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北本自然観察公園 自然観察記録 2000年5月 |
2000年7月4日更新
埼玉県自然学習センター
【2000年月5日31日(水)】
○「キツネのフンらしきものが・・・・」来館者の方からの情報に早速調べにいくと、ありました。キツネのフン。足下にもいろいろな発見があります。
○「キツネのフン」に続いて、今度は「イタチのフン」も発見!! 場所はなんとセンター入り口の自動ドア前。センターを見学にきたのでしょうか? それとも縄張り宣言でしょうか? 小さな種のたくさん混じったフンを2つも置いていってくれました。
【2000年5月28日(日)】
○八つ橋の池では、バンが子連れで散歩しているのが観察できます。
○コアジサイが咲き始めました。公園内のクワの実も黒く熟して食べられるものがあります。観察会に参加すれば味見ができるかも。
【2000年5月27日(土)】
○園路でタヌキのフンを見つけました。フンを分解すると黒や緑色をしたいろいろな虫の翅と脚、植物の種などがたくさん入っていました。タヌキは公園に住むいろいろな生きものを食べて暮らしているんですね。
○高尾の池では、カイツブリの親が水中に潜って餌をとっては、雛たちに与えています。食べ物は小魚や水生昆虫、ザリガニなどです。
【2000年5月26日(金)】
○八つ橋の池や北側湿地の池で、アカマクミドリムシが発生しています。アカマクミドリムシ自体は顕微鏡で観察するような小さな生きものですが、たくさん集まって水面をオレンジ色に染めています。池の水質が富栄養化すると大発生します。
【2000年5月25日(木)】
○ガマズミの花でキスジトラカミキリを見つけました。黄色と黒の「トラ」模様で色のパターンがハチにそっくりです。
○公園内でスズメバチに出会う機会が多くなってきました。エサや巣を作る場所を探しているようです。
○黒地に白い3本の帯が入ったチョウ「コミスジ」を見かけるようになりました。飛び方が特徴的でフワァ〜・フワァ〜と飛びます。林の縁などにいます。
【2000年5月21日(日)】
○カッコウの声・オオヨシキリの声・シュレーゲルアオガエルの声・キジの声・ホオジロの声などなど・・・公園はいろいろな生きものの声でにぎやかです。
○13:30頃、獲物を捕まえたオオタカが上空を飛んでいきました。
○シオカラトンボが八つ橋の池で産卵していました。定例観察会では、尾の先で水面をはじくように産卵するメスとその近くで見守っているオスを、橋の上からじっくりと観察することができました。
【2000年5月20日(土)】
○公園内のニホンアカガエルのオタマジャクシに足が生えてきました、水から上がるのもまもなくです、園路の散策で踏みつぶさないよう足下にも注意しましょう。
【2000年5月18日(木)】
○午前中は雨が降っていたためか、クロスジギンヤンマの羽化時間が遅れたようです。16:00すぎにビオトープ見本園に確認に行ったところハネを乾かしている個体が2個体見つかりました。
○陽の傾き始めた15:00過ぎ、カッコウが鳴き始めました。
【2000年5月17日(水)】
○八ツ橋の池でバンが繁殖しています。親鳥はむくむくした黒い毛の子ども6羽を育てるのに大わらわです。
【2000年5月14日(日)】
○朝早くビオトープ見本園に行くと、シオカラトンボの羽化が見られるようになりました。無事飛び立つ姿を見たときは感動的です。アカガエルのオタマジャクシもかろうじて元気です。見本園を見たいときは指導員まで声をかけてください。
○あずまやの奥のヨシ原で、雷雨に合わせてシュレーゲルアオガエルが鳴き始めました。雨が降る直前にはウシガエルがいっせいに鳴きだしました。
【2000年5月13日(土)】
○「ピックイー」とサシバが1羽鳴きながら上空を通過しました。
○学習センター下にあるニセアカシア付近のウマノスズクサに早くもジャコウアゲハが産卵しています。オレンジ色の小さな丸い卵です。
○八つ橋の池ではバンの親子が見られます。雛鳥はまだ真っ黒で小さく、とてもかわいらしい姿をしています。
○もうピークは過ぎましたがビオトープ見本園ではまだクロスジギンヤンマの羽化が続いています。すでに合計で150頭を越えました。
【2000年5月12日(金)】
○「ピョーピョー」と勢い良く鳴るホイッスルのような声が聞こえたら、立ち止まって雑木林を探しましょう。日本にしかいないアオゲラに出会えるかもしれません。今日は3回出会うことができました。
【2000年5月11日(木)】
○センター下の湿地脇にあるハリエンジュ(ニセアカシア)が開花し、良い匂いを振りまいています。その花にはジャコウアゲハがたくさん吸蜜に来ていました。
○あずまや付近でサワフタギが満開になりました。白い花がきれいです。秋に実が熟すとコバルトブルーになってまたきれいです。
○毎年草刈り・耕耘をしている湿地で今年も絶滅危惧種オオアブノメが多数確認されました。
【2000年5月9日(火)】
○高尾の池で、3羽のヒナを連れたカイツブリを見かけました。親にくっついて泳いだり、親の背中におんぶされたりしています。
○ビオトープ見本園のクロスジギンヤンマの羽化が続いています。今日も23個の抜け殻を見つけました。午前中には、自分が脱いだ抜け殻につかまっている、羽化したてのトンボ1匹を見ることができました。
○高尾の草原では、いろいろな種類のバッタの子どもたちを見つけることができました。
【2000年5月7日(日)】
○今日は園内で、ヒバカリ1・シマヘビ1・ヤマカガシ2を確認しました。
○オオスズメバチの女王蜂が今年の営巣場所を探して園内を徘徊しています。
【2000年5月6日(土)】
○小学生の女の子たちがちいさなヘビ発見しました。調べてみると……、ヒバカリかな? ちょっとめずらしいヘビです。
○ミズキの花が満開です。平らに並べたように広がる白い花々は遠くからでもよく目立ちます。
○じつは園路沿いの小さな花も満開です。スイバの赤い花、ヤエムグラの黄緑色の花、見たことありますか? 虫眼鏡でみて見ると、けっこうきれいですよ。
○ビオトープ見本園ではクロスジギンヤンマの羽化がまだ続いてます。抜け殻は、今日も22個ありました。
【2000年5月5日(金)】
○ビオトープ見本園では、今日もクロスジギンヤンマの羽化真っ盛り。中には羽化に失敗して翅が曲がったままで固まり、そのまま飛べずに餓死するものもいます。厳しいですね。
○緑が次第に濃くなり始めた雑木林では、ヤマツツジの赤い花が咲き誇り、シジュウカラのさえずりが賑やかです。色と音が楽しい季節です。
【2000年5月4日(木)】
○ビオトープ見本園ではクロスジギンヤンマの羽化が最盛期を迎えています。今日1日で31個の抜け殻が採集できました。
○オギやチガヤの草原ではかわいらしいギンイチモンジセセリが飛び回っています。
【2000年5月2日(火)】
○オオヨシキリのさえずりがひっきりなしに聞こえてきます。オオヨシキリに混ざって、今日はシュレーゲルアオガエルの「コロコロ・・・」という鳴き声を聞くことができました。【2000年4月30日(日)】
○昨日に引き続きオオルリが見られました。♂の若鳥のようです。コサメビタキやキビタキの情報もあります。みなさんも夏鳥を探してみて下さい。
○ウワミズザクラの花にはセイヨウミツバチやアシブトハナアブ、オオスズメバチなどさまざまな昆虫がやってきています。
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