北本自然観察公園日記 2013年12月
【2013年12月31日(火)】
- 風がなく、ぽかぽかと暖かく感じられる一日でした。巡視中、標柱15番付近で、シジュウカラの群れに混じるコガラを発見。冬鳥が全般的に当たりだった昨シーズンは多く見られましたが、久しぶりに出会えました。
- 今年も多くの方にご来館いただきました。巳年だけあって、ピンク色のシマヘビ“ももちゃん”は例年以上に大人気でした。また、飼育展示中のムサシトミヨの繁殖成功など、様々な出来事があった一年でした。夕日を見ていると色々思い出します…。ということで、写真はセンター裏から夕暮の一コマ。みなさんはどんな生きものとの出会いがありましたか?
【2013年12月30日(月)】
- 空からふわふわと大きな綿毛が飛んできました。光を浴びて銀色に輝き、そっと落ち葉の上に(写真)。そのあと、ほんの少し風が吹き、また上空へふわりと浮かんで消えていきました。飛んできたのはガガイモのたね。一夜堤付近ではガマの綿毛も漂っていました。たくさん舞っていると、ちょっぴり神秘的です。
- ★野鳥情報★ 連日、ベニマシコが確認されています。また、木々の葉が落ちて見通しが良くなったため、アオゲラ、アカゲラといったキツツキたちに出会える機会が増えてきました。
【2013年12月29日(日)】
- ピンク色のシマヘビ「ももちゃん」の抜け殻プレゼント企画は大好評で、半日で配布終了となりました(1月1日に再度30個用意します!)。ヘビレクチャーでは様々な種類のヘビの抜け殻をじっくり観察しながら(写真)、ヘビがいるような自然こそみんなにとって宝なのです、というお話しをしました。巳年もあとわずか。ももちゃんは今年も大人気でした。
- 標柱5番付近の湿地で細長いくちばしが特徴のタシギが今季初登場! 半日ほど同じ場所にいたようで、スタッフも多くのお客さんもバッチリ見ることができました。桜土手ではミサゴがゆっくりと上空を通過していきました。
【2013年12月28日(土)】
- 竹林管理を兼ねたイベント、竹を切ろう「門松作り」(最終日)を行ないました。10mを超える竹を切り出し、斜めに切って、荒縄で組んで…と皆さん一生懸命(写真)。6回のイベントで計73対の手づくりの門松が完成しました。みなさんのアンケート結果からは、竹が音を立てて倒れることや、竹を拭いたらきれいな黄緑色になること、竹を切った後には竹林がすっきりしたことが印象に残ったようです。
- ★野鳥情報★ 標柱6〜7番の湿地でクイナが鳴いていました。標柱8番の前の湿地では、ベニマシコのオスを発見! 高尾の池の上空ではノスリが円を描いて飛んでいました。
【2013年12月27日(金)】
- 一日中どんよりとした曇り空…。しかし! 昨晩の雨のおかげで園内のキノコが元気元気!センター前の朽木にはスエヒロタケがみっしり! 園路沿いにはツチグリがあちこちに! さらに切り株の上に、ムニムニとやわらかいアラゲキクラゲがた〜くさん! 思わず触ってしまいました(写真)。
- 標柱9番付近のやぶの中から、シメの鳴き声が聞こえてきました。変なところで鳴いているな、とよく見ているとモズのメスが出てきて目の前で鳴き出しました! さすが「百舌」と言われるだけあって、そっくりな鳴きまねでした。
【2013年12月26日(木)】
- 同じ幼稚園出身の友達家族グループ「なかよしクラブ」が春、夏に続いて来園しました。今回のテーマはバードウォッチング。双眼鏡の使い方を学んでから園内に出発して、カモだけでなくジョウビタキやシジュウカラなどの小鳥にもチャレンジ! なんと、オオタカやルリビタキのメスにまで出会えました♪ 季節が変わると、出会える生きものが違うことを感じてもらえました。またのお越しをお待ちしています。
- 標柱7番先の樹上に、ツルウメモドキがたくさんの赤い実をつけていました(写真)。少し離れた道の上にも実が落ちていたので、ヒヨドリやツグミなどの野鳥が食べにきたのかな?
【2013年12月25日(水)】
- 木道方面の水路でメダカの群れを発見(写真)。活発に動き回って水面の食べものを食べていました。冬の間は水底の落ち葉の下などに隠れてじっとしていることが多いですが、晴天で水が温んでいる日は活動していることがあります。お散歩していてぽかぽか感じた日は、ぜひ水の中にも目を向けてみてください♪
- 公園管理の一環で伐採した木を使って、センター付近の古くなった丸太イスを交換しました。5本がエノキで1本がキリの木。一番太いのはキリの木ですが、年輪を数えてみると樹齢はあまり変わらないようです。と言う事は…やっぱりキリは大きさの割に軽い! 木によって材の密度が違うことが実感できます。イスを軽く動かして比べてみてください。
【2013年12月23日(月)】
- 高尾の池のほとりがビシッと凍ってしまったため、池の真ん中にカモ大集合! 数えてみると、マガモだけで100羽いました。凍っていないときは、ヨシ原のなかに隠れているので、湿地の中にこんなにいたの!? とビックリしてしまいました。
- 定例自然かんさつ会は「冬の生きものビンゴ」を行ないました。様々な生きものが描かれたビンゴシートを手に公園へレッツ・ゴォー! クイズをまじえながら、ターゲットの“イヌシデの実”“ミノムシ”“カマキリの卵しょう”などをさがして公園を散策しました(写真)。最後の方は「ビンゴ―!!」の声がたくさん上がりました。
【2013年12月22日(日)】
- 今日は、各所でオスのジョウビタキが見られました。ヒッ、ヒッの声を響かせ、低い枝の上で尾を震わせています。林内には、メスの姿もありましたが、こちらはおとなしくてちょっと解りづらかったです。
- 15番付近の草地を歩いていると、ピョンとツチイナゴが跳ねました。成虫で越冬する昆虫ですが、日当たりがよく暖かかったので活動していたようです。それにしても見事な保護色。動かないと、どこにいるかなかなか分かりません(写真;クリックすると大きくなります)。
【2013年12月21日(土)】
- 生きものいきいき隊では標柱15番近くのヤブになっていた場所の木を切りました(写真)。草はらを増やすための作業です。親指くらい太さの小さなエノキから、高さ10mを超えるクワなどを手際よく伐採。春には草が生え、夏にはバッタが飛び跳ねるはず! ご協力ありがとうございました。
- 定例自然かんさつ会のテーマはバードウォッチング。モズのはやにえ(枝に刺さったコオロギ)を観察していると、となりで参加者がすごいものを発見。ウメの枝の上になんと猛禽類の足が! どうやらオオタカなどに襲われたチョウゲンボウのようです。 まさに弱肉強食ですねぇ。あ、もちろん双眼鏡を使ったウォッチングも楽しみましたよ♪ 明日のかんさつ会もバードウォッチングの予定です。
【2013年12月20日(金)】
- 午後2時ごろ、窓の外を見ると風に舞う白いものが。初雪です! 例年より10日ほど早い記録です。
- 巡視の途中、ヨシ刈りをして見通しがよくなっためだかのT字路でたたずんでいると、ベニマシコのメスを発見。しばらくすると、バンが湿地を横切って行きました。大きな影に空を見上げると、オオタカが高尾の森の上を横切って行きました。
- 普段は声だけで姿がなかなか見られないヨタカが「未来に残したい生きもの展」はく製コーナーに登場! 口を大きく開けて今にも昆虫を捕えそうな姿が間近に見られますよ。スタッフはこれを機に、倉庫ではく製の整理をしました(写真)。シメやアオバトも館内に登場するのを待っています。
【2013年12月19日(木)】
- 朝からしとしとの冷たい雨。日中でも6℃までしか気温が上がらず、寒〜い一日となりました。落葉を積んである所からは、発酵が進んでいるのか少し湯気が上がっていました。
- 寒さで縮こまってしまうのは人間だけのようで、静かな園内で鳥たちは元気元気! 40羽ほどのカワラヒワの群れや、いつもは1羽でいるキセキレイが4羽かたまっているのを見ることができました。別の場所ではハクセキレイとセグロセキレイも登場し、セキレイ3種コンプリート♪ いつもにもまして野鳥の観察が楽しめました。
- 公園の木が今日の雨でほとんど葉を落とし、木の実やまだ残っている葉がとても目立つようになってきました。標柱10番の梅林には「幸福の黄色いハンカチ」が干してあるような光景が…(写真)。近づいてよく見るとカラスウリの枯れ葉でした。少しは幸せになれるかな〜?
【2013年12月18日(水)】
- 園内管理ボランティアは、カントリーヘッジのお手入れ。落ち葉や枝が分解されてできた土をかき出し、移動させカラッポの状態にしました(写真)。途中、大きなアズマヒキガエルが出てきてビックリ! 土と一緒にお引越し願いました。空になったカントリーヘッジに、落ち葉や刈った草を集めて入れることで、新たにフカフカの腐葉土ができ、再び様々な生きもののすみかになります。腐葉土にすむ小さな生きものたちにかわりまして感謝申し上げます。ありがとうございました!
- 午前中、八ツ橋の池沿いを巡視していると、マガモが続々と池から上がってきました。1、2、3…少なくとも30〜40羽の大行進! そして林に入って落ち葉をガサゴソ。落ちた木の実でも探しているのでしょう。いつもは水面に浮いていることが多いカモたち。来園者が少なめの平日にふさわしいちょっと珍しい光景でした。
【2013年12月17日(火)】
- 気持ちのいい青空が広がりましたが、風がビュービュー吹く寒〜い一日。ガマやガガイモのタネが、ものすごい勢いで湿地の上を飛んで行っていました。
- 木道方面でノスリを発見しました。しかし同じ枝にとまったカラスに、大声で威嚇されたり、くちばしでつつかれたりしていて、かなりご機嫌斜めの様子。ジッと我慢していましたが、最終的にはくちばしでつつき返して追い払っていました。今日の写真は一触即発の3羽。ジロジロとにらむカラスたちと、それに耐えるノスリです。
【2013年12月15日(日)】
- リンテック株式会社伊奈テクノロジーセンターの皆さんが、ISO14001の取り組みとして生物多様性の保全活動を行うために来所しました。 バードウォッチングをしながら、園内の環境管理の方法や考え方を学び、活動の最後には明るい草はらをつくるためにクワの木の伐採をしていただきました(写真)。ご協力ありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。
- 土壌動物を指標として、地域の環境がどんな状態なのか健康診断をする、地域の自然 調べ方実習「土壌動物の調べ方」を開催しました。講義室に持ち帰った土をじっくり見ながら生きものを探すと、真赤なケダニや良い森林の指標であるヨコエビなど、小さな生きものが次々に見つかりました。土があればどんなところにも土壌生物はすんでいます。自分たちの住んでいる地域はどんな環境だと診断されるのか、ぜひお家の周りでも試してみてくださいね。
【2013年12月14日(土)】
- 手作り実験教室「はっぱや木の実の炭焼き」を開催しました。木の実などの形がそのまま炭になる今回の「花炭作り」。お気に入りの植物を探しに公園へ出かけたところ、ノイバラやキヅタの実が大人気。中にはススキの穂にチャレンジする人もいました。炭焼きをしている最中には、薪と炭の違いや、物が燃える仕組みなどを実験で確認。立派な飾り炭が出来上がり、雑木林から得られる自然のめぐみをしっかり感じてもらえたと思います。
- 巡視中、標柱6番の上空でノスリがハシブトガラスに追いかけられていました。ノスリはカラスと食べるものやすむ場所が似ているため、カラスは仲間と一緒になって縄張りから追い出そうとすることがあります。空を見上げ続けて首が痛くなるくらい、ダイナミックな追いかけあいでした。
【2013年12月13日(金)】
- 朝、センター前の芝生に白い塊。芝が生えていない土がむき出しの所にだけ霜柱が盛り上がっていました。芝がある所に霜柱は全くなく、植物の根が土壌を縛りつける力は、すごい! と感動した瞬間でした。
- 標柱6番にあるムクノキに、ツグミやシロハラが実を食べに来ていました。しばらくたたずむと、シジュウカラやコゲラ、ジョウビタキもやってきました。実の残っている木が減ってきたので、まだ実のついている木は鳥たちで賑わっています。
- 林縁で真っ青な宝石を見つけました。緑色のフサフサの細い葉をかき分けると出てくるジャノヒゲの実です。鳥探しで上を見るのに疲れたら、ちょっと足元にも目を向けてみましょう。
【2013年12月12日(木)】
- 冷え込んだ今朝の最低気温はマイナス1℃。八ツ橋の池も全面が結氷。その氷の上をバンが器用に走っていました。
- 標柱5番付近でチャバネフユエダシャクのメスを発見! 知らない方はたいてい「テントウムシの幼虫のお化け」と表現する姿をしています。
- ニュースレター冬号の発送は6名のボランティアさんにご協力いただきました(写真)。表紙のアカゲラが木をつつくように、テンポのよい作業でした。いつもありがとうございます。
【2013年12月11日(水)】
- 標柱7番付近の藪の中からソウシチョウが出てきました。赤いくちばしと黄色〜緑の羽根がとってもキレイな鳥ですが、中国原産の外来種。営巣場所がウグイスと同じであるため競合が懸念され、特定外来生物に指定されています。むむむ…と思っていたら、高尾の森上空でハヤブサを発見(写真)。こちらは国内希少野生動植物種に指定されている希少種です。嬉しい出会いと、考えさせる出会いがあった一日でした。
- 湿地と雑木林に挟まれた標柱5番のベンチに座って、そっと耳をすませてみましょう。湿地からは風にそよぐヨシやガマのさらさらという音、雑木林からはコゲラが木をつつく音や、大きなドングリがポトポトッと落ちる音…。色々な音が聞こえてきますよ♪
【2013年12月10日(火)】
- 久しぶりの雨! ヨシ刈りで水を抜いていた池にも水がたっぷり溜まり、ふれあい橋上流の池には早速カルガモやコガモがスイスイ。かえる池ではアオサギが園路際でのんびり休んでいました。午後には雨もすっかり上がり、空は澄んだ青色! 枝についたキラキラの水滴と、積もったばかりのクワの黄葉が公園を華やかに彩りました(写真)。
- 吉見町立西が丘小学校3年生が社会科見学のために来園しました。社会科の授業で農業を学習したばかりということで、農業と自然のつながりについて解説。館内に展示中の“いきものブランド米”の米袋を見ながら、農薬をできるだけ使わずに、自然にも人間にも優しいお米をつくっている農家のお話をしました。みんなの学校の周りには田んぼがいっぱいあるとのこと。今日の話しを思い出しながら、どんな生きものがいるか探してみてくださいね。
【2013年12月8日(日)】
- 北本総合公園で行なわれた「きたもと駅伝競走大会」に今年も参加しました。我らが「北本自然観察公園チーム(写真)」は男女1チームずつ出場し、女子が3位、しかも1区と4区で区間賞を勝ち取りました! 男子はなんと、去年より大幅に順位を上げ堂々のベスト10入り! 選手の横では恒例のカルガモ君が公園をアピールし大いに会場を沸かせました。ボランティア走者のみなさん、応援してくださったみなさま、ありがとうございました。
- 定例自然かんさつ会では春夏秋冬を探しました。夏の名残のツクツクボウシのぬけがらや、本来は春に咲くオオジシバリの黄色い花を発見。イヌシデのたねが回る様子や、突如舞い降りてきた12羽のコガモも観察。落葉舞う初冬に、夏や春を見つけてちょっとうれしい気分になりました♪
【2013年12月7日(土)】
- 黄葉したエノキが落葉のピークを迎えています。少し前までエノキの葉を食べていたゴマダラチョウの幼虫が、樹の根元に移動して、落ち葉の裏でじっとしていました(写真)。緑色だった体の色は落ち葉そっくりの色に変わり、来春まですごします。生活史が似る外来種のアカボシゴマダラが増えていますが、在来種のゴマダラチョウにも頑張ってほしいです。
- 茨城県古河市から古河第七小学校のみなさんが親子遠足で来園。クロスジギンヤンマのヤゴにタッチしたり、落ち葉プールに入ったり、カヤネズミの巣を間近で観察してみたりと、体をいっぱい使って秋の自然観察を楽しみました。
- ★野鳥情報★ 標柱19番と20番間の常緑樹の林の中に、ルリビタキのオスを発見。頭と背中の青色と、脇のオレンジ色がとっても鮮やかな個体でした。
【2013年12月6日(金)】
- 嵐山町立七郷小学校3年生のみなさんが校外学習で来園。暖かな日差しの中「植物の不思議」をテーマに園内を散策しました。特に盛り上がったのはヨシ刈りを終えたばかりの湿地沿いでの、ガマの穂の綿毛飛ばし。穂をむしると手の中でムクムクと広がる綿毛にみんな大喜び。辺り一面真っ白になるほどでした(写真)。最後には2頭のタヌキに出会うなど、充実した学習になりました。また来てくださいね!
- 巡視中、クロスジフユエダシャクのオスとたくさん出会いました。冬の間に見られるガで、オスは茶色の翅を持っていますが、メスは成虫でも翅が退化しており、飛ぶことができません。生きものの進化って不思議だなぁと思ってしまう昆虫です。一部のスタッフからアツい視線を受けています。
【2013年12月5日(木)】
- 日々輝学園の生徒が来てくれました。高校1年生が高尾の森でササ刈りを、2年生が草はらでススキの刈り取りと株の移植を行ないました。2年生は、昨年に次いで2回目。ススキの穂が顔をなでたり、タネが髪についたり、ちょっと驚きながらも、どんどん刈ってくれました。刈ったススキを株分けして、ススキゾーンを少し広げてもらいました(写真)。カヤネズミなどの様々な生きものがやってきてくれたらいいな。みなさん、ありがとうございました。
- 標柱6番近くで斜面を見上げると、タヌキ2匹がこちらを見ていました。気温は低いものの、よく陽の当たるその場所は暖かそうで、ほとんど動かず、のんびりひなたぼっこを楽しんでいるようでした。
【2013年12月4日(水)】
- 草はらのオーバーユースを緩和するため、ボランティアの皆様と一緒に研修工作室前のやぶを切り開きました。参加者19人の人海戦術は早いこと早いこと。太ももよりも太いクワの木が4本あったのですが、あっという間に伐倒して、持ち運べる大きさにして処理していただきました(写真)。ボランティアの皆様、本日もご協力ありがとうございました!
- 保育士・幼稚園教諭のための自然体験講座を開催しました。5月から始まったこの講座ですが、4回目の今回は冬の自然遊びがテーマ。特に盛り上がったのは、落ち葉プールづくりでした。いっぱい泳ぎ、いっぱい水(落ち葉)かけっこをしました♪ 来年度も、よろしくお願い致します!
- 標柱7番付近でアカゲラが出現! 今季初の記録です。そのほかに、アオゲラもコゲラも出て来て、3ゲラそろい踏みでした♪
【2013年12月3日(火)】
- 上尾市の上平保育所年長のみなさんが来所。今日のテーマは「生きもの探し」です! まずは練習としてカードと同じ色をみつける「色さがし」と、 自然の中に置いた人工物(ハンガーやたわしなど)をみつける「カモフラージュゲーム」。そして、自然を見るのに慣れてきたところでいよいよ本番! 木の皮そっくりに化けたキノカワガや、カマキリの卵など、かくれんぼ名人の生きものを探しました。みんな少しだけ自然を「観る」目がつきました♪
- 今日の写真はガマズミとスズメウリの実。スズメウリなどのつる植物は、他の植物に絡みついてよじのぼり、太陽の光の奪い合いをします。夏の間は、緑一色の藪になっていましたが、今は葉が落ち、ガマズミの赤とスズメウリの白い実の共演となっています。
- ヨシ刈り作業が始まりました。公園内の湿地では、手を入れない場所と、冬場にヨシを刈り取って耕転をする場所とを分けることによって、生物多様性を高めています。ご協力をお願いいたします。
【2013年12月1日(日)】
- 日本野鳥の会埼玉の探鳥会が行われました。観察できた鳥は30種類。オオタカ、ノスリなどの猛禽類や、エナガ、ホオジロなどの小鳥が多く観察されました。
- 朝、かえる池手前を通ると、やけにキラキラ輝く霜が。近づいてよく観察してみると、吹き溜まっていたガマの綿毛が凍った物でした。毛の一本一本がキラキラに輝き、まるで水晶のよう(写真)。しかし見ているうちにもどんどん溶けて、あっという間になくなってしまいました。寒〜い朝ならではの発見でした。
- ★野鳥情報★ 標柱7番で「コココココ…」と大きなドラミングが! まさかと思って探してみたらアオゲラ発見! さらに高尾の池近くの雑木林でヒガラが観察されました。こちらは今季初です♪
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