北本自然観察公園日記 2013年1月
【2013年1月31日(木)】
- 今日は1(I アイ)月31(サ・イ)日「愛妻」の日。今公園でつがいの生きものといえば、マガモやコガモのペア。今日も高尾の池で仲良く連れ添いながらスイスイと泳いでいました♪
- 埼玉大学工学部環境共生学科3年生のみなさんによる、公園改善案のポスター発表会がありました。内容としては、より生物多様性に配慮するにはどうしたらよいか? 効率よく外来植物を駆除するにはどうしたらよいか? などなど。スタッフだけでなく常連のお客さんも参加し、より良い公園のあり方に向けての意見交換が活発に行われました(写真)。
【2013年1月30日(水)】
- 「初心者向けバードウォッチング 冬鳥いろいろ編」の3回目を開催しました。ヤマガラ、コゲラ、アオサギなど、17種の鳥に出会うことができました。めだかのT字路から標柱13番の間では、ジョウビタキのオスとメスが交互にあらわれ、「ヒッヒッ!」と鳴いているところもバッチリ見られました。高尾の池上空ではオオタカが滑空。参加者からは、身近にこんなにたくさん鳥がいるんだ! との感想をいただきました。
- 育ちの森幼稚園の年少さんが来園。春、秋、冬と季節を変えて来てくれています。今日は、草はらでウンチが発見されているノウサギ、高尾の池で集まっているマガモについて学んだあと、ウサギジャンプ、カモぬりえなどを行いました。どの活動もみんな元気いっぱいで、ワイワイ楽しみました♪
【2013年1月29日(火)】
- 青くて高い空からあたたかい陽射しが降りそそぎ、心なしかみなさんの顔もおだやか。梅林にあるベンチでは、バードウォッチングの合間に休憩する人の姿も。野外を歩くには絶好の日和でした。
- 桜土手からバッチリ見える富士山(写真)に見とれていると、上空を飛ぶ2羽のノスリが。足元のやぶでは、食べものを求めて、落ち葉を掘り返すカシラダカの大群も。この季節は上にも下にも、鳥たちがたくさん! さらに、標柱9番近くでウソ、一夜堤近くの湿地でベニマシコ、標柱5番あたりの湿地でアリスイの情報がありました。
- 吉見町立西小学校の3年生が来てくれました。クワ、クヌギなど樹木の冬芽を紹介すると、「帽子をかぶってるみたい、おもしろい!」 と歓声があがりました。他にもイラガのまゆ、カマキリの卵鞘など「春を待つ生きものたち」をじっくり観察しました。
【2013年1月27日(日)】
- 冷たい風で落ち葉がめくれて、地面近くの草が顔を出していました。ふれあい橋わきの地面で赤く目立つスイバの葉の根元を探すと、ベニシジミの幼虫を発見! 幼虫からさなぎの姿で厳しい冬を耐え、春を待ちます。
- 今日の写真は“モグラ!”来園の方から、園路わきで死んでますよ・・・と教えていただきました。地面の下の生活に適応した大きな前足、長い鼻、対照的に小さな目など、独特の体型です。いつかセンターで資料として活躍してもらおうと、回収して帰りました。
- ☆野鳥情報☆標柱5番付近でまだいた!アオバト。標柱10番では、キクイタダキが数羽登場。一時30人以上が集まり、混雑するほどでした。
【2013年1月26日(土)】
- 日なたはぽかぽか、でも日陰はやっぱりさむ〜い! 林床のタマキクラゲも冷凍キノコになっていました。まさに身も凍る寒さ!
- この時期、木々の枝先についたイラガのまゆがよく見られます。昨年以前のものは、すでに羽化して穴が開いていますので、その開き方に注目してみましょう。普通は、写真の左側のものや真ん中のもののように、まゆの上の所がきれいに切り取られて開いていますが、時々、右側のようにちょっと小さくて雑な感じの穴が開いたものがあります。これは、イラガセイボウという寄生蜂が出てきた後です。穴の形で、中からどちらが出てきたのかがわかります。
【2013年1月25日(金)】
- 園内管理ボランティアで、湿地の堰の補修をしました。寒い中での水回りの作業は大変でしたが、17名もの方にご参加いただき、みるみる堰ができあがっていきました。作業中に出会ったニホンアカガエルも、きっとここで産卵してくれることでしょう。ボランティアの皆さま、ご協力ありがとうございました(写真)。
- よく目につくものの、あまり意識して見ないミノムシ。どれくらいいるんだろう? と軽い気持ちで探してみると、センター周りとあずまやの2カ所だけで20個体以上見つけることができました! 5pくらいのデッカイやつは見ごたえアリです。
- ☆野鳥情報☆久しぶりにベニマシコを確認しました。湿地周辺では、クイナやアリスイの鳴き声が響いていました。
【2013年1月24日(木)】
- 少し寒さが緩んだような陽気。ときどき日がさして、青空も見えました。木道方面ではコジュケイがゆっくり園路を横ぎったり、コガモのメスたちが10羽ほど、湿地でお食事したりと鳥たちものんびりムードでした。
- 「初心者向けバードウォッチング 冬鳥いろいろ編」の一回目を開催しました(写真)。ジョウビタキ、アオジ、セグロセキレイをはじめ、16種を確認。標柱3〜4番ではカワセミがダイブ!クイナもチラッと登場して、盛り上がりました。最初はなかなか鳥を見つけることができなかった方も、最後には参加者同士教えあったりと楽しく観察できました。
- 雪はセンター前と日かげにうっすらと残るのみ。園路のカチカチになっていた雪も溶けました。まだ、ぬかるみは残っています。
【2013年1月23日(水)】
- センターの裏にある「ビオトープ見本園」の池を作り直しています。見本園が完成したのは17年前ですが、近頃は水漏れなどが起きていました。今回の作業では池の土を掘り返して(写真)防水シートを張り替え、屋根に降った雨水を溜めるタンクを設置します。池を掘り返して出てきたのは、なんとトラック1杯分の木の根っこ! ニホンアカガエルの産卵に間に合うように、急ピッチで池の部分の工事を進めています。
- ☆野鳥情報☆標柱6番近くでオオアカゲラとルリビタキの若い♂、標柱5番の湿地にタシギ、高尾の池と八ツ橋の池の間でカワセミに出会いました♪ 他にも、標柱9番から10番の間でアオバトの目撃情報をいただきました。
【2013年1月22日(火)】
- 育ちの森幼稚園の年中さんが遊びに来てくれました。残雪をザクザクと踏みながら(写真)、草原でタヌキのためふんやモグラ塚を観察して、ノウサギのふん探し♪ コロコロのふんを全員見つけることができました。午後からは折り紙でノウサギ作り。またいろんな生きものに会いに来てね。
- 草原で、頭を出し始めたツクシを発見! 日あたりのよい場所から先陣を切って出てきたようです。いち早く雪が溶けた他の場所でも、目を皿のようにして探せば見つかるかも!
【2013年1月20日(日)】
- 今日は二十四節気の大寒。寒さが最も厳しくなる頃という通り、冷たい風が吹きました。が、「キクイタダキ見ました!」「そこにタシギいます!」などホットな情報がたくさん寄せられました。
- いきもの講座は「2013年の干支 ヘビ」がテーマ。生態にくわえて民俗学的なお話もしました。世界最大!9メートルのオオアナコンダ!!の模型が登場して、大盛り上がり♪(写真)定例自然かんさつ会では、野外でヘビがすむ環境とヘビと関わり合いのある生きものの観察をしました。さらに今回は特別企画として、帝京科学大学の環境教育サークル「風の子フ〜スケ」から飼育しているヘビをお借りして、アオダイショウと触れ合う体験もしました。
【2013年1月19日(土)】
- 「生きものいきいき隊」を行いました。今回のテーマ“雑木林の管理”について解説したあと、高尾の森へ出発! 林床を明るくするために、シラカシやアオキなどを伐採しました。シュンランやヤブランがきれいに咲くといいなぁ。また、木の茂った暗い場所も残しておくことで、いろいろな生きものがすむ森を目指しています。ご参加のみなさん、ご協力ありがとうございました。
- ☆野鳥情報☆ 今、草はらが熱い! ルリビタキとウソの情報をいただきました。ベニマシコの声も聞きました♪
- 駐車場、センターまわり、園路など、日かげの部分に残った雪がカチカチに凍っています。氷をけずって道を作り、日々除雪をしていますが、この寒さでなかなか作業が進みません。特に午前中、ご来園の際には足元に充分注意してください。
【2013年1月18日(金)】
- 園内の雪が少しづつ溶けはじめ、林床の地面が見えてきました。そんな今日は、落ち葉だまりから這い出てきたニホンアカガエルを発見! 例年、産卵は2月ごろに始まるので、冬眠から目覚めたばかりなのかな。心なしか、寝ぼけているように見えました(写真)。
- 巡視中、標柱7番付近の湿地でアリスイを観察していたら、いきなり近くの木にオオアカゲラが出現しました。かたや湿地の中をちょこちょこ動くアリスイ、かたや木から木へ飛び移るオオアカゲラ。両者とも、動く動く! 結局「いったいどっちを見たらいいんだ!」と、迷っているうちに飛び去ってしまいました。
【2013年1月17日(木)】
- 気持ちよく晴れましたが、最低気温は−5℃と空気が冷たい一日でした。上空では、滑空するノスリが強い風に押し戻され、空中にピタッと静止して見えました。
- 静かに、けれど着実に成長している木々の冬芽たち。木によって、形や特徴もさまざまです。春先に一番乗りで葉を出すニワトコの冬芽は早くも緑に色づきはじめ、標柱6〜7番では「ひつじ似」といわれるオニグルミの冬芽(写真)がみられます。
- 草はらでトラツグミ、子供公園近くでアリスイに出会いました。いつもは保護色になるシックな模様も雪の上では、ちょっと目立っちゃったかな!? カシラダカ、アオジ、アカハラ、ツグミ、モズなどの鳥たちも雪の上に降りていて観察しやすかったです。
【2013年1月16日(水)】
- 14日に降った雪がまだ残っています(写真)。バリッ、バリッと硬くなった雪を踏む音。植物に乗っていた雪が解けて、しなっていた枝が立ち上がるザザザッ、ザザザッという音。いつもとは違う音が聞こえてきました。
- ノウサギの足跡発見! 歩幅が広くなったり狭くなったり、急に曲がったり、ノウサギは雪の上でも元気だ。落ちている木屑はキツツキのせいかな。カモがこんなところまで来ていた。なんて、雪の上に残ったものからの推理も楽しいです♪
- シラカシの葉の裏で越冬していたウラギンシジミが地面に落ちていました。寒さに耐えることができずに死んでしまったようです。こうした生きものたちの死も、自然の一部としてさまざまな命につながります。
- 今日も終日、大雪対応の安全管理作業を進めました。引き続き建物や木からの落雪、園路の凍結などにお気を付けください。
【2013年1月14日(月)】
- 初雪が降りました! しかも昼からは本降りとなり、公園全体が一面まっ白に。今日の写真は、スタッフ総出で行った雪かきでの一コマです。中央の特別ゲストの方と、みんなでハイ! チーズ!
- 午後、雪の状態を見に公園に出てみると、思ったより多くのお客さんに出会いました。みなさん雪の風景を楽しんでいるご様子。「雪化粧をした里山の風景は、本当に綺麗だね!」と、顔をほころばせながらカメラのシャッターをきっていました。
- 午前、午後と園内の安全管理作業を行いましたが、まだ落雪の可能性や、通行しづらい場所があります。明日は休館日なので、ご来園予定の方はご注意ください。
【2013年1月13日(日)】
- 気持ちのいい青空&日差し! 草原やセンター前のベンチで、お弁当を食べたりのんびり休憩している方が多くいらっしゃいました。また、開催中の「冬の自然観察オリエンテーリング」も大盛況! ひとつひとつの設問を、家族みんなで楽しんでいる姿が印象的でした。
- とんぼ池の岸辺に生えているハンノキに、今年もミドリシジミの卵がついています。今日は8個まとめて産みつけられている場所を発見しました。卵は直径1mm程ですが、拡大してみると表面に細かい突起がたくさん出ていて、まるでウニのような形をしています。
- 標柱7番近くで、地面に降りたツグミを見ました(写真)。畑や草はらなど開けたところで見られる冬鳥ですが、毎年「今年は多いかなあ、少ないかなあ」とちょっと気になる鳥です。冬鳥の代表選手、多く見られる年はなんとなくほっとします。
【2013年1月12日(土)】
- 野あそび教室「ウサギのくらし体験」を開催しました。室内でニホンノウサギについて知るために、クイズやウサギさん体操をした後、ノウサギにへーんしん! 草原ではかくれんぼしているノウサギ人形を探したり、ウサギン・ボルトと競争したり(写真)、襲ってきたキツネから走って逃げたり。動物たちの足あとを観察した後には、ほやほやのノウサギのフンを発見! ノウサギのくらしを通じて、たくさんの生きものがつながりあって生きていることを感じてもらいました。
- まだまだ冬まっさかり。ですが、湿地の風景からも季節が進んでいることを感じます。ハンノキの雄花がさらに大きくなって垂れ下がり、とても目立つようになりました。めだかのT字路あたりのヤナギの枝先も、少し黄色に染まってきています。
- ☆野鳥情報☆ 標柱7番付近でアリスイに出会いました。標柱5番付近でゴジュウカラ、タシギを見たとの情報をいただきました。
【2013年1月11日(金)】
- 巡視中、八ッ橋上空で低空飛行をするノスリに遭遇しました。その場に居合わせたスタッフ同士で「近い近い!」「低い低い!」と盛り上がっていたら、北里の森からカラス登場。風に揺られながら、攻撃し合うように飛び去ってゆきました。
- 午前中、全面結氷した高尾の池の真ん中に氷の筋ができていました(写真)。この自然現象は「氷点下の日が数日続く」「気温の上下によって、水面の氷が膨張と収縮を繰り返す」などの要因が複雑に絡み合って起きるものです。この現象の大規模なものが、諏訪湖の「御神渡り(おみわたり)」。諏訪湖では神様が通る氷の道とされていますが、当公園ではセグロセキレイ様がお渡りになっていました。
【2013年1月10日(木)】
- 最低気温は−2℃。気温のわりに日が当たっている場所は暖かく、80羽を超えるマガモが高尾の池に集まる様子は、見ごたえありでした♪
- 校外学習で、北本市立東小学校3年生が来園。オオカマキリの卵鞘さがし、落ち葉、マガモの観察など、生きものたちの冬のようすをテーマにセンターと園内を回りました(写真)。子どもたちはとっても元気いっぱい! 質問もたくさん出ました。ぜひ、また来てくださいね♪
- スカイブルーの羽根が美しいと人気のルリビタキのオス。全身が青色になるまでに、1〜2年かかるといわれています。今日は、標柱19番と17番で、尾羽が青くなった若い個体が見られました。
【2013年1月9日(水)】
- 今年初の園内管理ボランティアでは、ぬかるんだ園路に板を渡す作業(写真)とウメの剪定を行いました。参加者は総勢16名。全員で一致団結しての作業で今シーズンのウメの剪定も完了しました。ご協力ありがとうございました。
- 草や葉が少なくなり、生きものたちの痕跡を見つけやすくなりました。園路の脇では草の茎に産みつけられたオオカマキリの卵鞘や木の枝につけられたイラガのまゆ、標柱5番近くでは高い木の上につくられたキイロスズメバチの巣。よく見てみるとその芸術性と精巧さにびっくり。じっくり観察するのにうってつけの季節です。
- めだかのT字路でキジバトを襲うオオタカに遭遇! バサバサッと翼をはばたかせながら、すごいスピードで追いかける姿は大迫力でした。この勝負、キジバトが急旋回してオオタカをかわし、逃げ切りました。また、別の場所ではツグミの羽根が散乱をしているのを見つけました。オオタカの食痕です。食物連鎖の上位にいるオオタカが生活できているのは自然が豊かな証拠。いつまでもオオタカがいてくれる公園でありたいと思います。
【2013年1月8日(火)】
- 歩いていると暑い! と来園の方が言うように、寒いけれど手ぶくろがなくても大丈夫なくらいの陽気でした。一夜堤近くでは、乾いたヨシの茎が風に揺られて、カラカラときれいな音が響いていました。
- 草はらには、こんもりと盛られた土の山がいくつも見つかります。これはモグラが地中に掘ったトンネルの土を出したもの。温度が安定した土の中で冬も活動し、ミミズなどを食べています。
- 今日の写真は、南入口で出会ったトラツグミ! やぶの中から出てこず…「どうか一枚撮らせてください」と心の中でお願いしたら、こちらを向いてくれて撮れた一枚です。ほかにも標柱8番近くでアトリの群れにまじってベニマシコ(オスとメス)が見られました。
【2013年1月6日(日)】
- 最低気温は、−7℃。湿地に霜がおりて銀色の世界が広がっていました。
- 標柱3番の園路になんと! オオスズメバチが落ちていました。冬は、女王のみ朽木の下などで、越冬しているはずなのにどうして…と近づいてよく見ると、鳥に中身だけ食べられてしまったようです(写真)。どんな生きものも、食べたり食べられたりしているんだなぁと実感しました。
- 昆虫と植物を題材に、定例自然かんさつ会を行いました。ウスバフユシャクのペアやミノムシ、センニンソウやコウヤボウキのふわふわの綿毛を観察しました。最後の〆は枯れた木々の中で、とっても目立つウスタビガのまゆ! ライムグリーンの輝きを放つまゆに、熱い視線が注がれました。
【2013年1月5日(土)】
- 今年一回目の定例自然かんさつ会は「縁起の良い生きもの」がテーマ。豊作祈願である“まゆ玉飾り”の起源に関わるクワコのまゆや、“子宝”を意味するカマキリの卵鞘などを観察しました(写真)。最後は正月飾りで使うフユノハナワラビを見ながら、今年もいい一年でありますように! とお願いしました。
- 巡視中、ふれあい橋下でイタチを目撃! 大柄でがっしりとした体つきから、オスの個体であったと考えられます。カメラを向けようとしたらこちらに気付き、すばやく逃げ去っていきました。
【2013年1月4日(金)】
- さっむ〜い朝。センター横の温度計を見ると最低記録はなんと−6℃! 夜のうちに霜柱もモリモリと成長したようで、湿地ではその立派な結晶の輝きを見ることができました(写真)。
- 今日は1月(い)4日(し)で「石の日」。石にまつわる生きものなんているかな〜?と探していたら…正門の石柱でフユシャクガの仲間を何と6匹も同時に見つけてしまいました。メスには成虫でも翅がないという不思議さが、虫好きには人気の蛾。非常に見つけづらい昆虫なので、まさに石のご利益!?
- 見るぶんには美しい霜柱も、溶けると園路をぬかるみに変える困りもの。冬休み最後の週末に向けて、ぬかるんだ園路に木の板を渡す作業を行いました。生きものも通りやすい土の道を維持するため皆様のご協力をお願いします。
【2013年1月3日(木)】
- 風がと〜っても強いものの日差しは暖かく、絶好のお出かけ日和になりました。センターはたくさんのお客様で大賑い! 年末年始の特別開館はおかげさまで1300名もの来館がありました。ありがとうございました。
- 今シーズンはヒガラの当たり年! 10月下旬からコンスタントに見られています。今日はなんと葉っぱをついばんでいるところ出会いました(写真)。よ〜く見るとシロダモについている虫こぶがお目当てのようです。冬にはこんなものまで食べているのですね〜。
- あずまやの屋根裏をそっと覗いてみると、鉄骨のすき間でテントウムシに出会えました。1週間前はカメムシの仲間しか見つからなかったので、ちょっとうれしい♪ さあみなさんも、あずまやでの新春運試しをどうぞ!
【2013年1月2日(水)】
- 風もなく穏やかな一日。やさしい木漏れ日が、冬の森の美しさを演出していました(写真)。
- 今日も桜土手から富士山がバッチリ見えました。さらに高尾の池上空でオオタカ、ノスリ、湿地上空でハイタカに遭遇! 標柱7番付近ではツミまで! 桜土手口に生えているクコ(ナス科)は、今の時期でも青々としていて観察しやすいです。北本自然観察公園版、一・富士、二・鷹、三・なすびでした。
- ☆野鳥情報☆ 標柱6番付近で、タシギを確認しました。南入口ではフワフワした感じがとっても可愛らしいエナガの群れを発見! またルリビタキにも出会えました。今日はいつにも増して、多くの鳥を観察出来た一日となりました。
【2013年1月1日(火)】
- 新年あけましておめでとうございます。今年も埼玉県自然学習センター・北本自然観察公園をよろしくお願いします。
- 巳年ということもあって元日からピンクのシマヘビを見にいらっしゃる方が多く、にぎやかな一日でした。それに応えてか、ヘビもお客さんから見やすい位置でジッとしているようにみえました(写真)。
- 今年初の巡視では、淡い赤色のベニマシコ! 真っ白なダイサギ! 角度によっては金色に見えるシロダモの冬芽! キラリと光るウラギンシジミ!に出会いました。おっ! 赤・白・金・銀♪ 縁起がいいねぇ〜。
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