北本自然観察公園日記 2015年4月
【2015年4月29日(水)】
- 高尾の池でバンが巣作りをしています。センター寄りのヨシの島に、巣材となる枯れヨシの茎をくわえ、首を前後に振りながら何度も水面を往復していました(写真)。道からは少し遠いので双眼鏡で観察するとよく見えます。センターの2階からも見られます♪
- 定例自然かんさつ会は「草花で遊ぼう」がテーマ。湿地周辺でササ舟を作って小川に浮かべたり、ヨシ笛を吹き鳴らしたりしました。草はらではハルジオンの花飛ばし。誰が一番遠くに飛ばせるか競争で、子どもはもちろん、大人も(スタッフも!)童心にかえって遊びました♪
【2015年4月28日(火)】
- センター近くの温度計で最高気温31℃を記録! 夏のような暑さで、池ではコウホネが開花。湿地では、ウキヤガラの穂も見られるようになり、植物たちがモリモリと成長してきています。
- 保育士・幼稚園教諭のための自然体験講座〈春編〉を開催。さいたま市の私立・公立の保育園の先生方が参加しました。まずは座学で、幼児期の自然体験の重要性や、この時期に気を付けたい生きもののレクチャー(写真)。その後の野外実習では、草原で寝っ転がって土や草の香りを楽しんだり、草花あそびをしたりなど、五感を使った活動を行ないました。これからも、子どもたちを、たくさん自然にふれさせてくださいね♪
【2015年4月26日(日)】
- 「キッズ生きもの研究室2015」スタート! 年間を通して観察する「プランタービオトープ作り」と「植物博士になろう(写真)」を実施しました。新芽の多いこの時期、普段見慣れた葉との違いを紹介すると「虫にしか興味ない」なんて言っていた子も、しだいに植物が魅力的に見えてきたようで・・・。一番人気はぬいぐるみのようにフワフワのシロダモの新芽でした。これからみんながどんな発見をするのか、どんな研究者になっていくのか、スタッフも楽しみです♪
- 湿地のヨシ原の中から「ギョギョシー! ギョギョシー!」というオオヨシキリの鳴き声が聞こえてきました。また、ビオトープ見本園でクロスジギンヤンマの羽化殻を発見! 両者とも今シーズン初確認。初夏の訪れが感じられます。
【2015年4月25日(土)】
- 「GW新緑オリエンテーリング」が始まりました。園内をぐるっと回りながら、見る・さわる・においをかぐなど五感を使ったものから、調べる・探すなど様々な設問が目白押し♪ さわやかな晴れに恵まれた今日は、朝からたくさんのチャレンジがありました(写真)。ゴールデンウィーク期間中、5月6日までの土日祝日に開催します!!
- センター近くで「ヒリヒリン、ヒリヒリン」とサンショウクイの涼しげな鳴き声が聞こえました。名前を漢字で書くと「山椒食」。山椒の実を食べてヒリヒリと鳴くようになった(ことわざの“山椒は小粒でもヒリリと辛い”にちなんで)という逸話からきています。ですが、実際はハムシやテントウムシの幼虫、カメムシといった虫を主に食べる昆虫食。公園では、4月下旬から確認される夏鳥です。
【2015年4月24日(金)】
- 園内管理作業は15名のボランティアのみなさんにご協力いただき、一夜堤近くに繁茂していたオランダガラシ(外来植物のクレソン)の抜き取りや、あずまや横の水路のメンテナンスを行ないました(写真)。水路ではホトケドジョウやメダカなど水辺の生きものを観察しながら楽しく作業できました。ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。
- 育ちの森幼稚園年中さんが春の遠足で来園しました。みんな2月に来た時の公園の様子を覚えていて、緑の多さに大はしゃぎ。一番盛り上がったのはタンポポ満開の草はらでの、ゴロゴロ寝転び遊び。草のやわらかさと土の香りを楽しみました♪
- 草はらで、ギンイチモンジセセリに出会いました。春型は夏型よりも鮮やかで、後翅にある名前の由来となった白銀色のスジが光って目立ちます。幼虫で越冬して、2度脱皮してから蛹になって春型が羽化します。この頃は見る機会が減ってきた大切にしたいチョウです。
【2015年4月23日(木)】
- センター近くの温度計で、最高気温26℃を記録しました。巡視中「水筒もって来れば良かった〜」と思うくらい…。湿地で給水していたり、花の蜜を吸っていたりするチョウたちがうらやましくなってしまいました。今日の写真はムラサキケマンの花で吸蜜するキアゲハです。
- ここ数日、木道方面でキビタキの美しい歌声が聞こえてきます。一方、八ツ橋の池からは「クイーッ」と鳴くクイナ、高尾の池からは「ピュルルルルル〜ッ」というカイツブリの鳴き声が響いていました。
【2015年4月22日(水)】
- 園路で白い花が目立ってきました。八ツ橋では猫のしっぽのようなウワミズザクラが見頃、あずまや付近ではイヌザクラが開花を始めました。また標柱5番ではオトコヨウゾメに続きマルバアオダモが満開です。また、エドヒガン近くではムラサキケマンの白花が見られます。
- めだかのT字路で青いきれいなイトトンボを見つけました。捕虫網でつかまえて確認したところホソミイトトンボのオス(写真)。日本では成虫で越冬するトンボが3種いますが、そのうちのひとつです。少し前まで関東地方では希でしたが、近年分布を拡大している種類。公園内ではこれが初記録となります。
【2015年4月21日(火)】
- 今年度の校外学習受け入れシーズンスタートです。桶川市から、川田谷小学校5年生が「自然とは何か」をテーマに来園しました。観察やクイズ、工作を通して、自然からの恵みや生物多様性にまで踏み込んだ話をしました。写真は、オオタカに食べられたキジバトの痕跡の観察から、食物連鎖の説明をしている様子。ぜひ、この体験をこれからの環境学習に活かしてくださいね!
- 公園の花がどんどん移り変わっています。木からぶら下がるように咲いていたシデの花が終わり、代わりにクヌギやコナラなど、どんぐりの花が目立つようになりました。特にかわせみ池手前のクヌギは、枝ぶりもよく圧巻です。
- 飼育展示中のピンク色のシマヘビが、48回目の脱皮をしました。しかも、来園していた埼玉ユニバーシティ北浦和校第11期のみなさんがちょうどその場面に立ち会うことが出来ました。みなさん運が良い!
【2015年4月19日(日)】
- いきもの講座「地衣類とコケ類」を開催。普段はなかなか目が行かないけれども、実はいろんな所にいる彼らの生態や分類、人との関わりなどをお話ししました。その後の定例自然かんさつ会も同じテーマ。園内の(主に)地面をじっくり・ゆっくり見ながら、発見した種類の見分け方を解説しました(写真)。幸運にもイベント前に雨が降ったので、地衣もコケもしっとりツヤツヤ♪ 綺麗な状態で観察することが出来ました。
- 巡視中、まるまったノイバラの葉を見つけました。かがんで見てみると、ヒメクロオトシブミ見っけ♪ 揺籃(ようらん:卵が葉でつつまれているもの。ゆりかごの様な役割)をつくっていたお母さんオトシブミだったのかな?
- 今シーズン初! キビタキの鳴き声を聞くことが出来ました。また、5番付近のオトコヨウゾメが満開で見頃です。
【2015年4月18日(土)】
- 「生きものいきいき隊」では、ヒメアカネ湿地のお手入れをしました。内容は、茂ってきたクサヨシの刈り取り(写真)。生えたてのタコノアシや、泳ぎ回るドジョウ、メダカを観察しつつ、楽しく行いました。しばらくして、また草が生えてくれば、ヒメアカネの好きな草丈の低い明るい湿地になります! 参加していただいた皆さん、本当にありがとうございました。
- 定例自然かんさつ会は、夏の猛暑からセンターをエコに守ってくれる「緑のカーテン」の準備をしました。毎年のことながら、公園に生えているつる植物を使うのがセンター流。今年はビオトープ見本園に生えていたヒヨドリジョウゴも仲間入りしました。花も楽しみです♪
- ★野鳥情報★ センダイムシクイの鳴き声を聞くことが出来ました。今シーズン初確認です。一方で、マガモやアリスイといった冬鳥もまだ見られました。
【2015年4月17日(金)】
- 程よく雨が降り、暖かい日が続いたため、春のきのこたちが増えてきました。今日の写真は、木道方面で出会ったチャワンタケの仲間。お茶碗のような形が特徴的です。地面から、かたまってニョキニョキ出てきます。
- 巡視中、一夜堤付近でジンガサハムシとイチモンジカメノコハムシが見られました。どちらも透明の甲冑に金色ボディという奇抜なデザイン。大きさは1pくらいで、この時期是非とも出会いたい昆虫のひとつです。なお、ジンガサハムシはヒルガオ、イチモンジカメノコハムシはムラサキシキブが食草なので、これらの植物が生えているところが観察ポイントです。
【2015年4月16日(木)】
- 葉の上に黒い斑点模様の赤い虫。まず思い浮かぶのはテントウムシですが、写真に撮ろうとしたら何か違う…。テントウムシ(危険を感じると苦い汁を出す)に擬態したクロボシツツハムシ(写真)でした。有毒生物に擬態するのをベイツ型擬態と呼びますが、まさにその好例です。
- トンボの仲間が次々登場。エドヒガン付近で羽化したばかりのシオヤトンボが飛んでいました。昔の湿田のような環境を好む、現在では数が減っている昆虫です。こんな生きものたちがくらしていける公園を目指しているだけに、うれしい出会いでした。
- ★野鳥情報★ 北里の森上空で旋回するオオタカより翼が長く見える猛禽類。サシバを確認しました。
【2015年4月15日(水)】
- 朝は青空が広がりました(写真)。ぽかぽか陽気とヒンヤリとした風が気持ちいい! しっとりとした地面からはアミガサタケがこんにちは♪ また、ヒメアカネ湿地でヨツボシトンボを見ることができました。
- 午後、フワリと飛んできたのはヤナギの綿毛(柳絮)でした。公園ではアカメヤナギの綿毛が初夏によく見られるのですが、これはタチヤナギのもの。季節を先取りした感じがしました。
- 今年最後となる第9回目のニホンアカガエル卵塊調査を行いました。新しく見つかったのは9個、累計で1767個となりました。ボランティアのみなさま、ご協力ありがとうございました。
【2015年4月14日(火)】
- 連日の雨で、生きものたちは大喜び! 一日空いただけでも見違えるように緑の量が増えています。ガマは早くも腰丈を超え、続いてヨシが膝丈くらいまで成長しています。それに隠れるように出てきたのがウキヤガラ。濃緑から黄緑まで様々な緑で湿地が彩られています(写真)。
- 公園が静かな日は動物たちが超リラックスモードに。草はらではキジの群れがのんびり通過。めだかのT字路では、イタチがピョコピョコ飛び跳ねていました。こちらに気が付いてもどこ吹く風。草むらからキョロッと見上げるしぐさは、ずぶ濡れになっても見る価値アリでした(写真をクリック)♪
【2015年4月12日(日)】
- お日様ぽかぽか♪ うららかな春らしい一日でした。昨日までの雨のおかげで、木々の葉が一気に伸び、緑がググッと濃くなってきました。
- 今シーズン初確認の連続でした。木道方面でヤブサメの声が聞こえ、北里の森でヤマツツジが開花。そして、めだかのT字路で羽化したてのシオカラトンボ、公園近くを飛ぶサシバを発見! さらに、お客さんからはオオルリの情報をいただきました。さらにさらに! 公園では初確認となるアシナガオトシブミにも出会えました(写真)。
【2015年4月11日(土)】
- 朝は雨だったものの先日とは違い、春らしい暖かな雨。ミスジマイマイも活発に動いていました。午後には雨も上がり一時は青空も。ツマキチョウが羽化し、オオカマキリの卵鞘からはたくさんの子カマキリがゾロ〜っと出てきていました。
- 手作り実験教室「地衣類を使って染めもの体験」を開催しました。地衣がどんな生きものか、という基本的なことから、地衣が利用されている身近な製品まで幅広くご紹介。染めを待つ間には、公園で実際に生えている地衣も探しに行きました。写真はどんな風に染まった? とみんなで見せ合っているひとコマ(クリックで作品が見られます)。大気汚染の環境指標にもなる身近な生きもの。ぜひ自宅の周りでも探してみて下さい。
【2015年4月10日(金)】
- 園内管理作業では、14名のボランティアの方々のご協力により、エドヒガンザクラの見頃に合わせて設置していた仮設木道の撤去を行ないました(写真)。外した木材を乾かす間、ニホンアカガエルの卵塊、キツリフネの芽生え、ムラサキケマンの花など、この時期ならではの生きものを観察しました。ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました!
- 林沿いの園路は、春の柔らかい緑に縁どられています。標柱9番付近では、ヤブニンジンがぐんと丈を伸ばし、まるで線香花火のようにいくつもの白い小さな花をつけているのが見られます♪
- 春はあっという間に季節が進みます。すっかり花が散っていたウメですが、もう小さな実が付いていました。
【2015年4月9日(木)】
- 朝はどんより曇り空で、昨日に引き続き、肌寒い一日でした。園内の昆虫たちもひっそり。どこに行ったんだろう? と園路脇の朽木を覗き込んでみたら…にゅっと出てきたチャイロオオイシアブと目が合いました(写真)。やぁ! こんなところにいたんだね!! つぶらな瞳と裏腹に、他の昆虫を捕食する肉食のアブです。
- 草はら奥はつくしの大群落! グングン伸びて、まるで後ろの竹と競い合っているみたいです♪
- 8回目のニホンアカガエル卵塊調査を行ないました。今回は新たに63個が見つかり、累計で1758個。雨が降れば、まだまだ増えるかもしれません♪
【2015年4月8日(水)】
- 最高気温2℃! 朝から雪が降り続き、花見と雪見が同時に楽しめました(写真)。巡視中、寒さに震えながら聞くウグイスの声のなんという違和感! 雪まみれのムラサキケマンの花やクモの糸に引っかかった雪など、めったにない組み合わせを見つけ、凍えながらもテンションが上がるスタッフでした。
- 園路が植物の落し物で色とりどりになっていました。ソメイヨシノの薄ピンク色に、イヌシデの花穂の小金色。センター前を赤く染めたのはクスノキの落葉…。エドヒガンザクラ前の木道では散った花のがくのオレンジ色と、うっすらと積もった雪の白が印象的でした。
【2015年4月7日(火)】
- 土曜日に開催する「手作り実験教室 地衣類を使って染めもの体験」の準備をボランティアの方々と行ないました。“何の素材に?”“どれくらい染めるか?”など細かく打ち合わせながら、完成度の高いものを目指しました。そして、今日の写真は、染めている待ち時間に野外で観察した地衣類とコケ類! 朝から降った雨で潤い、色鮮やかでした。
- コナラが一斉に展葉し、北里の森全体が銀緑色に輝いています。標柱13番付近から眺めると、枯れ残ったヨシと新緑のコントラストが素晴らしい! コナラの新葉が銀色の毛をまとっているのは1週間程度なので、この時期にしか見られない景色です。
- 園内各所でアケビの花が見頃になりました。紫色のシックな色合いの花に、特徴的な形の葉っぱが可愛い〜♪ ほんのり甘い香りがします。
【2015年4月6日(月)】
- 朝からぽかぽか陽気♪ 歩いていると少し汗ばむくらいでした。園内はお散歩や自然観察を楽しまれている方が多かったです。「アマガエルいたぁ〜!」と親子連れで遊んでいる姿も見られました(写真)。
- センター周辺のコンクリート塀の下で、今年もヤハズエンドウ(カラスエンドウ)、スズメノエンドウ、カスマグサ(いずれも同じ仲間)が咲き始めました。赤紫色の大きな花のヤハズエンドウ、小さく白い花のスズメノエンドウ、その中間のカスマグサ。狭い範囲で3種類とも見られるので、比較して観察するには今がチャンスです。
- 一夜堤上空で旋回するノスリを発見。しばらく見ていると、もう2羽あらわれ、3羽のノスリがぐるぐると回っていました。さらにトビまで加わって、ちょっとしたタカ柱になっていました。
【2015年4月5日(日)】
- 一雨ごとに春が進んでいるのを実感します。瑞々しい緑が目立つようになると出てくるのがナナフシ(ナナフシモドキ)。シーズン初確認するのはスタッフの誰かと気にしていましたが、本日お客さんが見つけてくれました。センター前のソメイヨシノの花びらにちょこんと乗っかって、季節感たっぷりです♪ (写真)
- 草はらでイヌナズナの黄色い花が咲き始めました。草丈が10cm程しかなく、そこに小さな小さな花をつけます。普通に歩いていたら見つからないほどのサイズですが、しゃがんで目をこらすと、たくさん咲いていることに気付きます。
- 日本野鳥の会埼玉の探鳥会が行われました。小雨が降っていたものの、アオゲラやツバメなど26種を確認できました。
【2015年4月4日(土)】
- 風が思いのほか冷たくて、季節が逆戻りだなあ、と思っていた矢先、めだかのT字路付近の湿地から「コロコロコロ」というカエルの鳴き声が聞こえてきました。今シーズン初めて聞くシュレーゲルアオガエルの声。ゴールデンウィークの頃にはこの場所で合唱が聞こえるようになるでしょう。
- 公園内各所で咲いているキュウリグサ。とっても小さいですが水色と黄色の配色がきれいな花です。今日はその隣でよく似たハナイバナも咲いていました(写真)。キュウリグサの花は茎の先端にまとまって咲きますが、ハナイバナは葉と葉の間にひとつづつ咲きます。
- ★エドヒガン情報★ 葉が出始め、木全体の色がガラッと変わりました。ちなみに公園近くの石戸蒲ザクラは雨であまり散らなかったようで、まだ満開を保っています。
【2015年4月3日(金)】
- 翔裕園居宅介護支援センターのみなさんがリフレッシュミーティングでご来園。ウグイスのさえずりに耳を傾けながら、ゆっくりじっくり公園を散策しました。野草が好きな方が多かったので、植物解説をいつもより多めに。開花を始めたアオキの花の雌雄の違いや、ガマズミの葉の展葉とミウラ折りの関係など詳しい話でも盛り上がりました♪
- 八ツ橋の池に飛んできたアオサギ。双眼鏡で確認するとくちばしが赤い。それに足もほんのりと紅色。頭の飾り羽も長く伸びて、繁殖期の成鳥だけの特別スタイルでした。この時期のアオサギは本当に美しいなぁ!
- 昆虫の活動が活発になってきています。南入口付近ではナガメを発見。「菜」の花に付く「カメ」ムシという意味ですが、本日はオオイヌノフグリの上にいました(写真)。背中の模様が人の顔(逆さま)に見えるという、ちょっと探したくなる? 昆虫です。
【2015年4月2日(木)】
- 栃木県佐野市から、同じ幼稚園の卒園生と、その保護者の方々のグループが来園。草花や昆虫を五感を使って観察しました(写真)。さらに、竹でけん玉づくりも♪ 春爛漫の公園をいっぱい楽しみました。
- センター前の明るい草地ではスズメノヤリという丈の低い草がよく見られるようになりました。花が茎の先端に集まってつく様が、毛槍(けやり)のように見えることから名がつきました。また、植物の名につく「スズメ」や「ノミ」は小さいという意味で使われます。
- 南入口近くでタヌキのペアに出会いました。ポカポカの陽だまりの下、2頭ならんで日向ぼっこ♪ あくびをしたり、体の向きを変えたりしてのーんびりする様子を見ることが出来ました。
【2015年4月1日(水)】
- 葉の上で花を咲かせる低木のハナイカダ。葉が開き始め、よく見るとすでに小さなつぼみが葉の上についていました(写真)。また、エドヒガンザクラ、ソメイヨシノに続いて3番目のサクラ、ヤマザクラが開花しました。あずまやから一夜堤にかけて点々と見られます。
- 7回目のニホンアカガエル卵塊調査があり、新たに4個の卵塊が見つかりました。累計で1695個。ボランティアのみなさま、いつもご協力ありがとうございます。
- ★エドヒガン情報★ だいぶ花が散ってきました。
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