北本自然観察公園日記 2019年12月
【2019年12月30日(月)】
- 今年最後の開館日でした。寒空の雑木林にパラパラと雨が降り、時折り吹き抜ける風が身体を冷やします。そんな中、樹の幹にひっそりと止まるシロオビフユシャクのオスを発見(写真)。夜行性で、日が暮れると翅の無いメスを探して林内を飛びます。園内ではウスバフユシャクやイチモジフユナミシャクのオスも現れ始めました。そろそろ、正門の門柱でメスが観察できるようになりそうです。
- 2019年、いろいろなことがありましたが、たくさんの方々にご来館・ご来園いただき、誠にありがとうございました。年明けは1月1日からオープンします。どうぞ良いお年をお迎えください。
- ★野鳥情報★ 高尾の池でハシビロガモが3羽。めだかのT字路でアリスイ、センター前でアカゲラが見られました。
【2019年12月29日(日)】
- 冬晴れの朝、桜土手から雪化粧した富士山がくっきり(写真)。右へ目を転じれば、丹沢から奥多摩、奥武蔵、秩父の山並みが広がります。さらに少し離れて冠雪した浅間山、木々の間には榛名山も展望。日中、天気が良ければ、オオタカやハイタカなど猛禽類が上昇気流に乗って旋回していることも・・・残念ながら今日は出会えませんでした。この時期、巡視中のスタッフが探すのは、縁起物のネタ。元旦もセンターは開館いたします。一富士二鷹三茄、ここだけで二つクリアできるといいな♪
- 今年を振り返ると、外来のカマキリの仲間ムネアカハラビロカマキリがじわりと増えてきた感じがします。今日も巡視中に卵鞘を2つ発見。ハラビロカマキリの卵鞘に似ていますが、細長い形の片側(末端)が産み付けられた枝から離れることが多いのが特徴で、樹上のかなり高い場所の枝先でも見つかります。公園内で見つけた際には、センターへお知らせください。
【2019年12月28日(土)】
- センターの2階で写真展「北本自然観察公園 季節のうつろい2019」がスタート(写真)。スタッフが今年撮りためた約14万枚もの写真の中から、イチオシの写真をピックアップ! いろいろな出来事があった一年を振り返る展示です。なお、隣接する休憩スペースでは、明日から1月3日までの年末年始限定で温かい麦茶とお湯をご用意します。ぜひ、お立ち寄りください!
- ヨシ刈り後、耕す作業の進んだ湿地で、たくさんの鳥たちに出会えます。なかでもここ最近、よく観察されているのがキセキレイ。スマートな黄色と黒の体が目立ちます。巡視中、1羽が水たまりのまわりをぐるぐる歩き回っていたのでしばらく観察していたところ、トンボのヤゴをゲットした瞬間を目撃! 生きものの豊かさを感じるシーンに、スタッフのテンションも上がりました!!
【2019年12月27日(金)】
- エドヒガンザクラの倒伏で破損した木道を改修するために、ボランティアのみなさまと迂回路を敷設しました(写真)。重たいスノコを運び、凸凹の地面を均す作業により、歩きやすい道ができました。ご協力いただいたみなさま、ありがとうございました。
- 木々がざわめくほどの強風でした。しかし日中は朗らかな陽気になり、センター横の温度計で15℃に。チョウの仲間も動き出し、アカタテハやルリタテハ、テングチョウが風にあおられながら飛んでいました。
- ★野鳥情報★ 標柱14番付近でベニマシコのメス、めだかのT字路付近ではアリスイに出会いました。
【2019年12月26日(木)】
- 八ツ橋の池にマガモが大集合(写真)していました!! 数十羽がかなりの密度で寄り添いながら水面を右へ左へ…。その間をコガモが縫うようにして泳ぎ、少し離れてオオバンがマイペースに水草を食べていました。
- センター裏の石壁に張りつくようにして、シラホシコヤガの幼虫や繭(まゆ)がよく見られます。約1cmと小さい上に、地衣類を体にまとって周囲の環境に溶け込んでいるため、見つけるのは一苦労。ただ、ひとたび見つかれば、ここにも! あそこにも…! といった調子で次々に見つかるから不思議です。
- ★野鳥情報★ ふれあい橋近くで2羽の カワセミ。標柱21番近くではルリビタキが見られました。
【2019年12月25日(水)】
- センター横の温度計は9時の時点でも最低気温0℃のまま。八ツ橋の池では端の方に薄い氷が張っていました。上からのぞき込むと、自然が作ったとは思えないほどの直線で構成された氷紋が(写真)。冬はこのような自然が作り出す造形美によく出会います。
- ツグミの活動パターンが樹上から地面にかわってきました。散策時、足元から落ち葉のガサゴソと動く音が聞こえたら、たいていはツグミかその仲間。食べものを探すのに夢中で、他の鳥よりも近づけることが多いです。セーターのような羽の模様までじっくり観察できました。
- ★野鳥情報★ 来園者の方から標柱10番付近でルリビタキ2羽の情報をいただきました。また近くの湿地からはアリスイの声が聞こえてきました。
【2019年12月24日(火)】
- 巡視中、目の前をふらふら飛ぶ小さな虫を発見。しばらく目で追いかけているとササの葉に着地しました。そっと近づき姿を確認するとオナシカワゲラの仲間でした(写真)。大きさは1cmほど。カワゲラ類は主に幼虫時代を渓流などで過ごす水生昆虫です。早春と秋に出現するといわれているので、秋に出現したものが生き残っていたのでしょう。
- 冷たい風が一枚、また一枚と雑木林の葉をさらっていきます。草はらも枯れ色、すっかり冬景色…。そんな中、秋のなごりとして見つけたものは、イノコヅチ、キンミズヒキ、カラスウリなどの実でした。
- ★野鳥情報★ センター上空をヒメアマツバメが飛んでいました。
【2019年12月22日(日)】
- センター近くのソメイヨシノの枝先で見つけたのは、まるで小さなちいさな提灯(写真)。「クモの仲間の卵のうだろうなあ」と見当をつけ図鑑で調べると、どうやらイソウロウグモの仲間のものとわかりました。
- ここ数日、めだかのT字路でバンが2羽見られます。ひっきりなしに地面をつついては何かを食べていました。息をひそめて観察すると、どうやらヤマノイモのむかご。これは栄養価が高そう!
- ★野鳥情報★ 公民館口付近で亜種リュウキュウサンショウクイが見られました。
【2019年12月21日(土)】
- 生きものいきいき隊は「雑木林の希少植物の保全」がテーマ。来春、林床の植物に光が当たるように、高尾の森の落ち葉かきを行いました。熊手を動かすと、下からイイギリやジャノヒゲの鮮やかな実が転がり出てきて、宝さがしのような楽しさも♪ ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。
- 年末恒例のイベント「竹を切ろう 門松作り」を開催しました。材料として竹を伐採することで竹林の拡大・密生を防ぐことにもつながります。公園の環境のためになるとあって、子どもたちもやる気十分! 太い竹も協力して切り出し、世界にひとつだけの門松が完成しました!!
- ★野鳥情報★ めだかのT字路でアカゲラが見られました。
【2019年12月20日(金)】
- もうすぐ冬至。もっとも太陽が低いこの時期は、カメラを森に向けるのが楽しくなります。空を見上げなくても逆光になるので、林はまるで影絵の世界!(写真) カメラの絞り値を大きくすると、この写真のように太陽の光のすじが写ります。
- 寒さをものともせず、ひげのような細い葉をもじゃもじゃと茂らせているジャノヒゲ。葉をかき分けてみると、宝石のように美しい真っ青な実が熟してきていました。標柱5〜6番のちょうど中間付近ではジャノヒゲの隣に真っ赤なヤブコウジの実が落ち葉に隠れるように実っていて、しゃがみこんでみると楽しい観察スポットです。
- ★野鳥情報★ 3日連続! 今日も高尾の池でオカヨシガモ(オス)に出会えました。また標柱10番付近ではキクイタダキも見られました。
【2019年12月19日(木)】
- 「平日午前のバードウォッチング」を開催しました。双眼鏡の使い方、野鳥の探し方のレクチャー後、まずはヨシ刈りの終わった湿地へ。一見、何もいないようでも、じっと待っていると地面を歩く野鳥に気づきます。お腹の黄色がよく目立つキセキレイや白黒のコントラストが鮮やかなセグロセキレイ。湿地脇の枝先ではジョウビタキやモズ。そして高尾の池には今日もオカヨシガモが2羽。さらにベニマシコが3羽姿を見せてくれました。曇り空の中、25種類の野鳥が確認できました。
- この時期におすすめなのが葉痕。葉の柄が枝に付いていた部分で、水や養分の通る管の痕です。種類によっては生きものの顔に見えるものもあります。センター前では小人の顔に見える?! クズの葉痕が観察しやすく、ついつい探してしまいます♪
【2019年12月18日(水)】
- 木の枝や幹に巻き付いて枯れ残ったつる植物が目立つようになってきました。標柱12番付近ではヤブマメのさやがくるりと弾けて中の種子が今にもこぼれ落ちそうに!(写真) 木々の葉が落ちると、カラスウリやスズメウリなどの実がより見つけやすくなります♪
- 朝、とても濃い霧に覆われた公園。ヨシやススキの穂には細かな水滴がびっしり! コウヤボウキの綿毛も、林床でキラキラと輝いていました。
- ★野鳥情報★ 高尾の池でオカヨシガモが2羽見られました。
【2019年12月17日(火)】
- 朝からお昼近くまでしとしと雨。今日の写真は標柱13番から見た北里の森です。遠くの黄葉した森がぼんやり煙って、幻想的でした。
- 草はらでまん丸に羽を膨らませているキジに出会いました。冬になると、寒さ対策でジョウビタキやキジバトなどの小鳥が丸くなっているのをよく見かけますが、キジも丸くなるなんて! もしかしてほかの大型の鳥も丸くなる?! ちょっと想像してしまうスタッフでした。
- ★野鳥情報★ 標柱10番付近でアカゲラ、めだかのT字路でバン、かわせみ池でキセキレイがいました。
【2019年12月15日(日)】
- 自然や生きものについて、詳しくお話しするイベント「いきもの講座」を開催しました。今回のテーマは“冬越しする昆虫”。どうやって厳しい冬を乗り越えるのかを解説しました。また、定例自然かんさつ会で見られたのは、落ち葉の下のクビキリギスや、ヒサカキの葉の下でじっとしているウラギンシジミ。ハイライトは、事前にエノキの木に仕掛けたこも巻きの観察(写真)。そ〜っと開けてみると、ナミテントウやゴマダラチョウの幼虫などが出てきました。こも巻きは引き続き設置しています。標柱16番近くにありますので、ぜひご覧ください♪
- ★野鳥情報★ 園内各所でエナガ、シジュウカラ、コゲラの混群と出会いました。また、来園の方からキクイタダキとアリスイの目撃情報をいただきました。
【2019年12月14日(土)】
- 野あそび教室「さくさく はっぱは楽しいな♪」を開催しました。いろんな形の落ち葉を探しながら雑木林の中を探検! 葉っぱのシャワーあそびも♪(写真) 外で思いっきり体を動かした後は、室内で好きな形に画用紙を切り抜き、裏から落ち葉を貼り付ける“落ち葉ステンドグラス作り”に挑戦! 光にかざすとキラキラ光って見えました。
- ヨシ刈りが終わった湿地に、2羽のキセキレイが舞い降りました。そして少し遅れてやってきたハクセキレイ。あとはセグロセキレイがやってくれば3役そろい踏みだなあ、と思いながらしばらく待っていたら、願いが通じたのか「ジジッ・ジジッ」という鳴き声とともにセグロセキレイが飛んできました。しかも3羽も!
- ★野鳥情報★ めだかのT字路でアリスイ、標柱16番でアオゲラを目撃しました。
【2019年12月13日(金)】
- 昨晩の風で木々の落葉が一気に進み、園路上でイヌシデの実がよく見られるようになりました。大小さまざまな翼がついたタネや、2つくっついたままのチョビヒゲのような形のものがい〜っぱい!(写真) 手に取って投げてみると、くるんくるんと回転しながら舞う様子が観察できますよ。
- 園内各所の茂みから「ジャッジャッ」の声。正体はウグイスです。「ホ〜ホケキョ」のイメージが強いですが、この時期はこのような“地鳴き”をします。また、湿地からはモズの「キィーキィキィキィ」という声や、クイナの「クィー」という声が聞こえてきました。
- ★野鳥情報★ 標柱4〜5番間の湿地にベニマシコが2羽。標柱10番でキクイタダキ、かわせみ池近くでルリビタキと出会いました。
【2019年12月12日(木)】
- イベント「竹を切ろう! 門松作り」に備え、ボランティアのみなさまと竹林の管理作業を行いました。つるが巻き付いていたり枯れてしまった竹を切り倒し、林床の枯れ枝や木の葉などを片付けました。作業中、隣接する草はらを歩き回るハクセキレイや、センダンの実に集まってきたヒヨドリが 、私たちの目を楽しませてくれました。ご協力いただいたみなさま、ありがとうございました。
- 日中、陽の当たる場所は汗ばむほどでした。センター横の温度計では最高気温が19℃に! ヒラヒラと舞うムラサキシジミやムラサキツバメが園内各所で見られました。
- ★野鳥情報★ 高尾の森のへりにノスリがとまっていました。
【2019年12月11日(水)】
- ニュースレター「四季」の冬号が完成。ボランティアのみなさまと県内各施設に向け発送作業を行いました(写真)。来年の干支にちなんで、ネズミ色の紙面にカヤネズミをあしらった表紙が目印。 冬のイベント情報満載です♪ ご協力いただいたみなさま、ありがとうございました。
- 木々の葉が少なくなってくると目立つのが、鳥があまり食べない実たち。その中でもヤマノイモの実は、割れると中が鏡のようにキラリと光るので、特に目を引きます。この時期はまだ割れた実の中に薄べったい形の種子が残っており、風が吹くと紙吹雪のようにヒラヒラと舞います。
- ★野鳥情報★ 高尾の池ではバンとダイサギ、八ツ橋ではオオバンが見られました。
【2019年12月10日(火)】
- 竹林の整備作業中、倒れていた竹の中からアカネズミが飛び出してきました。木の根元で立ち止まったところを、そ〜っと近づいてパチリ!
- 黄葉がどんどん地面に降り積もる中、むしろ今までよりも青々と葉を茂らせる一本の低木。オニシバリです。別名、夏坊主(夏に葉を落とすの意)というだけあって、冬に葉をつける変わった植物。公園では標柱12番付近で観察できます。
- ★野鳥情報★ めだかのT字路でアリスイの鳴き声。また標柱10番付近ではアカゲラ。高尾の池ではカワセミが3羽も見られました。
【2019年12月8日(日)】
- 北本総合公園で開催された「きたもと駅伝競走大会」に「北本自然観察公園チーム」として今年も参加(写真) 。センターや公園のアピールをしながら大会を盛り上げました。また公園のPRキャラクター、カルガモちゃんも登場♪ ご協力くださったみなさま、どうもありがとうございました!
- 標柱10番付近で、まだハラビロカマキリが活動していました。おなかが大きかったので卵を産む場所を探していたのでしょう。よく見ると左前脚が変色して欠けていました。カマキリ好きスタッフに聞くと、寿命まで飼育した場合、具合が悪くなるのは脚の関節からとのこと。するとこのカマキリは野生の中で限界まで生き抜いた個体なのかもしれません。最後の大仕事、産卵までがんばれ!
- ★野鳥情報★ 一夜堤付近でオオタカが飛び立ちました。
【2019年12月7日(土)】
- 標柱10番付近を巡視中、落ち葉の中にまだ緑の葉の植物がありました。近づくと茶色い花のようなものが…。割れた実が花のように見えたマルバスミレでした(写真)。よく見るとタネがまだ残っているものも。時間がたつとこの状態からはじけ飛び、その後さらにアリに運んでもらって分布を広げます。
- 標柱16〜17番間のケヤキの幹にフユシャクガの一種クロオビフユナミシャクのオスを発見! センター1階で「〜厳冬に生きる〜冬尺蛾」の展示を始めましたので、公園で実物を探す際の参考としてもご活用ください。
- ★野鳥情報★ 公民館口でツミが見られました。
【2019年12月6日(金)】
- 風が強く吹き、黄色く染まった葉が青空に舞いキラキラ。どんどん降り積もり、雑木林の周りはオレンジ色のじゅうたんになっていました♪(写真)
- 公民館口に向かう途中、木道の下からニホンアカガエルが出てきました。寒いからか動きがゆっくり。じっくり観察してからお別れすると、少し先で別のカエルがぴょこ、また少し歩くとぴょこ。そんな出会いが10回ほどもありました。中にはお腹の大きなメスの姿も。まもなく林内や湿地の湿った土の中で越冬に入り、2月中旬ごろから産卵を開始します。
- ★野鳥情報★ かわせみ池近くの湿地でタシギが見られました。
【2019年12月5日(木)】
- 青空が広がるめだかのT字路(写真)。深呼吸のため少し立ち止まると…。ツルマメが弾ける音や、甲高いクイナの鳴き声、乾いたヨシが風で揺れる音など、様々な自然の音色が楽しめました♪
- 巡視中、上空を「ピリリリ…」とサンショウクイが鳴きながら飛んでいきました。日本に生息するサンショウクイは2亜種に分けられますが、今日見たのは「亜種リュウキュウサンショウクイ」。もともと沖縄や九州南部に生息していましたが、近年分布が北上しており、関東でも越冬期を中心に記録が増えています。ちなみに、もう片方の「亜種サンショウクイ」は夏鳥として日本に渡来し、公園では4〜5月の渡りの時期に観察されます。
- ★野鳥情報★ 南口でチョウゲンボウ、標柱21番近くでビンズイの群れが見られました。
【2019年12月4日(水)】
- センター近くのシラカシをふと見ると、葉から大きくはみ出るように青白い翅が…!! なんと季節外れのオオミズアオを見つけました!(写真) 春から初秋まで発生するはずが、ここ数日の陽気でうっかり羽化してしまったのでしょうか? スタッフも驚きの出会いでした。
- 本格的な冬に備えて食欲旺盛な鳥たち。標柱5〜6番にかけて、黒く熟したヒサカキの実にはシロハラやヒヨドリ、メジロが集まっていました。館内では「鳥が集まる! 木の実・草の実コレクション」として、9種類の実を特集して展示中です! 公園内の実がある場所、そして観察できる鳥の剥製も合わせて展示。ぜひ、チェックしてお出かけください♪
- ★野鳥情報★ 南口付近でカシラダカの20羽ほどの群れ、高尾の池では久々にオオバンが見られました。
【2019年12月3日(火)】
- 公園の紅葉・黄葉がピークに!! コアジサイやアオハダは明るい黄色、カマツカは暖かなオレンジ色、コマユミは深紅に染まっています。林沿いの園路を歩き、木のトンネルをくぐるのも良し。少し離れたところから雑木林を望み、グラデーションを楽しむのも良し…。楽しみ方はいろいろ♪ 夕方には、夕焼けとの見事なコントラストも見られました(写真)。
- 林の低いところをひらひらと飛ぶ、クロスジフユエダシャクのオスを発見。メスを探している最中でしょうか。そのまま林の奥へと消えていきました。本種が出てきたということは、いよいよフユシャクシーズンの幕開けです!
- ★野鳥情報★ 標柱10番で、シジュウカラやメジロに混じってキクイタダキを発見! 八ツ橋近くではベニマシコが見られました。
【2019年12月1日(日)】
- 標柱16番でツマグロヒョウモンの蛹を発見(写真)。シックなこげ茶色の体にシルバーのトゲがトレードマークです。このまま冬を越し、来年の初夏に羽化します。
- 日本野鳥の会埼玉の探鳥会がありました。木道方面ではシジュウカラ、メジロ、キクイタダキの混群を確認。さらに、標柱16番の草はらの上空でハイタカとツミのけんかが見られました。今シーズン初確認のヨシガモも加え、記録は44種にもなりました。
- ★野鳥情報★ 八ツ橋でアリスイの声を聞くことができました。
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