北本自然観察公園日記 2011年12月
【2011年12月31日(土)】
- 連日氷に覆われている高尾の池に、いつものアオサギに加え、珍しくゴイサギがやってきました。氷上にたたずむ2種類のサギ(写真)。普段はヨシに止まって休むゴイサギと水の中を歩くアオサギの、氷が張るこの時期ならではの競演でした。
- 今年もうつろう季節と共に、この公園日記では伝えきれないほどたくさんの生きものとの出会いがありました。みなさまにも思い出に残る出会いがありましたでしょうか? 本年も、北本自然観察公園と自然学習センターをご利用いただき、ありがとうございました!
【2011年12月30日(金)】
- 強風が吹き荒れ、外はさぞかし寒いだろうな〜と思いつつ巡視へ。ところが、林の木々が風を防いでくれるおかげで思ったほど寒くなく、歩いているうちに体が暖まりました。風向きに応じていろんなルートが楽しめます。
- 風と共に残っていた木の葉も舞い散り、園内の落葉はほぼ終了(写真)。枝先を行きかうエナガの群れをばっちり観察することができました。
- ☆野鳥情報☆子供公園付近でアリスイの情報、タシギは連日センター周辺の湿地で確認されています。カワセミは高尾の池の氷がとける午後がねらい目です。
【2011年12月29日(木)】
- 今朝も氷点下で、高尾の池は全面結氷。午後に氷がとけてくると、コガモたちがやってきて休憩する姿が見られます。その中にまざっていたのはなんとミシシッピーアカミミガメ! 冬でも陽気が良くなると、甲羅干しにでてくることがあります。
- まだ木の実が残っているケヤキに、ヒヨドリだけでなく、ツグミやアカハラもやってきて実をついばんでいました。地面におりてくるのはもう少し先かな〜?
- そんな地面に、ニンジンの葉!?(写真)・・・ではなく、セリ科のヤブジラミです。日あたりの良い場所で、つもった落ち葉をかき分けるようにして青々とした葉を広げています。
【2011年12月28日(水)】
- 今朝の最低気温は−2℃。午前中は、そこかしこで霜柱が楽しめます。
- 待っていましたルリビタキ♪ 青くキレイなオスがあずまや付近で見られました。でも写真は撮れず、がっくりしていると、高尾の池でカワセミがダイナミックなホバリングとダイブを見せてくれました♪ エドヒガンザクラ方面ではアトリ1羽の情報がありました。
- 園路わきにカマキリの大きなお腹を発見。卵越冬なのに、まだ産んでいなかったのか!と近寄ってみると「ギャァー!お腹だけ枝に刺さっている・・・」。小さな猛禽類と呼ばれるモズ(写真)の“はやにえ”です。標柱6〜7番では大きな猛禽類、タカのしわざであろう食痕(キジバトの羽根)がありました。葉が落ちたり、草が枯れたりしている今、こうした鳥のフィールドサインも見つけやすい時期です。
【2011年12月27日(火)】
- 今日は、竹を切ろう「門松づくり」の最終回を行いました。今年は合計5回の開催で61家族が参加しました。思い思いの門松が、61通りのステキな新年を運んで来てくれますように♪
- ほおを刺すような冷たい風が吹いていました。全面凍結した高尾の池では、氷の上をアオサギが歩いているところを発見。慎重に歩いているようでしたが、ときおり滑って驚いている様子が何とも微笑ましく感じられました。
- 今年最後の園内管理ボランティアでは、17日に引き続き、標柱17番付近の藪(やぶ)の刈り取りを行いました(写真)。アズマネザサが繁茂していたところを元の草原に戻せば、またひとつ色々な生きものがすみやすい環境が増えるはず。ボランティアの皆さんのおかげで、来年もたくさんの生きものに出会えそうです。今年一年ありがとうございました!
【2011年12月25日(日)】
- 今日の定例自然かんさつ会は、2011年最後の開催となりました。そこで「この一年をふりかえる」をテーマに園内を散策。春に累計卵塊数2686個を記録したニホンアカガエルは、お腹を膨らませて来年の産卵準備はすでに万端でした。初夏にハンノキの周りを飛んでいたミドリシジミは、たくさんの卵を産み付けていました。来年もいろいろな生きものが観察できるように、公園の自然を守っていきましょう。
- 竹を切ろう「門松づくり」の4回目を開催しました。竹の切り出しや、荒縄でしばるなど力仕事も多いので、個人プレーではなかなかうまくいきません。お父さん、お母さんだけでなく、子どもも一生懸命お手伝いしながら思い思いの門松をつくりました。最後は自慢の作品を持って全員集合!!(写真)
【2011年12月24日(土)】
- 木々がすっかり落葉し、池の向こうまで見通せます(写真)。空が青い!
- 水路の水が流れるように落ち葉上げの作業をすると、毎回いろんな水辺の生きものたちに出会えます。今日もニホンアカガエルやトンボのヤゴ、ガガンボの幼虫など、いつものメンバーたちかと思いきや…な、なんとヌカエビを発見しました!! 公園では初確認です!
- ヨシ原の方から「ビョビョビョッ!」と大きな鳴き声。見ると、シロハラがヒヨドリを追いかけて飛び出して来るところでした。その後もヒヨドリがいなくなるまで「ビョビョビョッ」を連発。なかなかに好戦的なシロハラでした。
【2011年12月23日(金・祝)】
- 北風ビュービューのさむ〜い一日でした。こんな日は、窓から陽が射しこんでぽかぽかのセンター2階がオススメ観察ポイント。高尾の池で約60羽のコガモが見られたほか、周りの湿地ではタヌキとイタチも見ることができました。
- 竹を切ろう「門松づくり」の2回目。強風でタケの倒れる方向が定まらず苦労しましたが、ボランティアの方々の的確なアドバイスと参加者同士のチームワークの良さで無事に切り出すことができました。寒風吹きすさぶなか、完成した門松によろこびもひとしおのようでした。
- ☆野鳥情報☆「タシギがいたよ」との情報をいただき、見に行きました。ヨシ刈りの終わった湿地と同化するシックな模様がステキ♪(写真)。今シーズン初確認です。
【2011年12月22日(木)】
- 今日は一年のうち日照時間が一番短い“冬至”です。とくれば風邪予防のユズ湯とかぼちゃ。園内に柚子はありませんが、葉が落ちて見通しのよくなった林縁では、かぼちゃと同じウリ科のカラスウリの実が目立ちます。写真はアマチャヅルの実。色も形も大きさも違えど、これもウリ科の植物です。
- 園路上に引っかかった枯れ枝の除去作業をしていると、林越しに上空高くをすごい速さで飛んでいく2羽の鳥を見つけました。滑空してくるりと旋回…まさにツバメ返し。そう!アマツバメでした。南下せず、まだいたとは・・・驚きです。さらに湿地ではツグミの10羽ほどの群れやカシラダカの群れ、シメ、アオサギなどが見られました。
【2011年12月21日(水)】
- 最高気温は7℃と低く、日中も高尾の池は氷が溶けないままでした。わずかに残った水面に、カモたちが集まってお休み中。寒さに強い冬鳥だとはわかっていても、顔を羽毛の中にうずめている姿はやっぱり寒そう!
- ふれあい橋の池で毎日のように姿を見せているカワセミ。今日は下校途中の小学生も集まってきて、みんなで観察をしていると・・・見事! ダイブして魚を捕らえる瞬間を見せてくれました。
- 今日の写真は、夕焼けをバックにしたガマの穂。ぼわっとふき出したふわふわの白い穂綿(ほわた)は、高尾の池や一夜堤の湿地で見ることができます。
【2011年12月20日(火)】
- 朝から快晴。落葉がすすんだ木々の合間から見える空は、真っ青でした。
- ススキの間を、独特の跳ねるような走り方で去っていったのはイタチ! 一昨日に引き続き、各所で目撃されました。さらに湿地の土手ではタヌキも登場。どうやら皮膚病にかかっているらしく毛が抜けている部分がありましたが、カエルやバッタを食べたり、水を飲んだり(写真)と元気な姿が見られました。
- 木道方面でウメの木にちょっと変わった色のつぼみがついていると思ったら、キイロテントウでした。クヌギの樹皮の割れ目ではクヌギカメムシの仲間の卵塊、その近くにはキノカワガも。みな思い思いの場所で冬越し中です。
【2011年12月18日(日)】
- 朝、標柱19番近くの木道の上にイタチの足跡を見つけました。今日はこの他にも2か所で走る姿が目撃されています。水辺の近くで待っていたら出会えるかも!
- 竹を切ろう「門松づくり」の1回目を行いました。切り口に、かっこよく節が見えるように切ったり、ミニサイズで可愛くしたりと、工夫して素敵な門松を作りました。
- 定例自然かんさつ会のテーマは「根っこ」でした。まずは、チカラシバを引っこ抜いて根の観察! なかなか抜けず、根が植物の体をしっかりと支えていることを実感しました。さらに、みんなで力を合わせてススキを掘り起し、株分けをしました(写真)。春に元気よく芽吹くのが楽しみです♪
【2011年12月17日(土)】
- 「生きものいきいき隊」は、標柱17番付近でアズマネザサの刈り取りや、クワの木などの伐採をおこないました(写真)。「え、ここ以前草はらだったの!?」と思うほどに生い茂った藪(やぶ)をどんどん刈り取っていくと、みるみるうちに開けた草地になってきました。まだ全体の5分の1の面積ですが、来春芽生えてくる野草が楽しみです♪ ご参加のみなさま、ありがとうございました。
- 巡視中、一夜堤付近のヨシ原で、突然キジが絶叫! なんとオオタカに襲われて連れ去られる瞬間でした!
【2011年12月16日(金)】
- 午前中は穏やかな晴天だったものの、午後からは強風が吹きました。林がどんどん見通せるようになってきています。
- コウヤボウキが白い綿毛のタネをつけはじめました。これから林沿いの園路で、ふわふわの白が目立つようになります。
- ☆野鳥情報☆ノスリ、アカゲラ、シロハラ、シメ、カシラダカの群れなどなど・・・。午前中だけで、23種の野鳥に出会いました。湿地のT字路では、エゴノキの実を食べにくるヤマガラが至近距離で見られました(写真)。
【2011年12月15日(木)】
- 日向は、ぽかぽかでいい気持ち♪ 草地でナズナやホトケノザ(写真)のほか、オオイヌノフグリ、コハコベなどの花が咲いているのを見つけました。
- 茨城県の東海村役場のみなさんがビオトープ保全事業の視察で来園。ビオトープをつくる時の目標種の考え方、生きものがすみやすい公園のための環境管理について紹介しました。地域の自然を生かした公園づくりの参考にしていただければ幸いです。
- センターの最新情報とイベント案内が入ったニュースレターが完成しました。冬号はカシラダカが表紙です。今回は7名のボランティアの方にご協力いただき、三つ折りや封筒封入といった発送作業をテキパキとこなしていただきました。いつもありがとうございます。
【2011年12月14日(水)】
- 八ツ橋の池の氷が夕方まで溶けませんでした(写真:氷の上にコガモ)。空気の冷たさに首をちぢめて巡視中、ふれあい橋の池に常連のカワセミ、目線を下に移すと伸び伸びとかけまわるイタチを発見。ホットな場面に一瞬寒さを忘れました♪
- 草はらの奥ではキジバトの食痕を発見! 最近、よく目撃されるオオタカやハイタカに襲われたかな??
- ☆野鳥情報☆シメ、ツグミ4羽、カワラヒワ6羽の群れはそれぞれT字路付近、ルリビタキにはあずまや付近で出会いました。シロハラは木道奥の池で水浴びしていたとのこと。その気合を見習いたいです。
【2011年12月13日(火)】
- 園内のコナラやクヌギは落葉のピークをむかえ、陽があたるときらきら輝いて、とてもきれいです。その様子はさながら桜吹雪ならぬ落ち葉吹雪!
- 北風は冷たくとも、日なたでは成虫越冬をするチョウのキタテハやムラサキシジミ(写真)が見られました。ひだまりでチョウが翅(はね)を広げるのを待っていると、日光浴もできて体はぽかぽかに♪ 午前中、標柱10番付近のウメ林がおすすめです。
- ヤマガラがなにかの実をくわえて木の間を行ったり来たり。そしてその実を木のすき間に押し込んで去ってゆきました。食べものが少なくなる冬に向けて、貯食しているようです。
【2011年12月11日(日)】
- ウキウキするようないい天気♪ バードウォッチングの方もたくさん来園しました。その期待に応えるかのように、ふれあい橋上流の池でカワセミが小1時間も姿を見せてくれました。
- 北本総合公園で行われた北本駅伝競走大会に、わが「北本自然観察公園チーム」が今年も男女各1チーム参加しました(写真)。女子は昨年の2位からリベンジ、優勝を勝ち取りました! 男子も大健闘し、おなじみカルガモくんも広報活動で大活躍。ボランティア走者のみなさん、応援してくださったみなさま、ありがとうございました。
- いきもの講座「土壌動物の世界」は、10月につづき埼玉県立自然の博物館からお越しいただいた、中村修美さんに講義していただきました。定例自然かんさつ会では、土の断面を見て、落ち葉がだんだんと分解されて土になっていく様子を観察。さらにその土から取り出した小さな土壌動物たちを顕微鏡で見ると、見たこともない生きものがたくさんいることに参加者たちは驚いていました。
【2011年12月10日(土)】
- 今シーズン一番の冷え込みとなった今朝の最低気温は−3℃。落ち葉には初霜、高尾の池には初氷が張り、ちょっとした“白銀の世界”が広がりました。
- 手作り実験教室「廃油でキャンドルづくり」を開催しました。持ち寄った使用済みてんぷら油が、カラフルなキャンドルに変身! 最後に、センターらしく竹のカバーをつけて完成です。柔らかな明かりが灯りました(写真)。たまには電気を消してキャンドルナイトを過ごし、地球の未来のことを考えてみませんか?
- 定例自然かんさつ会は「冬の生きものさがし」をテーマに、越冬するナナホシテントウ、クビキリギス、キノカワガ、ゴマダラチョウの幼虫を観察しました。
【2011年12月9日(金)】
- 今朝はこの冬はじめての雪も降り、いよいよ寒さが本格的になってきました!そんな中でもヤエムグラ、オオジシバリ、ハコベなどの春の草が葉を伸ばしています。小さな草たちは寒さに耐えながら、もう来年のための準備をしています。木々の葉は少しづつ寂しくなってきましたが、足元にはさわやかな明るい緑色が目立つようになりました。
- 毎年恒例のヨシ刈りがはじまりました(写真)。ヨシ原を維持するために、毎年この時期に刈り取りをしています。これからしばらく平日に作業しますので、来園の際にはご理解とご協力をおねがいします。
- ☆野鳥情報☆一夜堤の上流側でアリスイの姿を確認。エドヒガンザクラの先では、ヤブの中でシジュウカラの群れと一緒にいるルリビタキを見つけました。
【2011年12月8日(木)】
- 日中でも気温は6℃しかなく、体がすくむような寒さでした。巡視中、しずかに林縁を飛ぶノスリを見つけました。枝にとまってしばし休憩の様子(写真)。羽根をふくらませて丸くなったその姿は「ふくらすずめならぬ、ふくらノスリだなぁ〜」なんて思っていたら、双眼鏡越しににらまれました。
- 午後からは雨模様。エドヒガン奥の標柱21番付近では、アカシデの紅葉が遠くからでも目立っていました。落ち葉を拾ってみると、黄色から赤へのグラデーションがなんとも美しい! 雨にぬれてつや感もアップしていました。
【2011年12月7日(水)】
- 今日の園内管理ボランティアは、前回に引き続きエドヒガンザクラ方面のウメの剪定を行ないました。密になった枝を落とす役、その枝を細かくして園路沿いに積み上げる役など分担して効率よく作業を進めました。寒い中スタートしたものの、終わる頃には体がぽかぽか♪ 予定していた11本の手入れが済み、この方面のウメの剪定が完了! ボランティアの皆さんありがとうございました。
- 標柱5番近くのヒサカキに黒くて小さい実が枝にすき間なく付いていました。そして、その実を我先にと数羽のヒヨドリがついばんでいました。あまりに夢中だったのか、すぐ近くに行っても全く気付かず・・・。しばらく観察することが出来ました。
- ☆野鳥情報☆ 高尾の池上空でノスリ、オオタカ、湿地周辺でアリスイが確認されました。さらにT字路付近でハイタカの目撃情報がありました。
【2011年12月6日(火)】
- 園内の温度計で最低気温3℃。落葉もすすみ、葉に隠れていた真っ赤なカラスウリが目立っていました。
- コナラの木で、ある生きものを見つけました。写真中央をよーく見てください。木の皮そっくりのガの仲間、キノカワガがいるのがわかりますか?冬の初めのこの時期がピークのようで、今日は3本の木で5匹も見つかりました。
- ☆野鳥情報☆あずまや付近ではベニマシコ(オス)2羽、一夜堤ではルリビタキ(メス)の目撃情報がありました。
【2011年12月4日(日)】
- 昨日の天気とは一変、晴れ渡った青空がひろがり(写真)、陽だまりはぽかぽか♪ 散歩やバードウォッチングの来園者に加えて、鴻巣市の松原地区自治会から「歩け歩け会」のイベントでなんと総勢175名! の参加者が来園。にぎやかな一日となりました。
- 日本野鳥の会埼玉の探鳥会が行われました。観察できた鳥は24種類。ノスリが何度も現れたり、高尾の池にカワセミが2羽出てきたりして、じっくりと鳥を見ることができました。休憩中に桜土手から見える富士山もきれいでした!
- 定例自然かんさつ会は、ウメ林でジョロウグモの卵のうさがし。じっくりさがすと、次々に白くてふわふわの卵のうが見つかり、なかには12個も見つかった木がありました。さらに帰り道では卵を産み終えたばかりのジョロウグモを発見! まだ糸に覆われていないので、びっしり並んだピンク色のビーズのような卵も観察することができました。
【2011年12月3日(土)】
- 午前中はずっと雨模様でした。これは園内もさぞかし静かなんだろうなと思いきや、鳥たちは意外とにぎやか。雨なんかへっちゃら♪ とでもいうように、木々の間を飛び回っているヒヨドリやシジュウカラの姿が見られました。
- 雑木林では、な、なんとミミズが木登り中! しかも2匹! 園路では、コガネムシ類の幼虫が土の中から這い出していました。久しぶりのまとまった雨に驚いたのかなぁ。
- 午後からは雨が上がり、青空が広がりました。定例自然かんさつ会では、まずは建物内で越冬中のテントウムシ探し。そのあとは、外壁についているトックリバチの巣を見たり(写真)、軒下のアリジゴクを触ったり、ちょっと足を伸ばして八ツ橋のたもとでウシガエルを見たりしました。玄関から半径50メートル以内でもさまざまな生きものたちを発見できました。
【2011年12月2日(金)】
- 時おりみぞれが降る曇り空にもかかわらず、昨日からの冷え込みと今朝の雨によって、紅葉が一段と綺麗でした! アカシデの葉はなお赤く、クヌギ、コナラの黄葉はさらに濃く、特にコアジサイの葉は目が覚めるような鮮やかさを放っていました(写真)。
- 林の中からけものが動く気配が・・。しばらくするとイタチが出てきました。こちらを警戒しつつ、猛ダッシュで園路まで出てくると、そこにいた生きもの(おそらくカエル)をくわえて、素早くUターン。よっぽど見逃せない獲物だったのでしょう。
- ☆野鳥情報☆一夜堤でノスリ、桜土手近くでツグミの群れの目撃情報がありました。
【2011年12月1日(木)】
- 昨日とは打って変わり日中の気温は5℃。冷たい雨の降る、肌寒い一日となりました。落葉、紅葉も一気に進み、園内はしっとりと落ち着いた雰囲気に包まれました。そんな中でもエナガやメジロなどの小鳥たちは賑やかです。鳥たちの姿もだいぶ見やすくなってきました。
- 10月に引き続き、埼玉大学工学部環境共生学科のみなさんの現地研修がありました(写真)。水質の改善、看板の提案、生きものとの共生の方法、木道の修繕など各自のテーマと改善案についてのポスター発表のあと、討議をしました。最終発表会は1月26日(木)の午後です。一般の方も見学できますので、ぜひお越しください。
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