北本自然観察公園日記 2021年6月
【2021年6月30日(水)】
- 公園の梅雨の風物詩。クワの実に集まっていたカラスの声を聞かなくなったな…と思うと、まるでバトンをつなぐかのように代わりに現れるのがムクドリの大群です。普段は市街地や畑の地面をトコトコと歩きながら、昆虫を捕らえています。公園ではあまり見かけませんが、毎年この時期になると、季節のごちそうを食べに周辺から集まってきます♪ 今日は、公民館口近くの赤く熟したイヌザクラの実を、30羽ほどでついばんでいました(写真)。
- めだかのT字路や桜土手など、湿地の周りでコガネグモのメスが見られるようになってきました。大きさは2〜3cmほど。黄色と黒のコントラストが鮮やかです! ちなみにクモの仲間の多くがそうであるように、本種もオスはとても小さく地味な色合い。メスと並ぶとまるで別の種類のように見えます。
【2021年6月29日(火)】
- 午前中は雨が降りました(写真)。園路沿いではアラゲキクラゲがにょきりと生え、ひっそりとした雑木林からはキビタキのピッコロリ♪ という声が響いていました。
- 長細いハート型の葉をつけたヤマノイモのつる。最近、花穂が目立ってきました。葉の上を見ると、青緑の翅にオレンジの頭が目立つヤマイモハムシを発見。成虫も幼虫もこの植物の葉を食べます。
【2021年6月27日(日)】
- ムシムシとしたお天気になると出会える生きものといえば…そう! 変形菌! かわせみ池付近の切り株から、ムシホコリが生えていました(写真)。なんだか、冷やし中華の麺がだらりと垂れているみたい…。変形中のアメーバのように見えますが、近づいて見てみると変形後の子実体(しじつたい:熟して胞子を飛ばしている状態)であることがわかります。また、近くを探してみると、シロウツボホコリ、ジクホコリ、ツノホコリも見られました。
- 標柱19番近くの湿地で、ようやくミズアオイを確認できるようになりました。というのも出始めは同じ仲間のコナギとそっくり。どちらかわからない芽生えが多数出ていましたが、ミズアオイはもうコナギの倍以上のサイズに成長しています。
【2021年6月26日(土)】
- 写真は、北里の森沿いの雑木林。クヌギやコナラ、イヌシデやアカシデといった広葉樹が、青々とした葉を茂らせていました。
- 周りの植物に絡みついて伸びたアケビのつるで、アケビコノハという蛾の幼虫を見つけました。茶色い体に、黄色い目玉模様が特徴! 少しつつくと、目玉模様を強調するような仕草を見せます。ちなみにいた場所は、一昨年たくさんの幼虫が見つかった標柱13番の近く。今年も、これから個体数が増えていくのか…期待が高まります!
【2021年6月25日(金)】
- 一日中曇り空でしたが、日没には美しい夕焼けが見られました♪(写真)
- 標柱12番付近で、クロアゲハが行ったり来たりと何かを探している様子。すると、水路脇の地面に降りて吸水を始めました。そ〜っと近寄り、身を伏せて観察していると、吸水しながら腹部から水分を排出する「ポンピング」が見られました。これは、体温を下げるための行動と考えられています。
- 標柱19番近くの湿地でヘラオモダカが咲き始めました。その名の通りヘラのような形をした葉が特徴。これからどんどん花数が増えていき、湿地がにぎやかになりそうです。
【2021年6月24日(木)】
- 連日のしっとりとしたお天気のおかげで、園内に様々なきのこが生えてきました! 写真は、標柱4番の近くで発見したコテングタケモドキ(写真)。夏に広葉樹の森で出会える大型のきのこです。
- センター前でゆらゆらと飛ぶ黒いチョウに遭遇。黒い翅に赤と白の模様が特徴のナガサキアゲハのメスでした。前翅にビークマークがあるところから、捕食者からなんとか逃げてきた個体のようです。
- ★第3回ホタル調査★ 雨雲接近で涼しかったためか、公園全体で42匹確認。ほぼ横ばいでした。
【2021年6月23日(水)】
- 環境ボランティアで「いきがい大学 彩央会」のみなさまがいらっしゃいました。今日の作業は、高尾の森の下草刈り(写真)。増えすぎてしまっていたアズマネザサや、外来植物のセイタカアワダチソウを刈り取りました。蒸し暑い中、ご協力いただきありがとうございました!
- 雨が降ったりやんだりと不安定なお天気…。こんな日は昆虫は見られないかな? と思いながら草はらを歩いてみると、雨宿りしているアカシジミやツバメシジミ、ベニシジミなど、色鮮やかなチョウの仲間に出会うことができました♪
【2021年6月22日(火)】
- 来園者の方に「園路の地面にツチスガリ(ハチの1種)が巣を造っている」と教えていただきました。そういえばツチスガリ類に寄生する青蜂(セイボウ:きれいなハチの仲間)がいたなあ、なんてことが脳裏をかすめた直後、目の前を金緑色の虫が通過! 巣の周りをうろうろするハラアカマルセイボウを発見しました(写真)。体長5〜6mmの小さなハチです。
- 巡視中、地表を歩くアズマモグラに遭遇! 写真を撮ろうとしているうちに、あっという間に地中へと消えていきました。ゆっくり歩くイメージですが、意外なくらいスピーディーでした。
【2021年6月20日(日)】
- 造網性のクモは、ほとんどの種類が網の中央で頭を下に向けて止まります。ただ、ごく少数へそ曲がりがいて、ギンメッキゴミグモのように頭を上に向けて止まる種類も。そしてどっちつかずの少数派が、明るい草地に巣を張るカラスゴミグモ(写真)。このクモは体を横にして止まります。大きさは1cmほどです。
- 梅雨の晴れ間、太陽が公園を明るく照らしました。枯れ枝からは、ツノマタタケやダイダイガサといった鮮やかなきのこの仲間がにょっきり! きのこ的にはコンディションがバッチリの、蒸し暑〜い一日でした。
【2021年6月19日(土)】
- 標柱15番付近で、雨宿り中のエゾツユムシの大きな幼虫を見つけました(写真)。本種は、生息場所により、発生時期が大きく異なり、暖かい地域では初夏に、寒い地域では秋に成虫になります。公園では6月の下旬ごろから成虫が見られます。近年は個体数が減少しており、埼玉県では準絶滅危惧種となっています。
- 標柱21番近くではキツリフネの花が増えてきています。また、標柱5番〜6番の湿地沿いで、ノカンゾウが1輪咲きました。他の場所の株はまだ固そうなつぼみで、開花はもう少し先のようです。
【2021年6月18日(金)】
- 写真は、センター横でぐんぐん生長中の「緑のカーテン」です。ヒルガオやヤブガラシの花が咲き、ノブドウのつぼみが膨らんできています♪
- 梅雨の時期によく見かける、白黒の翅に黄色い体という目立つ配色の“蛾”。公園にはよく似た仲間が数種類いますが、今日は巡視中にカノコガとウメエダシャク(今日の写真をクリック!)を見つけました! どちらも昼行性です。
- 感染症の拡大防止のため、ただいま公園の駐車場は閉鎖中ですが、6月21日(月)の朝9時からご利用いただけます。イベントは6月26日(土)から再開します。引き続きご協力をお願いいたします。
- ★第2回ホタル調査★ 公園全体で30匹確認しました。
【2021年6月17日(木)】
- お昼ごろ、雲間から鮮やかな青空が顔を出しました(写真)。それに誘われてか、今日は"青い”生きものたちにたくさん出会いました! シオカラトンボにオオシオカラトンボ、翅を広げた ツバメシジミ。湿地の周りにはアオサギやカワセミもいました♪
- ふれあい橋でネムノキが咲いています。白からピンクのグラデーションが美しい、毛を束ねたような独特な形。花びらのように見える部分はおしべです。夜には葉が閉じて垂れ下がり、その名のとおりまるで眠っているかのように見えます。
【2021年6月16日(水)】
- 昨日の夕方の雷雨の影響で、一夜堤など園路の一部が冠水。スタッフは朝から対応に追われました。作業が終わるころ、急に暗くなった空と冷たい風に「おや…」思っていると、やはり激しい雨に!(写真) 梅雨がやってきたなあという感じでした。
- 標柱16番のススキの葉裏でクロコノマチョウの幼虫を発見。雨滴をまといながらも、じっとしていました。対照的に活発に動き回っていたのがカタツムリたち! 大きなヒダリマキマイマイやミスジマイマイが、あちこちで見られました。
【2021年6月15日(火)】
- 関東の梅雨入りが発表されましたが、今日は朝から良い天気。木々を抜けてくる日射しはまさに夏の輝き。そんなキラキラの木漏れ日に負けないくらい輝いていたのがミドリシジミ。葉の上で翅を閉じ、ジッとしている個体をしばらく見ていると、その美しさを見せつけるようにゆっくりと翅を広げてくれました(写真)。
- 標柱7番付近のオカトラノオが開花しました。また、園内各所でヒメコウゾの実が熟してきました。逆光で見上げるとオレンジ色が透け、宝石がちりばめられたボールのよう♪
【2021年6月13日(日)】
- 標柱15番の草地にあるケヤキの幹を、巨大な尺取虫が這い上がっていました(写真)。9cmはあろうかという半端ないサイズの尺取虫は、シャクガ科でも最大級のトビモンオオエダシャク。成虫はまだ寒さの残る早春に出現します。
- 5月ごろに公園で咲き誇っていた白い花々は、早くも実に!! めだかのT字路近くではエゴノキ、八ツ橋ではミズキの実が膨らんで、道ゆく人の目を引いています♪
【2021年6月12日(土)】
- 北里の森沿い、小川のほとりに見慣れぬ大型の草が生えています。山林の薄暗い湿地に生育するウマノミツバです(写真)。公園内では過去に確認記録はあるものの、記憶にない種類でした。植物体の大きさに比べて花は極めて小さく目立ちません。和名は「馬くらいしか食べないミツバ」という意味で、つまり食用にはならないということです。
- 巡視中、あちこちでのんびり休憩しているカナヘビに出会いました。標柱16番のススキの株では、細い葉の上でくつろぐカナヘビ2匹を発見! まるでハンモックのようで、とっても気持ちよさそうでした♪
【2021年6月11日(金)】
- ニュースレター「四季」の夏号が完成! 今号は、園内の湿地に自生する希少植物のミズアオイが表紙です。県内各施設への発送作業は、ボランティアのみなさまのおかげで、予定よりも早く完了!(写真)ご協力いただいたみなさま、ありがとうございました。
- 巡視中、観察ポイント看板に枯れ葉が引っかかっているなあ、と思いきや近づいてみてビックリ! 正体は枯れ葉にそっくりなガ、カキバトモエでした。たまたま看板に止まっていたから気づけましたが、これが落ち葉の中にまぎれていたら気づけないでしょう。見事な擬態にしてやられました。
【2021年6月10日(木)】
- ボランティアのみなさまとの園内管理作業で、標柱7番のノジトラノオ生育地の草刈りをしました(写真)。また、一夜堤付近のキツリフネ生育地にロープ柵を設置。作業や移動の途中には、ミドリシジミやジンガサハムシが観察できました。蒸し暑い中での作業となりましたが、ご協力ありがとうございました!
- 標柱5番付近を巡視中、足元の草が揺れたように感じました。風も音もなく、わずかな草の揺れだけが移動していきます。不思議に思い追いかけると…その正体は、1.5mはあろうかという立派なアオダイショウ! 大きいので出会うとびっくりしますが、無毒のヘビです。
- ★第1回ホタル調査★ 公園全体で9匹確認しました。出始めです。
【2021年6月9日(水)】
- 背中に折りたたんだ翅に黒い帯が3本あることから、名前はミスジガガンボ(写真)。ガガンボというと「巨大な蚊」というイメージですが、本種は普通のヤブカと同じくらいのサイズしかありません。ところがこのガガンボ、只者ではないのが、全身に藍色の金属光沢をまとっているところ。とにかくきれいな虫なのです。
- 標柱17〜18番にかけての薄暗い林で、オオバジャノヒゲの白い花が咲き始めました。足元でうつむき加減にひっそりと咲くため目立ちませんが、星のような形が可愛らしいです♪
【2021年6月8日(火)】
- 午前中はスッキリとした青空(写真)。日差しは強いものの、雑木林沿いの園路は涼しく感じました。
- 八ツ橋の池で、クロスジギンヤンマとアオヤンマを発見。さらに、子ども公園口付近でコオニヤンマがいました。また、一夜堤でミドリシジミを6個体確認しました!
- ★野鳥情報★ センターの近くでホトトギスの鳴き声を聞くことができました♪
【2021年6月6日(日)】
- ふれあい橋横のクワの木からぶらりと垂れ下がるつる植物、アオツヅラフジです。葉の付け根に小さな花が咲いていました(写真)。本種は雌雄異株で、こちらは雌株。秋には群青色に結実します。雄花はコチラ。
- 雨上がりの夕方、八ツ橋の池でコシアキトンボとシオカラトンボが縄張り争いを続けていました。雲間から射すやわらかな日射しがキラキラと反射する水面を急旋回しながら飛び交う姿が印象的でした。また、南口付近では、スイカズラの葉脈をかじるシラハタリンゴカミキリと出会いました。さらに、ニイニイゼミの鳴き声を今シーズン初確認しました!
【2021年6月5日(土)】
- 標柱15番付近で、変わった名前のテントウムシを発見。その名もムーアシロホシテントウ(写真)。テントウムシといえば、草はらなどの明るい場所にいるイメージが強いですが、本種は広葉樹の樹上や、ササが生い茂った場所をすみかにしています。
- 去年、標柱5番付近で見つかったシャクジョウソウが、今年も生えてきました! 薄暗い森にニュッと生える姿は、何とも言えない不思議な魅力があります…。
【2021年6月4日(金)】
- 雨風が強い一日でした。雑木林の木々は白い葉裏をひるがえし、高尾の池の水面は時折音を立てて水しぶき。ヨシ原は大きく波打っていました。
- 今日は6(む)4(し)の日ということで、虫さがしに出発! …とはいってもあいにくのお天気。湿地からキンヒバリやマダラスズの鳴き声は聞こえてくるものの、多くの昆虫が草の茂みに隠れてしまっていました。ところが!! あずまやから標柱5番へと向かう途中の開けた水面に、数十匹のアメンボの仲間が集まっているのを発見!! 同じ方向を向いて等間隔に並ぶ様子がなんだか不思議な光景でした。
【2021年6月3日(木)】
- 写真はオニグルミ! 楕円形の実が房状についています。春にイモムシのような花がつき、冬はひつじの顔ような葉痕(ようこん)が見られます。四季折々、いろいろな姿が楽しめる植物なのです♪
- ツユクサとムラサキシキブが開花♪ 初夏らしい花々が公園を彩っています。すでに満開のクララとテイカカズラ、八ツ橋の池のコウホネもお忘れなく!
【2021年6月2日(水)】
- 湿地のヨシやウキヤガラ、ヒメガマといった植物たちが日に日に伸びて、遠目から見る八ツ橋は、すっかり緑に埋もれてしまいました(写真)。オオヨシキリのけたたましいさえずりの合間に耳を傾けると、キンヒバリの繊細で涼しげな音色が聞こえてきます♪
- 公園の初夏の恵み、クワの実は様々な生きものたちに大人気! 枝から器用にひとつずつ実をつまむハシブトガラスに、下に落ちたものを2羽で仲良くつつくキジバト。熟した実にしがみついて食べていたのは、コメツキムシの仲間のサビキコリ。そして、クワの実が混じった動物の“ふん”には、アサマイチモンジがやってきていました!
【2021年6月1日(火)】
- 雨のあと、ぐぐっと気温が上がると現れる生きもの…。そう、それが変形菌!! センター近くの湿った地面で、枯れ枝から生えるシロジクキモジホコリ(写真)を見つけました。大きさわずか数ミリのミクロの世界…観察にはルーペがあると便利です♪
- 標柱16番付近で、ウスイロギンモンシャチホコを発見しました! ツヤツヤの銀白色の模様が特徴的。幼虫はコナラなどの葉を食べるため林の近くで見かけますが、埼玉県では丘陵から山地に多く、低地ではあまり見かけません。
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