまん」のふたりが自転車に乗って県内63市町村を巡るというこの企画。涼しい木陰で一休みした後、公園の自然の中でリフレッシュしてもらいました。本日の写真は、八ツ橋でギンヤンマを発見! のヒトコマです。
- ニュースレター秋号の発送作業を行ないました。8名プラス職場体験の中学生2名で力を合わせての作業。「もう、門松作りのイベントが載ってるのねぇ」なんてワイワイおしゃべりをしながら、あっという間に郵便物が出来上がりました。みなさん、どうもありがとうございました。
- 標柱5番付近で、今年生まれのアズマヒキガエルと出会いました。大きさ5cmくらい。小さくて可愛い! よちよち歩きなので、なお可愛い!! ゆっくりと茂みに入っていきました。
【2013年9月11日(水)】
- 朝方は、昨夜からの小雨が残っていました。こんな時はクモの網のシャッターチャンス。水滴をまとって真珠のネックレスのようになった網を園内各所で見ることができました(写真)。種類によって網の形が違うのが面白いっ♪ でも、昼過ぎの日差しで、あっという間になくなってしまいました。
- あずまや付近のアオハダの実が真っ赤になりました。近くには赤いガクと青い実のコントラストが美しいクサギも。またセンター前のガマズミもほんのり色付いてきます。次はどの木の実が熟してくるのか、毎日チェックが欠かせません。
- 桶川西中から2年生が2人、職場体験で来園。野外では園路の草刈りやゴミ拾いといった園内の管理作業、事務室では書類郵送の手伝いなど、スタッフと一緒に同じ作業をしてもらいました。黙々と仕事をこなしてくれて、頼もしい!
【2013年9月10日(火)】
- 日差しはまだ暑いものの、涼しい風が吹くすがすがしい一日。お散歩日和でした。
- 団体利用が2件ありました。北本市立中丸小学校3年生のみなさんは、理科で勉強する“昆虫”をテーマとした校外学習のため来園。バッタ、セミ、トンボなどを手に取って観察しながら、昆虫の体の構造、すむ環境、食べものなどについてお話ししました。吉見町立東第二小学校1・2年生のみなさんは、セミの鳴き声を聞きながら、小さな秋(夏の名残)を探して歩きました。中でもジョロウグモの捕食シーンが一番興味をひかれたようで、ミツバチが糸で巻かれていく様子をじ〜っくりと観察しました(写真)。
【2013年9月8日(日)】
- 2020年東京オリンピック決定! というわけで定例自然かんさつ会は「五輪の色(青・黄・黒・緑・赤)を探せ」。大人の方が多かったので少し難易度高めに、花と実それぞれで五色という縛りつきです。青い実や、緑・黒い花は見つかるの!? なんて声が聞こえる中、クサギの実(青)、オニドコロの花(緑)そして黒い花は…ススキの雌しべで観察できました。ちなみに赤い実は色づき始めたカラスウリ。こんな色探し遊びができるのも、公園の生物が多様性に富んでいるからこそです。
- NPO自然観察指導員埼玉のみなさんが昆虫観察のスキルアップ研修会で来所しました。今年のテーマは「バッタ・コオロギ・キリギリス」。小雨降る中での観察でしたが、めだかのT字路付近や、台地の草はらなど明るい草地にはオンブバッタ、ショウリョウバッタ、コバネイナゴ、クサキリなどがたくさんいて、草を踏み分けると四方八方に飛び出してきました。目の前に虫が現れると採りたくなるのは大人も子どもも同じ。素手で捕まえてセンターに持ち帰り、観察ポイントや識別方法を学習しました(写真)。
【2013年9月7日(土)】
- 園内のあちらこちらに様々なキノコが生えています。今日の写真は園路沿いにたくさん出ていたカレエダタケ。散歩中のお客さんも「これキノコなの?! 季節がらクリのイガかと思ったよ〜」と面白がって見ていました。さらに以前、紹介したシロオニタケの幼菌が標柱4番近くの全く同じところに出現しています。さらにさらに今回は4人兄弟(上手く育てば6人兄弟になる可能性あり)。雨上がりのキノコ観察がとっても楽しいです♪
- 八ツ橋周辺でツルマメが咲いています。同じマメ科のヌスビトハギやクズも咲いていますので、花の形に注目してみましょう。大きさは違えどよ〜く似ていますよ。
【2013年9月6日(金)】
- 昨日から朝にかけて断続的に降り続いた雨は上がり、しっとりとした曇りの一日でした。体に雨粒をのせてるキアゲハの幼虫やコバネイナゴを見つけました。酷暑が去ってちょっと落ち着いたようにも見えました。
- 子供公園に渡る橋の欄干(らんかん)に、大きなコガネグモを発見。県内では絶滅が心配される希少なクモです。そろそろシーズンオフなのに珍しい…と思ったら、やはり隣に卵がありました。すでに孵化して、たくさんの幼体が巣にくっついていました。子どもたちは、これから思い思いの場所に散らばって冬を越します。
- 標柱16番の草原を歩いていると、ヤガの一種ナカグロクチバ(写真)が飛び出しました。前羽にある黒く大きな紋にはアイボリーのキリットした太いライン。以前は南西諸島以南に分布していた種類ですが、温暖化で分布の北限を拡大しているといわれています。バッタもよいですが、こんなシックな装いのガを草はらで見つけるのも面白いですよ。
- ★第11回ホタル調査★ 5匹のヘイケボタルを確認しました。見納めのようです。
【2013年9月5日(木)】
- 朝の大雨で水がきれいになり、高尾の池は久しぶりに緑の木々を映していました。
- 育ちの森幼稚園の年中さんが来てくれました。まずはセンター前のソメイヨシノについた大きな毛虫にみんなでタッチしました。最初は恐る恐るだったけど、最後は「かわいい〜♪」と言いながら手に乗せる強者も。そのあとは、雨でぬれた草地を跳ね回るニホンアカガエルの子どもを追いかけました。また違う季節にも遊びに来てくださいね。
- ピンク色のシマヘビ「ももちゃん」が脱皮しました(写真)。これで30回目! 脱ぎ終わりは尾の部分がツルンとむけて、数分で完了。夏は脱皮の間隔が短く、前回の脱皮から23日目でした(普段は1ヶ月くらい)。
【2013年9月4日(水)】
- 園内管理ボランティアでは、林の管理と園路補修の材料づくりを兼ねてイチョウの間伐を行ないました。直径20cmを切るのは大変。でも高さ10mの木を倒すのは爽快! 倒れる方向を考え、声を掛け合いながらの作業。突然の大雨で途中で中止となりましたが、力と気を使いながら作業をすすめました。参加された皆様、ご協力ありがとうございました。
- さいたま市の私立・公立の保育士の皆さんが来所。7/3の夏編に引き続いて、保育士・幼稚園教諭のための自然体験講座の秋編を開催しました。まだまだ暑い日が続いていますが、秋を先取りして、ドングリ笛作りや、飛ぶタネの模型作りの方法をレクチャーしました。講座の最後にはドングリ笛やドングリをペットボトルに入れて作ったマラカス、枯れた竹など自然の楽器で音を出し、みんなで合奏♪(写真) 笛は音を出すのが難しかった分、出来るようになってからは大いに盛り上がりました。その感動、子どもたちにも伝えてくださいね。
- 今年もやってきました。コガモを2羽確認! 長旅を終えて八ツ橋の池で一休み。昨年より3日早い到着でした。カルガモも集まりはじめ、十数羽の群れになっています。
【2013年9月3日(火)】
- セミの婚活もラストスパート?! 南入口付近はセミの鳴き声で耳がキンキンするほど。どのサクラの幹にも必ずセミが複数とまっていました。 そんな中、激しく鳴くミンミンゼミを発見! でもよく見ると隣には…(写真)。アブラゼミを鳴きながら押しのけるミンミンゼミ。鳴くのに良い場所と言うのがあるのでしょうか? 押し相撲に負けたアブラゼミは別の木に飛び移っていきました。
- 園内全体でソメイヨシノの黄葉が始まっています。正面入り口や子供公園入口付近では、歩くとサクサクッと心地よい音♪ 太陽が照りつけているので少し違和感がありますが、一年ぶりに聞く秋の音です。風が吹くとキラキラ落ち葉が舞う場面も。エドヒガンザクラやクワの木でも黄色が見え隠れしています。
【2013年9月1日(日)】
- ボーイスカウトさいたま209団が浦和から来園。「里山の自然」をテーマに、五感を使って園内をじっくり散策しました。「自然からの恵み」と言うと「生きもの」を思い浮かべがち。ですがミミズのフンがモリモリに積もって湿地にたまっているのを見、林でフカフカの土と踏み固められた土の違いを触るなどして、しっかりと自然の五要素「生きもの・水・空気・土・太陽光」を学ぶことができました。今度はぜひ別の季節にもお越しください。
- 白い花が定番のヒヨドリジョウゴ。標柱6〜7番間で点々とみられます。その中に紫色の花をつけた株が見つかりました(写真)。どうやらムラサキヒヨドリジョウゴ(品種)のようです。
- 夕方から、まさにバケツをひっくり返したような大雨。湿地の水位が心配だったのでうれしい雨ですが、こうも短時間の豪雨はビックリ! 困りものです。
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