北本自然観察公園日記 2010年1月
【2010年1月31日(日)】
- 今日も大にぎわいだった「野鳥の日」。様々なイベントの中の一つ「生きもの折り紙」では、大きなノスリを家族で協力しながら作りました。獲物となるネズミもつくり、そのネズミ目指してできあがったノスリを飛ばしました(写真)。
- 定例自然かんさつ会は、「いろいろな鳥をみよう」でした。結果は目標の20種をオーバーして23種! ルリビタキのきれいな青色や、タシギの見事な保護色に目を奪われました。
- 昨日のウグイスに続き、ホオジロの初鳴きが確認されました。春を感じる声に、スタッフは心がなごみました。
【2010年1月30日(土)】
- 自然に親しむイベントデー第7回「野鳥の日」の一日目。大勢の鳥好きの方々でにぎわいました。写真は、ミニレクチャー「野鳥を知ろう」で、剥製や頭骨標本を観察しているところです。
- 定例自然かんさつ会のテーマは「鳥を識別しよう」でした。ジョウビタキ、カシラダカ、アオジなど基本的な鳥でくちばしや羽根の模様など、識別点を学びました。そのあと満を持してオスのカワセミ登場!他の鳥と間違いようのない羽根の美しさに感動でした。
- 「ホーホケッ!」10〜11番の間のやぶで、ウグイスの初鳴きを聞きました。でも、まだ最後の「キョ」がうまく鳴けないようでした。梅が満開になるころには、素晴らしい歌声が聞けるかな。
【2010年1月29日(金)】
- 園路でチョウがひらリひらり、キタテハでした。また、高尾の池では、ミシシッピアカミミガメが泳いでいました。そして散策やバードウォッチングの方もたくさん。ポカポカ陽気で生きものたちも、人間も活動的でした。
- 毎日散歩にこられる常連の方から「ウグイスカグラが咲いてたよ」と教えていただきました。見に行くと草はらの端で、ひっそりと5輪咲いていました。星型のかわいい花(写真)、ウグイスカグラの開花第一号です♪
- 「まだ寒いよ・・・」と言いたそうにしていたのは、キイロテントウたち。センター近くにあるスダジイの葉の間で、計6匹の集団越冬を発見。キイロテントウ、意外と寒がり?!
【2010年1月28日(木)】
- 昨日からスタッフもカエルも心待ちにしていた雨ですが・・・。残念ながらぱらつく程度でした。またしばらく晴れの予報なので、ニホンアカガエルの産卵もおあずけかな?
- 埼玉県立いずみ高校1年生のみなさんが、自然学習で来園されました。生物多様性について解説した後、園内を歩いて自然観察。高尾の池でカワセミを見つけると、前方でキジを見ていた生徒達も全員戻り、みんな青い鳥にくぎつけでした(写真)。今日の学習が、自然に目を向けるきっかけになればうれしいです。
- 木道方面で耕耘(こううん)した湿地に、鳥がたくさんやってきています。ツグミ、カシラダカ、アオジ、セグロセキレイ、シジュウカラ、シメなど。土の中のタネや虫をさがすのに夢中らしく、こちらが近づいてもなかなか逃げませんでした。
【2010年1月27日(水)】
- 園内管理ボランティアで、水漏れしている堰(せき)を直しました。ニホンアカガエルの産卵までに水がたまるようにするためです。ちなみに作業中に出会えたニホンアカガエルは2匹。明日の夕方からは雨の予報。水が溜まるのをカエルもスタッフも期待しています。作業してくれた皆さん、ありがとうございました。
- 育ちの森幼稚園のみなさんが来園しました。鳥の羽根やモグラの剥製を触って自然観察スタート!野外では、草花あそびや落ち葉プール(写真)、モグラのトンネル探しなどで盛り上がりました。また来てね♪
- 梅の開花第一号から10日がたち、他の場所でも少しずつ開花が進んでいます。今日は20番〜西部公民館側で咲いたばかりのきれいな梅が20輪ほど見られました。
【2010年1月26日(火)】
- 冷たい北風が吹き続く一日。空を見上げると、雲がどんどん流されていくのが見えました。
- 林内で、ガサガサと何かが動き回っている音が・・・。地上を歩き回る動物といえばキジバト、コジュケイ、ツグミ、それともタヌキ?答えはシロハラでした。ミミズでもさがしているのか、落ち葉をかきわけながらうろうろしていました。
- ニワトコの冬芽にアブラムシがびっしり(写真)。他にも芽はたくさんあるのに、なぜかここにだけ集まっています。
【2010年1月24日(日)】
- 穏やかな天気となった日曜日の今日は、絶好の散歩&バードウォッチング日和。センターでは2組の団体利用と、2組の施設利用もありました。さらに、500人を超えるウォーキング協会の方々も来所され、大にぎわいの1日となりました。
- 定例自然かんさつ会は、大人も童心にかえる「草花あそび」。ホトケノザの花で花笛、アズマネザサでササ笛を吹きました。音を出すのは簡単そうでなかなか難しい! ササ笛では、大人が鳴らせず苦労している中で、幼児が「ぷー♪」といい音を響かせていました。
- 約1ヶ月ぶりに、コガモが10羽ほど高尾の池にやってきました(写真)。「もう、工事も氷が溶けるのも待ちきれない!」とでも思ったのか、まだシャーベット状の池に降り立ち、エサを食べていました。池が落ち着くまで、もう少し待っててね〜。
【2010年1月23日(土)】
- 定例自然かんさつ会のテーマはバードウオッチングならぬ「ツリーウオッチング」。樹の形や枝先などを観察しました。なかでも参加者の印象に残ったのは、木の芽があった跡を表す用語”芽鱗痕:がりんこん”という言葉の響き。参加の子どもたちは「がりんこん♪がりんこん♪」と唱えながら、枝の成長の具合などを確認しました。
- 理由は分かりませんが、ツグミ同士が激しい喧嘩をしていました。近くで見ていたのは、スタッフとクイナ(写真:左側の喧嘩に驚く様子)だけ。取っ組み合いが始まると、クイナは一目散にやぶの中へ。逃げるが勝ち?!
- 今日は1月23日。1・2・3(イチ・ニ・サン)とくれば・・・ということで巡視しながら「4」を探してみました。シジュウカラ(四十雀)、ヒメオドリコソウの茎(四角)、4本縞の入ったイラガのまゆ、ノスリに出会った回数、4回! 四苦八苦とは無縁でした♪
【2010年1月22日(金)】
- 今日は、いつもどおりの冬の天気でした。
- センター壁際の枯れ草の下で、鮮やかな緑色のものを見つけました。枯れ草をめくってみると、越冬中のクビキリギス。成虫で冬越しをして、春から鳴き出すキリギリスの仲間です。
- ウメの開花が確認されてからというもの、スタッフは首をのばして園内各所の梅林を見ていましたが、ほかに咲いている花がなかなか確認できません。そして今日、ようやく標柱10番の梅林で3輪咲いているのを見つけました! これで園内のウメは累計10輪くらい?見頃はまだまだ先のようです。
【2010年1月21日(木)】
- 北本消防署のご指導の下、消防訓練を実施しました。実際に警報機を鳴らし、119番通報や避難誘導を行いました。その後、スタッフが消火器の使い方を学び、消火訓練も実施(写真)。備えあれば憂いなしですが、出番がないのが一番ですね!
- 園路脇の水路でクサガメを発見! ここ数日の陽気に誘われて冬眠からさめちゃった!?春はまだですよー。
- 日中は18℃にまで気温が上がりましたが、午後から冬の北風が再来し、雑木林の木々がゴーゴーと音をたてて揺れていました。
【2010年1月20日(水)】
- 今日の日中は、最高気温が14.5℃と昨日に続いて暖かな一日でした。梅の花は増えませんでしたが、足元ではオオイヌノフグリの花をたくさん見ることができました。
- あずま屋付近の水路で見つけたイタチの足跡は、園路の下を通るコンクリート筒に向かっていました(写真)。前足、後足の跡が少し重なっていて、リズミカルに歩いていった様子が伺えました。
- 草原にある木の枝先に、白いつぼみを見つけました。何の花かな〜♪ と調べると、ダニがつくったイヌシデメフクレフシという虫こぶでした。一見、つぼみに見間違う形や質感にはびっくりです!
【2010年1月19日(火)】
- 朝の最低気温は、なんと二日続けて−6℃。高尾の池では氷を割らないと浚渫(しゅんせつ)作業ができない状態でした。氷の厚さは2.5cmも(注:厚いですが、乗ると割れます)。しかし日中は最高13℃まで上がり、3月並みのぽかぽか陽気でした♪
- 夕方の草はらで、ビックリするほど長ーい木々の影に出会えます(写真)! 今の季節なら、ガリバーの気分を味わえる!?
- いつの間にやら、500個はあったピラカンサが丸ぼうずに。さらにセンター近くのネズミモチの実が残り1つになっています。鳥たちの食欲が旺盛な証拠ですね。残り一つを食べるのは誰かなぁ。
【2010年1月17日(日)】
- 今日も快晴となり、散策やバードウォッチングの方々でにぎわいました。
- 定例自然かんさつ会は、今見られる色々な生きものを観察しました(写真)。イソウロウグモの卵のうやドウダンツツジのタネを探して目を慣らしたあとは、バードウォッチング。ルリビタキ(オス)の深い青さに息を飲みました。最後は、昨日開花したウメ(2輪)の花見。冬もさまざまな生きものたちが生きていると実感することができました。
- シジュウカラやヤマガラの混群にまじっていたのは、ウグイス。梅の花が咲いたせいか、なんだか堂々としてきた??今日はヤナギのてっぺんで存在をアピールしていました。七十二候(しちじゅうにこう)の「2月9日うぐいす鳴く」にむけて練習かな。
【2010年1月16日(土)】
- ウメの開花第一号を発見しました。標柱11番と14番の梅林で、合計3輪咲いていました。14番近くの木には、白くふくらんだつぼみもいくつか見られ、これから徐々に咲きそうでした。厳しい寒さのなか、力強く咲く花に元気をもらえました。写真は一番開いていた一輪。何日か前から咲いていたのでしょう。
- 定例自然かんさつ会のテーマは「いろいろな木の肌」。クレヨンでなぞって拓本(たくほん)をとると、サクラは横じま、コナラは縦じま、ケヤキはつるつる・・・など樹皮の違いが一目瞭然。さらに手で触ったり、木に登ったりしながら思い思いに、木と触れ合いました。
- 本日の生きものいきいき隊は、湿地のあぜを補修しました。石や泥と格闘しながら風化して崩れていた堰(せき)の部分を直しました。これでヘイケボタルやトンボ、カエルが増えると期待。寒い中、ありがとうございました。
【2010年1月15日(金)】
- 八つ橋より南側の湿地の耕耘を行ないました。あとには白いレンコンのようなものがたくさん浮いています。正体はヨシの地下茎。そういえば、レンコンの食用部分も地下茎で、白くて節(ふし)から根がでている様子など、よく似ています。ヨシの地下茎は通常、食用ではありませんが、レンコンと同じく先は見通せます♪
- シラカシの枯れ葉の間で、越冬中のツヤアオカメムシを見つけました。枯れ葉と緑のコントラストがきれい。しかもこんなに乾燥しているのに、表面がつやつやピカピカです。将来、このカメムシからツヤだし成分が抽出されたりして?!
- あずまや付近の水路で水面を見つめているカワセミ・・・。もう少しで、深く広く、魚がたくさんすめる池になるので、待っていてね。ルリビタキ(オス)には、4箇所で出会いました。次は個体識別に挑戦しようかな。他にもアリスイやタシギも引き続き見られています。
【2010年1月14日(木)】
- 本年最初の園内管理ボランティアデー。新春ということで、梅林のお手入れを行いました。朝は−6℃と、この冬一番の寒さでしたが、風が弱く暖かい日差しの中での作業となりました。おかげさまで予定した範囲を終わることができました。ありがとうございました。
- やぶの中で、カサコソと何かが動く気配が。よーく目を凝らして見ると、茶色いからだにつぶらな瞳・・・。ウサギか!?と思いきや、長いくちばしがあるではありませんか。その正体はヤマシギ。からだの模様が見事な保護色となり、写真に撮ってもどこにいるのかわからないほどでした。
【2010年1月13日(水)】
- 今朝からの強風は木々を揺らし、看板を倒すなどすさまじいパワーでした。園路には枯れ枝や木の実が散在。なかにはクワコの繭(まゆ)もありました。写真は風に吹かれて小旗のようになびくオニドコロの実です。
- エドヒガン方面のシラカシの葉裏でウラギンシジミを見つけました。実は2日前も同じ場所にいたのですが、寒さが続いたせいでしょう。全く動いていませんでした。午前中の強風にも飛ばされず、無事だったようです。
- ☆野鳥情報☆午後からは風も弱まり、ルリビタキ、ジョウビタキ、ミヤマホオジロ、タシギ、カシラダカ、ホオジロなどたくさんの鳥達が姿を見せてくれました。
【2010年1月11日(月)】
- 定例自然かんさつ会は、「双眼鏡を使っての野鳥観察」。ヨシを刈り取った湿地では、ジョウビタキやアオジ、ハクセキレイ、ツグミなどがえさをついばむ様子が見られました。高尾の池のヨシ際で、バンが3羽。参加した方からは、「赤いくちばしがきれい」との声があがりました。天候のせいか数は少なめでしたが、それでも全部で14種見ることが出来ました。
- 園路沿いのアオキの枝に大きな泥のかたまりを見つけました。コンクリートのように堅いそのかたまりは、スズバチという大型のハチが作った巣です(写真)。中はいくつかの部屋になっていて、それぞれ幼虫の餌となるアオムシと産み付けられた卵が入っています。スズバチの名は、この泥でできた巣が土鈴に似ていることからつきました。
- センター横のハンノキの枝先に、雄の花(花序)が長く垂れ下がっています。かたまってついていて小さなバナナみたい? 開花は少し先ですが、もうすっかり準備は整っているようです。
【2010年1月10日(日)】
- 今日は「虎」づくし。いきもの講座は「虎にまつわる生きもの」として、トラの特徴や、トラツグミ、Tiger Lily(オニユリ)、鯱(シャチ)などトラの名のついた生きものを紹介しました。引き続いて、定例自然かんさつ会は、ネズミモチ、ウシカメムシ・・・と「十二支にまつわる生きもの」を公園とセンター内で探しました。一番難しかったのは羊。答えは何とスタッフの着ていたセーターでした!
- しぜん工作教室では、トラとトラフカミキリの切り紙を行ないました。細かい部分も、上手にはさみを使って個性的な作品ができていました。
- 今日の写真は、「冬の自然観察オリエンテーリング」のひとこま。木の幹をのぞきこんで何をしているのかな?気になる方はぜひ! 明日まで開催。
【2010年1月9日(土)】
- 今年最初の定例自然かんさつ会は、お正月らしく「縁起のよいもの」探し。春の七草や、クワコが作ったまゆ玉、コウモリガの食痕などを観察しました。コウモリガの名のもとになったコウモリは中国では幸福の動物とされています。それは漢字で書くと「蝙蝠」となり、「蝠」の字が「福」に似ているからだそうです。
- 手づくり実験教室は「公園のヨシでよしず作り」を行ないました。湿地に生えているヨシを刈り取り、ヨシの皮むきをしてからよしず編みをスタート。最初はたどたどしく作っていた人も、次第に慣れてきてどんどん編んでいきました。最高記録は79本! 家族みんなで力を合わせたよしずができあがりました。冬でも窓の外にかけておくと、冷気を遮断する優れものなんです♪
【2010年1月8日(金)】
- 赤くなっている大きなスイバの葉が、ここのところ鮮やかさを増しているように思われます。この葉に触ってみるとやわらかい。これで冬越しができるのかと不安になってしまいます。
- 本日の写真は、標柱10番付近にあるキイロスズメバチの巣。夏の終わりには栄華を誇った帝国も、今は主を失って静かに朽ち始めていました。
- 明日からの三連休、「冬の自然観察オリエンテーリング」を開催します。知識ではなく、五感力と観察力が試される楽しいクイズが盛りだくさん♪「北本自然観察公園フォトコンテスト<冬編>」も同時開催していますので、ぜひカメラを片手にご参加下さい!
【2010年1月7日(木)】
- みなさま、書初めはしましたか? 園内でも、見事な“書”を発見! シラカシの葉に「へ・の」と描いてある(写真)ではありませんか!実は、ハモグリバエの仲間の幼虫が、薄い葉っぱの中にもぐって、食べすすんだ跡です。他の文字も見つかるかも?!
- ☆野鳥情報☆タシギは今日も見られました。昨日とは別の湿地で食物を探していました。他にも園内各所でルリビタキやアリスイ、ベニマシコが見られました。
- 1月9日(土)の手づくり実験教室「公園のヨシでよしずづくり」の準備を行ないました。ボランティアの方々にお手伝いいただき、500本以上のヨシの皮をむきました。長時間、冷たい風が吹く中の過酷な作業をありがとうございました。これで、準備万端です!
【2010年1月6日(水)】
- 今日は、昼前の短い時間にタカの仲間が3種も見られました。ハシブトガラスを追い回すハイタカ、高尾の池上空を北西方面へ滑空するハヤブサ、標柱10番上空ではノスリが行ったり来たり。お正月に関係なく、タカ達はすでに活動全開のようです。さらに、常連の方からタシギがいたよ!と教えてもらいました(写真)。2時間以上も、同じ池でエサを探していました。
- 標柱19番付近のニワウルシの幹に、コカマキリの卵が産み付けられています。しかも重ねて二つも。ちょっと数の子(かずのこ)っぽいです。たくさんの子宝が詰まっているのでしょうね。
- 高尾の池の浚渫(しゅんせつ)に伴い、大型車での土砂運搬を頻繁に行なっているため、園路を一部通行止めとしています(但し、今週末は解除します)。週末作業期間中はご迷惑をおかけしますが、ご理解とご協力をお願いいたします。
【2010年1月5日(火)】
- 湿地では陽射しがとてもあたたかかったので、水もぬるかったりして・・・と触ってみると、やっぱり冷たい!でも、エドヒガンザクラに向かう途中の小さな池では、メダカが泳いでいました。初泳ぎ的な感じ?!
- シジュウカラやエナガの群れが木々を飛び交う中、目の前で、コゲラが低い枝をしきりにつついていました。別の場所では、同じくキツツキの仲間のアリスイが、待っていた多くの方の前に姿を現してくれました(写真)。
- クワの木の幹でジョロウグモの卵のうとメスを見つけました。死んでいるのかと思いましたが、触るとゆっくりと動きました。これだけ寒くなってもまだ頑張って卵を守っているのですね。
【2010年1月3日(日)】
- あずまや付近で、「おっ、アカハラとシロハラで紅白だ!」と思っていると、アカゲラ登場。腹側の羽根は、紅白なんですね〜。めでたい♪ さらに今年は虎年(とらどし)。虎にちなんだものも探していると…ありました!なんと、イラガのまゆがホワイトタイガー柄(写真)でした!え、シマウマだって?冗談もタイガーい(大概)にしろ。お後がよろしいようで。
- 標柱9番の梅林では、ミミズがマフラーのようにウメの枝に巻かれていました。どうやらモズのはやにえのようです。その証拠にくちばしの跡がくっきり。刺してあるのはよく見ますが、ぐるりと巻いてあるのはなかなか珍しいです。
- 年末年始特別開館の最終日でした。12月29日から1月3日まで、のべ1084名の方が来館されました。ご利用いただきありがとうございました。明日は休館日で、5日から通常通り午後5時までの開館です。
【2010年1月2日(土)】
- 朝から雲ひとつない青空が広がりましたが、風が強く冬本番の寒さでした。
- 標柱9〜10番の間は、林の斜面が風よけになって、日が射していると冬でも暖かい道です。道ばたでは早くもオオイヌノフグリ(写真)が咲いていました。園内では他にもナズナやセイヨウカラシナが咲いています。
- 高尾の池の湿地で、セグロセキレイとハクセキレイがいっしょに餌をとっていました。この季節は羽が灰色なのがハクセキレイ、黒いのがセグロセキレイなので遠目でもどちらかよく分かります。
【2010年1月1日(金・祝)】
- 新年、明けましておめでとうございます。本年も、どうぞよろしくお願いいたします。写真は、桜土手からの富士山。年末年始の開館を始めて3年目の今年も、1月1日の富士山をくっきりと見ることができました!
- 今朝の最低気温は−5℃、日中も7℃までしか上がらず寒い一日でした。人影が少ないせいか、巡視中にジョウビタキ、ルリビタキ、カケス、ミヤマホオジロ、シロハラ、ツグミ、クイナ、シメ、アオサギ、アオジ、カシラダカ、モズなどたくさんの鳥たちが姿を見せてくれました。
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