北本自然観察公園日記 2007年4月
【2007年4月30日(月・振休日)】
- ゴールデンウィーク前半は天候に恵まれました。この3日間に、来園者の方々が公園内で撮影した写真を「フォトコンテスト(春)」へ応募して頂きました。40点の作品が集まりました。ありがとうございました。お気に入りの作品への投票期間は5月2日(水)〜6日(日)。皆さんの投票をお待ちしております。どの作品が人気を集めるか、楽しみです。
- 今日の写真はヤマツツジ。高尾の森や北里の森で見られます。まさに花盛りを迎えています。木漏れ日を浴びた時の、透明感のある朱色は見逃せません。
【2007年4月29日(日)】
- 朝、オオルリを見たとの情報をいただきました! 昨年は、出るか出るかと気にしていたのに記録がなく、今年も期待薄かなと思っていた矢先でした。昨日ご紹介したキビタキなどと同様、渡りの途中で一時的に立ち寄る「青い鳥」です。明日も見られるといいな♪
- 本日の写真は、定例自然かんさつ会のひとこま。草原で虫とりをしました。バッタの幼虫やチョウなど、こどもたちの活躍により、いろんな虫たちを発見することができました。ちなみに、公園のあちこちにドクガの幼虫が増えてきています。館内のホワイトボードでも表示していますので、散策の前にご確認ください。
- 観察会の後は「ノコギリ教室」。おかげさまで多くの方からのお申し込みをいただき、早々に満員締め切りに。。。楽しみにご来館いただいたみなさん、ごめんなさい! というわけで、急きょ5日(土)の午後に、追加で実施することにしました。今回ご参加いただけなかったみなさま、ぜひお越しください。お待ちしております。
【2007年4月28日(土)】
- ゴールデンウィーク一日目。この季節らしく、渡り途中の鳥たちが確認されています。キビタキ、センダイムシクイ、エゾムシクイ、サンショウクイ。サンショウクイは、上空をヒリリ、ヒリリ・・・と飛んでいきます。アカハラやアオジのさえずりも、この時期ならではですね。
- 朝8時30分から開催した「トンボの羽化観察会」は、まさにちょうど良いタイミング! クロスジギンヤンマとヤブヤンマがあわせて5匹もいたので、はねを伸ばしている途中のものから、飛び立つ直前のものまで、いろいろと観察できてラッキーでした。明日と明後日もやりますよ〜!!
- 午前中は散歩にちょうど良い天気でしたが、定例自然かんさつ会の途中から空が一気に暗くなり、暴風雨となりました。館内で行うイベント「生きもの折り紙」を行っているうちに、天気が回復。このタイミングだ! とばかりに「絵本の読み聞かせ」で水たまりをテーマにした本を紹介しました(写真)。その後、センター前の水たまりで遊ぶこどもたち。とっても楽しそうでした。
【2007年4月27日(金)】
- 朝。ひょいっと2本足で立ち上がり、あたりを見回しているイタチ発見!!(写真) こちらに気づいているのかいないのか? 毛づくろいをした後、湿地のやぶの中に戻っていきました。
- オオタカが鳴いている?にしては、弱々しい声・・・カケスが鳴きマネをしていたんです。普段は、「ジェー」と鳴くカケスですが、他の鳥のものまね名人です。まぎらわしいっ。
- ゴールデンウィーク目前ということで、スタッフは終日、せっせとその準備をしておりました。期間中どの時間帯でも楽しめるよう、いろいろな企画をご用意して、みなさまのお越しをお待ちしております!
【2007年4月26日(木)】
- 久しぶりに晴れて、とても爽やかな一日となりました。日々、緑が濃くなり、草木にも勢いが感じられます。本日の写真は、イヌザクラの花です。ウワミズザクラと同様に房状に花がつきます。花の咲いている枝にも葉がついているのがウワミズザクラ、葉はつかないのがイヌザクラと見分けることができます。 公園内には今、どちらも咲いていますので観察してみて下さい。
- さて、数日前のオオヨシキリ登場に続き、出ました、キビタキ!!公園の南入口方面にて声を聞いたとの情報をいただきました。 また、今日の今シーズン初確認は他にも、アオバトの鳴き声、シュレーゲルアオガエルの鳴き声です。目だけでなく、耳でも季節の移り変わりを感じることができますね。
- フデリンドウの花が咲き始めました。涼しげな青色で、小さく可憐な花を咲かせています。園路のすぐ脇ですので、踏んでしまわないように注意しながら、探してみてください。
【2007年4月25日(水)】
- 朝から雨、昼間にやんだかと思えば、午後も雨・・・の一日でした。本日の写真は、夕方ぱーっと日が差したときに見えた虹です。実は、外側にもう一つ、うっすらと出ていたんです! お見せしたかったのですがこの写真では、、、見える?!(心の目で見てやってください)。
- こんな雨の日は2階からの観察もおすすめです。ちょうど今、カイツブリが巣の上で卵を温めている様子が観察できます。ミズキの花も咲き始めていますので、林の緑色にこれからだんだんと白いベールが広がっていきますよ〜♪
- 昨日ご紹介した「簡易木道」。今日は、ボランティアの方がお手伝いくださり、追加分を製作しました。雨をよけながら、車庫の中で丸一日の大工作業。ありがとうございました。このあとは、ちょっと重労働の設置作業が待っています。
【2007年4月24日(火)】
- 本日の写真は、一夜堤〜桜土手区間の一部に設置した「簡易木道」です。このところの雨でかなりぬかるんでいたので、損傷が激しくなった「竹敷の道」に替わる新たな対策として作ってみました。
- この「簡易木道」の材料は、実は木道(エドヒガン方面)の廃材です。埼玉県中央部森林組合様のご協力により、古い木道の入れ替えで発生した廃材を、製材所で再加工していただきました。もともとボルトが入っていた穴や少し朽ちている箇所もありますが、この木の”第3の人(木?)生”として、これまでとは別の場所で活躍してもらおうと思います。
- フジの花がきれいに咲いています。あまり目立つ場所ではないのが、ちょっと残念です。。
【2007年4月22日(日)】
- ようこそ!オオヨシキリさん。今シーズン初めて、オオヨシキリの声を聞きました。彼らの声で、公園がにぎやかになるのが楽しみです。ガビチョウに負けるな〜!!
- 今年度から始めるイベント「キッズいきもの研究室」の1回目がありました。11月までの連続講座ということで、エノキの枝の定点観測やハチの竹筒トラップ作りなど、今後の変化が楽しみな活動です。メインのタンポポ調査では、草原のタンポポに訪れる虫を観察しました。
- センターから草原に上がっていく坂道の途中にカマツカという名前の木があるのですが、いま、そこにナナフシの子どもがたくさん(10匹ほど)ついています。親とほぼ同じ形で枝に化けています。さて、あなたは何匹見つけられるかな?
【2007年4月21日(土)】
- 本日は今年度最初の里山ボランティア。午前中は、エドヒガンザクラの開花に合わせて設置した、仮設木道の撤去と、踏み固められてしまった木道脇の土を掘り起こしました。暖かな日で、皆、汗だくでした。午後は、ヒノキ林の林床に生えているコナラの苗木を、日当たりの良い苗畑に移植しました(写真)。参加して頂いた皆さん、ありがとうございました。
- ビオトープ見本園では連日、クロスジギンヤンマの羽化が続いています。今日も何匹羽化しているか、調べに行ったところ、抜け殻に止まって翅を伸ばしていたのは、ヤブヤンマのメス。昨年、ヤブヤンマが最初に羽化したのは5月23日。まだ1ヶ月以上早いのに……。
【2007年4月20日(金)】
- まだ春なのに、枝をはう巨大なイモムシ出現!?と思いきや、実はこれ、オニグルミの雄花なのです。まだ出始めたばかりで、これからもっと長く垂れ下がって花を開きます。雄花は前の年に出た枝、雌花は今年出た枝の先に付きます。
- 一夜堤付近の樹上から「キチキチキチ」という鳥の鳴き声。ふと見上げるとモズの幼鳥がいました。そして少し離れた梢から、また「キチキチキチ」という鳴き声。こちらには親鳥がとまっていました。繁殖期の早いモズはもう、巣立ちの時期を迎えています。
【2007年4月19日(木)】
- 朝の天気が寒くて曇り空だったので、クロスジギンヤンマの羽化は1個体だけでした。そろそろ爆発的に羽化するのでは?と、 スタッフは興味津々(観察会の前に羽化しきってしまうのではないかと戦々恐々)です。
- 今日の写真はヒメクロオトシブミ。葉っぱを巻いて卵の入ったゆりかごを作ります。ゆりかごを作るのはもう少し後だと思うのですが、柔らかいくぬぎの葉先で数匹見つけました。ノイバラやコナラの葉っぱを探してみると見つかりやすいです。
- ふれあい橋のたもとのアケビが花盛りです。甘い香りでみなさんをお迎えします!!
【2007年4月18日(水)】
- 予報どおり、午後から雨。昨日羽化してその場に止まったままのクロスジギンヤンマが2個体見られましたが、本日新たに羽化した個体はいませんでした。さすがに寒すぎた!?
- 日程未定だった「突然企画・トンボの羽化観察会」は、4月28〜30日の朝8時半〜9時に実施する予定です(当日受付)。そのほか、羽化途中のトンボが観察できるときには、館内に案内看板を出して随時ご案内いたします。この時期、感動的な羽化シーンを見ることができるチャンスですよ〜!!
- 本日の写真は、湿地の植物ジロボウエンゴサクです。全体的に弱々しい感じで、他の草に隠れるように花を咲かせています。
【2007年4月17日(火)】
- 週末とはうってかわって、ときおり雨の降る寒い一日でした。ボランティアの方が園内で見つけたヒメウラナミジャノメ (チョウのなかま)も、動きが鈍かったそうです。
- このところの雨のおかげで、湿地には豊富に水があります。本日の写真は、水をたたえたヒメアカネ湿地。今年1月20日に撮影した写真もご覧ください。あのときの作業のおかげで、生えているヨシはわずか。このあとどのように変わっていくのか、興味深いです。
- 北里病院側の斜面林では、ヤマツツジを始め、オトコヨウゾメ、マルバアオダモなどが花を咲かせています。エドヒガンの 手前にあるウワミズザクラも咲き始めました。
- 本日のクロスジギンヤンマの羽化は、4個体でした。お天気がぐずついていたためでしょうか、午後になっても羽化の様子が観察できました。
【2007年4月15日(日)】
- お天気に恵まれ、ポカポカの散策日和でした。一時期いなくなっていたニホンミツバチの巣が復活しつつあり、今日はとても出入りが激しかったです。看板を設置しましたので、気をつけてご通行ください。
- 本日の写真は、ニホンミツバチの巣がある近くで撮影したものです。一面のオオジシバリが風に揺れていました。
- トップページ「今週末のみどころ」の予想どおり(ウワサをしたから?)、出ました! センダイムシクイ。朝早く公園を散策したスタッフが北里病院側の斜面林で確認。早朝がねらい目です。
- 本日のクロスジギンヤンマの羽化は、2個体でした。これから、ぞくぞくと出てくるハズです。お楽しみに!!
【2007年4月14日(土)】
- ビオトープ見本園で、今年初めてクロスジギンヤンマが羽化しました。例年ならゴールデンウィークの頃、羽化のピークを迎えますが、今年は早まりそうです。じつはゴールデンウィーク期間中にトンボの羽化観察会を予定しているのですが、それまでに羽化が終わってしまわないか心配です??
- 今日の午前中は「野あそび教室」がありました。テーマは〜春風と遊ぼう〜。幸い天候に恵まれ、心地よい”春風”が 吹いていました。体で風を感じながら園内に咲く花探し。カントウタンポポをじっくり観察してから、綿毛の模型を作り、 うちわで飛ばしました。うちわで風を作り飛ばす事は意外に難しかったようです。
- 本日、シマヘビの子どもが見つかりました。受付で日曜日まで見ることができます。
【2007年4月13日(金)】
- ソメイヨシノの花の見頃は終わってしまいましたが、公園内は相変わらず花盛りです。しか〜し、目立たないものも多い! というわけで、本日の写真はコナラの花です。 昨年はコナラの実が本当に不作でした。実際の数を調べようと、とある1本の木にドングリを集めるためのネットを 仕掛けたところ、なんとゼロでした!! さて、今年はどうなることでしょう??
- 今日は、前から気になっていた道路沿いのゴミを片付けました。粗大ゴミから、生活ゴミまで、本当にたくさん。 明らかに動物がビニールを食い破っている形跡も見られました。。。そんな作業中に見つけたのは、マムシの子どもです。 お見せしたいのは、やまやまですが危険生物なので飼育展示はできません。
【2007年4月12日(木)】
- 午前中は、園内管理ボランティアDAYと、団体対応(百合ヶ丘幼稚園の年長組のみなさん)の2本立て! 作業をすると汗ばむほどの陽気でしたが、そよ風が吹いていて、心地よかったです。
- 園内管理の作業は、今回も竹林のお手入れと外来種の引き抜きです。みなさん手際よく進めてくださり、 3回目でめでたく一区画を終えることができました。作業中にシブイロカヤキリモドキ(キリギリスのなかま)やアマガエル にも出会うことができました。また、ハンノキに産み付けられていたミドリシジミの卵は、すでにふ化していました。
- 本日の写真は、ミツバチダンスゲームの説明を聞いている百合ヶ丘幼稚園のみなさん。おしりを振って、花の場所をなかまに知らせるんだよ〜♪
【2007年4月11日(水)】
- 本日の写真は、ボランティアの方々に剪定していただいた梅の木の、実です。3月の始めに満開を迎えたウメの花が形を変え、あっという間に大きくなってきました。
- 昼過ぎ、自然観察公園前バス停の近くで、イタチが交通事故に遭ってしまいました。残念ながら、即死状態。外見はとてもきれいなのですが、息を吹き返すことはありませんでした。死んだのは、もともと左目をケガしていることから個体識別されていた雄のイタチ。この個体の写真を館内のホワイトボードで紹介していただけに、本当に、本当に、残念です。
【2007年4月10日(火)】
- 久々に、アカガエルの卵塊調査を行いました。その結果、前回から152個増の累計1403個となりました。未だに産みたてのものも見つかっています。卵塊といえば、、、日曜日に、ヒキガエルの卵塊を確認しました。スタッフの予想に反して、発見場所は生活排水の流れ込む池・・・。一部を採取し、センターで成長を見守ることにしました。うまく育つと良いなぁ。
- 朝から、ガビチョウが盛んにさえずる中、今日はアオゲラも負けていません。センターにいても、「ピョー」とよく通る声が聞こえてきました。別の場所ではペアで見つかっています。
- 夕方、センター上空を滑るように飛び去るタカ。この時期、南西諸島〜東南アジア方面からから渡ってくる鳥、サシバのようです! 待ってました〜!!
- 本日の写真は、もう少しで咲きそうなヤマツツジ。新緑に彩りを添えています。
【2007年4月8日(日)】
- いきもの講座のある第2日曜日は、唯一事前に定例自然かんさつ会のテーマが決まっている日でもあります。今日のテーマは「スミレの仲間」。公園内各地で、タチツボスミレ、ケマルバスミレ、ノジスミレ、コスミレ、スミレと、合計5種のスミレを観察しました。お天気にも恵まれ、多くの方々のご参加をいただきました(写真)。 ありがとうございました。
- 15時からの「しぜん工作教室」のテーマは、”生きもの折り紙”。羽ばたき鳥とカエルを作って遊びました。ともに動きのある折り紙です。この公園でバタバタ羽ばたくと言えば・・・キジ。オスがなわばりを主張してメスを呼ぶために、バタバタと羽ばたいてケーン(実際には、鋭く「キェーッ」)と鳴きます。そんな気合いの入った鳴き声が聞こえるのは、まさに今ごろからしばらくの間。みなさんはもう出会いましたか??
【2007年4月7日(土)】
- 今日の天気予報では午後から曇りでしたが、予報に反して夕方まで陽ざしがあり、暖かい一日でした。花の咲き始めたスイバには、産卵のためにやって来たベニシジミが見られ、アゲハチョウ(ナミアゲハ)も今年初めて確認できました。
- 定例自然かんさつ会では「春の花・いろんな色探しミニツアー」と題して花探しを行い、6色・26種類もの花を見つけることができました。
- 高尾の池からはカイツブリの甲高い声が聞かれる様になりました。暗くなって、にわか雨が降り出した頃には、アマガエルの声もあちこちから聞こえ、鳴き声でもにぎやかになりつつあります。
【2007年4月6日(金)】
- お〜おひしぶりです!アズマヒキガエルさん。元気そうでなによりです。しかも抱接をしている最中とは!(写真) 見つけたのは2年前に造った池のそば、卵の発見が期待されます。
- もう終わりかなと思っていたコスミレ。まだがんばって咲いています。4月8日(日)のいきもの講座は「スミレの仲間」です。講座に続く、自然かんさつ会では白いスミレ、紫色のスミレなど、いろいろ観察します!
- 本日、一夜堤を渡ったところの竹の道を撤去しました。雨が降るとぬかるむ道ですので、竹を敷いていましたが、老朽化などで歩きにくくなったためです。また梅雨になったら改良を重ねて?!登場するかもしれません。
【2007年4月5日(木)】
- 昨日の雨のおかげで黄砂も洗い流され、澄み切った青空が広がりました!! そんな今日は、2階からとてもめずらしい風景が(写真)。 ズバリ、遠く秩父の山々には白い雪。手前の桜土手にはソメイヨシノが満開。めったにないチャンスとばかりに、カメラのズームをいっぱいにして撮影してみました。
- (昨日の雨のおかげ・その2)水が入れ替わってきれいに見える湿地では、新しいニホンアカガエルの卵塊がいくつも見つかりました。最初に卵塊を確認したのは2月10日ですから、それに遅れること2ヶ月弱。 最初にかえったおたまじゃくしはすっかり大きくなって、アカガエルの特徴である背中の一対の黒点がはっきりわかるようになってきました。足が出てくるのももうすぐかな??
【2007年4月4日(水)】
- 曇り→晴れ→雷雨と、天気の変わりやすい一日でした。気温が低いおかげで、ソメイヨシノもまだ満開状態でがんばっています。夕方、湿地のサギゴケは水没していました・・・(写真)。
- 午前中、日が差していた時間帯には、ガビチョウがさえずる!さえずる!! 体の色が地味な茶色(土色)で、目のまわりに白い奇抜な模様がある鳥(外来種)です。このにぎやかさは人間にも絶大なアピール力を発揮し、 たくさんのご来館の方から「あの鳥は何ですか?」のご質問をいただきました。
- ヤナギだけではなく、斜面林のコナラやクヌギもどんどん葉っぱを広げています。明日の天気予報は晴れ。この雨でまた一段と成長が進むのでしょうね。明日にはどれだけ風景が変わっているのか、楽しみです。
【2007年4月3日(火)】
- 14:00の気温7℃、冬に逆戻りしたような一日でした。散策の方も少ない園内を歩いていると、ニワトコの花を見つけました。園内各所で咲き始めたようです。
- 朝、カモの数を数える際に、久しぶりにオナガガモ(オス・メス)の姿を発見しました。2月中はマガモ・コガモ約100羽の中に、1・2羽だったのですが、現在は、カモの数も20羽前後となっていますので、見つけやすく観察しやすくなっています。また、オスのコガモも何羽か見かけました。お嫁さんを探しているのかな。。そんなカモ達を、自然学習センター2階の望遠鏡で観察してみませんか。
【2007年4月2日(月)】
- 本日は、園内管理ボランティアDAY。荒れているマダケ林の整理と、外来種(ショカツサイ。またの名をムラサキハナナ、またはハナダイコン)の抜き取りを行いました。記念撮影するみなさんの前には、たくさんの”成果”が。いつもありがとうございます!
- お花見でにぎわった週末明けということで、園内巡視の際にゴミ拾いを行いました。例年と比べると量は少なく、みなさまのマナーのおかげと思います。少し冷え込んだ花曇りの天気でしたが、桜と柳(ピンク色ともえぎ色)のコントラストは、日本画のようでとてもきれいでした。(昔の日本は、そこら中にこんな風景が?!)
- 昨日、タヌキを目撃したことをご紹介しましたが、今日は同じ場所・同じ時間でイタチに出会いました。人間にも通りやすい道があるように、公園内のやぶの中にもけものの道が走っているのですね。走り去った方向が違いましたので、「けもの道の交差点」といったところでしょうか。。
【2007年4月1日(日)】
- 園内のソメイヨシノは、ほぼ満開となりました。公園近くでのお花見、北本駅からのハイキングと合わせてとても賑わい、 今日一日で2000人を越す来館者がありました。「ぜひ、また来たい」との声もたくさん聞かれて嬉しい限りです。お待ちしています!
- 定例自然かんさつ会では、タンポポ調査を行いました。草原の一部15m×15mの面積を、一列になって1mずつ、タンポポが何株あるか調査しました。 146株のタンポポがあり、全部が日本在来のカントウタンポポでした。また別の場所でもやってみようと思います。
- 午前中、湿地でタヌキを一頭見かけました。目があっても、あせることなく、のんびり藪の中に去って行きました。まだ体は冬毛で、今日のような陽気では、とても暑かったかも。。
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