北本自然観察公園日記 2023年3月
【2023年3月31日(金)】
- 標柱6〜7番間でオニグルミの展葉が始まっています。羊や猿の顔のように見える葉痕、そしてその上に伸びる葉は、とさかが伸びているようにも、羽飾りの帽子をかぶっているようにも見えます(写真)。園路脇に生えている若い木で、目の高さの位置でも観察できます。
- 公園内の桜は、種類によって満開から散り終わりに近い木まで様々。中でも、標柱7番から南口の間のソメイヨシノは、風が吹くたびに花びらがヒラヒラと舞い降り風情たっぷり。すぐ近くでウグイスの美しいさえずりも響きわたり、まさに春爛漫といった雰囲気でした!
【2023年3月30日(木)】
- 5回目のニホンアカガエルの卵塊調査を実施しました(写真)。新たに見つけたのは31個で、累計354個になりました。前回よりも卵塊の数が少なくなり、産卵のピークは過ぎたようです。めだかのT字路では、少し大きくなってきたオタマジャクシがあちこちで観察出来ました。
- 南口付近を巡視中、草の上を歩くナガメを見つけました。辺りを見渡すとここにも、そこにも! その中に1匹だけ、模様の違うヒメナガメが紛れていました。おや、また違うのがいるな? と思ったら、こちらは立派な触角のイタドリハムシ。種類は違えどみんな似た模様なのは、毒を持つテントウムシに似せているからなのかもしれません。
【2023年3月29日(水)】
- 標柱16番のエノキの芽吹きが進み、新葉と一緒に小さな花が観察できます(写真)。細長い花弁のように見えるのは4つの雄しべ。雄しべだけがあるのが雄花、それに加え、二股に分かれた雌しべを持つのが両性花で、1つの木にどちらも咲く雌雄同株(しゆうどうしゅ)です。
- そろそろいるかな? とソメイヨシノの葉を見ると、いました! 孵化して間もないナナフシモドキの幼虫です。今シーズン初確認となりました。もっといないかな? とノイバラの葉もさがすと、もう1匹発見! 他にもアブラムシを食べに来たナミテントウなど、小さな昆虫たちとの出会いが楽しい時期になりました♪ 館内で写真を展示中です。
【2023年3月28日(火)】
- 午後から久々の青空に。今日の写真は長期休館を経て、新しくなったセンター前のベンチからの一枚です。ソメイヨシノは散り始め、コナラやクヌギの淡い黄緑とのコントラストが目を引きます。
- 今、公園内はタンポポが花盛り。レンガ道沿いにはカントウタンポポとシロバナタンポポ。標柱13番付近ではカントウタンポポとセイヨウタンポポの雑種の通称ニセカントウタンポポ。そしてセンターの建物周辺で咲いているのがアカミタンポポという外来種。花では他の種と識別できませんが、果実の色が赤茶色をしているので薄茶色の他種と明らかに異なります。
- 標柱3番〜4番間から八ツ橋の池を向いた時、奥に見えるヨシ原。その縁のところで、今、カイツブリが営巣中です。そっと見守ってくださいね。
【2023年3月27日(月)】
- 公園内各所でアマチャヅルのつるが伸び始めています(写真)。葉は小葉が5枚で、ちょうど手のひらを広げたように見えることから、掌状複葉(しょうじょうふくよう)と呼ばれています。ヤブガラシの葉に似ていますが、アマチャヅルには葉の表面に毛が生えています。
- 下草にちょこんと止まっていた白いチョウ。モンシロチョウと似ていますが、翅脈(しみゃく)が黒く、後翅の付け根が黄色いのが特徴のスジグロシロチョウです。オスの翅には発香鱗(はっこうりん)と呼ばれる特殊な鱗粉があり、近くでかぐとレモンのような爽やかな匂いがします。メスにアピールをするためだと考えられています。
【2023年3月26日(日)】
- 写真は、館内展示を前に一歩踏み込んだ内容をスタッフが解説する「館内展示レクチャー」でのひとコマ♪ 雨の日にもぴったりのイベントです。今日は3月からスタートした展示を通して「生物多様性」についてお話しました。毎週末、その都度異なるテーマで行います。次回もお楽しみに!
- うるおいたっぷりできのこが元気! 標柱3〜4番にかけての園路沿いでは、ツチグリがひとつ…またひとつ…合わせて5つも外皮を広げていました。また、各所でタマキクラゲがぷるぷるのグミのように膨らみ、ヤブツバキの下にはツバキキンカクチャワンタケが出ていました。
【2023年3月25日(土)】
- 市の天然記念物でもあるエドヒガンザクラが倒れてから早三年半。かつての名物桜の横たわった幹は、今やすっかりコケに覆われました。徐々に土に還りはじめているようで、その上でタチツボスミレとヒメオドリコソウが花を咲かせていました(写真)。…ゆるやかに、しかし着実に流れる時を感じました。
- 巡視中、目の前でアオジが地面に降りて食べものをついばみ始めました。カメラを向けても、近づいても逃げる気配はなし。毎年この時季になると、手を伸ばせば触れるほどの距離で観察できます。名残惜しいですがそろそろお別れ。繁殖のため山地に移動します。
【2023年3月24日(金)】
- ボランティアのみなさまとの園内管理作業で、冬の間、めだかのT字路周辺のぬかるみ対策のために敷いてあった簡易木道の撤去作業を行いました。あわせて、周辺で増えている外来植物の抜き取り作業も実施。ご協力ありがとうございました。
- 朝から気温と湿度が高く、少し汗ばむくらいの陽気でした。こんな日は昆虫観察にピッタリです。満開のソメイヨシノの花には、たくさんのミツバチたちが羽音をたてて飛び回り、水辺ではアメンボやヒメゲンゴロウがスイスイ♪ また標柱7番近くでは、コガタルリハムシが観察できました。
【2023年3月23日(木)】
- 4回目のニホンアカガエル卵塊調査を実施(写真)。土曜日に雨が降ったこともあり、新たに見つかった卵塊は今季最多の215個! 累計は323個になりました。今週の雨で次回はどうなるかな? ご参加頂いたボランティアのみなさま、ありがとうございました。
- 標柱15番の草はらで、エノキが芽吹き始めました。よくみると小さな花も♪ また、園内各所でアオキの雄花も咲いています。
【2023年3月22日(水)】
- 巡視中、クヌギの幹に白っぽい何かがついていました。なんだろう? と思い近づくと、その正体はウラギンシジミでした(写真)。樹皮の凹凸に体が隠れるほどお食事に夢中な様子。動物のフンから吸汁する姿は見かけますが、樹液にやってくるのは稀です。
- 歩いているとじんわり汗ばむ暖かさになりました。この陽気で春はどんどん進み、標柱13番ではムラサキケマン、木道沿いではニョイスミレやアオイスミレが咲きました。八ツ橋の池では、今シーズン初確認となるシオヤトンボを発見! 新しい翅をキラキラ輝かせながら飛んでいました。
【2023年3月21日(火)】
- 北本総合公園で開催された「みどりとまつり」に出展しました(写真)。センターで行われているイベントや公園にくらす生きものたちを紹介するパネル&公園で見られるキツネのはく製でお出迎え♪ 公園の貴重な自然について、来場のみなさんにお伝えしました。
- 気温が上がってきて水辺の生きものたちの活動が活発になってきました。めだかのT字路付近の水辺にはアメンボの仲間が集まっていました。小型でずんぐりむっくりしたヒメアメンボと、小型でスマートなエサキアメンボ。エサキアメンボは本来ヨシ原の中にすむ種類で、まだヨシが伸びていないこの時期だけ、開放水面で見られます。
【2023年3月19日(日)】
- 標柱16番近くを歩いていると、地面から1羽のカケスがふわっと舞い上がって枝にとまりました。くちばしにくわえていたのは好物のどんぐり。すぐさまつついて食べ始めました(写真)。公園では秋〜冬に見られ、春、繁殖期になると山地へ移動します。カケスにとっては、旅立つ直前の腹ごしらえといったところでしょうか。
- 園内の各所にあるクヌギの冬芽がだいぶ膨らんできました。よく見ると、その下にはどんぐりの赤ちゃんが二つ。これは昨年の春に咲いた花からできたもので、クヌギのどんぐりは成熟するのに2年かかります。かわせみ池の手前にある木が観察しやすいです。
【2023年3月18日(土)】
- 朝から冷たい雨が降りました。湿地や池は一気に水量を増し、そこここにピカピカの真新しいニホンアカガエルの卵塊。ヨシやガマも一気に背を伸ばしてきました(写真)。
- 今日からスタートした、自然に親しむイベントデー「春さがしの日」。初日はあいにくのお天気でしたが、春を迎えた植物たちにとっては恵みの雨! ということで「定例自然かんさつ会」は、草木の芽吹きや花をテーマに開催。今日咲いたばかりのアケビの花や葉の形をじっくり見たり、すっかり葉が広がったゴマギに触って香りを楽しんだり、五感を使って観察しました。イベントデーは19日、21日も開催します。ぜひご参加ください!
【2023年3月17日(金)】
- 「いきがい大学 彩央会」のみなさまが、環境管理ボランティアに来てくださいました(写真)。本日のテーマは高尾の森のお手入れ。林内に繁茂するアズマネザサを刈り、林床に日の光を取り込むことで、希少植物の生育環境の保全を図りました。ご協力ありがとうございました。
- センターの前で見つけたパステルカラーがかわいいガ。翅のピンクの模様が特徴のベニモンアオリンガです。単体で見ると目立つ色合いですが、実は春の草木の芽吹きと同じ色。この季節を生きるための知恵なのです。ツツジの仲間を食草とするため、林だけでなく植込みや人家の近くでも見られます。
【2023年3月16日(木)】
- ニュースレター「四季」春号が完成しました。表紙にエドヒガンと地衣類が描かれた、さくら色のチラシが目印です。新年度に向けて、注目のイベントや講座が目白押し! 早速、県内外の様々な施設・団体へお届けするために、ボランティアのみなさまと一緒に発送作業を行いました(写真)。ご協力ありがとうございました!
- ニホンアカガエルの卵塊調査第3回目を行いました。新しい卵塊の数はどっと増えて90個! 累計108個になりました。標柱19番近くの湿地が観察にオススメです。めだかのT字路では、早くもおたまじゃくしが見られますよ♪
- 春らしい出会いが続々! 木道沿いの湿地で、羽化したてのアゲハが吸水していました。また、標柱13〜14番間でクサボケが開花しました。
【2023年3月15日(水)】
- ぽかぽか陽気の今日は、湿地(写真)からアマガエルとシュレーゲルアオガエル、雑木林からエナガとヤマガラの鳴き声が聞こえてきました。さらにササやぶからは、ウグイスの元気いっぱいのさえずりが♪ 生きものたちの声でにぎやかな一日でした。
- 日の当たる草はらではチョウたちがひらひら。キタテハ、ルリタテハ、ベニシジミ、テングチョウにくわえ、標柱7番近くではツマキチョウを今シーズン初確認しました。
- ★野鳥情報★ ふれあい橋上空を亜種リュウキュウサンショウクイが飛んでいきました。
【2023年3月14日(火)】
- 今日の写真はヤナギの芽を食べるヒヨドリです。近くでは、ベニマシコのオスも同じように芽をほおばっていました。あまりにも夢中な鳥たちの様子からよほど美味しいのかと思いますが、食べたことがないので想像がつきません。人にとっての例えるならばフキノトウみたいな感じで、この時季しか食べられない特別なごちそうだったりするのでしょうか…?
- 春の開花ラッシュ! 一夜堤近くの林の高いところでエドヒガンが咲き始めました。今年初めて花芽をつけた高尾の森の伐採地のコブシも数輪開花。どちらも園路から距離があるので、双眼鏡での観察がおすすめです。センター周辺や北里の森沿いで見られる“春の妖精”シュンランもお見逃しなく♪
【2023年3月12日(日)】
- “春景”をテーマに「ステップアップ写真講座」を開催しました(写真)。サクラやスミレ、ツツジなどの春の花の写し方や、木々の芽吹きの効果的な撮影法。さらに、花をバックにした家族や友達のポートレート写真のコツなどを、実践形式でレクチャーしました。これから公園では、ヤマザクラ、オオシマザクラなど6種類のサクラが咲きます。ぜひ、また撮影を楽しみにご来園ください!
- センターの前の草はらで、足元をちょこまかと歩き回るアリを見つけました。冬は地中で過ごすために姿を消していたクロヤマアリの巣が、オープンしたようです! 土粒をくわえては、せっせと巣穴の外へ運び出していました。
【2023年3月11日(土)】
- 野あそび教室「さらさらキラリ♪ 春のみずべ」を開催。長靴をはいて準備万端で出かけました。池に浮かぶニホンアカガエルの卵をすくうと、みんな興味津々(写真)。運よくおとなのアカガエルも見つかり、鮮やかなお腹の色が観察できました。泥の上には動物の足跡もたくさん! 図鑑片手に歩きながら種類を調べると「もしかしてタヌキかな?」「イタチ見つけた〜!」と、あちこちからはずんだ声があがりました。
- 高尾の池のまわりは恋の季節真っ盛り。カワセミが2羽でやってきたり、つがいのカルガモが仲良く泳いでいたり、カイツブリが巣づくりにいそしんでいたり…。BGMでホオジロのさえずりが聴こえてくると、まさに春爛漫でした。
【2023年3月10日(金)】
- 園内各所でタチツボスミレが咲き進み、林沿いの園路に彩りを添えています。標柱7番付近ではカキドオシの開花を今シーズン初確認! 標柱16番の草はら奥のウグイスカグラはすっかり見頃となり、葉と花のコントラストがきれいでオススメです♪(写真)
- センターのガラス窓にハスオビエダシャクが止まっていました。早春にだけ成虫が羽化します。まだ冷えこむ夜を耐えるためか、ふわふわの毛で覆われた体が特徴です。夜行性のため昼間はまず見つかりませんが、夜の林に行くとあちらこちらで飛んでいる数の多いガです。
【2023年3月9日(木)】
- 育ちの森幼稚園から年中組のみなさんが来園しました(写真)。ぽかぽかの陽気のなか、元気いっぱい公園の春さがしに出発! ウサギの耳のようなハルジオンの葉にふれたり、ヤエムグラを服にくっつけたりして遊びました。水辺では、ツクシや群れで泳ぐミナミメダカを観察。のびのびと生きものとふれあいました。
- 2回目のニホンアカガエルの卵塊調査を行いました。新しく見つかった卵塊は6個。前回と合わせて累計18個となりました。そろそろ雨が恋しいところです。ご協力いただいたボランティアのみなさま、ありがとうございました。
- 倒木の恐れがあった木の剪定作業が終了し、本日午後に標柱9〜10番間園路の通行止めを解除しました。ご協力ありがとうございました。
【2023年3月8日(水)】
- ボランティアのみなさまとの園内管理作業で木道のメンテナンスを実施。新しくなった木道の一部に滑り止めの金網を張りました(写真)。あわせて、従来からある部分の傷みを補修し、改修工事の際に出た古い木材でベンチを作成! 園内に新たに設置します。ご協力ありがとうございました。
- 標柱12番付近の杭の上に、早春性のマダラガの一種、ルリイロスカシクロバが止まっていました。見たところ、まだ羽化したての状態。この仲間は翅や腹部に青みがかった光沢をもつ種類が多く、このガも腹部が緑色を帯びた瑠璃色をしていて、とてもきれいです。
【2023年3月7日(火)】
- 巡視中、木の幹で何かが動いたような気がしました。気のせいか...? と思いつつ念のため確認すると、ちょこちょこと逃げるキハダカニグモを発見!(写真) その名の通り樹皮になじむ模様でカモフラージュし、獲物が来るのをじっと待っています。大きさも8mmほどで、なかなか見つけにくいクモです。
- 公園内にあるシュンランの花茎が少しずつ伸びてきました。このところ暖かい日が続き、この先も気温は高めの予報なので、そろそろ花が咲くのではないでしょうか。モンシロチョウの飛ぶ姿も見られるようになり、日ごとに春らしさが増してきています。
【2023年3月5日(日)】
- 今日の写真は、再開館スペシャル「じゃんけん大会」後のひとコマ。ゆるキャラたちとふれあったり写真撮影をしたり、楽しいひとときでした♪
- 標柱16番のエノキの枝で、ツノが生えた幼虫を見つけました。背中の突起が4つあるので、アカボシゴマダラの幼虫です。ゴマダラチョウの幼虫と同じように、根元の落ち葉でも見つかりますが、枝の分岐した部分で越冬するのはアカボシゴマダラの特徴。体の縁に生えた毛で輪郭をぼかし、目立ちにくくしています。
- 標柱15番の伐採地にあるコブシ。暖かそうな毛に覆われていた冬芽が、ここにきて一皮むけたと思ったら、その下からまた毛むくじゃらな芽が出てきました。どうやら花芽のようです。去年までは花をつけなかったので、もし咲いたらこの木にとって初めての開花となります。
【2023年3月4日(土)】
- センター再開館後初めての週末は、イベント盛りだくさんでお届け! 午前中は、親子向けイベント「野あそび教室」に合わせて、改修工事のため通行止めとしていた木道の開通&“渡り初め”を行いました(写真)。みなさま工事へのご協力ありがとうございました。午後はゆるキャラたちによる「じゃんけん大会」を開催! 参加者の方には、SDGsにちなんだオリジナルグッズなどをプレゼントしました。「じゃんけん大会」は明日も行います♪
- 標柱5番付近のオトコヨウゾメが早くも芽吹き始めました。小さな葉の間をよく見ると、さらに小さなつぼみが隠れていました。ひと月前にはまだ硬い冬芽だったのに…。さらに標柱12番でオニシバリ、北里の森沿いでヒメカンスゲが花を咲かせ、林全体が少しずつ春めいてきたようです。
【2023年3月3日(金)】
- 日に日に春らしくなってきた公園(写真)。ナナホシテントウを見かける機会も増えてきています。テントウムシと言えば、ぎっしり集まって越冬するイメージがありますが、実際は種類によって様々。本種は単独または少数で、落ち葉の下やススキの株元で越冬します。
- 北口近くでモズを発見。地面に降りたり、幹に張り付いたりして動き回っていました。しばらく様子を見ていると何かをパクリ。双眼鏡でのぞいてみるとクモを捕まえて食べていました!
【2023年3月2日(木)】
- 今シーズン1回目のニホンアカガエルの卵塊調査を行いました。しばらく雨が降っていなかったけど、新しく産んでいるかな? とドキドキしながら出発。手分けをして園内の水辺をくまなく探しました(写真)。見つかった卵塊は全部で12個。観察はめだかのT字路がオススメです♪ ご協力いただいたボランティアのみなさま、ありがとうございました。
- 草はらで花を撮ろうとしゃがんだときに、小さな何かがピョンピョンと跳ねました。飛んだ先を目で追うと、その正体はイナズマヒメヨコバイでした。ジグザグの模様が目立つ外見ですが、大きさは3mmほど。普通に歩いていたら、その存在に気づけなかったでしょう。
- ★野鳥情報★ 八ツ橋の池でカイツブリが「キュルルルル…!」とよく鳴いていました。
【2023年3月1日(水)】
- センター再開館を迎えた今日は、雲が多いながらも暖かくお出かけ日和となりました♪ 散策中の方が入れ替わり立ち替わりセンターを訪れ、館内は数ヶ月ぶりに活気ある雰囲気に!(写真) 一部リニューアルした展示や、上映中のQ&Aシアターを見たり、受付で双眼鏡を借りて野外観察に出かけたり…。初日から多くのみなさんにご利用いただきました。
- 標柱15番の草はらに生えているイヌナズナのロゼット。小さくて目につくまでが一苦労。でも、ひとつ見つけると次々見つかります。葉の表面には柔らかい毛が密生。この毛は星状毛といって、1ヶ所から放射状に毛が生えています。花が咲くのは今月末あたり。その日が待ち遠しいです。
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