北本自然観察公園日記 2020年2月
【2020年2月29日(土)】
- 木々の芽がだいぶ膨らんできました! クヌギの枝先では膨らみ始めた芽の下に、丸いこぶのような突起がついています。これはドングリの赤ちゃん(写真)。今見られるのは昨年咲いた花からできたもので、今年の秋に成熟します。コナラは1年でドングリになるのに対し、クヌギは2年もかかるのです。
- 最近、センター周辺や草はらの奥から「ケーン ケーン!」というキジの声が聞こえてきます。また、高尾の池では繁殖羽に変わった2羽のカイツブリが「キュルルルル…♪」と鋭く鳴きながら泳いでいました。毎年、この公園で子育てをする本種。ふわふわの綿菓子のようなヒナの姿が見られるのは、今年はいつごろになるでしょうか…?
- ★野鳥情報★ 来園者の方から、めだかのT字路付近でアリスイの情報をいただきました。
【2020年2月28日(金)】
- 今シーズン1回目となるニホンアカガエルの卵塊調査を実施(写真)。これまでにスタッフが巡視中に数えていたものと合わせて、累計571個となりました! だいぶ水がぬるんできたのか、調査中には元気に泳ぐミナミメダカの群れやドジョウ、ミズムシの仲間(昆虫)など多くの生きものが見られました。ご協力いただいたボランティアのみなさま、どうもありがとうございました!
- 日に日に増えていく春の花♪ センター前の草はらではシロバナタンポポが開花。標柱9番付近ではタチツボスミレが咲き始めました。
- ★野鳥情報★ 来園者の方から、公民館口でミソサザイの情報をいただきました。
【2020年2月27日(木)】
- 公園の正門すぐ、ふれあい橋から見える湿地が今日はにぎやかでした! 朝一番でベニマシコのオスが見られたほか、池の中を威風堂々と歩くダイサギや、陽光にきらめくカワセミも観察できました。まるで、色鮮やかな野鳥たちが公園に来た人をお出迎えしてくれているようです♪
- 日当たりのよい草地で、在来種のミドリハコベが咲き始めました(写真)。公園内にはよく似た外来種のコハコベも見られますが、その違いはおしべの数。8〜10本と多いほうが前者、3〜5本と少ないのが後者です。また、果実の時期には種子の形でも区別できます。
- ★野鳥情報★ 標柱10番付近では、連日キクイタダキが確認されています。
【2020年2月26日(水)】
- ウグイスカグラの新芽、そしてぷっくりと膨らんだ多くのつぼみが目を引く林沿いの園路(写真)。湿地に続き、雑木林にも春の気配が近づいています。アケビのつぼみも徐々に目立ち始めたほか、標柱15番ではヒサカキが開花し、独特の香りを漂わせていました。
- 雨のあとの巡視は目線が下に行きがち…。そう、ついつい夢中になってしまうのが、きのこ探しです! 落ち葉の積もった地面からはツチグリ。枯れ枝や朽木からは、アラゲキクラゲやタマキクラゲが生えていました。そして、この時期ならではの“特別感”が魅力の、ツバキキンカクチャワンタケも発見! すべて標柱15〜16番付近の雑木林沿いで見つかります。
- ★野鳥情報★ 北里の森でアカゲラ。めだかのT字路付近ではアカハラが見られました。
【2020年2月24日(月)】
- 親子連れが多く参加した定例自然かんさつ会では、双眼鏡を持ってバードウォッチング♪ 風もないぽかぽか陽気に誘われたのか、たくさんの生きものたちが見られました。湿地ではキセキレイやモズがじっと立ち止まっての大サービス! 終盤には湿地でベニマシコが姿を見せ、初心者の方や小さな子どもも、じっくりと観察できました!
- 日当たりのよい草地ではホトケノザの花がたくさん咲いていました。しゃがんで見ていたら花の周りをせわしなく動き回るクロナガアリトビイロシワアリが何匹もいて、よく見るとホトケノザの種子をくわえて運んでいました(写真)。茶色い種子には白いエライオソームというアリの好物(写真矢印)がついているため、がくから種子を引っこ抜いて巣へ持ち帰っているのでした。(2020年2月26日アリの種名を訂正しました)
- ★野鳥情報★ めだかのT字路では、ベニマシコ、少し離れた枝に3羽のアトリ。今季は11月以来2回目の記録でした。
【2020年2月23日(日)】
- 昨日に続き風が強く吹きましたが、時折収まると水面に青空がくっきり!(写真) 林の奥からは小鳥たちの歌声が聞こえてきました♪ 特によく鳴いていたのはカワラヒワ。キクイタダキも、繊細かつ美しい旋律を奏でていました。ちなみにキクイタダキは、標柱10番付近で最大8羽の群れが見られました。
- 啓蟄(けいちつ)を前に、虫たちの活動が活発に! ナナホシテントウやコガタルリハムシに加え、テングチョウやアカタテハといった成虫越冬のチョウたち、食べものをせっせと運ぶクロヤマアリの姿も見られました。そして、標柱16番付近では、とうとうギンメッキゴミグモが巣作り開始! 強風にあおられながらも巣の真ん中でじっとしていました。日が当たるとお腹がキラキラ光ってきれい!! まだ、とてもちっちゃいけど…。
- ★野鳥情報★ 桜土手やセンター上空でノスリが見られました。
【2020年2月22日(土)】
- 自然に親しむイベントデー「野鳥の日」が始まりました(写真)。「朝の初心者向けバードウオッチング」では、青や黄色の羽根が美しいカワセミやキセキレイとの出会いがありました。間近に見られる「野鳥のはくせい解説」では、くちばしや翼の違いなどのパーツを比較。イベントの合間、参加者のみなさんは「鳥博士になろう! クイズラリー」にも挑戦していました。明日からの「しぜん工作教室」では、スタッフが考案したオリジナルの“カモ折り紙”を行います♪
- 冬に戻ったように寒かった午前中でしたが、午後から気温が急上昇。15時前には強風が吹きました。春一番です! 気象庁の発表では去年より15日も早いそうで、標柱10番の梅林では白い花吹雪が舞っていました。
- ★野鳥情報★ めだかのT字路上空をハイタカ。また、高尾の池付近ではベニマシコの声が聞こえました。
【2020年2月21日(金)】
- ボランティアの皆さまと駐輪場脇にあるカントリーヘッジ(落ち葉溜め)の整理を行いました。刈った草や剪定した枝などを集め腐葉土にし、土に還すための設備。中に溜まっていた土を掘り出して、リヤカーで林の奥へと移動しました。腐葉土を食べる小さな生き物たちも見つかり、土に還っていく過程も確認できました。たくさんの方々にお手伝いいただき、見違えるほどきれいに! ご協力ありがとうございました(写真)。
- 子供公園口付近、足元で見つけた紫色の花。ああ、もう春が来たんだな…と思いながらも一年ぶりの再会になかなか思い出せない花の名前。あれ、茎はもう少し長かったような…と茎を持ち上げたとき、ふんわりと独特な香りが鼻をくすぐり思い出しました。そうだ! カキドオシ。垣根の下をはうように通る、葉や茎に強い香りを持つシソ科の植物です。
- ★野鳥情報★ 標柱10番付近でホオジロがさえずっていました。また公民館口でミソサザイの情報を来園者の方からいただきました。
【2020年2月20日(木)】
- 気温が高い日はついつい昆虫を探してしまいます。ヒメアカネ湿地で水の上を飛んでいるミズカマキリを見かけました。水中にいることが多いのですが、春先にかけては越冬場所から活動場所へ飛んで移動します。ちなみに大型の水生カメムシの仲間でこの時期、日中に飛んでいるのは主にこのミズカマキリです。
- 足元でチカチカと輝く小さな光。薄暗い林縁で小さな星座を見つけました♪ 星の列の正体は少し膨らんできたコウヤボウキの冬芽(写真)。またたいていたのは、真っ白な毛でおおわれた冬芽が光を反射していたためでした。
- ★野鳥情報★ かわせみ池でタシギに出会いました。
【2020年2月19日(水)】
- 北本消防署の協力のもと消防訓練を行いました(写真)。非常ベルを鳴らし大声で避難を呼びかけるなど、本番さながら。避難誘導は車いす利用者にも適切に対応できるよう、お客さんにふんしたスタッフも配置して行いました。消防の方に指示を出す方法や消火器の使い方も改めて指導いただき、いざという時に備えました。
- 明るい草地にはヤブジラミ、ヨモギ、ハコベ、ヤエムグラなどが生長し、地面の緑色の部分が日に日に増えていっています。一方林沿いでは早春の花ヒメカンスゲが咲き始めました。マッチ棒のようなつぼみから試験管ブラシのような花びらのない花にチェンジ♪ 目立つ薄黄色の部分が雄花です。
- ★野鳥情報★ 標柱21番付近の池でツミの水浴びが最近よく観察されています。
【2020年2月18日(火)】
- 園内各所の梅林でウメの花が見ごろを迎えています♪(写真) 甘い香りが広がるなか、ベンチでくつろいだり、花の写真をじっくりと撮影したりと、みなさん思い思いに楽しんでいました。ヒヨドリやメジロやシジュウカラ、時にはヤマガラが蜜を求めて訪れ、にぎやかに鳴きかわしていました。
- 日曜日、そして昨日と雨が続けて降ったおかげで、ニホンアカガエルが一気に産卵モードに入ったようです! 本日の巡視で新たに200個以上の卵塊が見つかり、累計340個になりました!!
- ★野鳥情報★ かえる池近くの湿地では、今日もキセキレイとセグロセキレイが見られました。
【2020年2月16日(日)】
- 久しぶりに公園全体がしっとりするほどの雨が降りました。生きものたちの季節がグッと進みそう。かわせみ池付近のゴマギは冬芽を守っていた茶色い外套(芽鱗)がはずれ、葉が見え始めました(写真)。ハンノキとともに荒川の河畔林を構成する代表的な樹木でありながら、埼玉県では希少種とされています。
- いきもの講座では「冬の樹木の楽しみ方」を開催。葉痕のような小さなパーツから樹形のような全体的なものまで、オフシーズンならではの観察ポイントを紹介しました。その中でも特におすすめなのが冬芽。怪獣の手のようなコナラ、サイの角のようなホオノキ、ぬいぐるみのようなコブシが人気を集めていました。
- ★野鳥情報★ 南口や桜土手付近でアカゲラに遭遇。また高尾の池の周りで連日カワセミが観察できています。
【2020年2月15日(土)】
- 里山の環境を守るためのイベント「生きものいきいき隊」で高尾の森のお手入れを行いました。今回のテーマはチゴユリとキンランの生育環境保全。林床に降り積もっている落ち葉かきをし(写真)、斜面に残っていたアズマネザサを刈り取りました。作業中にはタヌキのためふんや上空を舞うハイタカなどが観察できました。手分けし効率よく作業が進んだおかげで林内はスッキリ。ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。
- 昨日の夜も暖かく、これはニホンアカガエルの卵塊が増えていそう、と巡視中に数えてみました。昨日までに見つかっていた14個のほかに、新たにプルプルの産みたて卵塊31個が見つかり累計45個に。明日は雨予報。水辺でおなかの大きなカエルに出会えそう♪
- ★野鳥情報★ 一夜堤付近でミソサザイ、標柱5番付近でアリスイの情報をいただきました。
【2020年2月14日(金)】
- 近づく春を感じる、思わず上着を脱ぎたくなるような陽気♪ 木道沿いではクサヨシの葉が伸び始めました。湿地の緑が増えてきています(写真)。南口付近ではコガタルリハムシを今シーズン初確認。そして、野鳥たちには恋のシーズン到来です!! シジュウカラ、ヤマガラ、ホオジロのさえずりが、あちこちから聞こえてきました。
- 巡視中、木の枝に引っかかった野鳥の羽根を見つけました。形からして胸のあたりのもの。白地に褐色の横帯があるので、タカの仲間のツミかハイタカと思われます。さて、どのような場面が展開してこんなところに胸の羽根が引っかかったのでしょうか? …ちょっと気になります。
- ★野鳥情報★ 標柱21番付近にビンズイが3羽。また、来園者の方からヒレンジャクの情報をいただきました。
【2020年2月13日(木)】
- 子供公園口付近で、にぎやかな鳴き声とともに登場したのはエナガの群れ。そろそろ巣材でもくわえている頃かと1羽1羽をじっくり見ていたら、ぱっと幹に飛び移った個体が。あわてて写真に撮って確認してみると、フユシャクガの仲間をとらえた瞬間でした(写真)。フユシャクガにとっては生存に有利とみて冬に活動するようになったのでしょうが、どの季節においても野生の世界で生き抜くのは厳しいことのようです。
- さいたま市の先生方を対象とした「保育士・幼稚園教諭のための自然体験講座」を行いました。室内での講義のあと野外実習へ。“冬の虫さがし”として、イラガのまゆやジョロウグモの卵を観察したほか、童心にかえって木登りにも挑戦! 服にくっつくヤエムグラや、特徴的な香りのノビルなど、身近な野草の草花あそびも紹介しました♪ 今度はぜひ、子どもたちと一緒に楽しんでくださいね!
- ★野鳥情報★ 標柱21番付近の池でツミが水浴びをしていました。
【2020年2月11日(火)】
- 埼玉県の自然をつなぐ大動脈的役割を持つ荒川。公園を飛び出して「あらかわ探検隊」を開催しました。河川敷近くの湧水地では、透き通った水に網を入れカワゲラの仲間やシマアメンボを観察。その後はバードウォッチングをしながら、川沿いの広い水田地帯を歩きました。上空を旋回するトビやノスリが見られたほか、終了直前にはタゲリを確認。開けた場所でないとお目にかかれない生きものの登場にみんな目が釘付け! 荒川の自然の重要性を実感できました。
- 標柱14番付近で、フユシャクシーズン後半の出現種、ヒロバフユエダシャクのオスが飛んでいるのを見つけました。はっきりした模様のない種が多いフユシャクガの中では珍しく、翅にはっきりとした黒条があります。春が待ち遠しく感じるこの頃ですが、フユシャクシーズンが終わってしまうのは、ちょっと寂しい?!
【2020年2月9日(日)】
- 北風が冷たく、冬が戻って来たなあ…という一日でした。そんな中でも、季節が確実に進んでいることを感じさせてくれるのが、公園の様々な植物たち。標柱12番付近ではオニシバリが開花! 標柱16番の草はらでは、ウグイスカグラの花が10輪ほどに増えていました。ニワトコやアオキの薄緑色の花芽も次第に大きくなってきています♪
- しぜん工作教室「竹でマイはしを作ろう」を開催しました(写真)。材料となるモウソウチクは公園の竹林から切り出してきたもの。イベントのために伐採することで竹林の拡大を防ぎ、周りの環境を守ることにもつながります。小刀で竹を削る作業は、軍手をしっかりとはめて安全を確保した上で、おうちの人と協力して進めました。最後にやすりがけをして完成!!
- ★野鳥情報★ 北里の森の上空で、ノスリとハイタカが追いかけ合っていました。
【2020年2月8日(土)】
- 野あそび教室「はしって とんで! 冬のうんどう会」を開催しました(写真)。公園の自然を生かした様々な種目に、みんなで挑戦! 木のぼりをしたり、背の高いオギの茂みの中を進む迷路でカマキリの卵を探したり…。最後は広々とした草はらで、なが〜いクズのつるを使って大なわとび!! 一緒にあそんだスタッフはクタクタでしたが、子どもたちはずっと元気いっぱいでした♪
- 朝の冷え込みが厳しかった今日、八ツ橋の池の水面はすっかり氷に覆われました。常連のカモたちの姿がなかった代わりに、けものによく出会う一日に! 朝の巡視ではイタチ、午後の定例自然かんさつ会中はタヌキがいました。
- ★野鳥情報★ めだかのT字路付近でベニマシコのオス1羽、メス3羽の群れ。高尾の池の周辺でクイナの声。標柱16番付近ではアカゲラが見られました。
【2020年2月7日(金)】
- 北本市との共催で「森林セラピーガイド向けワークショップ」の2回目を行いました。公園の成り立ちから活動するときの注意事項、ルールなどをみんなで確認。さらに3月下旬の本番に即して春の見どころポイントを実際のルートを歩きながら紹介しました(写真)。次回はもう実践練習になります。みんな一丸となって成功させましょう!
- 標柱13番付近の日当たりの良い草はらで、もう顔を出しているはず! と期待を持って探したところ、やっぱりありましたトウダイグサ。しかもすでにかなり大きく、開花が始まっている株までありました。「燈台」に小さな灯がともったようで可愛らしい♪
- ★野鳥情報★ センター前で1羽、あずまや付近で2羽のルリビタキに出会いました。また一夜堤付近ではアリスイが鳴いていました。
【2020年2月6日(木)】
- 冬らしい澄んだ青空(写真)に、ゴウゴウとうなる北風。飛び回る野鳥はさすがに少なく、かわりに小鳥たちが隠れるように枯草のやぶの中で動き回っていました。圧巻だったのは南口で出会った50羽ほどのスズメの群れ。標柱20番付近ではシジュウカラも30羽ほど群れていました。
- 木々の冬芽が大きくなってきました。ふれあい橋の上流側を望むと目立っているのがアカシデ。遠目からだと枝先がほんのり赤く色づいたように見えます。また欄干にかかるように生えているミズキの冬芽は真っ赤で艶やか。枝まで赤いのが特徴です。他にも紹介したいものがたくさんありましたが、続きは16日のいきもの講座「冬の樹木の楽しみ方」で!
- ★野鳥情報★ 標柱10番付近で数羽のキクイタダキ、センター付近ではルリビタキを確認しました。
【2020年2月5日(水)】
- ボランティアのみなさまとの園内管理作業で、標柱11番の梅林の剪定を行いました(写真)。あわせて周辺に生えていたシュロも伐採。春のような陽気に、汗ばむほどでした! ご協力いただいたみなさま、どうもありがとうございました。
- ぽかぽかの日向では、昆虫が多く見られました。ウメの花へ吸蜜にやってきたのはセイヨウミツバチ。草はらにはたくさんのツチイナゴ♪ めだかのT字路や桜土手では、ベニシジミを今シーズン初確認しました!
- 自然学習センターのスタッフのうちの一人が「第61次南極地域観測隊」に選抜され、現在、隊員として任務を遂行しています。携わっているのは、南極大陸の生物の多様性調査のための地衣類・コケ類のサンプリングです。現地から随時送られてくる写真を、ただいま館内に「南極だより」として展示中! ぜひご覧ください!!
【2020年2月4日(火)】
- 立春を迎え、日に日に草木の芽吹きが目に付くようになりました。湿地の水もぬるんできたようで、ところどころ植物プランクトンで水面が緑を帯びています。そんな木道沿いで見つけたのはニホンアカガエルの卵塊!(写真) 今シーズン初確認です。
- 16番草原のコスミレに続き、センター裏の保全地でタチツボスミレ咲き始めました。めだかのT字路から13番間の園路沿いではツクシの芽生えもひょっこり。春の息吹を実感!!
- ★野鳥情報★ センター裏の湿地でベニマシコのオスとメスがじっくり観察できました。
【2020年2月2日(日)】
- たくさんの参加があった定例自然かんさつ会。ダイサギやジョウビタキなどの野鳥だけでなく、はるか上空にある「月」まで観察してみました。お昼ごろちょうど半分になったばかりの上弦の月(写真)を望遠鏡でも覗いてみると… 青白いクレーターの美しいこと! どんどん視界からずれて行くことから、地球の自転の速さも体感できました。(写真クリックで夜の月)
- 日本野鳥の会埼玉の探鳥会がありました。かわせみ池付近では低い木にとまっていたツミ、桜土手では上空を舞うノスリなど、34種を確認。また園内巡視に出た他のスタッフは、地蔵口付近でキクイタダキ、標柱16番草はらでトラツグミに出会いました。
【2020年2月1日(土)】
- 「家族で楽しむバードウォッチング」を開催しました(写真)。家族で野鳥を探しやすくするために重要な「ものさし鳥」について詳しくレクチャー。自分が見つけた鳥の情報を、 キジバトやスズメなど身近な鳥の大きさと比べて伝えることで他の人も見つけやすくなります。剥製などを使ってしっかり練習したかいもあって、オオタカやノスリを含む18種の野鳥が見つかり、じっくりたっぷり観察することができました。
- 春の野草があちこちで開花し、冬が終わってしまったんじゃないかと錯覚しそう! 少し前から標柱15番の近くでコスミレが咲いていたケヤキの根元を測ってみたら、な、なんと29.4℃! センター前ではシロバナタンポポ、ふれあい橋ではトキワハゼの花が咲いていました。また、めだかのT字路付近ではつくしが頭を出していました。
- ★野鳥情報★ 高尾の池付近で複数のカワセミに出会いました。また来園者の方からは標柱5番付近でルリビタキのオスの情報をいただきました。
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