北本自然観察公園日記 2010年5月
【2010年5月30日(日)】
- 「お茶づくりの日」2日目の今日も、館内ではお茶づくり教室で作ったお茶の香りがただよっていました。しぜん工作教室では竹で湯飲み茶碗をつくり、お茶をとおして自然のめぐみを堪能しました。
- 定例自然かんさつ会は「お茶の木にやってくる生きもの」をテーマに観察。チャノキの代表的な生きものといえばチャドクガですが、全身にトゲをもち、さわるとかゆくなるので見るだけ。代わりに、毛むくじゃらだけど毒はないオビガの幼虫をさわってみました。ふわふわした感触に参加者はびっくりしていました。
- 標柱3番付近でナツハゼが緑の小さな花をつけています(写真)。さらに、その近くで上を見上げると、同じツツジの仲間であるネジキの白いつぼみが目立っていました。
【2010年5月29日(土)】
- 朝は、突然企画「トンボの羽化観察会」を開催! ラッキーなことに、ヤブヤンマ2匹とオオシオカラトンボ2匹が羽化していました。ビオトープ見本園でのオオシオカラトンボの羽化は今年初確認です。明日も、天気がよければ開催します。
- 今年度2回目のイベントデー「お茶づくりの日」でした。お茶づくり教室ではチャノキから新芽を摘み、もんで、茶にするまでを体験しました(写真:スタッフ扮する茶娘と茶摘風景)。明日も10時から開催します(当日申込み枠あり)。
- 定例自然かんさつ会は「いろいろな野草茶を飲もう!」がテーマでした。チャノキ、タンポポ、ササ、ヨモギ、ドクダミの5種類の植物を観察したあと、それらを原料としたお茶を飲み比べました。あの強烈な匂いのドクダミがお茶になると美味しい! と意外な発見もありました。
【2010年5月28日(金)】
- 今日は北本市東小学校3年生のみんなが来てくれました。生きもの観察をしながら園内を散策していると、「変な模様の虫がいるー。」と、子どもが発見。アカスジキンカメムシの幼虫でした。成虫を見た後だったので、その色や形の違いにみんな驚いていました。いろんな生きものに興味をもって、今後の学習に生かしてね。
- 「なんだこれは!?」と、その姿を初めて見たスタッフは興奮。園内ではあまり見られない、ミミズクの幼虫(写真)です。頭はどっちだろう・・・。と、見ていると右に動いて進んでいきました。
- 草原の林縁で、今シーズン初のアカシジミを確認しました。
【2010年5月27日(木)】
- 今日は、上尾市立平方小学校の2年生が来てくれました。ちょうど雨もあがり、みんなで園内を散策。上陸したばかりのニホンアカガエルをさがしてつかまえたり、ヨシ笛にもチャレンジ! 途中、シマヘビに出会うクラスもあり、たくさんの生きものと触れ合うことができました。
- 団体の利用がもう一つ。いきがい大学蕨学園交友会「史跡クラブ」の皆さんもお見えになりました。石戸城や一夜堤の歴史について解説し、現地までご案内しました。公園内に約450年前の史跡があることに、スタッフも改めて誇らしく思いました。
- 午後からはぐんぐん気温があがって、水の中の生きものも活発に。メダカは成魚に混じって稚魚も一緒に泳ぎ、ドジョウ(写真)の姿も見られました。
【2010年5月26日(水)】
- 朝から雨が降ったり止んだりの天気でした。湿地が潤い、水位もあがり、魚たちはよろこんでいたかな〜。カワセミはいつものとおり忙しく飛び回っていました。標柱6番あたりではホトトギスの声も。
- すくすくくらぶ・春編の最終回。大粒の雨が降るなか、自然の中の色や形さがし、お好みの葉っぱを集めての香水づくりをしました。また、まとめとして五感を使って水や土、野生の生きものとふれあうことの大切さについてお話ししました。6月9日からは、すくすくくらぶ・夏編がはじまります。6月1日より受付開始です♪
- 巡視中、あちらこちらで可愛らしい鳥の声が聞こえました。スズメやシジュウカラのヒナたちが巣立ちを迎えたようです。親よりも淡い色の若鳥たちが、たどたとしく木々を渡っていきました。地面にいることもあるかもしれませんが、手を出さずに見守りたいものです。
- 本日の写真は、雨の重みでしだれるエゴノキの花です。
【2010年5月25日(火)】
- 朝から晴れ。最高気温は28℃で、蒸し暑い一日でした。
- 川口市立舟戸小学校の4年生が理科の校外学習でやってきてくれました。季節の生きものを楽しみながら荒川ビオトープまで足を伸ばし(写真)、自分たちの家のまわりで見る荒川とどう違うか、勉強してもらいました。暑い中がんばって歩いたので、途中で疲れてしまうかな、と思いましたが、最後の自由行動の時間まで元気に学習できましたね。
- 雨天中止が続いた園内管理ボランティアを1ヶ月半ぶりに実施しました。今日は、古くなった杭の交換と、オオブタクサなどの外来植物の除去をしました。協力してくれた皆さん、ありがとうございました。
【2010年5月23日(日)】
- 朝からシトシトと雨が降り続き、少し肌寒さを感じる一日でした。
- そんな空模様の中、東京農業大学第三高等学校の公開市民講座が開催され、公園内をご案内しました(写真)。雨宿り中の昆虫や、園路脇の草はらをピョンピョン跳ねるアカガエルの赤ちゃんなど、雨の日ならではの自然の様子を観察しました。今度は晴れの日にも遊びに来てくださいね!
- 北里の森沿いでは、コアジサイの花が咲き始めました。
【2010年5月22日(土)】
- 今日は「国際生物多様性の日」。生物の多様性が失われつつあることをみんなに知ってもらおうと、制定されました。そんな日の定例自然かんさつ会は、3月に植樹を行なったクヌギやコナラに水やりをして(写真)、世界的に行なわれているイベント「緑の波(グリーンウェイブ)」にちょっぴり参加しました。
- 「キッズ生きもの研究室」の2回目がありました。今日のテーマはイモムシ・ケムシしらべ。おっかなビックリ捕まえたイモムシは、ハバチやアカタテハ、シャクガなどの幼虫でした。鳥やカエル、クモなどの敵に食べられないように、丸まったり、トゲを付けたり、隠れたりと身を守る工夫をしています。最後にみんな自身がイモムシになったつもりで、身を守る工夫を考案。どれも斬新なアイディアばかりでした。みんなのイモムシ作品は、近日中に学習センター内の壁面に展示する予定です。必見!!
【2010年5月21日(金)】
- 北本市の中央公民館から、考人学級のみなさんが「北本をよく知ろう」をテーマに自然観察にいらっしゃいました(写真)。園内を散策しながら、今となっては絶滅危惧種に指定されているトウキョウダルマガエルの鳴き声を聞いたり、コウホネやタコノアシを観察。クサガメの赤ちゃんに出会うという、ラッキーなことがあったうえに、なんと! タヌキの親子3頭を目撃したグループもありました。北本市には誇るべき自然環境があることを再認識していただければ、うれしいです。
- 森の中から「特許許可局(トッキョキョカキョク)♪」と、夏を告げるホトトギスの声が聞こえてきました。今シーズン初確認です。さらには、ツツドリの鳴き声も。カエルやオオヨシキリの声に加わり、園内はますますにぎやかです。
- 昨年の秋に、館内を入ってすぐのロビー天井に、ハラビロカマキリがいつのまにか卵鞘を産み付けていました。そして今日の午後、ついに孵化しました! 体長1cmほどのちいさな赤ちゃんカマキリが、天井からぽとり、ぽとり・・・。落ちてくるのを拾い集めて、外の世界へと放してやりました。
【2010年5月20日(木)】
- 昼過ぎにいったん雨は止みましたが、午後4時頃、雷が鳴った途端どしゃぶりに! センター前が一瞬にして湖のようになってしまいました。
- カマツカの葉裏で、ヤマトシリアゲを捕まえているワカバグモを発見(写真)! 雨宿りをしているところを狙ったのでしょうか。共に肉食ですが今日はクモの勝ち。他にもナナホシテントウなど、多くの生きものたちが葉裏で雨をしのいでいました。
- あずま屋近くではエゴノキ、ふれあい橋のたもとではスイカズラの花が咲き始めました。
【2010年5月19日(水)】
- 一夜堤の周辺で「キーッ、キーッ」と、高らかな声が。のぞいて見るとクルミの木の上に2羽のカワセミ。その内の1羽が盛んにダイブをしていました。
- 標柱13番付近のガマズミが花盛りです(写真)。その下ではカマキリの赤ちゃんが葉っぱの上をお散歩。ハンターも、今の姿はか弱くみえます。
- 今日はもうひとつ、子どもの1人(?)立ちの話題。センター受付前に展示しているニホンアカガエルのオタマジャクシが、カエルになり上陸を始めました。
【2010年5月18日(火)】
- 最高気温は30℃!! 真夏日となりました。来園の方は、思い思いの涼しい場所を選び、読書やスケッチ、散歩などをしていました。
- 標柱16番の草はらの入口で、オオスズメノカタビラ(イネ科)が群生しています。風にそよぐ穂がきれい♪ 標柱19番付近ではフタリシズカが咲き始めました。
- さらに、うれしい発見が! 雑木林を巡視中、ノウサギの糞を見つけました。 ここ数年では、足跡の記録はあるものの、それ以外のフィールドサインは見つかっていませんでした。次は姿を見たい!!
- 今日の写真は、ツマグロヒョウモンのオス。温暖化などに伴って分布が北上おり、園内でも近年よく見られるようになってきました。
【2010年5月16日(日)】
- マルセロ・アルバレンガ先生を講師に招き、「英語で自然観察」を開催しました。ちょうど愛鳥週間の期間中ということで、サブテーマはバードウォッチング。参加者に特に人気があったのは、King fisher(カワセミ)でした。"I see a king fisher!" "Where? I can't find it!" "It's on the reed(ヨシ) near the tree!" 次回は10月2日(土)に開催予定です。
- 木道方面の奥に、秋になるとピンク色の実をつけるマユミの木が1本あります。小さくて地味ですが、今、まさに花ざかりです。
- 定例自然かんさつ会のテーマは「虫と植物」。鳥のウンチに化けてるクワコの幼虫や、葉っぱの節(ふし)に体の色かたちを似せているナナフシを見たあと、ハリエンジュに蜜を吸いに来ているクマバチを観察しました。さらに、独特の香りの葉を持つクサギや、蜜腺を持つことでアリに守ってもらうカラスノエンドウなど、植物が他の生きものに食べられないための工夫もご紹介しました。
【2010年5月15日(土)】
- 参加者の皆さんに公園管理にご協力いただくイベント「生きものいきいき隊」がありました。午前中はオオヨシキリの声を聞きながら、木道脇にあるヒメアカネ湿地の整備(写真)と八つ橋の池に生えている希少植物の保全を行ないました。ここ数日シオヤトンボが確認されているだけに、秋にはヒメアカネの期待が大! 午後はウグイスの声が響く南入口方面で、セリバヒエンソウなどの外来植物を除去。天候も良く、予定した以上の作業ができました。皆さん、ありがとうございました。
- 定例自然かんさつ会は、ハリエンジュやノイバラ、ハルジオンにミズキなど、今園内で咲きほこっている白い花をじっくり観察しました。まず香りをかいで、花びらの枚数を数え、わかるものはおしべやめしべの本数まで数えました。「白い花」と一言で言っても、いろいろな形をしていることがわかりました。
- 標柱6番付近の湿地で、カヤネズミの巣を見つけました。材料に使っている草はまだ青々としていて、新築のようです♪
【2010年5月14日(金)】
- 朝から抜けるような青空でした♪ スケッチに来られた方々は、緑色をたくさん使って生命力あふれる絵を描いていました。
- 草はら付近でビンズイに出会いました(写真)。公園では冬にやってくる渡り鳥です。山地帯へ移動の途中でしょうか。クリの枝をつたって歩いたり、ピー!と鳴いたりしていました。
- ふれあい橋のたもとのノイバラで、1枚の葉にヒメクロオトシブミを2匹発見。夫婦かな・・・と思っていると、1匹が、もう1匹に突進! 追われた方は、違う葉に飛んでいってしまいました。卵を産むための葉っぱの取り合い!? なかなかスピード感のある闘いでした。
【2010年5月13日(木)】
- 今日も風が強い一日。風に飛ばされまいと、葉の裏や草の茎にじっととまっている虫たちをたくさんみかけました。
- 1ヶ月前に満開だったソメイヨシノの下で、赤くて小さい実がぽつぽつと落ちています。サクラになる実といえば・・・そう、サクランボ♪ 色はきれいな赤色だけど、さわると硬い。熟す前に、風で落ちたようです。
- エドヒガンザクラの近くの看板の裏に直径2.5センチほどの小さなコアシナガバチの巣を発見!(写真) 10個ほどの部屋を女王バチが守っていました。おとなしいハチだけど、園路のすぐわき・・・ということで、女王バチを巣に乗せたまま、近くの森の中に引越してもらいました。
【2010年5月12日(水)】
- 日中の心地よい風が、午後から強風に変わりました。その結果、園路にはイヌザクラやフジの花、エノキの実、各種葉っぱ、オトシブミの揺籃(ようらん)、果てはイモムシまで、色々なものが園路に落ちていました。
- すくすくくらぶ・春編第3回がありました。野鳥やカエルの鳴き声に耳を澄ませたり、若葉の手触りを楽しみました。木漏れ日の差し込む林を歩いたあと、鳥の気分になって「オリジナルの鳥の巣づくり」。枯れ枝や草の葉を使って、さまざまな巣ができました。
- センター裏のサルトリイバラの葉で、白い筋の入った1ミリほどのルリタテハの卵を発見しました(写真)。成長が楽しみ♪ ちなみに、ジャコウアゲハの幼虫が食べるウマノスズクサの新芽が出てきました。
【2010年5月11日(火)】
- ほぼ一日中、雨。夕方、ヒダリマキマイマイが園路を横断していました。
- 園内各所で、ノイバラとカマツカの白い花が咲き始めました。センター裏では、フジとハリエンジュが並んで咲いています。同じマメ科なので花の形が似ています。
- エドヒガンザクラの葉の成長につれて重みで枝が下がり、木道が通りにくくなってきました。大切な北本市の天然記念物であるこの木を保護するため、う回路(写真)をご利用下さい。
【2010年5月9日(日)】
- 朝からすじ雲が見られる晴天(写真)で、最高気温29℃になりました。湿地では初夏に見られるサラサヤンマが飛んでいました。
- ボーイスカウト鴻巣第3団のみんなが自然観察に来てくれました。元気いっぱいで、「ナナフシをさがせ!」の指令をだすと、集中して何匹も探しだしてくれました。他にも、ヨシ笛を鳴らすのに何度も挑戦したり、アオサギの飛ぶ姿を間近で見て歓声をあげるなど、感性豊かな隊員たちでした。
- 今月のいきもの講座のテーマは「初夏にやってくる鳥たち」。遠く東南アジア方面から、渡り鳥たちがはるばるやってくるのはなぜなのか? などをお話しました。ひきつづき行なった定例自然かんさつ会では、公園の夏鳥の代表、オオヨシキリの鳴き声と姿を観察できました。今年は今のところ、まだ数が少ないです。
【2010年5月8日(土)】
- 2ヶ月に一度開催するイベント、手作り実験教室。今回は「クスノキの虫よけ成分抽出」を行ないました(写真)。クスノキの葉っぱから“蒸留”という方法で、樟脳(しょうのう:防虫の成分)を取り出しました。でも、両手いっぱいの葉っぱからとれた樟脳は、ほんのちょっぴり。苦労した分、自然からの恵みのありがたさを実感することができました。
- 日ごとに季節の移り変わりを感じます。あずまや近くではサワフタギ、湿地ではウキヤガラの花が咲き始め。チョウはギンイチモンジセセリやヒメウラナミジャノメ、アオスジアゲハなどが見られました。
- 花が終わりつつあるクワの木。葉の上でクワコ(カイコの原種)の幼虫を発見♪
【2010年5月7日(金)】
- 朝から曇り空。午後からは小雨となりました。昨日までの暑さがひと段落し、過ごしやすい一日でした。
- ゴイサギの若鳥が抜き足…差し足…しながら、高尾の池を移動していました。園路から2〜3mと近い場所に来ても逃げる様子がなく、捕まえたカエルをひと飲みにしていました。
- 今日の写真は、昨日の強風で園路に積もったコナラの雄花。茶色のじゅうたんのよう♪ 他にも林縁では、ミズキやコマユミの花がきれいです。
- 今日もキビタキが確認できました。
【2010年5月5日(水・祝)】
- 待ってました〜。ビオトープ見本園でのトンボの羽化! 今日、ようやく今シーズン初確認しました。羽化していたのはヤブヤンマのメス(写真)。これから順調に羽化個体が確認されれば、突然企画「トンボの羽化観察会」を実施したいと思います。
- 5日連続で行なった定例自然かんさつ会。本日は子どもの日にちなんで、参加者の皆さんと「虫の子どもさがし」をしました。木の幹や草の葉の上をよーくさがして、チョウやガ、テントウムシ、カメムシ、ヨコバイ、カイガラムシ、ナナフシ、キリギリスの仲間など、さまざまな幼虫を見つけることができました。
- 湿地の中から「ウググ、ウググ・・・♪」と、控えめな(?)トウキョウダルマガエルの声が聞こえてきました。八ツ橋上流側の湿地です。
- サシバの目撃情報がありました。園内では、今シーズン初確認です。
【2010年5月4日(火・祝)】
- 連日晴天です。本日の最高気温は、なんとなんと30℃にも達しました!!
- ミズキが咲き始め、エドヒガン方面の木では、さっそくミツバチたちが蜜を求めて飛びまわっていました(写真)。センター2階からの雑木林ウォッチングでも、ミズキの木が見分けやすくなっています。日ごとに、白い花が目立つようになることでしょう。八ツ橋の池では、コウホネの花も咲き始めました。
- 今日の「定例自然かんさつ会」では、標柱12番付近のハンノキ林で餃子型の葉っぱを探しました。目的は、ミドリシジミの幼虫! 大きさはまだ1cm弱でした。日中は折りたたんだ葉っぱの中にいて、夜になると外に出て葉っぱを食べます。
【2010年5月3日(月・祝)】
- ゴールデンウィーク期間中、毎日開催している定例自然かんさつ会。今日は新緑にちなんで若葉を観察しました。ゴマギやクサギなどの葉っぱを見て、触って、嗅いでみると・・・「くさ〜い」と参加者の声。新葉も立派(?)にその独特の香りをかもし出していました。
- 標柱10番付近の木のうろで、昨年の9月にスズメバチにおそわれて以来いなくなっていたニホンミツバチが、再び出入りをはじめました! おとなしいハチなので、驚かさないようにそっと見守ってください。
- ん?ノイバラの枝が動いた?と思ったら、こちらの気配を察したのか、ぴーんと体を伸ばして動かなくなりました(写真)。正体はキエダシャクの幼虫。バラのトゲのような突起まで身にまとっています。みごとな擬態をしたこの幼虫、見つけることができるかな?
【2010年5月2日(日)】
- 新緑オリエンテーリング(写真)は、今日も大盛況。テレビ埼玉の取材がありました。5/8(土)朝9時〜「週刊彩の国ニュース 」でとりあげていただく予定です。どうぞお楽しみに!
- 定例自然かんさつ会は「虫の色で虹をつくろう」をテーマに虫さがしをしました。赤はナナホシテントウ、橙はベニシジミ、黄はキチョウ、緑はクビキリギス、青はルリシジミ、藍はコガタルリハムシ、紫はヒメウラナミジャノメを見つけ、虫の虹が完成! でも何よりも輝いていたのは、自然の中で走り回るみなさんの笑顔でした♪
- 3月10日の雪の影響で折れたコブシから新芽が出ました。切り口を見上げると、2枚の若葉が見られます。生命力に感動! そのコブシから少しセンターに戻った園路わきには、ハナイカダが咲き始めました。
【2010年5月1日(土)】
- 今日も一日青空でした♪ ゴールデンウィーク・新緑オリエンテーリングもたくさんの家族連れでにぎわいました。
- 標柱9番の頭上ではフジ、標柱13番付近ではイヌザクラの花がきれいです。個性的なクワやヒメコウゾの花も咲き始めました。
- 朝からセンター前で「焼酎一杯グイー!」とさかんに鳴いていたのは、センダイムシクイ。お客さん曰く、一杯どころじゃない・・・とのこと(笑)。オオルリ、キビタキは今日も確認されました。
- 今日の写真は、定例自然かんさつ会のひとコマ。シマヘビだぁ〜! つるつるお肌にタッチ。
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