北本自然観察公園日記 2012年5月
【2012年5月31日(木)】
- どんよりとしたお天気でしたが、今日は虫の日?! と思ってしまうほどたくさんの昆虫に出会えました。草原では羽化したての綺麗なコシアキトンボの群れ、標柱21番付近のアマチャヅルにはトホシテントウが10匹以上集まっていました。また、脱皮中のアカスジキンカメムシ(写真)も発見! 黒い方がぬけがらです。幼虫から成虫になる瞬間を目撃できてちょっとラッキーでした♪
- 29日の園内管理ボランティアでおこなった、八ツ橋の池の草刈りの効果が早くも出てきたようです! 光がたくさん当たるようになったためアサザ、コウホネの花が増えてきたうえ、ミクリも咲き始めました。ボランティアの皆さんありがとうございます。
【2012年5月30日(水)】
- 今日も2件、蓮田市年金者組合と久喜市高齢者大学の団体利用がありました。スイカズラやアサザ、コウホネなど今まさに花盛りの植物を見てまわりました。巣の真ん中にぎゅーっと密集している子グモを発見。少しさわってみると、まさに「クモの子を散らす」ように散り散りばらばらに逃げてゆき「ことわざの通り!」でした。
- 午前中、八ツ橋の上から、モツゴが産卵している様子を観察することができました(写真)。黒っぽいのがオス、右向きの大きな茶色っぽいのがメスですが…小さいのがもう一匹いる?! 実は、産卵しているペアの隙をついて、精子をかけているオスです。生きものたちは、みんな必死で自分の遺伝子を残そうとしています。
【2012年5月29日(火)】
- 育ちの森幼稚園年少組の皆さんが遊びに来てくれました。オニヤンマのヤゴや、コシアキトンボを観察した後は、カラムシのおうちで休憩中のアカタテハの幼虫(毛虫)をためらうことなくタッチ! 生きものが大好きなみなさんでした。また来てね〜!
- 標柱19〜20番の木道脇では、キアゲハの幼虫が見られます。4齢幼虫は鳥のフンにそっくり。その近くにいる5齢幼虫は黄緑色に黒いしましまが鮮やか! 1度の脱皮でこんなに変化するなんて、本当にお見事。セリをむしゃむしゃ食べて、ぐんぐん成長中です!
- 午後に実施した園内管理ボランティアのテーマは「八ツ橋の池の草刈り」。希少な植物のコウホネ、アサザ、ミクリに日が当たるように草を刈りました(写真)。泥に足を取られながらも、目的の植物を踏まないよう気をつかいながらの作業でした。おかげさまで、咲き始めた花も見やすくなりました。暑い中、ご協力ありがとうございました。
【2012年5月27日(日)】
- お茶に関する催し物が盛りだくさんのイベントデー。今日の写真は大人気「お茶づくり教室」の茶摘みの一コマです。「茶摘み歌」のように、若葉と青空に茶摘み娘の「茜だすき」が映えていました♪
- しぜん工作教室は「竹で湯呑作り」。 竹林から自分で材料を切り出すところからスタートしました。家族みんなで力を合わせて作った世界で一つだけの湯呑。完成後、スタッフが摘んで作ったばかりのお茶を楽しんでいただきました。飲み心地はいかがだったでしょうか?
- 定例自然かんさつ会では、チャノキの生垣にすんでいる生きものを観察。ヤブキリの幼虫、ハエトリグモの仲間、カナヘビなど、意外にいろいろな生きものがいることに参加者の皆さんはビックリ! おいしい飲み物の材料になる木は、実は生きもののすみかでもあることに気付く観察会でした。
【2012年5月26日(土)】
- 雨上がりのすがすがしい空気の中開催した「自然に親しむイベントデー『お茶づくりの日』」。一番人気の「お茶づくり教室」も、恒例となったスタッフ扮する茶娘とともに、晴れやかに行われました。摘みとりから手もみまで苦労して作ったお茶に、「家で飲むお茶よりおいしい!」という感想もあり、スタッフもうれしかったです。明日も10時から開催します。(先着順で当日申し込み枠あり!)
- キッズ生きもの研究室では、身近な昆虫「トンボ」を取り上げました。ヤゴの下唇(かしん)や成虫の脚(あし)を観察して、食べものをつかまえる仕組みと体のつくりについて考えました。今回もたくさん発見できたかな? 継続観察しているオギは、1か月でびっくりするくらい成長していました。
-
11時ごろ、太陽の周りに虹が広がりました(写真)。
どうやら「日暈(ひがさ)」と呼ばれる現象のようです。円状のものは「日暈(ひがさ)」、下の色のはっきりした虹は「環水平アーク」という大変珍しい現象のようです。散策中の人も、巡視中のスタッフもしばし足を止め、自然からのプレゼントに見入っていました。5月27日:記事を訂正しました。
【2012年5月25日(金)】
- オレンジ色の頭に、ピカピカした濃いるり色の翅(はね)。今季初めてルリカミキリを見つけました(写真)。体長は1 cm と小さいながらとても魅力的な虫です。カマツカの葉の裏にいるのでぜひ探してみてください。
- 園路に2本の黒いすじを見かけました。何かと思って、近づいてよ〜くみるとアミメアリの行列でした! このアリは決まった巣を持たず、よく移動をします。まるで遊牧民のようです。
【2012年5月24日(木)】
- 生きものだ〜いすき!な北本市南小学校特別支援学級のみんなが来てくれました。スイカズラのあま〜い花の匂いを嗅いだり、ツチグリ(キノコの仲間)にさわってみたりと五感を使いながら散策♪ そんななか、児童のひとりが「カエルいたよ!」と今シーズン初確認のニホンアカガエルの新成体を発見してくれました(写真)。スタッフもびっくりです!
- 越谷アリタキ植物園でボランティア活動をしている緑の会の方々が、公園管理の研修でいらしゃいました。午後の実地研修では公園の自然と管理作業の現場を案内。八ツ橋の池で咲いていたアサザや、湿地のオオアブノメなど、さすがに植物好きの皆さん、とても興味深く観察していました。
- ヒメギスの幼虫をくわえたスズメが向かった先は、巣立ちビナが待つクワの木。幼虫を食べた後は、デザートのつもりか色づき始めたクワの実をついばんでいました。ヒナでも植物の果実を食べるとは! じっくり観察すると、身近な鳥でもおもしろシーンに出会えます。
【2012年5月23日(水)】
- 今日は「いきがい大学浦和学園24期」と、「いきがい大学伊奈学園福祉・環境科」の二つの団体が来園されました。浦和学園の方々は桜土手を通る長距離コースで自然観察、伊奈学園の方々にはしっかり園内管理作業をしていただきました。どちらの参加者も壮健で元気はつらつ! 案内するスタッフも楽しいひと時を過ごせました。
- 数日前から、外来種のアカボシゴマダラが確認されています(写真)。後ばねに“赤星”があるのが名前の由来ですが、大陸産の春型はその“赤星”がないのが特徴です。今年も幼虫が冬を越したようで、また大発生するのではないかと心配です・・・。
【2012年5月22日(火)】
- 久しぶりの雨に草木はいきいき! 木道沿いのケキツネノボタンやヤワラスゲはひざの高さまで、ヨシは人の背を超えるほど大きくなりました(写真)。草の中を歩いているとまるで緑の迷路に迷い込んだよう!?
- じめじめした日は“におい”に敏感。ノイバラの甘い香り、スダジイの独特の香り、エゴノキのちょっと甘ったるい香りなど。においを頼りに花さがし、なんていうのもおつなものです。
- めだかのT字路で5日に初確認されたオオヨシキリ。最初は頼りない鳴き声だったのに、今では一人前のさえずりをするようになりました。さらに、木道方面でも鳴き声が聞こえてくるようになり、ひっそりとした園内を「ギョギョシギョギョシ♪」とにぎやかな歌声で盛り上げていました。
【2012年5月20日(日)】
- さわやかな天気の日曜日。2つの団体が来園しました。特別養護老人ホーム・中野林ゆめの園さん(写真)は、スイカズラの甘い香りに癒されながら、公園内をゆったり散策。クサギの匂いをかいでみたり、ヤエムグラを服に付けたりと草木で遊んだ昔話に花が咲きました。東京農業大学第三高等学校の公開市民講座の皆さんは、高尾の池の周りを生きもの探索。ナナフシがムシャムシャ葉を食べる様子やコウホネやアサザなど貴重な絶滅危惧種を観察しました。
- 地域の自然調べ方実習「トンボの調べ方」を開催しました。講義では池や田んぼなど環境別に指標となるトンボについて解説。野外で出会ったトンボの種類はあまり多くありませんでしたが、これから本格的に始まるトンボシーズンに向けて、トンボの環境指標性をまちづくりに生かしてもらえれば幸いです。
【2012年5月19日(土)】
- 生きものいきいき隊のテーマは「湿地に生える希少植物の保護」。タコノアシやカワヂシャなどに日が当たるようにヨシを刈り取りました。足元の希少な植物を踏まないよう、気を使いながらの作業でした。これで希少な植物もいきいきと成長できるでしょう。参加された皆さん、ご協力ありがとうございました(写真)。
- 本町子供会のみなさんが新入生歓迎会で来園しました。するりと逃げる柳絮(りゅうじょ)をキャッチ!毒のない毛虫(アメリカシロヒトリ)にタッチ! 「毛虫の毛ってやわらかい!」と初めての経験に大興奮でした。また遊びにきてね。
- ふれあい橋と標柱2番近くで、ウマノスズクサに産卵中のジャコウアゲハに出会いました。オレンジ色の卵が何ともかわいらしい♪
【2012年5月18日(金)】
- 北本市立東保育所のみなさんが、親子遠足で来園。虫あみをつかった昆虫採集に挑戦しました。「お母さん、チョウチョいたよ〜!」「え?どこどこ?」のようなやりとりを経て、ジャコウアゲハ、キアゲハ、シオカラトンボなどを手にとって観察する事ができました。
- 園内で開花がぞくぞくと確認されています。エゴノキ、ガマズミ、コアジサイ、フタリシズカなど。いずれも白い小さな花ですが、形やにおいはそれぞれ個性的です♪
- 一夜堤と標柱13番付近でイタチを目撃。最近、目撃頻度が高いので、もしやイタチも子育中!?
【2012年5月17日(木)】
- 2日連続の晴天。昨日に続き、白くてふわふわした柳絮(りゅうじょ)がたくさんとんでいました(写真)。夕方には、八ツ橋の池の水面に降り積もったのが白く見えるほど。柳絮とは白い綿毛がついたヤナギの種子のことです。手をのばしてつかまえようとすると、するりとかわされてしまいますが、何度でもチャレンジできるくらいの柳絮デーでした。
- 園内の花が次々と見頃を迎えています。今はノイバラとハリエンジュが真っさかり。花に誘われてセイヨウミツバチやジャコウアゲハがやってきています。エゴノキやネジキのつぼみもふくらんで、「次の主役」になるための準備はバッチリです。
【2012年5月16日(水)】
- センターの温度計は最高気温30℃越え! の真夏日となりましたが、雨上がりの青空と白い雲がすがすがしく感じられました。
- 標柱9番付近で、エナガの群れと遭遇。ぼさぼさした羽毛なので、どうやら巣立ち雛たちのようです。イモムシをくわえた子や羽づくろいをする子、枝から枝へせわしなく飛びまわる子など、見ていて飽きないヒナたちでした。元気に育ってね♪
- 桜土手付近でアライグマの姿を目撃しました(写真)。人を警戒することなく、湿地の中をうろうろ。本来は夜行性の動物なので、日中から活動していることから、個体数が増加しているのではないかと懸念されます。
【2012年5月15日(火)】
- しっとりと潤う園内で、咲き始めたノイバラの花が甘い香りを漂わせています。
- ジャコウアゲハの食草であるウマノスズクサに、小さな小さなオレンジ色の丸い卵を発見! 場所は4/29に羽化したチョウのすぐ近く。もしやあのチョウの子ども!? ・・・なんて想像もしながら、楽しみな観察ポイントになりそうです。
- 今日の写真はウグイスカグラの実。みずみずしい鮮やかな果実におもわず味見したくなりますが、野鳥たちのためにとっておいてくださいね。
【2012年5月13日(日)】
- 定例自然かんさつ会では、今が育ちざかりな生きものを観察しました(写真)。後ろあしが生えてきたニホンアカガエルのおたまじゃくし、ハンノキの葉にくるまっているミドリシジミの幼虫など。なかでもインパクト大! だったのはドクガの幼虫集団。「うわー!」と言いながらも、参加者は釘づけでした。
- 芝浦工業大学のみなさんが授業「生物と環境の保全」の実習で来園。午前中は自然観察と水質調査を行い、午後は外来種のオオブタクサを抜く作業をしました。生きものの観察と園内管理作業をとおして、環境保全について考えてもらいました。
- 昨日の「野あそび教室」で作ったばかりの湿地に、早くもシオカラトンボが産卵していました! ばんざーい♪
【2012年5月12日(土)】
- 野あそび教室「どろんこあそび」を行いました。泥団子や泥水を作って遊んだあと、明るい水辺で産卵するトンボのために、湿地の一部に浅い池を作りました(写真)。大人も子どももどろんこになって泥出し作業。トンボは気に入ってくれるかな? これからやってくるトンボたちを楽しみに、見守っていきましょう♪
- 定例自然かんさつ会は「虫あみをもっておでかけ」。トンボやチョウたちをターゲットに、草はらや湿地周りへGO!ジャコウアゲハ、ベニシジミ、キタキチョウ、ツマキチョウ、ウスバキトンボ、シオカラトンボなどをつかまえて観察することができました。
- 園内各所でカマツカが咲き始め。真ん丸な花とつぼみがかわいらしいです。ハリエンジュは満開をむかえ、下を通ると甘い香りがふわりとただよってきます。
【2012年5月11日(金)】
- 心地よい日差しだったものの、風が強い一日でした。そんななか、風にあおられながらもサルトリイバラにエイヤー! としがみついて産卵しようとしているルリタテハを発見。お母さんは強いのです!
- 園内管理ボランティアは4月と同様、南入口の外来植物の除去を行いました。写真のように、この1か月で一気に季節が進みました。汗をかきながら作業していると、黄金に輝くジンガサハムシや彩り鮮やかなキジ(オス)などが登場し、疲れが一気に吹き飛びました。ボランティアの皆さん、いつもありがとうございます。
- 草はらの奥で、ウスバキトンボを今シーズン初確認。木道沿いでは、早くもシオカラトンボが産卵を始めています。
【2012年5月10日(木)】
- 標柱10番付近でジュウイチが「十一」と、20番少し先でサンコウチョウ(三光鳥)が「月日星ホイホイホイ」とさえずっていました。聞き分けやすいその鳴き声がその名の由来になっています。夏鳥が通過してゆく今は、思いがけない出会いがある時期。鳴き声は一声で終わってしまうことも多いので、聞き取った時の喜びはひとしおです。
- ルリ色のきれいなコガタルリハムシの新成虫が見つかり始めました(写真)。食草のギシギシ類が生えている所で見られます。この新成虫は夏になる前に土にもぐり、長い眠りに入ります。次に出てくるのはなんと来年の春! 気候のいい春だけ生活するなんて、うらやましい?
【2012年5月9日(水)】
- 終日くもり空。のんびり散策をするには、ほどよい気温でした。葉っぱにさえぎられて姿は見えずとも、ウグイスやコジュケイなどの鳥たちの声がよく響いていました。木道では、カナヘビが大中小そろってうろちょろ。いったい何匹いるのかと思うくらいのカナヘビ日和でした。
- ここ数日、センターの2階からタヌキが観察できています。園路から少し離れた湿地で3頭が体を寄せ合って寝ていたりと、リラックスムード。今日は朝から15時ごろまで同じ場所にいてくれました。
- あずまや付近ではサワフタギの花(写真)が咲いています。ミズキの花よりも控えめな印象で、長い雄しべが特徴です。
【2012年5月8日(火)】
- 桶川市立川田谷小学校の5年生が総合学習の時間で来園しました。館内を見学した後、野外では湿地にすむシュレーゲルアオガエルの声を聴いたり、八ツ橋の池では水面を泳ぐメダカを観察したりして(写真)、環境と生きもののつながりについて学びました。
- 八ツ橋の池周辺ではミズキの花が見ごろです。真っ白な花と、みずみずしい葉っぱの緑色とのコントラストがきれい♪ 水辺ではシオヤトンボ、コシアキトンボ、オオシオカラトンボなど、トンボの姿が増えてきました。
【2012年5月6日(日)】
- 天気が目まぐるしく変わった一日でした。14時すぎには、大きな雷の音がしたと思ったら、ビー玉大の雹(ひょう)に続き、激しい雨(写真)にみまわれました。これにはお客さんもスタッフもビックリ! 滝のような大雨で園路はあっという間に川のようになり、24℃もあった気温も16℃に急降下。青空が戻った夕方には、ヒンヤリとした風が吹いていました。
- クイズに答えながら公園内を散策する「GW新緑オリエンテーリング」も今日が最終回。観察ポイントのヨシは1週間の間に50pも大きくなり、雑木林ではたくさんのヤマツツジの花が見られました。
- 近頃さかんに公園に響き渡っているのはシュレーゲルアオガエルの声。そこに混じって、今日はかえる池からトウキョウダルマガエルの声が聞こえてきました。「ンゲゲゲゲ」という声が特徴です♪
【2012年5月5日(土)】
- “すくすくくらぶ”第2回は、網を使って、「生きものとのふれあい方」を伝えました。虫とり網でベニシジミやシオカラトンボを取ったり、タモ網で水の中にいるトンボのヤゴや貝類を捕まえました(写真)。捕まえた生きものは手のひらの上でじっくり観察。網を使うことによって、生きものとの距離を縮めることができました。
- 定例自然かんさつ会は「こどもの日」にちなんで、いろんな生きものの“こども”を探すビンゴゲームを開催。ぜんぶ見つかるかな〜? という感じでいざ公園へ! 結局、ヤブヤンマのヤゴ、クヌギカメムシの幼虫、アリジゴク(ウスバカゲロウの幼虫)や、胞子がつまったツチグリなど全部で11種類のこどもを発見することができ、みんなビンゴを完成させることができました♪
- めだかのT字路でオオヨシキリの鳴きはじめました! 今シーズン初確認です。
【2012年5月4日(金・祝)】
- 昨日からの雨もお昼ごろには途切れがちになり、時々気持ちの良い青空も見えました(写真)。今が水飲みチャ〜ンス! とばかりに、葉っぱの上についた水玉を夢中になって吸っているキアゲハやベニシジミに出会えました♪
- 大雨の後のスタッフは大忙し。落ち葉で水路が詰まったり、池の堰に積んだ土のうが流されてしまったり。公園内の傷んだ箇所の復旧に走り回りました。冠水した一夜堤も通れるようになりました。
- 「みどりの日」の定例自然かんさつ会のテーマはやっぱり「緑」。参加者のみなさんが緑色鑑定士となり、わかば色、わかくさ色、もえぎ色、ときわ緑などの色見本を使って、葉っぱの色をそれぞれ鑑定。さらにはイモムシやバッタの幼虫も対象になり、緑色づくしの散策となりました。
【2012年5月3日(木・祝)】
- 雨、風、夕方の肌寒い時間帯、という悪条件にも関わらず、ビオトープ見本園でクロスジギンヤンマが羽化しました! ちょうど背中が割れて出てくる様子を、来館者と共に見守りました(写真)。17時ごろに翅(はね)を伸ばした状態までを確認。明日の朝には無事に飛び立てますように。
- 林沿いではコマユミの小さな花が満開です。ヤマツツジの花に目を奪われがちなこの時期、ひっそりと咲く小さな花にもご注目。八つ橋やあずまや近くではイヌザクラの花が咲いています。
- 大雨警報が発令され、園内では木道の一部と一夜堤付近の園路が冠水しました。水がひくまでの間、通行止めとなりますのでご注意ください。
【2012年5月2日(水)】
- 2団体の来園がありました。行田市立中央小学校3年生のみなさんは、新しくなったQ&Aシアターの見学や、2Fから野鳥観察を行いました。野外では、生まれたばかりのナナフシを見たり、茎が三角形の草を探したり、ヨシ笛にチャレンジしたりして、春の生きものに接してもらいました(写真)。
- 障がい福祉サービス事業所"ぷちとまと"のみなさんは、シュレーゲルアオガエルの澄んだ鳴き声を聞いたり、ツチグリ(キノコ)に触って胞子が飛ぶ様子を観察。ゆっくり歩きながら公園の自然を楽しんでいただきました。
- 午後、本格的な雨の中、園内を巡視していると、目の前にケラが登場。そのまま道を横切り、湿地のほうへ消えていきました。夏の夜、湿地沿いを歩くと「ビー」という鳴き声をよく聞きます。
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