北本自然観察公園日記 2017年12月
【2017年12月28日(木)】
- 枯草色の風景の中で、常緑樹の青々とした葉と赤い実のコントラストが目を引きます。カワセミ池付近にはカラタチバナ、標柱3番付近の園路脇にはヤブコウジ。少しづつ、アオキの実も色付いてきました。
- 今年も、たくさんの方々にご来館・ご来園いただきありがとうございました。酉年(とりどし)、最後の公園日記の更新となる今日は、ふっくらホオジロの写真で締めくくります。みなさま、良いお年をお迎えください♪
【2017年12月27日(水)】
- 一日中強風が吹き、鳥たちも大変そう。力強い翼を持つノスリやオオタカ、トビなども、風にあおられ流されていました。
- この時季の昆虫たちはみんな隠れんぼ名人。センター裏のキヅタには葉の影の中にウラギンシジミを、落ち葉だまりには周辺の葉とそっくっりな色のクビキリギスを見つけました。
- めだかのT字路がすっきりと見通しがよくなりました(写真)。ヨシ刈りは本日で終了。開けた湿地をセキレイの仲間たちが走り回り、絶好の観察ポイントになっていました。なお耕耘作業は、年明け5日からを予定しています。
【2017年12月26日(火)】
- 今年最後の園内管理作業は、エドヒガン周辺の竹林の整備(写真)。竹林内で立ち枯れしているものや、倒れかかっているものを切り出し、サクラの開花時期に備えるのが目的です。枯れているとはいえ大きな竹は重量感があった上に、現場が斜面だったため大変な作業となりました。ボランティアのみなさま、本年も本当にありがとうございました!
- 午前中は雲一つない青空で風もなく、鳥たちの鳴き声がとてもよく響いていました。巡視中、南口近くで賑やかな小鳥たちの声がする方に目を凝らすと、アトリとカシラダカ、アオジがたくさん集まっていました。どれも似たような姿の小鳥たち。同じ場所にとどまっていたので、双眼鏡で細かな違いを見分ける練習になりました。
【2017年12月24日(日)】
- エドヒガン付近の水路で作業中、イタチが目の前を走り抜けました。また標柱16番の草はら付近ではノウサギを目撃。めったに出会えない生きものたちのオンパレード。こんなラッキーな日もあるんですね!!
- ★野鳥情報★ めだかのT字路でアリスイが盛んに鳴いていました。公園上空にヒメアマツバメ、子供公園口ではアカゲラを確認しました。
- 今日の写真はセンニンソウとノイバラの実のコラボレーションです。おひげと赤でサンタクロース♪
【2017年12月23日(土)】
- 「竹を切ろう〜門松作り」を開催しました。公園の竹林管理もあわせたこのイベント。参加の家族やグループで協力して、モウソウチクを材料に門松を作りました(写真)。天気に恵まれた今日は、暖かい日だまりで作業が進めることができ、子どもたちが端材を片付けてくれたおかげで、竹林もすっきりきれいになりました。良い年を迎えられますように♪
- 湿地のまわりに積もった落ち葉の間から体長4mm程の虫が出てきて、元気よく飛び跳ねました。枯れ草色をしているのですぐに見失ってしまいます。目で追っては逃げられ…を何度か繰り返した結果、正体はヨシ原にすむキンヒバリの幼虫とわかりました。幼虫で冬を越すため、他のコオロギ類より早い5月ごろから鳴き始めます。
【2017年12月22日(金)】
- 冬至を迎えた朝、センター横の温度計で最低気温はー4℃でした。吐く息も真っ白! いよいよ冬本番です。
- 巡視中、野鳥との出会いがたくさんありました。南口付近には、カナムグラの実をついばむのに夢中のアトリの群れ。トビの鳴き真似をするカケスに、標柱11番の梅林では青いルリビタキ。同じ梅林にいたヤマガラは、動かずにじっと観察していると、すぐ足元まで来てくれました♪
- センター前の草原に積んである枯れ枝で、コカマキリの卵鞘(らんしょう)を見つけました。しかも並んで2つ!(写真) 公園で見られるほかのカマキリの卵鞘にくらべて、細長くて平べったいのが特徴。石の裏や壁面、樹幹などの平面に産むことが多いです。
【2017年12月21日(木)】
- 低木にからまっていたヤマノイモ。平べったい三稜型の実はみな開いていました。中には薄っぺらい種が入っていて、実が開くと風に乗って飛んでいきます。でも、よく探したら、まだいくつかの種が残っていました(写真)。
- 標柱17番から草はらへ行く途中のネズミモチに実がついています。種名はこの実の形が「ネズミのフン」に似ているから。植物にとってはありがたくない名前かもしれません。街路樹として植えられる外来種のトウネズミモチはよく似ていますが、葉を陽に透かして見れば違いは一目瞭然。葉脈が見えればトウネズミモチ、見えなければ在来のネズミモチです。
【2017年12月20日(水)】
- 気持ちのいい青空が広がりました(写真)。お日様が当たっているところは暖かく、木道方面の水辺ではメダカの群れが泳いでいました。
- 標柱15番付近にジョウビタキがいました。胸から腹がオレンジ色をした立派なオス。今季、全身ベージュのメスは良く見かけるのですが、オスは比較的少なめです。可愛らしい姿ですが意外と気が強く、冬季も個体ごとに縄張りを持ちます。スタッフが観察している最中もルリビタキを追い払っていました。
【2017年12月19日(火)】
- 木の梢にモズが止まっていました。双眼鏡で見ると、口に緑色の虫をくわえています。もしかしてはやにえを食べようとしているのかな、と思ったのですが、妙に色鮮やかなのが気になりました。すると、隣の枝に移り、その虫を枝先に固定しました。どうやら食べるのではなく、はやにえにしたところだったようです(写真)。改めて見たところ、枝先には成虫で越冬しているクビキリギスが刺さっていました。
- 一夜堤近くのクヌギでフユシャクガのメスを発見! 短い翅があるので、フユエダシャクの仲間に違いない、と思ってどきどきしながら一歩近づいてみたら、なんとキノカワガでした。翅の先半分の模様が背景に溶け込んでいたため、「短い翅」だと錯覚したのでした。残念、みごとにだまされました。
【2017年12月17日(日)】
- 雑木林の中でノウサギのフンを見つけました。その中で、妙にキラキラ光るものを発見。まさか、と思って近づいて観察してみると…やっぱり! ケカビの仲間でした(写真)。この菌類の一部は、動物のフンからしか生えないという物好きで“糞生菌(ふんせいきん)”と呼ばれています。動物が体内で分解できなかった物質を分解し、土に還すという自然界ではとても重要な働きをしています。 わずかな日数しか出てこないのも特徴的。繊細で綺麗な姿に魅了される研究者も多くいるそうです。
- ★野鳥情報★ センター前でルリビタキに遭遇! 八ツ橋周辺の湿地では朝はベニマシコを、夕方にはクイナを確認しました。今月は、よく見られています。
【2017年12月16日(土)】
- 生きものいきいき隊では、センター近くのスミレ再生地と高尾の森の部分伐採地の下草刈りを行いました。雑木林の林床に日光が当たるようにするための大切な作業です。今年の春には、前者ではタチツボスミレとスミレが、後者ではオカトラノオとアカネスミレが観察できました。来年の春が待ち遠しいです♪ ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました!
- 標柱9番付近にしか生育していないシロヨメナが果実になっていました。果実には冠毛(綿毛)が生えています。公園内にはカントウヨメナ、ユウガギク、ノコンギクといったよく似た野菊があります。このうち冠毛があるのはノコンギクとシロヨメナ。見分ける時の重要なポイントになります。
【2017年12月15日(金)】
- 工事でセンター近くの地面のアスファルトをはがしたところ、越冬中のヒバカリが出てきました!しかも6匹も!!(写真では5匹に見えます) じっとしていたところを捕まえて、安全な場所へ移動させました。ごめんね!
- 標柱5番の雑木林の中から聞こえてきたガサッガサッ…という音。シロハラが落ち葉をひっくり返して食べものを探していました。さらに標柱7番近くを歩いていると、パシッ…パシッ…という音。ツチイナゴがやぶの中でジャンプしている音でした。“音”をたよりに散策してみると、目で見つけられなかった生きものと出会えるかもしれません。
【2017年12月14日(木)】
- もしかしたらいるかな、と思ってケヤキの幹に目をこらすと、いましたいましたチャタテムシの仲間が。その中で両側にでっぱった複眼と妙に膨らんだ口元がユーモラスなのがイダテンチャタテ(写真:クリックすると拡大)。韋駄天(いだてん)とは走るのが速い神様のこと。それが転じて脚の速い人の代名詞となっています。ではこの虫も…と思っているのですが、これまで、韋駄天ぶりを発揮したところを見たことはありません。観察の際には、やさしく見守って下さい。
- ★野鳥情報★ 強風にあおられながら、めだかのT字路上空をノスリとハイタカが飛んでいきました。
【2017年12月13日(水)】
- 一段と冷え込み、最低気温はセンター横の温度計で−2℃。八ツ橋の池は全面結氷、高尾の池も8割がた凍っていました。小さくなった水面にぎゅ〜っと集まっていたのはマガモやコガモ。かわりに広い氷の上は、セグロセキレイが我が物顔で歩き回っていました。
- 今日の写真は雪景色…! ではなく、ガマの綿毛です。かえる池の前で吹き溜まっていたものに霜が降り、一面真っ白に輝いていました。この時期、朝の早い時間のみ見ることができる光景です。また日中は徐々に風が強くなり、ガガイモの大きな綿毛や、くるくる回るシデの種が、青空を舞っていました。
【2017年12月12日(火)】
- 園内管理作業はボランティアのみなさんと共に、駐輪場脇にあるカントリーヘッジのメンテナンスを行いました(写真)。刈り草や枝などを、土に還すための大切な設備。たまった土を掘り起こし、それを林のなかへ運搬しました。汗だくになるほどの大変な作業でしたが、みなさんのおかげで、来年もまた使えるようになりました。ご協力ありがとうございました!
- 南入口付近のやぶから数羽の野鳥が飛び出してきました。そのうち一番大きかった種類を双眼鏡で追いかけたところ、今シーズン初確認のトラツグミでした。その後、少し遅れて出てきたのがアカハラ。振り返ってソメイヨシノの梢を見ると、そこにはアトリが止まっていました。公園では冬の使者たちが着実に増えてきています。
【2017年12月10日(日)】
- 北本総合公園で開催された「きたもと駅伝徒競走大会」に、今年も「北本自然観察公園チーム」として出場(写真)。チームマスコットのカルガモくんも応援に駆け付け、ランナーを激励しつつ公園をPRしました♪ 結果は女子チームが2位、男子チームが30チーム中19位と大健闘! 女子は1区と4区で区間賞も獲得しました。力を貸して下さったボランティア走者のみなさま、応援して下さったみなさま、ありがとうございました。
- 葉が落ちたこの季節だからこそ見つかる、虫たちの痕跡。観察会の定番になっているクワコの繭(まゆ)もそのひとつです。また、草地でクズの茎をたどってみると、ところどころに大きなこぶがついています。これはオジロアシナガゾウムシ(通称パンダゾウムシ)がつくった虫こぶ。幼虫にとっては食べもの兼すみかになっています。
【2017年12月9日(土)】
- 野あそび教室「カ・ラ・フ・ル はっぱであそぼ!」を開催しました。まずはみんなで、積もったオレンジや黄色の落ち葉の上で、ザクザク足踏み。季節の“音”を感じました♪ 体が温まったところで、一番大きいのはだれ〜? と葉っぱを拾って大きさくらべ(写真)。そして最後に、集めた落ち葉のベッドに勢いよくダイブ!! 体をうずめて「お茶みたいな、いいにおい〜」と気持ちよさそうでした。色んな感覚と全身を使って、思いっきり遊びました!
- 葉が散りつつある雑木林は、そろそろ冬の装い。一方で足下に生えるジャノヒゲの種子はターコイズブルーから鮮やかなコバルトブルーへと色づいてきました。その他、真っ赤なヤブコウジや、つややかな漆黒の種子をつけたヤブランも目立っています。
【2017年12月8日(金)】
- 日中も気温が上がらず、冬を本格的に感じた一日でした。ウラギンシジミの成虫も越冬モード。センター周辺のキヅタや公民館口方面のシラカシなど、常緑樹の葉の裏にじっと止まっているのを見かけるようになりました。
- 9番の梅林で珍しく大きなミノムシの蓑を発見(写真)。これはもしや?! 昔はよくいたオオミノガは、1990年代に中国からやってきた外来種オオミノガヤドリバエに寄生され激減。今やなかなかお目にかかれない虫になってしまいました。蓑を割ってしまうのは、かわいそうなのでそのままにしてきましたが…、中の主が無事であることを祈ります。
【2017年12月7日(木)】
- ニュースレター冬号が完成。今回はスズメをあしらった薄茶色の表紙が目印です。早速ボランティアのみなさまと県内外の施設への発送作業(写真)。落ち葉がキラキラと舞う様子を窓から眺めながら、今年一年を振り返り、来年のイベントを楽しみに封筒に詰めていきました。ご協力いただいたみなさま、ありがとうございました。
- センター近くに設置した温度計で、最低気温は−1℃。寒い!! 八ツ橋の池には半分ほど氷が張っていました。
- 南入口付近でシジュウカラの群れ発見。よ〜く見てみると…あれ!? 一羽だけ違う! お腹のネクタイ模様が無いヒガラでした。見た目がそっくりなシジュウカラの群れに混じっていることが多いです。
【2017年12月6日(水)】
- 園内管理作業は、めだかのT字路付近への簡易木道の設置でした(写真)。霜の影響で園路がぬかるみ、歩きにくくなる前に行う大事な作業。重い木道を協力しながらひとつひとつ並べていきました。ボランティアのみなさま、本当にありがとうございました!
- クヌギの幹肌で深緑色のすじこ(?!)のようなものを発見。クヌギカメムシの卵塊です。真冬に孵化し、生まれたばかりの幼虫は卵塊の表面についたゼリー状のものを食べます。
【2017年12月5日(火)】
- 昨晩の雨のおかげで黄葉の色つやが増し、青空とのコントラストでとってもキレイでした! また、夕方には赤く照らされた“あかね雲”が広がりました(写真)。
- 日中は気温が上がり、センター前でムラサキシジミがひらひら、標柱16番の草はらでカナヘビがちょろちょろ♪ 日当たりのいいところでは、ナミテントウやナナホシテントウも観察することができました。
【2017年12月3日(日)】
- 野鳥の会埼玉の探鳥会がありました。雲一つない青空のもと、黄葉を楽しみながら観察。野鳥の数はまだそれほど多くはなかったものの、38種を記録しました。このところ連日登場している鮮やかな青いルリビタキをはじめ、ベニマシコ、ノスリ、オオタカも観察できました。
- 標柱2番付近、センターの石垣沿いにアマチャヅルの実(写真)がぶら下がっています。一見ただの黒い実ですが、近づくと見えてくる不思議な模様。人の顔のようにも見えるこれは、萼(がく)や花冠の跡です。
【2017年12月2日(土)】
- 今日の定例自然かんさつ会(写真)は“昆虫と植物”がテーマでした。ススキとオギの穂の見分けや、ノイバラ・ツルウメモドキの実を紹介。また、オオカマキリとハラビロカマキリの卵鞘の違いなどをお話ししました。
- 冬だけ見られるフユシャクガ。その中でも、晩秋から現れるクロスジフユエダシャクが舞うようになりました。翅が退化し飛べないメスを探して、オスは日中ほとんど止まることなく飛び続けます。
【2017年12月1日(金)】
- 写真は、高尾の池で水面を見つめるカワセミです。コナラの近くのフジづるに止まってくれました!
- 一夜堤付近の園路脇で、シラカシやアオキの青々とした葉の上に白く泥がついています。これは、10月23日に通過した台風21号の影響で、公園内の水位が上がったときの痕跡。あれからだいぶ経ちますが「こんなところまで水が!?」と、未だに当時の様子が想像できます。
- ★野鳥情報★ 八ツ橋付近でアリスイの声。南口近くで10羽ほどのアトリの群れを見つけました。
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