北本自然観察公園日記 2019年5月
【2019年5月31日(金)】
- 明日から始まる自然に親しむイベントデー「クワとカイコの日」に合わせて、館内で50匹以上の“おかいこさん”を飼育展示中です(写真)。大人の人差し指ほどの大きさに成長し、食欲旺盛! クワの葉をパリパリとかじる音が小気味良いです♪
- 雲が広がり風も吹いてきた午後、チョウの姿も消えてしまったなあ…と思っていたところに、力強く羽ばたく影が! ふと止まったそれは、燃えるような緋色が鮮やかなヒオドシチョウの新成虫でした。真夏は休眠のため一度姿が見られなくなり、秋に再び現れます。が、そのころにはこの美しい色彩は色あせてしまいます。公園では数が少ないので、出会えたらラッキー!!
- ★野鳥情報★ 高尾の森でオオルリがさえずっていました。
【2019年5月30日(木)】
- ボランティアのみなさまとの園内管理作業で、標柱9〜10番間の園路整備を行いました。路面の穴やへこみに砂を入れて埋め直し、同時に園路に広がりつつあったアズマネザサやシラカシの枝なども剪定しました。ご協力いただいたみなさま、ありがとうございました!
- 八ツ橋を渡りながら考えました。「もうすぐ6月かあ。あれ、そうするともうあの虫が出ているかも」。八ツ橋を渡りきった正面には、あの虫が産卵にやってくるアオハダ。さあいるかなと一歩近寄ったところ…本当にいました! 歩きながら木の割れ目に産卵するアオマダラタマムシ!! 緑がかった銅色に黄色い斑紋をちりばめた美しい虫です。
【2019年5月29日(水)】
- 16番草原で足元から黄金色にきらっと輝く虫が飛び立ちました。そしてすぐ近くの草に着地。幼虫がクロヤマアリの巣内に住む、キンアリスアブです。公園内では同じ仲間のアリスアブに比べずっと数が少なく、今年も出会えてほっとしました。他にコブアリスアブも見つかっていますが、こちらはさらに希少です。
- 高尾の森伐採地で昨年見つかったオカトラノオの群落が、今年はさらに広がりました。先日来所した加藤建設の皆さんにお手伝いいただき、周りのアズマネザサを刈りとって生育環境を整備しました。そして本日確認したところ、つぼみをつけている株がいくつか見つかりました。開花したら定例自然かんさつ会で観察しようと思います。
- 今日の写真はめだかのT字路の湿地。一面のヨシやウキヤガラの茂みから、シュレーゲルアオガエルの「コロロロロ…」や、オオヨシキリの「ギョギョシー」という声が響き、とっても賑やかです♪
【2019年5月28日(火)】
- 園路脇に茂る草の上には、ショウリョウバッタの幼虫がたくさん。メスは日本最大のバッタになるのですが、今はまだ1cmにも満たない大きさ。標柱2番付近のカラムシの葉ではオオカマキリが鎌のお手入れ中(写真)。こちらもまだ小さな幼虫で何匹も見られました。
- 白い花が終わったミズキ…その周りをふわふわと白いチョウ? が数匹飛び回っていました。モンシロチョウのようにも見えますが、キアシドクガという蛾の仲間。ドクガ科ですが成虫はもとより幼虫も毒(毒針毛)はありません。この時期、蛾では珍しく日中に飛び回ってメスを探しているオスの姿なのです。
- ★野鳥情報★ 標柱6番、9番、南口でキビタキのさえずりが聞こえてきました。
【2019年5月26日(日)】
- 小学校4〜6年生対象の連続講座「キッズ生きもの研究室」第2回は観察力UPを目標に、昆虫について調べました(写真)。立派な研究者になるためには、調べるものは自分で調達! とはいっても数分のうちに何種類も捕まえられるのは、豊かな自然が保たれている公園ならではです。ルーペや顕微鏡を使って、小さな虫をA4用紙いっぱいに大きくスケッチしていくうちに、今までよく見ていなかった触角の節や体毛など、細かな部分まで観察できるようになりました。
- センター前の草はらでクララの白い花が見ごろ♪ 外国の植物のような名前ですが、日本で昔から生薬として利用されてきました。一方、同じ場所で見られるのが2種類のニワゼキショウの仲間。草丈が低く花が赤紫色なのがニワゼキショウ。草丈がより高く、逆に花が小ぶりで薄い青紫色なのがオオニワゼキショウ。こちらは、いずれも北米原産の外来種です。
【2019年5月25日(土)】
- センター周辺のガマズミとイボタノキが花盛りを迎え、花蜜や花粉を求めて虫たちが集まってきました。ガマズミにはキイロトラカミキリ(写真)やベニカミキリといったおしゃれな模様のカミキリムシに加え、コアオハナムグリやクロハナムグリもよく見られました。
- 北本水辺プラザ公園で行われた「水辺まつり」に出展。自然学習センターの活動や、北本自然観察公園のこの時期の見どころをPRしました! また、午前と午後に1回ずつ自然観察会を開催。ドジョウやアマガエル、ゲンゴロウの仲間などを子どもたちと一緒に捕まえて観察しました。
【2019年5月24日(金)】
- 夏本番の陽気! 巡視中に見られるチョウの種類も、アカシジミやコムラサキ、ゴマダラチョウなど夏らしい種類に変わってきました。そんな中で見つけたのが、クズのつるにくっつく黄緑色のキアゲハのさなぎ(写真)。ハチなどに寄生されて羽化に至らないことも多いのですが…。無事に、美しい成虫へと変身をとげることを願うばかりです。
- 公園の近隣にある北本西中学校1年生のみなさんが、総合学習「北本ふれあいウォーク」のため来園しました。クサギの葉の香りやフクラスズメの幼虫の手触りなど、五感を使った体験を通して地元に残る里山の自然について学びました。また、上尾市立瓦葺小学校の2年生と久喜市高齢者大学のみなさんも自然観察のため来園。一日中にぎやかでした!
【2019年5月23日(木)】
- 株式会社加藤建設のみなさんが研修のため来園しました。午前中は、生物多様性と公園管理に関する講義。そして雑木林の管理として高尾の森の下草刈りを行いました。午後は園内を歩きながら、湿地にくらす生きものとそのすみかを守るための管理手法についてお話し(写真)。また、園外の荒川ビオトープを桜土手から見学し、野生生物のすみかをつなげる「エコロジカルネットワーク」についてレクチャーしました。
- 標柱5番付近のテイカカズラが満開です。コナラの高木に絡んだつるに、数えきれないほどの白い花が咲くさまは壮大! この時期、見逃せないポイントです。
- ★野鳥情報★ 標柱17番ではセンダイムシクイ、エドヒガン近くでオオルリがさえずっていました。
【2019年5月22日(水)】
- 北本子桜会のみなさんが環境管理ボランティアに来て下さいました。希少種ノジトラノオの生育環境を整えるため草刈りを実施(写真)。周囲のアズマネザサや外来種のセイタカアワダチソウを丁寧に刈り取りました。作業しながら株を数えてみると…昨年よりも増えていました! 花が咲くのが楽しみです! みなさまご協力ありがとうございました。
- 雑木林にキビタキの澄んださえずりが響いています♪ 今日は、高尾の森やエドヒガン付近、標柱5番など数か所で聞こえました。また、来園者の方からサンコウチョウの情報をいただきました。
- 一夜堤から標柱8番にかけての通行止めを解除しました。みなさまご協力ありがとうございました。
【2019年5月21日(火)】
- 朝からザーザーと音を立てて雨が降りました(写真)。乾いていた地面がうるおい、池には水がたっぷり。生きものたちにとって恵みの雨です♪
- 標柱3番付近でコアジサイが咲いています。ギザギザの葉っぱが目印! また、あずまや付近では希少種のチョウジソウも咲いています。どちらも、雨が多いこの時期らしい淡い水色の花です。
- 冠水のため、一夜堤から標柱8番にかけての園路を通行止めにしています。ご不便をおかけしますが、ご協力をお願いします。
【2019年5月19日(日)】
- 自然に親しむイベントデー「お茶づくりの日」の2日目。茶摘みから手もみ、試飲までを体験する「お茶づくり教室」では、茶娘さんと一緒にみんなで柔らかな新芽を摘みました♪(写真)
- いきもの講座「初夏の花」を行いました。室内では、公園内で現在咲いている花を紹介したあと、受粉を助けるミツバチやハナアブ、鳥と花との関係についても解説。続く定例自然かんさつ会では、満開のエゴノキや甘い香りのスイカズラやノイバラの花を観察しました。
- 八ツ橋の池でショウジョウトンボを発見! 今シーズン初確認です。今日見つけたのは羽化直後のオスで、淡いオレンジ色でしたが…。成熟すると目の覚めるような赤に変身します!
【2019年5月18日(土)】
- 生きものいきいき隊は「湿地の希少植物の保全」がテーマ。湿地で繁茂しているヨシやガマなどを刈り取り、これから伸びてくるタコノアシに日が当たりやすくなるようにしました。作業途中には、サラサヤンマや孵化したてのコモリグモを観察できました。ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました!(写真)
- 今日、明日と自然に親しむイベントデー「お茶づくりの日」を開催しています。スタッフによる「お茶の手もみ実演」で、館内はいい香り♪ しぜん工作教室「竹で湯飲みをつくろう」は明日も行います。ぜひお越しください!
- この時期にしか見られない美しいカミキリムシ、ルリカミキリがカマツカの樹上で見つかるようになりました。成虫は葉を裏側からかじります。オレンジ色の胸部と藍色の金属光沢を有する翅が見る人を魅了します。
【2019年5月17日(金)】
- 今日の写真はアカメヤナギの柳絮(りゅうじょ:綿毛がついたタネ)。湿地周辺に風が吹くと、まるで吹雪のようにあたり一面に舞う様子が見られます。
- 暑いくらいの陽気で、昆虫観察にぴったりの一日となりました。センター周辺では、ウマノスズクサに産卵に来たジャコウアゲハがヒラヒラ。木道方面の園路では赤い翅が美しいベニカミキリ、水面にはアメンボの仲間が泳いでいました。
- ★野鳥情報★ 標柱21番でオオルリの姿を確認しました。
【2019年5月16日(木)】
- センター近くのエノキに白いヒモ状の物体がついていました(写真)。およそ生きものには見えませんが、これでもれっきとした昆虫。その名は「ヒモワタカイガラムシ」と見たまんまのネーミング。これは固着生活をするメスで、ヒモ状の部分には卵が詰まっています。
- かえる池のヨシの上で羽化したてのサラサヤンマを発見!まだ体が乾ききっていないようで、しきりに翅を動かしていました。八ツ橋の池では、ホバリングするクロスジギンヤンマとギンヤンマが、めだかのT字路ではシオカラトンボ、シオヤトンボ、ウスバキトンボが見られました。
- ★バードウィーク・野鳥情報★ カルガモのつがいが仲良く園路を歩いていました♪
【2019年5月15日(水)】
- 育ちの森幼稚園の年少組さんが遠足で来園。センター前の草はらで寝っ転がったり、テントウムシを探したりしました。さらに、ぴょんぴょん出てくるバッタに「まって―!」と追いかけっこ(写真)。体をいっぱい使って、自然とふれあいました♪
- 湿地周辺で白い花を多数つけていたニョイスミレはほぼ終了。替わって一夜堤から桜土手までの間には、草丈が20cmほどまで伸び、薄紫色の花をつけるタイプのニョイスミレが咲いています。この種類には変化が多く、いくつかの変種が知られています。
- ★バードウィーク・野鳥情報★ 八ツ橋の池でカイツブリが「キュルルルルー!」と大きな声で鳴いていました。
【2019年5月14日(火)】
- 園内各所でエゴノキやノイバラが咲いています。純白の花がまぶしい! また、めだかのT字路付近でツルウメモドキ(写真)が満開です。こちらは、葉と同じ緑色であまり目立ちませんが、小さな花が集まって、丸いぼんぼりのようになるところがチャーミングです♪
- 時折、小雨が降る曇り空…。湿地の近くではアマガエル、シュレーゲルアオガエルの声に加え、トウキョウダルマガエルの声が響いていました。
- ★バードウィーク・野鳥情報★ 標柱7番付近でキジのペアと出会いました。
【2019年5月12日(日)】
- TBSテレビ「サンデーモーニング」の生中継で、蛾のアケビコノハの幼虫を紹介していただきました。黄色い目玉模様がチャームポイントのイモムシです。撮影中に見つけた若齢幼虫(写真)と、もう少し大きな個体を館内で飼育展示しています。
- 北本市観光協会主催の「きたもと緑の森めぐり」がありました。センターは“生きもののもり”というタイトルの拠点で、定例自然かんさつ会を「里山自然観察会」と題して開催。センター周辺をぐるっと散策して、コミスジ、ベニシジミ、ヤブキリ、ナナフシなどの里山らしい昆虫たちと出会えました。
- ★バードウィーク・野鳥情報★ 一夜堤の近くでカワセミ。また、標柱16番付近でキビタキの声が聞けました♪
【2019年5月11日(土)】
- 手作り実験教室「公園の木から紙を作ろう」を開催しました。材料となるクワの木の小枝を切り、表皮をはいで繊維をすいて…と複雑な工程を経て、自分だけのオリジナルペーパーが完成! 自然の恵みと、資源の大切さを学びました(写真)。
- 明るい園路から木陰にさしかかろうとしたその時、カキドオシの葉上に見たことのない色鮮やかなガを発見。鮮やかな山吹色の翅に紫褐色と銀白色の複雑な斑紋を配した、トビイロリンガです(今日の写真をクリック)。こんな派手なガ、いればすぐわかるはずなのに、今まで見た記憶がないのはもしかして、と思い過去の記録を調べたところ、公園内初記録でした。
- ★バードウィーク・野鳥情報★ 湿地の上空をサシバが飛んでいました。
【2019年5月10日(金)】
- 園内管理作業で、センター前の草はらに伐採した木を積みあげました(写真)。幹や枝を短く切りそろえ、リヤカーに乗せて、協力して運びました。こういった場所はカミキリムシが産卵に訪れます。すぐとなりのハチ宿とあわせ、生きものを呼んで観察できる場所が広がりました。ご協力いただいたボランティアのみなさま、ありがとうございました!
- センター前の草はらでキツネアザミ、八ツ橋の池でコウホネの花が咲いています。また、雑木林でウグイスカグラが赤い実をつけており、緑いっぱいの林の中に良く映えています♪
- 今日から16日までは「愛鳥週間(バードウィーク)」。野鳥の保護と自然の大切さについて知ろうという考えのもと作られました。今日も、園内の水辺からはオオヨシキリ、雑木林からはキビタキやツツドリの声、さらにこの時期にしては珍しいノスリの姿も見ることができました。公園を歩きながら、野鳥と様々な自然とのつながりを感じてみませんか?
【2019年5月9日(木)】
- 巡視中、園路を横断するセンチコガネを発見しました(写真)。体の表面にメタリックな光沢があるのが特徴。色は個体ごとにわずかに異なります。今日見つけた個体は紫銅色をしていました。哺乳類のフンなどを食べる森のお掃除やさんです。
- ★野鳥情報★ 標柱5番の近くで2羽のキビタキが競い合うようにさえずっていました。また、標柱13番付近からはオオルリ、一夜堤からツツドリの声も聞こえてきました。
【2019年5月8日(水)】
- よく晴れて、歩くと暑いくらいでした! 本日の写真はエドヒガン。青々と茂る葉が強い日差しをさえぎり、涼しい木陰を作っていました♪
- トンボの姿が増えて楽しい季節になりました。どこからか飛んできてミズキの枝先にとまったのは、今シーズン初確認となるサラサヤンマ。湿地には産卵中のシオヤトンボや、オス同士で縄張り争いを繰り広げるシオカラトンボ。ウスバキトンボにも出会いました。
- ★野鳥情報★ 標柱3番付近の林から「ポポ、ポポ…」とツツドリの声が聞こえてきました。
【2019年5月6日(月)】
- ここ数日の雨で生えて来ているだろうな…と思い、狙いをさだめて雑木林沿いの園路へ。落ち葉をよ〜く見ながら歩いていると…あった! 変形菌! 今日見つけたのはホネホコリ(写真)。昆虫の卵のような、白い豆菓子のような姿です。公園ではこの時期から秋にかけて観察できます。
- センター前で孵化したばかりのオオカマキリの幼虫を発見! 大きさは1pくらいで、うすいベージュ色。葉っぱの上をテケテケと歩いていました。
- ★野鳥情報★ 一夜堤付近でアオバト、標柱15番付近ではキビタキの声が聞こえました♪
【2019年5月5日(日)】
- “こどもの日”ということで、巡視中は昆虫や野鳥の子どもを探してみました。ナナフシやナミテントウの幼虫、巣立ったばかりのシジュウカラやエナガの幼鳥などを発見。そして、スタッフおすすめキッズはハバチの幼虫! 顔をアップで見ると、結構カワイイ表情をしています(写真)。
- センター近くに設置した温度計で、最高気温が29℃! 汗ばむ陽気でした。めだかのT字路で水辺をのぞいてみると、メダカが何十匹もまとまってスイスイ♪ ドジョウも泥の中からコンニチハ! 水の中の生きものたちにもたくさん出会えました。
【2019年5月4日(土)】
- 標柱13番近くの湿地で、産卵中のホソミイトトンボを発見!(写真) 成虫で越冬する種類で、近年、急速に分布を拡大していると言われています。園内では2015年に初確認されており、スタッフも注目しています。
- 今日はみどりの日。新緑いっぱいの公園を歩いていたら、アオスジアゲハと出会いました。羽化したての個体で、翅のライムグリーンの模様がまぶしい! 植物だけでなく昆虫の緑も楽しめました♪
【2019年5月3日(金)】
- 久々にスカッと青空でした。少し前まで淡い緑色だった木々の葉は、濃い緑色に。ヨシの背もぐんぐん伸びて、初夏らしい風景に変わってきました(写真)。
- 定例自然かんさつ会の途中、参加者のみなさんと一緒に八ツ橋の池を泳ぐアオダイショウを目撃しました!! 今日はセンター横の温度計で最高気温29℃。水面をゆらゆらと波立たせながら泳ぐ様子は、とっても気持ちよさそうでした♪
- センター前の草はらでヒメコウゾの花が咲き始めました。ポンポンのような形の雌花が特に目を引きます。クワの仲間で、和紙の原料として利用されてきた植物です。
【2019年5月2日(木)】
- 小雨が降り出した草はらで、葉っぱの上に並ぶベニシジミとナナホシテントウを見つけました。オレンジ色同士、仲良く雨宿りするのかな? としばらく観察していると…。ナナホシテントウがどんどん距離を縮め、ついには相手の体に乗り上がるほどの大接近!(写真) しばらくモゾモゾと居心地悪そうに動いていたベニシジミですが、ついに根負け。ひらひらと飛び去っていきました。
- 冬でも葉をつけている常緑植物も、必ず新しい葉に生え変わります。この時期、新葉が出始めているのがヤブラン。林に生育する多年草です。冬を越した葉は地面に張り付き、お疲れさまという感じ。そして中央に出てきた瑞々しい新葉には、力強さを感じます!
【2019年5月1日(水)】
- 本日の定例自然かんさつ会のテーマは、新しい元号「令和」の初日らしく「おめでたい生きものさがし」がテーマ(写真)。ラッキーセブンのナナホシテントウや、秋にパカッと割れる実が縁起がいい!? アケビと、その葉を食べるアケビコノハの幼虫を観察。「良し」に通じるヨシの葉で、草笛にも挑戦しました! 一時的に青空も広がり、幸先のよいスタートとなりました。
- あずまや近くでサワフタギが開花、標柱5番付近ではマルバアオダモが見ごろです。どちらも白い花でさわやか♪
- ★野鳥情報★ 標柱3番の雑木林上空を、サンショウクイが鳴きながら飛んでいきました。
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