北本自然観察公園日記 2021年4月
【2021年4月30日(金)】
- 雨上がりの今日は、朝からすっきりとした青空(写真)。ツチグリやタマキクラゲなど、きのこの仲間が見られました。また、木道を歩いている途中、足元をぴゅ〜んと飛んでいったのはホソミイトトンボのオス。こちらも鮮やかな青色でした!
- ★野鳥情報★ 標柱20番付近でセンダイムシクイが盛んにさえずっていました。また、標柱3番の林の奥からツツドリの声が聞こえてきました。
【2021年4月29日(木)】
- ハルジオンの花でヒメバチのような虫のペアを発見しました(写真)。ハチのような気はするけど、どこかが違う…。初めて出会ったときは、すっかり騙されてハチだと思ったのですが、よくよく見ると翅は2枚。つまりハチではなくハエの仲間です。そして、ついた名前がミツモンハチモドキバエ。こういう変な虫、好きだなあ。
- 公園内各所でフジが満開です。ただ、どこも高いところで咲いているので今ひとつ見づらい。よい場所がないかと探したところ、ベストポイントを見つけました! 標柱20番の少し手前の木道から向かい側の林を見上げると、勇壮なフジを見ることができます。一見の価値ありです。
【2021年4月28日(水)】
- 本日の写真は、八ツ橋から高尾の池へと向かう雑木林沿いの園路の風景です。イヌシデやアオハダの柔らかな葉が光を透かし、ウグイスカグラの赤い実がそっと彩りを添えています。
- 季節が進むと姿を現す、キラキラ&ピカピカの虫たち! 見つけると心が躍ります♪ 標柱3番付近には赤紫色に輝くムツボシタマムシ。北里の森沿いのムラサキシキブには、イチモンジカメノコハムシがた〜くさん! その近くには、小さいながらも渋い魅力のギンメッキゴミグモ。そして、標柱20番近くの水辺では、羽化したてのサラサヤンマに出会えました。
【2021年4月27日(火)】
- 草木が咲き競う園内。センター近くの草地ではオヘビイチゴの黄色い花々が地面いっぱいに広がり、なかなか壮観です(写真)。一方、林縁ではカマツカやコゴメウツギの白い花が咲き始め、ミズキは満開に近づいています。
- 花盛りのミズキの葉で見つかるのは、キアシドクガの幼虫です。派手な黄色の斑点とたくさんの毛が、いかにも刺しそう…。ですがご安心を。ドクガの仲間でも毒のない種類です。葉を巻いて巣を作っているので、そっと中をのぞいてみましょう♪
【2021年4月25日(日)】
- 手作り実験教室「植物と泥で染めもの体験」を開催。材料集めと外来植物の抜き取りを兼ねて、園内のニワウルシを採取しました。枝や葉を煮込んで作った染液にハンカチを入れ、泥で色を定着させて完成!(写真) 自然からの恵みについて考えました。
- 夏鳥たちの渡りの季節です♪ 園内各所からキビタキのさえずりが聞こえてきました。かわせみ池でセンダイムシクイの声。また、来園者の方からエゾムシクイとサシバ、サンショウクイの情報をいただきました。
【2021年4月24日(土)】
- 「初級者のための写真講座」を開催しました。今回のテーマは「標準ズームレンズでの撮り方」。レンズの特徴を踏まえ、被写体がより映える露出設定、構図、光のとらえ方などを解説。ミズキを被写体に背景のぼかし具合を調整したり、一本のエノキを各方面から捉えて写りの違いを確認したりしました(写真)。
- あずまや付近の林縁でサワフタギが開花。白い小さな花ですが、長いおしべがよく目立ちます。さらに、秋には実が青く熟します。
【2021年4月23日(金)】
- 風は涼しく、太陽はぽかぽかの一日。園内各所でウグイスのさえずりやエナガの鳴き声が響いていました。また、めだかのT字路ではトウキョウダルマガエルを発見しました♪(写真)
- 木道方面に吸水中のルリタテハがいました。流れはかなり早く、見ているこっちが心配…。そんなスタッフをよそに、近くの葉にしがみつき、口吻(こうふん:ストロー状の口)を水面に入れて夢中になって飲んでいました。
【2021年4月22日(木)】
- ボランティアのみなさまとの園内管理作業で、エドヒガンの開花中に設置してあった観察用の簡易木道の撤去と、周囲の草刈りを行いました(写真)。ご協力いただき、ありがとうございました!
- 明るい草はらや雑木林沿いで、スジグロシロチョウ、ヒメウラナミジャノメ、ベニシジミ、コミスジなど春から初夏に見られるチョウたちと出会いました。薄暗い場所では、白いチョウのようなガが葉に止まっていますが、これはフタテンシロカギバ。ミズキの近くでよく見つかります。
【2021年4月21日(水)】
- 朝から雲ひとつない青空。気温も上がり、お昼前には初夏らしい陽気♪ 植物もグングン成長し、木道方面のミズキの花は見頃になりました。緑あふれる公園に良く映えます(写真)。
- 小さな生きものたちも元気いっぱい! 木道からひょっこり顔をのぞかせるカナヘビや、気持ちよさそうにスイスイ泳ぐミナミメダカを発見。卵を持っている個体もいました。
【2021年4月20日(火)】
- 以前から公園内で野生のクワ(ヤマグワ)を探していたのですが、見つかるのはどれもみなマグワばかりでした。半ばあきらめていたところ、巡視中に標柱20〜21番間でヤマグワを発見! 両種は極めてよく似ていて、確実に見分けるには雌花を見る必要があります(写真)。めしべが長いのがヤマグワで、短くほとんどないように見えるのがマグワです。
- ★野鳥情報★ 高尾の森からキビタキの声が聞こえてきました♪
【2021年4月18日(日)】
- 朝から気持ちのいい青空が広がりました(写真)。公園内の草木が次々と開花。園内各所で白い花のミズキ、一夜堤付近の湿地沿いでヤブヘビイチゴの黄色い花が咲き誇っています♪ さらに、標柱5番とかわせみ池近くの2か所で、淡い緑色のハナイカダの花も見られます。
- 先日ご紹介した車庫脇のアサマイチモンジの幼虫。前蛹になってから変化がなく、心配していましたが、無事に蛹になりました。成虫が出てきてくれるのを祈るばかりです。
【2021年4月17日(土)】
- センター前でクヌギの新緑を見ていたら、オオミノガのミノがぶらさがっていました。大きさは5pくらい。また、標柱4番付近には、ノイバラの若葉を食べるチャバネフユエダシャクの幼虫がいました(写真)。木々をよ〜く観察してみると、新たな出会いがありますよ♪
- 標柱5番のクマシデに果穂が付き始めました。まだまだ小さいですが、夏ごろには立派なホップのような実になります。
【2021年4月16日(金)】
- すっかり緑で覆われた草はら。茶色の地面がのぞく場所は、もうほとんどありません(写真)。青空に向かってまっすぐ伸びているのはススキ! 終盤を迎えつつあるツクシに代わって、勢力を広げているのはスギナ。林に近いところではコツボゴケが群生し、ふかふかのじゅうたんのようになっています。
- 高尾の池が久々に水鳥たちでにぎわいました。繊細なレースのような飾り羽が美しいダイサギは、ヨシの茂みに見え隠れ。池の中央には、渡去する前の40羽ほどのコガモたちが集まって「ピルッ、ピルッ♪」と口笛のような声を響かせていました。
【2021年4月15日(木)】
- めだかのT字路付近の木の梢で、ウグイスが盛んにさえずっていました♪(写真) くちばしを大きく開き、休みなく歌い続ける様子をしばらく観察していると…。ぴょんっと少し先の枝へ飛び移ったその瞬間、小さな虫を見事にフライングキャッチ!!(写真をクリック)目にもとまらぬ早ワザ、さすがです!!
- 雨のあとは、空気も水の中もスッキリと澄んで見えます。八ツ橋の上から池をのぞくと、アサザの丸い葉の間を泳ぐミナミメダカの群れがた〜くさん見られました!
【2021年4月14日(水)】
- センター近くの草かげで、もぞっ…と動くガを発見。出てきたところを見ると、アルファベットの“I”のような翅(はね)の模様が特徴のアカバキリガでした(写真)。大きさは2cmほど。年に一度、早春にだけ羽化する、通称「春キリガ」の仲間で、埼玉県の低地では数の少ない種類です。
- 雨には紫色の花がよく似合います♪ 甘い香りを漂わせるアケビに、ウニのような見た目がユニークなヒメコウゾ。花から実へと移り変わっていく途中のムラサキケマンに、フリルのような葉の形も可愛らしいカキドオシ…。標柱14番付近ではフジも開花しました。
【2021年4月13日(火)】
- 数日前にセンターの車庫脇で見つけたアサマイチモンジの幼虫。毎朝様子を確認するのが日課になっています。そして今日、腹端を固定してぶら下がる姿勢になりました(写真)。これは「前蛹(ぜんよう)」といって蛹になる準備期間。丸一日この状態が続き、その後脱皮して蛹になります。
- 北里の森沿いではヤマツツジの花が見ごろ。雑木林の手前から奥の斜面へと、目の覚めるような朱色の花が日を追うごとにどんどんと増えていきます!
【2021年4月11日(日)】
- 湿地では、ほかのヤナギ類から2週間ほど遅れてアカメヤナギが芽吹き始めました(写真)。公園内に生育するヤナギの中では一番大きくなる種類です。めだかのT字路周辺で見られます。春の始めに黄色いブラシのような花を咲かせていたタチヤナギは、早くも結実。初夏の風物詩、柳絮(りゅうじょ)の幻想的な風景が見られるのも、もう間もなくです。
- 南口付近の草やぶから、成虫で越冬したクビキリギスの「ジーーー…」という大きな鳴き声が聞こえてきました♪ ちなみに、同じキリギリスの仲間でも卵で越冬するヤブキリは、まだまだ1cmにも満たない赤ちゃんサイズ! 音色を奏でるために必要な翅もまだ生えていません。
【2021年4月10日(土)】
- 真っ青な空と涼しい空気。巡視のBGMは、シュレーゲルアオガエルやあちこちで聞こえるウグイスたちの声でした。写真は、正門付近から八ツ橋方面の湿地を望んだもの。1ヶ月前と比べると驚くばかりの変化です。
- 風景の移り変わりや美しい花に目を奪われがちなこの季節。でも、小さく地味な植物だって変化しています。林沿いではクヌギやコナラが花盛り。センター周辺ではクワやヒメコウゾの花が咲き始めました。といってもどれも蕊(しべ)が伸びているだけのものですが…。存在感抜群のあの実のルーツは、まさに今。そう考えると見逃せません!
【2021年4月9日(金)】
- 昨年に引き続き、県寄居林業事務所と市文化財保護課が、倒伏したエドヒガンザクラの若い枝を採集しました(写真)。この枝から、さらに栽培苗を作出できるよう探っていただいています。
- センター前でサルトリイバラが開花しました。淡い緑色のポンポンみたいで可愛らしい♪ 観察しやすいよう周辺を整備しましたので、密にならないようにしてお楽しみください。
【2021年4月8日(木)】
- 木々の葉が開いて、園路にやさしい木漏れ日が揺れるようになってきました(写真)。春を通り越して、公園は徐々に初夏の装い。かわせみ池や標柱12番付近ではイヌザクラが咲き始めました♪
- そして、展葉が進むとあちこちに姿を現すようになるのが、葉っぱを食べる虫“ハムシ”の仲間です。日本で600種以上が知られていて、色や模様がきらびやかな種類が多く、まるで宝石のような昆虫たちです。本日、スタッフが見つけたのはヨツボシハムシという種類。淡いクリーム色に黒い水玉模様がなんともキュート!
【2021年4月7日(水)】
- ボランティアのみなさまとの園内管理作業で、冬の間、ぬかるみ対策のためにめだかのT字路周辺に敷設してあった簡易木道の撤去をしました(写真)。あわせて、周辺のショカツサイやセリバヒエンソウといった外来植物の抜き取りも行いました。ご協力ありがとうございました!
- 生きものいきいき隊で管理しているスミレ再生地で、スミレが1株咲いていました♪ 増えてほしいなと期待が膨らみます。
【2021年4月6日(火)】
- 第7回のニホンアカガエルの卵塊調査を実施しました。目を皿のようにして探した結果、八ツ橋の池で産みたてのものを1つ発見! 累計549個になりました。産卵シーズンはそろそろ終盤です。ご協力いただいたボランティアのみなさま、ありがとうございました。
- 来園者の方が指さす方向を見ると、園路から離れた湿地の奥に1頭のマムシがいました。お腹がまん丸に膨れており、何かを食べた直後といった感じ…。また、センター周辺に重ねてあった材木をどかすと、その下からシロマダラが3頭登場! そろそろヘビたちも活動を始める時期です。
-
標柱10番の草はら付近でヒメウラナミジャノメを
今シーズン初確認しました。草にとまると、トレードマークの目玉模様がよく見えます。(2021年4月7日、記事を修正しました。4月1日にすでに公園内で記録がありました。確認不足で申し訳ありません。)
【2021年4月5日(月)】
- センター近くでスイカズラとセンニンソウがもりもり茂ってきました。ここには、ナナフシの幼虫がいっぱい! まだ葉の上に止まっているので、探しやすいです。さらにスイカズラの葉をよく探すと、アサマイチモンジの幼虫も見つかります(写真)。ものすごくそっくりなイチモンジチョウの幼虫もいるかもしれません。
- 園内各所でウワミズザクラが見頃を迎えています。標柱5〜6番の高いところでは満開! 標柱20番は、目の高さで咲いているので観察しやすいです♪
- 雨が降ったからか、標柱16番でアミガサタケがにょきにょき! クワの木の下に11本生えていました!!
【2021年4月4日(日)】
- 午前中からしとしと雨模様…。湿地からはアマガエルの「ゲッゲッゲッ…」という声や、シュレーゲルアオガエルの「コロコロコロ…」という声が聞こえてきました。
- かわせみ池付近でゴマギ、標柱5番近くではオトコヨウゾメとマルバアオダモの花が咲き始めました。一つ一つは小さくても集まって咲くので、新緑に浮かぶ雲のように見えます。
【2021年4月3日(土)】
- 北口付近で、クサノオウ(写真)がひときわ鮮やかな黄色い花を咲かせています。花の形からは想像できませんが、じつは公園のあちこちで咲いているムラサキケマンと同じケシ科の植物です。
- 水面を覆う緑が日に日に増えています。標柱19番付近の水際には、埼玉県のレッドデータブックで絶滅危惧U類とされている希少な植物、タコノアシが次々に芽生えてきました。八ツ橋の池ではこれまた希少種のアサザが、丸く可愛い葉をぷかぷかと浮かべています。ニホンアカガエルの卵塊はめっきり少なくなり、かわりに見られるのは元気いっぱいのおたまじゃくしたち! 観察には、かわせみ池の上流側の木道沿いがおすすめ。“おたま密度”が非常に高いです!!
【2021年4月2日(金)】
- 4月に入り、一気に花が咲き進んでいます。木道沿いではジロボウエンゴサクやニョイスミレの可憐な花。林沿いでは、ヤマザクラやオオシマザクラに代わってウワミズザクラが咲き始めました。綿菓子のような見た目のニワトコも開花!(写真)顔を近づけると独特な香りがします。
- 標柱12番付近でガサッという音がして振り返ると、目の前でイタチがこちらをじっと見つめていました。また、標柱20番付近の湿地からは、こちらもガサゴソという音とともにキジのオスが登場!! 鮮やかなその姿に、しばらく見惚れてしまいました。
【2021年4月1日(木)】
- 正午近くになると青空が広がり、散策日和に!(写真) ぽかぽかの陽気の中、園路脇の草の上で日向ぼっこをするニホンカナヘビや、湿地をスイスイ泳ぐミナミメダカがよく見られました。
- 巡視中、草はらを飛ぶアカタテハを発見。カラムシの葉に止まって、腹部をくいっと曲げて先端を葉に付けていました。これはまさか! と飛び去った後を確認すると、やはりありました! ヒスイ色の小さな卵です。越冬から目覚めたチョウたちは、食草が芽吹くこの時期に産卵をします。最後の大仕事、頑張れ!
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